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台風一過の休日、初めての挑戦。 ~メッキリム・バイクのタイヤ交換戦記~







昨日は「ほぼほぼ24号レプリカの台風25号来襲」というニュースを
鵜呑みにし、「じゃ床屋にでも行くか?」と丸々捨てて掛かっていた
日曜休。

ところがフタを開けてみれば25号、事前予報とは相当ズレた筋で
日本海の沖をとっとと去って行ってしまいました。


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・・・とは言え、車庫のシャッターを鳴らす突風で目覚めた朝に
いつもの床屋へ電話しても、受話器を取ってもらえる気配ナシ。

「昼を回った辺りには空模様も落ち着くでしょう」というFMの
アナウンスを信じて重い腰を上げ、カラス号ことDトラ125の
タイヤ交換を試みます。


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過去にトライしたことのある車種は、今も愛用するセローと
ゴリラ改、過去所有車のフォーゲルとズークぐらいかな。

ゼファー750との付き合いが長かった自分には「カワサキの
リアアクスルと言えばエキセン式」
のイメージが未だ強くて。

Dトラのチェーンを張った時は、この中身が分からなかった。


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いざバラしてみると、なるほどね!スイングアーム・エンドには
中子が一体で組まれてあり(写真撮り損ねた)、バラシ前後でも
チェーンの張りが変わらない仕組みに・・・ふむー、やるなぁ


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きつねンちのマシンの中では最新鋭(7年落ちですが。笑)
だけあって、ハブ・ベアリングの状態も良好です。

ホントはバラしたついでにグリス補填を目論んでいたけれど
手許に予備品のないハブ・シールに阻まれて見送りました。


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今回のテーマは、「最後までリム・プロテクターを使うこと」


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野戦修理も視野に入れているセローやら元々オンボロである
ゴリラとかズークでは、レバーをモロ挿しで使って来ました。

だって厚ぼったくてメンドくさいんだもんアレ(←本音)。

しかし程度の良いカラス号は、鉄リムのメッキもピカピカ。
出来る限りキズを入れたくないなー・・・ってワケです。


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事前にPonさんからは「これ、リムの中央が髙くて深いから
そこにしっかりビード落とせば意外とラクじゃないっか?」

との励ましを頂いていたんですが。

8インチのズークや4輪のキャロル(12インチ)よりマシだけど
やはり14インチの小径ホイールとビードが硬いダンロップの
組み合わせ、ビギナーにはメクるのが相当ツラかったっス。

チューブに穴を開けずに済んで、まず取り敢えずのひと安心。


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今回は9000km時の交換、先代タイヤは2016年末生産品で
「まだ鮮度を保った柔らかさのハズ」と踏んで挑戦しました。

次に履かせるタイヤは20週目/2018年生産なる刻印から、
初夏辺りにインドネシアより渡って来た品じゃないかなぁ・・・。

7年で現状一万キロに届いていないオドメーターを眺めると、
「これで何本目のリアタイヤなのか?」に邪推が働きます。


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♪知らなければ 気になるけど 知り過ぎれば 心が痛い♪

懐かしい小田和正の初期ナンバーが脳裡に響きつつも。

前後リムの一部分にだけ極小さな点錆の痕跡が残る事から
カラス号には「長期放置」の過去があるのでは?と推測。

きっと新車時に履いていたタイヤは摩耗ではなくヒビ割れを
起こして、今回外したものに取り替えられたのでしょう。


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初心者にとってイラッとする案件の一つがチューブの口金と
ホイールの穴、そしてタイヤの軽点を一致させること。

世知辛い日々のシガラミよろしく「彼方を立てれば此方が
立たず」
、ダイヤル式の古い金庫を連想する一幕です。


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因みに日本には脳へ高精度ベアリングを仕込まれた改造人間が
いるらしく、☆こんな気の利いたもの☆(こーいうアイテムにこそ
アファリ貼りたい)
が商品化されていたりします。

きつねメはコレ開発したヒトと握手したい、否マヂで。

・・・ってか知ってんなら事前に買っとけ、俺のバカ・・・。

絶叫すると御近所に妙なレッテルを貼られかねないため、
♪トントントントン 〇野の2㌧♪と呟きつつ振動で引き出し。


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もう両膝もろとも全力中年でタイヤのビードをリム中央の窪みへと
追い込むものの、全て嵌め終えるまでに費やした時間や体力は
セローのフロント(21インチ)比で2倍掛かったんぢゃなかろーか。


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最終的に「ええい、コイツは俺のバイクだ!責任は俺が取る!」
今回のコンセプトをかなぐり捨てて、禁断のレバー生挿しを強行。

