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「煽り」というワードが、ひとり歩きする怖さ。 ~あえて語る、「違和感」のこと~ 








つい先日、きつね的に「乗り物師匠 四天王」のひとりとして永く
付き合って頂いているヨッシー師から、久々に電話が来た。


腕利きベテラン塗装職人だったものの、勤務先の閉鎖と転職や
家庭事情の変化が重なり、少し疎遠になっていたのだが。

多忙で乗れずに不調を招いた愛車・ダイナローライダーの話が
ひと段落した頃合いで「アレ、どう思うよ?」と問われたこと。


それが今回のタイトルに据えた、「煽り運転」問題の件だった。


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これは時事トーク中でも、とてもナーバスで繊細な案件。
言葉を尽くし自分の考えを語らなければいけないお題だが。

それを承知で乗り物好きの視点から発するとしたら・・・
まず「論点がズレている薄気味の悪さ」を取り上げたい。


いちドライバー/ライダーとしてハッキリさせておきたいのは
連日メディアが取り上げる「東名あおり事故事件」の素性。


きつねメは、コトの軸足を「煽った/煽られた」と別のところで
考えるべきなんじゃないか?
と感じている。


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二輪ブームが過熱する最中で育ち、峠ブームの中で四輪の
免許を取った我が身を振り返ったとて到底「品行方正」とは
胸を張れないスタンスなんだが。

今回の事件で重きを置くべきは「煽り」という視点ではなく、
一連の展開における非常識な被疑者の逆ギレ行動では
なかったのか
・・・?ということなんだ、そもそも。


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実は何度か、あの事件と写し鏡に似た逆位相的な恐怖を
過去に数回、味わったことがある。


20年以上前・・・反社会勢力系(←ヤク〇)が未だ大手を
振って街を闊歩していた頃は「案外よくあること」だった。


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彼らの手段は概ね、誰もいない道をあえてグダグダ低速で
走る事から始まる。

後ろでイラっとし、追い越しを狙うとセンターラインに寄せる。
これを何度か繰り返した末、突然真横を向いて道を塞ぐ。

あちこち凹んだそのポンコツアルトやミラから肩を怒らせて
出て来るのは、鋭角剃り込み入れた眉毛の無いチンピラ。


「おめぇナニ後ろからイキってマクりくれてんのよ、コラ?」


要はヤンキー時代のインネンカツアゲ常套手段をクルマで
実行しただけ・・・乏しい小遣いか上納金を稼ぐために。

こんな時は瞬時に後続車がいないかミラーへ目を走らせて
「よし!」となればクラッチ蹴ってサイドを引いたものだ。


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東名の案件の被疑者は人格上、「奴ら」と何も変わらない。


誰から見ても邪魔になると分かっている場所にクルマを停め、
注意した善意の市民を追走掛けてマクり倒し。

挙句走行車線へ停めてスゴんで脅し、分かり切った惨劇を呼ぶ。


もう自分に非があった事すら分かってんだか分かってないんだか。


要は事故に至る運転がどうとかこうとか以前に人間性の面から
欠陥を追及するべきストーリー
なんじゃねーの・・・違うか?


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生まれも育ちも過疎な山岳県のスポーツカー・ブーマーで。
四季を通して長く地元の峠道にも慣れ親しんだ田舎ライダー。

そんな素性から自己申告すると、250ccクラス以上のバイクや
四輪なら、俺は「並みよりも少しペースが速い乗り手」となる。


老眼と鳥目の進行が早いことも自覚しているから、最早分別の
ないトバし方なんか、やりたくたって出来ないんだけどさ(笑)。


但し・・・その対象となる乗り物が絶対的に非力な黄色とか
桃色のナンバーを持つ小排気量まで至る趣味なモンでして。


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シンプルかつ貧弱なプリミティブ機・ゴリラ改72ccの巡行は
50km/hが精一杯なので、傍目にも不安定な走りっぷりから
「マクって抜く側」の気持ちも十二分によく分かっている。

