ファビュラス。







今日は、この時期にしか選べない瑞々しい一曲をTOPに。

いつ聴いても10代終わりから20代初めに掛けての「ある気持ち」が
すうーっと蘇る、自分にとってはちょっと不思議なナンバー。



「何かになる・誰かになる」 それを「夢」と 思っていた。

君だけが 「ただ 自分になりたい」と 呟いた声 不意に 思い出した。


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ただ一節抜き出しただけで、オッサンになった今もハッとさせられる詞。

夕立と厚い雲が途切れた瞬間を鮮やかに切り取った描写ともども
「言葉のプロにはホント敵わない!」と感動を覚える、隠れた名曲です。


しかし、歌い手の作ったメロディに「予備校のCM用」というお題だけで
よくこんなストーリーを紡げるモンだなぁ・・・売野さん、凄い。


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さて・・・あまりにも活躍させる機会が少ないため、周囲の一部からは
「お前、本当にスポーツスター持ってんの?」「あるある詐欺じゃね?」
等と、あらぬ疑いを掛けられているきつねメ。


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他に比べてとにかく重い上にガレージの最も奥に仕舞ってあること、
リアタイヤの減りがべらぼうに早いことが主な理由なんですが。

「ここ一発、今日は気合い入れてロング掛けるよ!」となる理由があれば
早朝からけーたろーやロードスターを押し出し、おもむろにインチ工具を
積んで(実はこれもメンドい・・・別枠で常時車載用も揃えておくべきか)
ワークブーツを履き、セルを回します。


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梅雨に入った途端のヘソマガリな青空も、予報上はこの日がラスト。

これを逃せば7~8月は股間に抱いた悪夢のカロリーバーナーと化す
コイツ、秋まで存分に走らせてやれる機会もオアズケとなるんですね。

そこで昨年辺りからチラホラ耳に入って来ている県南の新ルートを狙い
ドーンと行ってやろーじゃないの!って目論見。


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延々と四輪の緩慢な群れに囲まれて頻繁なゴー・ストップを強いられる
退屈な国道四号もゴメンなら、味気ない道に銭を支払う高速もカンベン。

南行きのアプローチはいつも県道13号、そして遠回りでも信号皆無な
快速カントリーロード・県道37号へと繋いでゴキゲンに飛ばします。

でもこの「お気に入りルート」も、今日はあくまで胆沢までのリエゾン。
目的地はもうひとつ、先にあるのですから。


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奥州と秋田県南を結ぶR397のT字路を西へ向かい、桜並木の街道を
焼山連邦へと駆け上がれば・・・今日のランドマーク、胆沢ダム。

良くも悪くもいろいろ曰く付きなプロジェクトだっただけに、落成前から
地方ニュースでもしばしば報道されたし、実際に訪ねたヒトからも話は
聞いていたけれど。


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ハハハ・・・世に言う「ダム・マニア」の心境、今回初めて理解出来ました。
国内指折りの規模というコレ、確かに大迫力だわ。

「以前の石淵ダムより2km下流に設定したものの、巨大過ぎて貯水域に
旧ダムを丸々飲み込み沈めてしまった」(!)と言えば、スケール感が
伝わるかなぁ。


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夏至直後のカンカン照りにいささかノボせてしまったこともあり、
「日本のダムでは最長」とされる突堤を端まで歩く気にはなれず。

むしろ日陰を求めてボーっと湖面を眺め、しばし休憩タイムです。


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長い桜の回廊の季節に訪れたら、この湖も雪解けの水に満たされて
もっと美しい姿を見せてくれるんでしょうね。


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しかしきつねメ的な「本日のハイライト」は、ココじゃないんだなぁ。


昨年、クルマにもバイクにもまるっきり興味の無い職場の先輩から
「久々に里帰りしてみたら、とんでもない絶景道路が出来ていた」
と興奮気味に伝えられた新ルート、栗駒焼石ほっとライン


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いやナニコレ、想像斜め上過ぎるパラダイス・ハイウェイかよ(絶句)。

景色といいレイアウトといい、岩手に於いては1000年に一度級の
(どこぞの美少女アイドルみたいな例えで申し訳ない)極上ルート。


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我らがホーム・R455や八幡平アスピーテ/樹海ラインと立派に肩を
並べられるコースが、ついに県南にもデビューしたようです。

ユルユルうねりながらいくつもの長い橋を抜け、深い緑のてっぺんに
一本の青い空・・・申し分ない、オープンエア・モータリストの楽園。


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リッター・クラスの単車やカブリオレの乗り手には是非走ってみて欲しい
たまらないシチュエーション。相当シビれること請け合いです。

その魅力と爽快感は、静止画だけではとても伝えられない・・・。


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アスファルト・ロードで心から「GO-PROとドローンが欲しい!」って
嘆いたのは、本当に久しぶりのこと。

某ゴージャス姉妹の言葉を借りるなら、正に「全線ファビュラス」!
このひと言に尽きました。


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R342への突き当たりまで南下すると、この地域を語る上でひとつ紹介を
欠かせない事象も。