俺、こんな整備シーンに直面する都度、つくづく思うんだよねぇ。
「お客の愛車に傷ひとつ入れずに作業する本職って尊いよな」と。

素人DIYは結局のところ、工賃節約とリスクの抱き合わせだもの。


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隣りの奥様の視線を気に掛けつつ貰いモンのコンプレッサーを
バカバカ鳴かせてパンパン!と威勢よく両ビードを上げまして。

「組み込みでチューブ噛んでいないと良いんだけどなー」って
祈りながら、油カスのこびりついたチェーンをお手入れします。


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それからスイングアーム内側やピボット周り、フェンダー内やら
チェーンガードといった、普段は手の入らないところも磨いたり。

2.0kpaのエアを突っ込んで30分経っても内圧が変わらないなら、
初心者ぎつねのタイヤ交換は無事成功!ってところでしょう。


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サイズも銘柄も全く変わらず同じだけれど、何故かカッコイイ!

タイヤを新品にしただけで不思議と少し佇まいが違って見える。

輪っかの数を問わず「そういうこと」、皆さん経験ありません?


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朝に届いた地元FMパーソナリティの言葉通りに強風が収まった
午後、お昼ご飯を求めるつもりで「ついで」のテスト・ラン。

過ぎて行った台風改・熱帯低気圧の置き土産、南風を孕んだ
田舎道の大気は想像以上に快く、ついつい距離が延びました。


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印象としては、「あれ?かなり乗り心地が硬くなったかな?」
まあコレ、ちょっと考えてみれば分かる理由なんだけれども。

押して分かるぐらいペナペナになるまで擦り減らしたタイヤに
比べたら、コンパウンドの厚みが増した新品はしなりません。

その代わりとても素直にコロコロ抵抗なく転がりスルリと寝て、
長くRの巻いたコーナーも一定角のバンクで安定しますね。


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もともときつねの心の趣く方へ逆らわず、どこまでも従順に
素のバイクライフをもたらす性格の持ち主ではあるけれど。

手を掛けた分だけ調子を上げて応える非力なオートバイって、
ハイパワー機とはまた別の愛おしさを覚えます。


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いやもうコレどうしようか・・・淡々と10月の匂いや日差しを
楽しんでいたら、食堂はおろかコンビニに入る間すら惜しくて
すっかりお昼ご飯のタイミングを逃しちゃったよ・・・(笑)。


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肉厚を増したタイヤのお陰でフラット・ダート程度ならパンクの
心配も皆無となりました。

遠回り承知で他車に急かされる国道を避け、のんびりプラプラ
並走する田舎道を探しての阿弥陀クジみたいなランブリング。

きつねメの気分はすっかり、赤トンボのソレなんでありますよ。


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イワテ×イナカミチ×ジュウガツノクウキ×ジソクゲンツキ。


自然と終始概ね法定速度のクルーズ、そこにはダイナミックさの
欠片も宿らない至ってささやかなコラボレーションなんだけれど。

こんな穏やかな味わい方もまた、オートバイ・ライフのひとつです。


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普段遣いの四輪に、経済的な負担の少ない原付二種をプラス。

普通自動車免許で乗れるようになったら、こーいう愉しみ方も
多くのヒトに親しまれるんじゃないか・・・と思うんだけれど、ね。
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tag : もの思い Dトラッカー125 メンテナンス タイヤ交換

草原の黄昏は束の間、風を留めて。 ~陰鬱を脱する予兆、10月最初の休日~







「なんでみんな、このタイミングかな」と溜め息つきたくなる。
そーいうことって、無いですか・・・?


折角の9月を丸々「暗澹憂鬱」に持って行かれたきつねメ。
悩みのタネはシゴトの案件だけじゃありませんでして。

いや、リミットがいずれ訪れることは分かってたんだけど。


その相手が「右がお終い・・・じゃ次は左で」とは簡単に
片付かない重さを各々帯びて、故に心のバラストになる。


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それはあの当時、ずーっと先のことだと思っていたのに。
気付けばもうそーいう歳かよ俺、と遠い目しちゃうんだわ。

澄んだ空に輪郭が浮かぶ奥羽の稜線をただ眺めていても
都合良く状況が変わったりしないから、まず悪あがき。

契約系モノは「考える」「問う」「調べる」「考える」
「また問う」
の繰り返しで、根気は要るけれど少しずつ
匍匐前進するしかないんだね。


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事務的な手続きは時間軸、ケツの決まってるヤツから。


それはオフクロを見送った後に学んだことだったっけ。


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で、喫緊の課題が実は「居間の暖房」だったという(笑)。


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ちょうど4月に入ったところで着火しなくなったのだから、
次の一手を打つまでに半年も猶予があったのにねぇ。