長距離を掛けようと思えば窮屈極まりないポジションとか
バックミラーから眼を離せない気配りにくたびれた結果、
今夏にはDトラッカー125を嫁に貰った程なのだから。


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しかし「カラス号」こと当のDトラとて快適に落ち着く速度は
一般道の上限・60km/hが丁度良い頃合いなのだ。

まあそこそこ立派な車格とも相まって、後続車両視点では
「ノンビリ行くなら後ろに付くも良し、抜こうと思えば
いつでも安心して抜けるんだし。」という存在らしい。

ゴリラよりは後ろにつかれる頻度は少なくなったものの。
コイツで走る時もまた、速いクルマに追い付かれたら極力
早めに左ウインカーを点けるように留意している。


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抜く側の気持ちも抜かれる側の気持ちも、分かっていたい。
それはその時、乗っているものが何であっても・・・。

だからきつねは、例えばそれが林道帰りのセローの時も。
後続がついたら長い直線を選び、路肩に寄せて減速する。

勤務の関係でSOSを求められた営業車、次のフェリー便へ
載らきゃならない長距離トラック、便意を催した子を載せる
ミニバン・・・抱えた事情はそのヒトそれぞれだ。

結局皆「その時々で求めるペースが違って当たり前」じゃね?


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もうかれこれ四年前・・・函館からレンタカーを借り出し
生まれて初めて「自らステアリングを握っての北海道」を
旅した記憶は、未だ鮮明に残っている。

除雪用に広くとられた路肩と絶対的に少ない交通量、そして
ブラインドの少ない直線基調のルートが培った道民の伝統か。

とにかく「追いついて3秒で先方が道を譲ってくれる」作法に
強烈なインパクトを受けたものだった。


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正味の話・・・少なくとも大都市圏を除いた道南~道東なら
運悪くお縄を頂いた際の切符の色は、間違いなくほぼ「赤」。

とにかく本州の常識というモノサシで測れないほど各集落間や
都市と街との距離が乖離しているため、皆ペースが速いのだ。

町場から10kmも離れたら黄色ナンバーのクルマが居なくなる。
都市間移動を想定すれば、軽自動車という選択をしない流儀。

それはまるで欧州ローカル・ルートさながらなドライバーの運転
意識の高さに心底舌を巻く経験となり、熱心な北海道ファンへと
導く礎に据えられた(バイク/クルマ好きは必ず行くべき)。


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さて、論点を遥かなる北のモータリング・パラダイスまで
ブッ飛ばしてしまったところでひと巡りし、私的な視点へと
リバースさせますが。

きつねメが現在も憂慮する「行く末シナリオ」を一つ挙げると。


「ワタシは法定速度で走っている」「追いついて来た車が
一分ぐらい背後に張り付いていた」
「追い越した様子が
愛車のドラレコに写っている」
「ムカつくから動画UP」


正直申し上げて一度、教習所の教官から教えられた言葉を
反芻して頂きたい・・・こういうドライバーやライダーには。


「交通法規と実情の流れを勘案し、沿うように走りなさい。」

「ナナハンならナナハンなり、リッタークラスならそれなりに
持ち味のメリハリを利かせた走らせ方をさせなさい。」


(※ ↑自身も「課題はパーフェクトだけれどアクセルの開け方が
足りない」という理由で、二回限定解除から落とされたクチ )。



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そのクルマやバイクが、どれだけの静粛性を誇る高級機であっても。


「あなたのために用意された安楽優先の特別なリザーブ・シート」
なんかじゃないことを、お忘れではないですか・・・?


バック・ミラーは「バックの時に使うためのミラー」じゃないんです。

サイド・ミラーは「駐車場で子供を巻き込まない為のミラー」じゃ
ないんです。



「交差点で左折したクルマは基本その左折した先でも左レーンを
守らなきゃいけない!」ってコース上で厳しく習ったハズなんだが。

いつの間にか(3ナンバーの小型車区分容認以降か?)右レーンまで
はらんでもアタリマエ的に、勝手な常識へ塗り替えられてしまった。


こういうケースって最近、案外多くあるように感じられる。


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「私が私の感じる快適なペースで走っていたら、後ろに付かれた。」

「法定速度内だったのに追い越されたから、抜いた相手が悪者。」



あの・・・もしもーし・・・聴こえてますか?・・・もしもーし。


センターラインが黄色かったり白の点々だったりと場所により
わざわざ区分けされている理由。

日本で取得された免許を保持される方ならば皆さん
常識として、御存知ですよね?