コレは本当「間が悪い」と言うより、単に「俺が悪い」だけ。


そうですね、夏休みの宿題は全部最終日に残しちゃう
ダメなタイプのままオトナになったヤツの典型ですね。


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きつねンちのヒーターは、アジトを建てた時に据えた
(今は亡き)SANYO製、なんとフィルター掃除以外に
ほぼノー・メンテで25年!も働いてくれた功労者。

例えば趣味のクルマやバイクを通じ常々感じている事は
電化製品にも通じるものらしく、バブル期前後のヤツは
過剰品質っぽくタフで長持ちする気がしています。


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何せ同時に購入した洗濯機も冷蔵庫も電子レンジも未だ
きつねンちじゃ故障知らずの現役だもんなぁ・・・。

それらより10歳若いエアコンの方が一昨年にダウンしたので
出来る限り自己流リフレッシュを試みた結果、一日掛かりの
苦労が報われ調子を取り戻した経緯があったんだけれど。

きつねの浅知恵絞って立ち向かっても、今回のヒーターは
蘇ることが無かった。


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「ダンナさんサァ(←俺は未だ誰のダンナにもなってないってば!)
これ基盤だわ。万が一交換品が手に入ってもこの年式じゃ
間もなくバーナーの方まで寿命を迎えちまうよ。」



アジトのガレージを一瞥するなり表情を変えた燃料屋さんの
好々爺の言葉なら、それもありふれた常套句ではあるまい。

エアコン劣化は直せても経年で加水分解したウォシュレットの
ポンプが交換出来なかった(←基盤のすぐ隣りにあるために
プライベーターへの部品供給が許されないらしい)
きつねは、
「三割引き」の声に素直に従う他に術が無かったのだ。


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3ヶ月前に手に入れた、カラス号・Dトラ125よりは安いけれど。

FF式以外のガスヒーターは需要が薄いそうで、各社まさかの
受注生産!
故に、いま発注しても設置が11月末になるのだとか。

2か月先の盛岡ともなると、放射冷却に見舞われたら氷点下。

絶好調のエアコンを駆使しても生乾きの洗濯物へ凍える朝は
流石に勘弁して下さい。 ・・・これ正に、TIME IS MONEY・・・。


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「ちきしょう、次世代ヒーターも四半世紀コキ使い倒して絶対
モトをとってやるからなーっ!」



もし昨今の骨身に染みるガソリン高騰から今季の灯油価格に
怯える日々と比べるなら、相場は同等でもガスの値段の方が
まだ安定していると思う・・・とは、師匠・へーさんの言葉。


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大震災以降エコ度が飛躍的に進化した、という昨今の電化
製品事情に、二桁出費の納得を期待する貧乏ぎつね。

「せっかくの好天を台無しにはするまい」と他の案件も午前に
済ませ、午後からカラス号と共に小岩井界隈をランブリング。


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月を跨いだ休日となったこの日は、台風24号と25号の狭間。

降雨パーセンテージ・ゼロと言い切られたぐらいスカン!と
乾いた空気に晴れ渡る青空を、どうしても活かしたかった。


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遠出を望めるほどの時間は残されていなかった都合上から
「スポーツスターの方を出してあげた方が良かったか?」
心の隅で後悔しつつ・・・「軽くて気楽」には敵わなかった。


例えば大きくて重たいオートバイは、四輪枠で同じように
大きく重いメルセデスやベントレーより更に一層の気力と
体力を要するもの、という気がする。


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単車の場合は技量とか経験値の問題ではなく「転ぶ」から。
止まれば自分の足で支える他なく、取り回しにしても同じ事。

車格とパワーに応じて扱い切るエナジーを問われるからこそ
バイクの世界は奥が深くて、長く興味が尽きないんだけどさ。


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盛岡市内では街を行く姿の人々から浮いてしまうぐらい鬱陶しく
モコついた二枚履きのデニムやジャケットだったけれど。

10月の午後の網張高原は、朝よりも増してしまった雲に時折り
日差しを遮られると思い掛けなく風が冷たく、ジャストの装備。

後はポケットに忍ばせて来たバンダナを首元に撒くだけで、
黄昏の岩手色を心行くまでじっくり楽しめるみたい。


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他所に違わず秘湯感を無粋な県条例で近年薄められちゃった
仙女の湯を今期中に楽しむつもりなら、今月までだよね。

あと一か月すればアスファルトを霜で覆われ、四輪じゃないと
ここも訪ねられなくなるか・・・と、ありね山荘の傍らから
麓へと続くペンション街までの小道を走る。


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一面を濡れ落ち葉や小枝に覆われた、つづら折れの坂道を
「手前と向こうの両方を視野に」って意識しながら駆け下りた。

至近の砂に気を取られても、視界の向こうのガードレールに
目を奪われても、やはり身体が固まってクラッシュを招くのだ。


無用で歪な意識さえ持たなかったら何となく何事も起きずに、
そのコーナーをクリア出来たかもしれないのに・・・ね。


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一筆書きのルートを優先して帰り道に選んだ先は、いつも通り
「ぼんか」の一択に行き着いてしまう。

撮影に関する技術も知識も何も持たないきつねメが撮っても、
いつも・いつでも四季折々岩手らしい景色を作ってくれる農道。

扇のように山麓に広がる牧草地で佇む姿を眺められたのは、
おそらく繁殖期か子育ての時期に当たるトンビじゃなかろうか。


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一応は肉食の猛禽類なのに、時折りピーヒョロロ♪と鳴きながら
風を読んでノンキに優雅に空を舞うトンビは、自由な憧れの鳥。

時を追う毎に便利さや法整備と引き換えにひたすら窮屈になる
ニンゲンなんかにゃ、バケるんじゃなかったなー・・・って。

ボトル缶コーヒーの蓋をキリキリ開いた瞬間、視界の隅っこを
「鳥ではない何か」が動いて掠め去って行く。


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デジカメで撮れたのは10年以上前に一度っきり、というアイツ。
あれは・・・人間になんか化けていない、ナマのホンドギツネ!

「凄い」と思った。光学粋を使い切り、ようやくデジタルズームで
捉えられたほどの距離だけれど。

賢く警戒心が強い彼らの姿を10秒も眺める機会は、滅多にない。

※ 実は林道界隈でのツキノワグマ対面より倍以上のレアケースです。


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黄昏前に狐と出会えて写真に捉えられたあの瞬間のことは、
後から思い出してもかなりの「吉兆」だった。

中年ぎつねを名乗る身の上とリンクするのか。ホンドギツネを
目にした晩からしばらくは、不思議と上昇気流が訪れるのだ。


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今はあえて「自分の選択に流されてみよう」、と思う。

どんな川であっても必ず分水嶺があって中州があって。
その水滴の一つ一つは時々に応じ流れる先を選んで行く。

自分の本音に逆らうような受け入れられないものは多分
黙っていても淘汰され望まぬ未来に至らないだろうから。


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「なんだいなんだい、バッタみたいなバイクに跨った兄やん。
それはアンタの中に棲み着いたきじねこが、ずうっと昔に
教えてくれていたことだったでしょ?もう忘れていたの?」


対面の山向こうに沈む夕陽に目を細めながら農場ねこの
美人さんはひと声、小さく高く「にゃあおん!」と鳴いた。



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まあ確かに神経質で心の器も小さいけど、その分アンタは
誰も傷つけたり道を踏み誤ったりすることは無いのだから。

持ち前の繊細さに悩む事は多くとも、胸を張って生きなさい。


それは、この世の誰よりきつねを理解していてくれた亡母が
遺して行った言葉だったから。

この歳になって恥ずかしながら改めて「自分を信じよう」って
思ったりするんです・・・「自信」って、そういうことだものね。


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さて次の指定休の天気予報を手繰ってみれば、残念ながら
先日の24号の後を追うハリケーンに直面しそうな気配濃厚。

そうなったらなったでイイ加減スリップサインが顔を覗かせた
リアタイヤの交換にでも、チャレンジしてみましょうか。

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tag : もの思い Dトラッカー125 ツーリング 冬支度 盛岡

ココロ行くまで、コロコロと。 ~カラス号、ちょっと遠乗り~









今日のTOPには9月の空の様にヌケのいい旋律とエレクトリックな
アレンジが効いた、胸の透くヤツを据えました。

タイトルは「トラの目」。でも詞を聴き込んで行くと「とらねこの目」
雌猫と暮らしたことがあるヒトなら、ここはきっと頷いてくれるはず。

パートナーとしてキープしなければいけない条件、幸せにする為に
守るべき約束、そして何がどうなっても最後まで命を預かる覚悟。


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ねこと暮らす日々がもたらす厄介、だけど見合う以上に与えられる
暖かな幸福・・・それを誰より知っていても、きつねにはもう
叶うことのないチョイス。


今はTIGER EYEの香立てを眺めつつ、愛しきねこ暮らしの記憶を
たどるだけなのです。


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朝から秋らしくキーンと空気の澄んだ平日休みに当たった、先日。