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我のけつコさ追いついかれだら、相手が速いに決まってるべナ?

何がしら急な用ッコあって、先サ急いでるのがも知れねがべじゃ?

したらこっちはペッコばり、脇サ寄せで行がせてやれば良がべよ。

カッ飛ばさねば間に合わねェ時なんか、誰サでもあるべがらなス。

我は我、向こうは向こう。みーんなまんつ、お互い様だべ・・・な?



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あと一歩、踏み込んで欲しかった。 ~ホンダ二輪CMへの私情~




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先月のうちにギリギリ愛車たちを眠らせて迎えた12月、雪の朝。

ストーブ・リーグに入って最初のブログは、「ひとりごと」の
まな板にテレビCMを載せてみようと思う。





これを初めて観た時は「おっ!?」と声を上げてしまった。


60秒版で凝った編集、ナレーションまでONE OK ROCK。
ゴールデンタイムに直球でバイクという素材をぶつける。

ホンダの中で新しいムーブメントが起きつつあるのか?
来年、世の耳目を二輪へ一気に集めるような何かが。



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ただ・・・「いま既にバイクに乗ってる側」から観ると
ひとつひとつの言葉に対し「よく言った!」と頷けても。

「全く二輪に乗った事の無い人」をグイッと引き付けるには
あと一歩、何かが欠けている気がして来た。


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もちろん「彼の名を、モーターサイクルと言う」の一文へ
集約させるためには、自然と露出度を抑える構成になる。

でも・・・文章の多さと単語の硬さが妙に説明臭を強めていて。
観るヒトをハッとさせるインパクトには、至っていないのだ。


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これは自分のブログでも意識している側面なんだけれど。


ビギナーさん/ベテランさん問わず、現役ライダーが読んで
「このバイクってこうなんだ」「岩手ってこんな場所なんだ」
と感じ取ってもらえるように・・・は、もちろん前提として。

出来れば二輪未経験の人に少しでも「乗ってみたい!」と
思ってもらえるものを書きたい。


そんな視点でこのCMを観た時、「自分が監督さんだったら
このコンセプトで作らないだろうな」と感じてしまった。

但し・・・実はホンダさん、新たな二輪のCMを作るには
過去作によるハードルが高くて難しい面もありそうだ。





何しろ「日曜日よりの使者」をフューチャーした傑作シリーズを
もう世に送り出してしまってるから、ね。


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ホンダのことを取り上げたついでに、余計な心境もひとつ。

ひとりのバイク好きとして、最近の傾向に些か疑念がある。


それは「何故皆が皆、スーパーカブに傾くのか?」ってこと。


もちろん二輪の世界では突出した存在であることは分かる。

品質/構造ともジャパン・プロダクツのアイコンと呼べるし。

「水曜どうでしょう」や所サンが取り上げ注目を集めた影響も。

軽くて使い勝手も良くて耐久性も申し分なく部品にも困らないし。



しかし二輪の魅力をカブ一台で語って皆揃って「だよねだよね」と
済ませる昨今のメインストリームには、ちょっと納得いかない。



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ハンドクラッチを持たないロータリーシフト・パターンが苦手な
自分にとって、今年の夏に仲間入りしたDトラッカー125
スーパーカブ的な存在」だ。

気楽に乗れて何処へでも行け、ポジション的にもムリが無いから
淡々と距離を稼げる原付二種・・・という意味合いで。


それはヘソマガリなきつねによる「カブ以外にも選択肢は沢山
あるんじゃないのか?」という、ひとつのアンチテーゼだった。

そして裏返すと、Dトラ125のシート上からカブ支持者の気持ちを
疑似体験しているような感覚があった。「そういうことか」、と。


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それは、ママチャリの先にあるものだ。


気負う必要は何もなく、行く先々の出会いに垣根もつくらない。

主役は自分、季節と風と風景を自分のモノにするための道具。

個性や躍動を捨てた代わり、面白そうなものを見落さない速度。

それはそれで生活に取り込むととても楽しい、面白い過ごし方。


でも・・・と、言わせて欲しい。

せっかくカブで「バイクの風」を得たなら、更にもう一歩先へと
踏み込むヒトがもっと沢山いても良いんじゃないのかな
、と。


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例えばDトラ125でバイクの世界の全てをカバー出来るのなら
きつねはセローもスポーツスターも維持する必要は無くなる。


原付二種では心許ない、たどりつくことの出来ない風景がある。

原付二種では得られない、強烈な手応えと野性味がある。


それらを知った後では、逆にアンダーパワーの足枷から来る
味気なさ、物足りなさをも思い知らされてしまうのだ。


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いつもいつも身の丈ほどほどで、お金掛かんなくてイージーで。
日常のコタツにうずくまってノホホンと暮らす平和にて満足。


・・・本当に、本当に、そう・・・?


それでは最後に、表題動画と対になるヤツを見つけたので
ひとつ転載させて頂こうと思う。

※エンディングに向けジワジワ過激度を増す構成に御注目!





ソワソワ、ドキドキ、「マジで?マジでか?」と興奮するような。

ヤベぇヤベぇとヘルメットの中で喚きながら、何故かニヤニヤ
笑いながら・・・開けたスロットルを戻せないような。

「俺は獣だ。お前もそうだろ?腹括って野生を解き放てよ」と
挑発の炎を焚きつけるような。


そんな世界に触れたくなる衝動、アンタの中には眠っていないか。


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安全パイのサークルの中、全方位に保険の札を貼っつけた日々。

それを「冷蔵庫の片隅で腐って行くレタス」と詠んだ詩人がいた。


オートバイという選択が目の前にあるのに、ただしおれるのを待つ。
そんな人生なんて、つまらないとは思わないか。




息が詰まるほど安全ヒステリーかしましい昨今の風潮では、
思ったものをストレートに描けない制約があるのだろうけれど。

あのホンダのCMディレクターが本当に語り掛けたかった想いって
多分そういうことなんじゃねーの?ときつねは妄想する次第だ。

テーマ : バイクのある生活
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い セロー ゴリラ Dトラッカー125 岩手 スーパーカブ ホンダ

冬のスイッチが入る日、ビフォー・アフター。







いやはや、初旬から忙しなく進めて来た二輪たちの冬眠支度が
まず一段落したかな?と思った翌日から、一気に冬の気配。

晩秋と初冬の際が匂うと聴きたくなるヤツから、ひとつTOPへ。


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キラキラ曲でもコナゴナ曲でもシーンと心情を重ねる描写力が
強烈に秀でていて、オッサンになった今聴いても切ないもの。

主人公はもちろん相手の姿や人柄もイメージ出来る丁寧な詞。
今のJ-POPでは比肩する存在が無いように思うきつねメです。


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さて、前回の記事で主役を張りつつも黄昏時までに眠らせた
「きつねンち二輪部」のラスト・ランナー、カラスことDトラ125。

実は数日前にホームセンターへ出向いた際、特売の靴の中に
スニーカーとブーツの中間的なハイカットを見付けまして。


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いい加減くたびれたNIKEに代わる二輪用シューズとなるか?
ってんで、テストがてらの乗り納めと相成った次第であります。

※ そのNIKE製なんちゃってトレッキングだって27.5cmという
サイズ故の売れ残り投げ売り品だったんですが。


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しかし所詮は「3千円で美味しいトコ突こう」、という浅ましい
思い付き・・・帯に短しナントヤラ、そうそう成功しませんね。

今回の防寒シューズに足りなかったのはアッパーの剛性と
底の厚み、そしてくるぶしから上1センチの「丈」なんです。


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たかが1cm、されど1cm・・・そこの長短でデニムの裾から
ソックスが露出するか否かの絶対領域が決まってしまう。

そもそもケチケチ貧乏ぎつねは「服は暮らしの道具」としか
捉えていない、ファッションという単語に縁遠い生き物
(だから異性の友人の目ってホント大切なんだよー。涙目)