中年ぎつねメは陽射しが大気を暖めた頃、一つ宿題を晴らすべく
「カラス」ことDトラ125を南行きの県道へと連れ出しました。

この日のテーマは「コイツで快適に出掛けられる距離を試す事」


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クマ師匠の住む里で試乗した末に購入即決へ至った理由の
大きな要素が、「これなら片道100kmこなせる」という確信。


小さく非力なゴリラ改では平坦なルートを選んでも50kmが限度。
セローでは、道中で見つけた林道の誘惑に勝つことが出来ず。
スポーツスターとなると、せっかく出したのに感を拭えない距離。


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「法定上限速度前後で流れる地方道を、乗り手にもマシンにも
痛痒なく淡々と走り続けてくれる性能とポジションが欲しい。」


来年終わる平成の初めに生まれたセカンド・マシンたる3RW1
セローや、齢40年近いゴリラのサード・マシンという肩の荷を
そろそろ降ろしてやりたかったんだよね・・・。


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気温や天気との兼ね合いも含めてテスト・コースに選んだのは
花巻温泉の直下を始点に県南の前沢まで50kmぐらい延びる、
ほぼシグナル・レスで大型トラックの車影も極薄い県道37号。

ピークパワーを増すチューンが成されていても推定12ps程の
空冷実用エンジン。それはオタノシミの七曲りを折り込みつつ
さして負荷が掛からないような、穏やかなアップダウンです。


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産直の素朴なラーメンを正午に挟みながらカラス号に見せて
やりたかったのは、国道4号に直面する終点の風景ではなく。

初訪問の時から「エセ北海道エリア」と呼んでいる、胆沢牧野。


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ここに愛車を置いて十勝辺りの地名を騙った写メなんか送ると
9割の相手から「えーっ!北の大地でツーリング中なんだ!」
ってお返事が頂ける、アリバイ作りにお薦めの景色です(笑)。

もっともリッター・クラスのバイクやクルマで県37号の通り走ると
5分も掛からずミラー越しに遠ざかる、ささやかな牧草地だけど。


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だから南北方面には狭くて、でも東西方向には、かなり広い。

脇道に魅かれてどこをどう選んでも絵になる写真が撮れそうな
スポットではあるものの。

しかし界隈をリンクし四方八方へと延びる実用農道の巾は・・・
例えばロードスターやスポーツスターでは大き過ぎるんだなぁ。


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シートのアンコを表皮が張れるギリギリまで全てパンパンに
入れ替えてもらった今のセローで、本当は来るつもりだった。

「そのうち、そのうち」と思っているうちに機会を逃してしまい、
結局は新入りのカラス号で先乗りしたカタチになっちゃって。

だから見つけた林道に恐る恐るメッキのリムへ詫びつつも、
ちょっぴりついついチョッカイを出してみたりしてさ。


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調子に乗って「金ケ崎駒ケ岳 登山道入り口→」なんていう
標識を好奇心の赴くままに辿って行ってみると、のんびり
初秋の日に背を照らされながら草を食む、黒毛和種の姿。

2011年当時のコンピューター制御は、どうも融通の程度が
負圧式キャブレターほど効かないようで・・・。
たった500m+α位の標高差でも機嫌が悪くなっちゃう様子。


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「点火時期の制御にしても燃料の吹き具合にしても、電気に
まるまる頼るのはまだまだ早いんじゃないのかねぇ?」


きつねのゴリラと同じ世代、`80年代前半の北海フォードが
好々爺の微笑みのようにまろやかな顔で写るショットを。

国産の乗用車なら当の昔にスクラップ屋へ送られている
年代物の彼ら、お尻に岩99のナンバーを掲げた現役機です。


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ひとたびスリムなシートを外せばCDIやイグナイターやらと
センサーを結ぶ、無数の繊細な配線を見て取れるカラス。

愛好者の多さや基本的にシンプルなメカを主とする構成故、
維持に困ったことが無い旧世代車両ばかり揃った我が家で。

「このカラスが30年先まで生き残って行ける確率は、おそらく
他のマシンほど高くないのだろう」
と既に感じています。


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電子制御にウェイトを置けば置くほど、メーカーが部品供給を
終えれば寿命が尽きる確率も飛躍的に高くなってしまうもの。


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きつねは複数所有者だけれど、お金持ちじゃありません。
お気に入りを手に入れたら、ずっと極力長く乗って来ただけ。

延々といつまでも新車を求め続けて「終わらないローン」を
家賃の如く出費し続けたくなかった。ただそれだけのこと。


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普通に奥さん貰って子供作って・・・って人生にならなかった。

知れ切った孤独死を迎えるまで自分の人生をどうしたら
幸せに充実させられるか、って成り行き任せの「これから」。

自分にとっては、アジトを守りながらバイクや車を養うことも
責任を持って猫と暮らすことも、全く同じスタンスなんだよね。


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傍から見た瞳にハッピーに映っても、現実はそんなモンだから
他者にはあまりお勧め出来ない程度のチッポケな生き方です。


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「働き方改革」とか「時代に即した生き方の自由」とか・・・さ。

支配者は今の座にしがみつきたくて、耳心地の良いことばかり
言うんだけれども。

きつねは思います。一度根付いた常識は、そうそう覆らないと。


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日々大手ネット・ブラウザの見出しで巻き散らかされて世相に
蔓延る言葉の方が、正直に世情を映し出す鏡なのでしょう。

PCを起こしページを開けば、どこでも一面を埋める見出しは
まず 「炎上」 「闇が深い」 「毒を吐く」 「爪痕を残したい」

そこに何処かの政党名のような希望や未来に繋がる記事など
10件に一つぐらいしか無い。そりゃあ世の中も暗くなるわな。


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社会に読み手に、どんな影響を及ぼしてしまうんだろうか、とか。

ネットニュースの記事を書いているヤツにある「社会発信への
意識と配慮」など、新聞や民報テレビ記者の1/10もないだろう。

何しろヤツらは「クリックされた数勝負」な、本物の売文屋だから。


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そんな読んでも読まなくても自分のその日の暮らしに影響がない
野次馬記事なんかに、いちいち気分を左右されたくないと思う。

下らないな、価値が無いな、しょーもないな、と判っていながら
毎日目を通すクセが付いちゃうと・・・じわじわ神経を蝕まれる。


だからきつねメはパソコンの電源をシャット・ダウンし青空の許へ
バイクで駆け出して行くんだ、世のしがらみを振り切るために。


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「どうしたんだい、バッタみたいなバイクに乗った兄やん・・・?
今日はお仕事も休みなんだろ?遊ばなくちゃもったいないよ!」


大自然の裾野の牧場で暮らす個性的な癖っ毛の男の子は
カラス号の方を振り返り、黄金色の瞳を輝かせて笑った。

そうだよね、ホントそうなんだ。そのためにバイクでここまで
ブラブラと散歩へ出向いたのだから・・・。


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高く低く牧野の秋をデジカメ片手に気ままに過ごした帰りは、
もうひとつ国道に寄ったローカル・ルートを選んで巡行。

県道37号に比べると信号や集落も多くて、R4を避ける為の
トラック・バイパス的な色が濃い県道13号だけれど。

それでも流れの速さを苦にすること無く、カラス号は淡々と
田んぼに長い影を引きながら、家路をたどってくれました。


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黄昏間近な帰路でもなお、「ちょっと寄って行こうかな?」と
気分に余裕をもたらしてくれたのは、俺と相性の良い証拠。

南行きのルートで雨雲の匂いに急かされずに済んだ時は
必ず最後の一服を入れに行きたくなる、花巻空港。

夕方の四時や五時を挟んだ辺りは日中よりも離発着の姿を
拝む機会に恵まれる、ゴールデン・アワーなんだしね。


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大阪の伊丹や名古屋の小牧へ向かって飛び立つエンブライルの
合い間には、見慣れない双発レシプロの低い機影も・・・。

傍らで航空無線を聴いていた長ダマの一眼を構える兄さん曰く
「アレは練習機ですね。午前には計器チェックの為に新潟から
来たプロペラ機も見ましたよ。」
とのこと。


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空の趣味にも何となく級な飛行機好きの想像斜め上に立っちゃう
ディープな世界観が確立されているようで・・・。

操縦室とやりとりしているのは航空管制の系統だけじゃなくて、
カンパニーと称される航空会社の管理部も含まれるのだとか。

その日その日の風とか雲の具合で「何フィートで飛びたい」やら
「その高度じゃ他機とカチ合うからダメ」やら交信しているそうな。


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帰り道には運良くテイクダウンして来る飛行機も見られました。

警戒体勢が今よりも緩かった十数年前だと、翌年の年賀状用に
こっそり愛車とのツーショットをモノにした猛者もいたけれど。

あの角度で寝っ転がって撮るのは、多分もうムリなんだろうなぁ。


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帰宅ラッシュに揉まれる主要幹線を嫌って北上川の東岸へと渡り。
「ついでのついで」で、友人Yさん親子の工房にもお邪魔したりして。