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元々は裾を踏むカツカツの長さだったジーンズたちも皆、
コキ使って洗い倒した挙句に詰んじゃったヤツばかりです。

只でさえライディングしている間に自然とズリ上がって来て
しまうのに、組み合わせたシューズの丈も短いとなると、ね。


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セロー林道を走ることに愉しみのウェイトが移って来ている
近年、裾をインするトライアルブーツを履くシーンが増した為。

皮パン履く程でもない気候に恵まれた時期のスポーツスターや
ゴリラとかDトラによる気ままな散歩の時、装いに対して秘かに
いささか迷ったり悩んだりしていた訳ですよ。


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「何年か前の事なんですけど、信号待ちしている時に目の前を
横切ったゴールド・ウィングのライダーの皮パンがズリ上がって
スネ毛丸出しの姿で・・・アレ見て我が身を振り返ったんです。」

「あ・・・それ、一つのツボだよね。『分かってるヤツ』なのか、
それとも『未だ分かってないヤツ』なのか?っていう・・・さ。」

「自分も着るものなんかより、マシンの維持費やメンテの方が
大事だと思っている方だから、案外他人事じゃないんですわ。」

「やっぱ『今時バイクバイク言ってるヲタクはあの程度か』って
フツーのヒトに思われたくはないじゃない?未来のためにもさ。
その肝は意外と、靴下ひとつ的なツメ方にあるのかもよ?」



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先日マツダスピード製のマフラーが手に入り、交換のために
愛機VR-Bをドック入りさせた帰りだという師匠へーさんと、
しばしそんなおしゃべりを。

長くバイク乗っていると、見ているところは同じなのねー。


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へーさんのガレージを後にし、手持無沙汰になったきつねメ。

既にバイクたちを全て仕舞った後、自転車散歩を楽しむにも
肌寒い曇天の午後。


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寝かす前提でオイルを換えた後だけど例の油滲みの箇所が
気になって、近郊の温泉までロードスターでショートドライブ。

うーん、根源はどうもクランクセンサー周りじゃないなぁ。
するといよいよ、エンジンとミッションの継ぎ目界隈か(嘆)。


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やはりデニムやシューズの新調でウダウダ理屈こねている
場合じゃない
ようでありますよ、冬の薄謝の使い途・・・。


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サウナ耐久GPなんてマゾい馬鹿をやりつつ露天風呂から
夕闇へのグラデーションを眺めた休日が明ければ。


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やけに肌寒くて静かな朝だなぁ・・・と窓を開いて、絶句。
例年より二週も遅れた初雪が、なんとまさかの初積雪!

きつねの街はいきなり「冬スイッチ」を入れたようです。


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あの狙いをハズしてしまった青い格安防寒シューズには
たっぷりラナパー擦り込んで、こんな時の為の冬靴として
活躍してもらうことにしましょうか。


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それにしても10月末に突然冬がやって来たような昨年に
比べたらずっと穏やかで天気にも恵まれて、下旬まで
バイクを楽しめたのだから贅沢言っちゃいけないけれど。


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遂に3ヶ月にも及ぶ、長い長い憂鬱な冬の始まりかぁ。

今季こそ、有意義な過ごし方を見付けなくちゃなあ・・・。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い セロー 林道 ロードスター 冬支度 メンテナンス

朝から黄昏的な、或る曇天の指定休。 ~バイクに乗らないきつねは、ただのオッサンである~







本日は冴えない天候の指定休につき、日常日記的な話題にて。
ってなわけでTOPにも、大人しいアコースティック・ナンバーを。

彼らのファンなら、この編成には「お?」と思うところがあるはず。

そう、サクライさんがヴォーカルに撤する為にベースを置いて
タカミーもアコギ抱えている(間奏の一瞬でベースライン弾くし)

実は下地のひとつにサイモン&ガーファンクルも秘める彼らは、
「コーラスの完璧なハーモニー」で名を売った時期があってさ。

そのくせ日本メジャー内なら指折りの早さで激しいHM&HRも
取り入れた器用さの面で彼らの生命力はゴキブリ的なんだわ。

だからおそらくキーボードやドラムスを担当したアーティストは
相当に苦労したんだろうな、って感じる次第です。


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まあ、何が地味なのか?って・・・まるで朝の天候からして
既に黄昏だったっぼい、途切れぬ分厚い雲の絨毯がもう
諦めムードを醸し出していたんだけれども。

「今日朝イチ指定」でお願いしていたのは、例のヒーターの
新旧交代据え付け工事だった訳。

9:30の指定に備えて8:30に起き、しかし実作業開始は9:10。


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もし「曇天のち雨」の週間予報が好天に転じてしまったなら
早くバイクで出掛けたくてストレス溜まるだろう、という含みを
見込み朝一番でのスケジュールを組んでもらったのが、今日。

結果としては予報通り曇天だったものの、それで正解だった。

というのも、先代に合わせた煙突穴とガス栓からの距離との
兼ね合いやらコンセントとの位置関係やらで、設置タイムが
予定よりも一時間ぐらい延びてしまったのだから・・・。


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寝ぼけて買って来損ねちゃったお茶代わりに、何故か付属品で
足りなくなってしまった木ネジを自分のストックから提供したり、
現場屋さんならではの仕事ぶりを学んだりして。

トラスのクロメートAでM4X25m/m、と呟くきつねメに
ギョッとしたオヤジさんの顔を横目に「こんな業界で額に
汗するのも自分にきっと合っていたな」
と遠い目をする
ひとときでありました。


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四半世紀前の石油ヒーターに比べ、真っ向の面積は同等でも
厚みの方が2/3か1/2に薄くなった最新鋭のガスヒーター。

上面操作に変わったパネルとの兼ね合いから旧来のラジカセを
載せるスペースが無くなったことに苦笑しつつ、ひとつ不思議な
ことを発見。


今まで何をどうしても76.9Mhzの「ラヂオ盛岡」しか受信しようと
しなかったコイツ、今度のヒーターの上ではクリアに76.1Mhzの
「FM岩手」を捉えてくれるんですよ。


先代ヒーター時代、何のノイズを拾っていたんだね?キミは。


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長年に渡り「陽の上っている春~秋はバイクライフ最優先」と
いう指標で動いて来たきつねメですから・・・。

裏を返せば、夜でも雨でもこなせる用事については後回し。

ってことで二ヶ月伸び放題で煩わしくなった髪を切るべく、
ヒーター設置後は昼を跨ぎ隣り町の馴染みの床屋さんへ。

過ぎた年月の分だけ動作もスローになったオバチャンの
ペースに付き合っていると、仕上がった頃にはもう15:00。

彼女が矢沢のライヴでタオル振り回したのも20年前の事。
今となっては既に3人も孫を抱えるオバーチャンだもんな。


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赤白青のグルグル灯を消した後に、深夜の綱取ダムとか
鬼越峠まで客の若者とノリノリ出向いた過激なオバサンの
雰囲気もまた、消えて久しい。

真冬に高原のパーキングでGA-1シティのサイド引いていた
自分だって、もう倍以上の歳を取ったアラフィフだもんね。

いや、リアタイヤのスキールを得る手前を探るフィールとか
二輪のステップ裏が路面をコスるギリギリ感は好きだけどさ。


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ハタチの頃と同じカタチに刈ってもらった爽やかな短髪で
街を跨いで向かう先は、しかし黄昏迫る整骨院だったり。

ここ数日、ヘルニアから来る左腿の痺れと張りが引けず。
次の勤務は泊まりで相当歩くから、今は要メンテなんだわ。

本宮で東北道を潜る16:00、いよいよ大粒の雨がフロント
ウィンドゥを叩き始めた・・・まあまあ、予報通りさね。


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日もとっぷり暮れた18:00、整骨院からの帰り道でホムセンに
立ち寄り仕入れて来たのは、業界通称「ワイプロの3号」。

・・・というのも、家電屋さんと燃料店では感覚のノリに少々
違いがあるらしく・・・なんとガス配管が剥き出しのまんま

これが電気配線なら、H釘を打つとかクリップで留めるとか
何かしらの処理で壁や腰板に固定すると思うんだけどなー。


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安酒に酔っぱらった千鳥足で配管引っ掛けてガス漏れなんか
起こしたら洒落にならんし、見た目的なセンス上も在り得ない。

まあ3号級だったら、あの太さでもギリギリ収まるっしょ・・・?
という見込みはバッチリ、キレイにまとまりそうな予感です。


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あとは目見当のノコギリで、立ち上がりの90°を辻褄合わせ。
端面をカッターで整えて・・・と。

ビール片手のヤッツケ仕事にしては、イイ線ついた仕上がり?