缶コーヒー片手の無邪気なバイク談義に時間を忘れて過ごせば、
アジトへ着く頃にはつるべ落としの陽も山向こうへ落ちていました。

胆沢牧野までの往復が140km、その界隈を探索して積んだ距離で
40Kmのトータル180㌔・・・休み休み遊んでいれば、十分走れます


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9月の休日を自由に一日中ブラブラして、燃費は45km/Lをマーク。

レヴリミットぎりぎりまで使うワインディングや低いギアでの散歩も
満喫しても、ハイオク奢って1000円からお釣り貰えるんですもん。

タイヤとか駆動系の短い寿命を視野に入れて尚、悪くない趣味だと
思うんだ・・・原付二種とともに青空を楽しむバイク・ライフは。

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ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い Dトラッカー125 ツーリング 盛岡

高い空を、その手に。 ~9月のカーテンを開いた日~








9月は初日から、快い青空の下で翌朝までの泊まり勤務。

この天気を持ち越すという2日の予報に、心は疼いていた。

仕事がハネた足でそのまま遊びに行けるパワーは流石に
オッサンとなった今じゃ、残っちゃいないけれど。


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うつらうつらの仮眠を取った午後は、カラスを連れ出そう。

こんな時は、モーター・グライダーのようなコイツに限る。


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ウチに嫁いで来た頃は、結構な晴天率だったんだけどな。
テキトーにカラスなんて名を付けたから雲を呼ぶんだろか。

ついつい、カラス=CROW=CLOUDY?と連想するぐらい
ウチのDトラ125はこの2ヶ月、曇天の下ばかり走って来た。


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晴れたら晴れたで、きっと8月の遠慮ない日差しや蒸し暑さに
泣かされていただろうから。

まあ、ある意味お陰で強制的に身体を休められたけれども。


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月が変わるなり、半月ぶりに休みと好天のジャストマッチング。

恋しかった。澄んだ青空や乾いた風の感触が、ずっと恋しかった。
「遠く」じゃなくて構わない。でもずっと、この空の下に居たい。


そうだろ、カラス。お前も「雨乞いマシン」の汚名を返上したいだろ。


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ガレージを開ける前に「カブらない道」「カブらない場所」を
真っ先に考えるようになったのは、いつからだっただろう。

先週は北へと走った。西には先々週行った。東は行き飽きた。
いつの間にか「方角から決めるクセ」が沁み込んでいたのだ。


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最近、自分の中でそのことに違和感を覚え始めていた。
「優先すべきは、その日の感覚だったんじゃないか?」と。

例え同じ向きへ走り出したって、どうせ同じ道は選ばないのに。
同じ道を走っても、日を違えれば遭うもの得るものも変わるのに。


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自分をリクツで縛ることは無い。自由でいい、気ままでいい。
なんとなく思った方へ走る。思いついた方へ向かってみる。

軽やかな空気に乗り、その時の風を自在につかんで舞う。
トンビのように、トンボのように。嗚呼、なんて快いんだろう。


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ん?Dトラ、こんな景色の中に置くとむしろ、バッタ的な?(笑)


ここは半月ほど前、遅い盆休みで里帰りした親友夫婦・アッシと
ミカちゃんを連れて来た場所。


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三千里でラーメン食べた帰り道、降水確率の高さに延期され
一緒に観られなかった「舟っこ流しと花火」の代替に、と。

予報を裏切り姿を見せた月に誘われ、星空を眺めに遠回り。
肌寒いから高地はムリってことで、街明かりを逸れた郊外へ。


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東京暮らしの彼らは感性を刺激されたのか、ふと呟いた。
「きつね、気付いてるか? アレって天の川、だよな?」

ぼんやりポケッと見上げるばかりで、分かっていなかった。
ガスが掛かったように見える帯は、しかし確かに天の川。


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こんなところでソレが観られるとは、全然考えていなかった。

「何でもないことだけれど、でも後々まで残る記憶って案外
こーいう事だったりするよね。」
と、ミカちゃんは言った。


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あの夜、三人で飽きずに眺めていた天然のプラネタリウムは
こんな田んぼのド真ん中だったんだよ、と写メを送りつける。


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知名度の高い観光地だけが、ゴリッパ絶景なワケじゃない。

ナビの示したルートだけが、ベスト・オブ・風光明媚ではない。


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10年掛けてセローから教わったことを、忘れていなかったかい?

プロロロロロ・・・と小さな声で謳いながら、カラスはそう囁いた。


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背中に夏の看板を背負って、店仕舞いを告げる軽トラのお尻。

デタラメぷらぷら、アジトから描くコンパスの丸の西20km圏内。

見慣れて見飽きてアタリマエが、実は存外すんごいのかも。


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ともあれ、9月。幸せな季節を、最もふさわしい幕の開け方で
迎えることが出来て、胸いっぱい歓びの勤務明け。


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アップダウンは日々いろいろ、天気も事情も身体も心持ちも。

だけど良い季節の予感を抱いて、笑顔のまま家路へ向かった。

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とりとめも無き、黄昏ワンシーン。








未だ猛暑日を記録し続ける関東以西の皆さんには少し後ろめたい
お話だけれども。

盛岡の週間予報からは先日、ついに30℃台の予報が消えました。

動いた途端に汗ばむ湿度は相変わらずなものの、気分的には
よーやくひと息つける感じです。


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とは言え、その気温は連綿と途切れぬ厚い雲のシェードが
日差しを遮ってくれる故のもの。

空模様が鬱陶しいせいなのか、或いはまだ自身の体調が
100%まで回復していないためなのか。

定時退社で帰っても気分が冴えず、ボンヤリもったいない
黄昏を過ごす今日この頃です。


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「冴えない」と言えば、例のカラス号へのサブ・バッグ取付も。

ミニ・デイバッグ風のカバンを手に入れたまでは良いものの。
やっぱり何をどう考えても、この位置にしか収まらない。

ハンドルポストにステー渡そうか、外したタンデムステップの
ダボ穴は利用出来ないか、と知恵を絞ってみたんだけどね。


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煮詰まった時はヤメヤメ。当分、缶ジュース・ホルダーとして
このまま使うことにして。

今日は端がウニャウニャと捩じれて気持ち悪い左グリップを
貼り付け直すことにしよう・・・これも一歩前進さ。


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セローのグリップ換えた時は、どうやって付け直したんだっけ。
なんかもっとイイ方法があったと思うんだけど・・・と。

ボンヤリと回らぬアタマで芸もなく、ハンドルバーにボンドを
めったくそ塗り倒すきつね。

半乾き加減で貼るところがゴムボンドのポイントなんだけど、
そうすっとグリップを押し込みにくくなっちゃうんですよね。


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「最後はコンプレッサーでグリップ膨らまして突っ込むか?」
とか考えているところに、師匠へーさんよりメール。

師匠に預けたスコルパは関東某所へ嫁ぎ先が決まったものの
廃車証明のみではナンバーを発行してもらえなかったそうで。

譲渡証を作り、次のオーナーに郵送する一幕もあったりして
最近ちょいとやりとりが続いている次第です。


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にしてもスマホで文字入力する間じゅう、もう終始イライラ。
そりゃそうです、肝心の指先がハナクソボンドでメッタメタ。

「ワハハ♪ボンドはバーじゃなくグリップの内側に塗るんだ。
バーにはパーツクリーナー吹いてサッと差し込むとイイよ。」


はい、アフター・ザ・カーニバル・・・勉強になりました(涙目)。


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それでも装着したグリップは、もうグニャグニャ捻じくれる事も無く
ミチッと固定されたので、不快要素いっこ解消でありんす。

指先のハナクソボンドをつまみつまみ、ピンクともオレンジとも
つかない奇妙な夕焼けを見上げていると背後から轟音。

南西の空には、まだ低く黒い雨雲の残党が流れているから。
アプローチ低そうな今日は、コンデジのズームでも撮れるかな。


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盛岡上空でこの時間に高度を下げてターンして行くフジは?
調べてみたら、名古屋の小牧からやって来たヤツみたい。

飛行機に疎いきつねメ、花巻離発着のローカル旅客機って
長いこと全部ボンバルディアだと思っていたんだけれど。

いつの間にかみんな、エンブラエルという南米メーカーの
機体に入れ替えられていたのだそうな・・・ふむー。


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ヒコーキの姿って、きっと誰が観ても用途を問わず美しいよね。

空力のための必然ってのはさておき、要らないものが何も
外付けされていない。装飾のための装飾なんか付けない。

誰かを威嚇する様な醜い顔、メッキすることで余計安っぽく
見える謎の樹脂外装、盛れるだけ盛った装備による肥大化。

もう誰も「飛行機みたいにソリッドで美しくカッコいいクルマが
欲しい、乗ってみたい」って思ってはくれないのかな・・・と。

シルエットがアンバランスに崩れて行くばかりの自動車を
眺めつつ溜め息をついているきつねメなんでありますよ。


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・・・って、他者の美的センスをどーのこーのと嘆く前に。

やっぱりこのバッグの取り付け方、イケてねーよなー。

もーちょっと涼しくなったらひと手間ふた手間掛けて、
よりスマートな手法を考えましょうね・・・俺さん。

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tag : もの思い スコルパTY-S125F Dトラッカー125 メンテナンス

プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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