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元栓からのエルボーをかわす化粧板に関しては「後日のDIYの
お楽しみとして取っておきます」という前向きな言い逃れで(笑)。


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残りの酒は昭和の香り漂う「CAFE RACERS」シリーズを傍らに
ゆっくりのんびり今宵を楽しみながら頂くことに致しましょう。

しかしすげーな、当時抜きん出たセンスと仕上がりに憧れた
YAJIMA-CAFEが未だに生き残っていたとは思わなんだ。


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もっとも自身の好みは、一流パーツとワンオフの部品にお金
掛けまくり完璧に仕立てられたプレミア物なんかじゃなくて。

むしろ、なけなしの身銭と知恵を絞って流用部品で取り繕った
出来栄えB級でも野趣溢れる個人の改造車なんだけれどもね。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い 模様替え 冬眠

That`s CRAZY ・・・・ But , Happiness Groovin`・・・!I








冒頭で「超短信にて」と書いておきつつ長文になっちゃった
前回の反省から、今回は「発信の仕向け地」を限定して。


ホントなー・・・楽器演れるヒトに対して、これほど嫉妬を覚える
動画も滅多にない気がするんよなー
・・・。

こんな神憑りのステージに立てるなら、小学校へ入る前から
ギターとかドラムとか習わせてほしかった、って本気で思うよ。


おそらく後にも先にもこの時コッキリだっただろうミスチルと
HOTEIバンド。

フェスならではの2丁掛けが産む、圧倒的なパワーが熱い。


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もともと布袋さんオリジナル版の「POISON」にも、単気筒の
猛々しくて荒々しいビートを感じて、好きな曲だったけれど。

ワン・クランクへSRやSRXのシリンダーとピストンを2set
組んだようなパワフルなマシンが欲しい!」


この動画のコンビネーションに、そんなことを望んだかつての
自分が欲しかったフィールを感じたのだ。

日付けが変わる瞬間に銀の手錠を嵌められてうなされ続けた、
その「夢の一台」が・・・そう、今の愛機・XL1200Sだものね。


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~ 二人の出会いが 遅すぎて 悲劇を招くとしても 
愛し合う他に なにが 出来るだろう?

抱き締める度に 怖くなる 溢れ出した愛が 
お前 壊しそうで

如何にあざとい ペテン師も 自分に 嘘はつけない
狂おしい 夜のために ヒトは 生きるのだから 
~ 


30年前に産声を上げたNAロードスターと還暦間近な昨年に
出会って、その秘めた魅力に夢中になったへーさんだけど。

さんさんと降り注ぐ9月の陽光を愛機のコクピットで譲受する
我が師匠は、ブレーキングで舵を切りスロットルでコーナーを
抜けて行く快感を終始満面の笑顔で楽しんでいた。


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官能をありふれた理論でネジ伏せることはたやすいが、
しかし官能がもたらす「生の喜び」を語る言葉は何故か
少ない・・・きつねの目から見ると、ソレは歪な構図だ。

「きつねくんはさ、『カムに乗る』感覚を知っているかい?」

それはへーさんと知り合ってまだ、日が浅かった頃の問い掛け。

陽射し差す時間なら二輪で、或いは日の沈んで久しい夜ならば
チューンの手を入れたロードスターで、嫌という程知っていた。


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溢れ出したエナジーが長年の愛機たちをブレークさせないよう
気遣う分別こそ付いたけれど・・・へーさん、望めばいつでも
俺のNA8改は、サソリの尻尾を振ってみせますぜ?
(微笑)


テーマ : ひとりごと
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い ロードスター ツーリング

プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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