それが旧祭畤大橋の残骸・・・「東北の震災」は3.11だけじゃないんです。


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今となってはあの未曽有のインパクトに隠れてしまっているけれど。

遡ること3年前の2008年夏、宮城岩手内陸地震の震源となったのが
ちょうどこのエリア。

きつねメが「震度7」という数値をリアルタイムで耳にしたのは、この時が
初めてだったと思います。

橋脚がダルマ落しを喰らった・・・という崩壊へのメカニズムが、凄い。
この時記録された加速値4022ガルはギネスブックに載っているそうな。


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この日は丘より下に降りなかったけれど、歩いて傍まで行ける歩道が
整備されているため、近年コアな廃墟マニアにも注目されている様子。

管理している側にとって「えっ?ソッチ?」と想像斜め上な見学者層は
どんな風に感じられるものなんだか(苦笑)。

だけどどんな角度から興味を持ったとしても、関心を持って貰える事は
防災意識の強まりに一役買ってくれる、悪くない傾向なんじゃないかな。


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しかし「栗駒焼石ほっとライン」、ホント上手いこと美味しい線で結んだモン
だなあ・・・とつくづく感心させられつつ、次は東へと降りて行きます。

北の奥州市サイド・R397にしても、或いはこの一関側のR342にしても
秋田への山越えルートは、「ほっとライン」より西に向かった辺りから
典型的な300番台酷道の様相を見せる、延々タイトな峠道ですから。


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県37号から数十キロも続く「信号の数が片手に満たない快走感」を
ぜひ帰路にも持ち越したいのなら、オススメは県49号への左折。

そのまま走り続けると、厳美渓界隈の観光地から市街地へ向かう
ダラダラな交通量に気分が萎えるので、その手前でショート・カット。

県49号もまた、長い直線をユルユルっと大きなアールのコーナーや
起伏で田園風景の中を駆ける、岩手らしいカントリー・ルートです。


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やがて県37号の終わりに繋がって衣川へと出るのだけれど・・・
ここできつねメ、痛恨の選択ミス。

途中の集落にあった「↑前沢」という青標識を信用していなかった為
平泉前沢IC界隈だけ妥協して、避け続けたR4に乗ってしまいました。

帰宅後に調べてみると、その前沢から始まり北へと延びる旧広域農道
(いつの間にか県道に格上げされ、現在は302号となっています)へと
バイパス出来るエダだったんだな・・・アレ。


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実は内心「県37号の花巻から県南をループして戻るまでの約百キロ、
どうしたら信号のカウントを五つ以内に収めてルートを組めるのか?」
という裏テーマを課していたきつねメ、これは次回に持ち越しの課題。

さておき、下道定期便のトラック・ドライバー御用達コースであるが故に
冬が明けたら舗装が穴ボコだらけだった旧農道時代に比べて、格段に
アスファルトもキレイになっております・・・県302号。

真冬のデートの最中にスタッドレスのサイドウォールを切ってしまった
あの苦い思い出も、これでチャラにしてあげよう・・・ってなモンかな。


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日の傾きと空腹に気付いた頃あいで見つけた「味さい」さんへ立ち寄り、
本気の焼豚が満載されたチャーシュー麺を頂きました。

テレビから流れる情報によると、この日の盛岡は今季初の30℃越え。

人類より一層汗っかきなきつねメ、衿に巻いていたバンダナをオデコへ
回しても「当店自慢のとん辛ラーメン」にトライする勇気は湧かず終い。


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「煮卵抜き、出来ます?」という奇妙な注文にも「アレルギーっか?」と
優しく応じてくれたオカミサン。

縮れ麺の素朴な味、そういう人柄がスープに出ているんだろう、きっと。

「あんやァ、この暑いのにバイクで盛岡から一関まで巡って来たのっか。
帰りもまンつ、気ィつけでねェ。」


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バイクが好きで走るのが好きで、道と土地が好きになり、旅好きになる。
ぐるっと巡ってそして初めて、生まれ育った街の良さも分かるようになる。

パワーやスピードがもたらす恍惚への渇望は未だ枯れていないけれど、

「どれだけ集まるか」・「どれだけ改造したか」・「どれだけ目立てるか」
という対外的な要素への関心はもうほとんど無いです、俺の中に。


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故郷の・・・或いは旅先の季節の風の中で、何を感じ、何を考えたのか。
その瞬間瞬間に得たマインドよりも大切な真実など、たぶん無いんだ。

きつねがバイクに乗り続けている理由の軸って、「他人から見た評価」
じゃない気がするんです。

誰かより上位に立ちたい訳じゃなく、誰かより偉くなりたい訳でもない。

TOPの曲にある「ただ、自分になりたい」という呟きは、おそらく自身の
テーマでもあるのでしょうね。


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「自分が求めたもの、好きになったもの」。
個人にとっての値打ちを誰かが覆すことなんて、本当はあり得ない。

仕事や商売じゃない、趣味で財政を潤わせ家庭を支える訳じゃない。
世間を騒がせるつもりがないなら、注目度なんかどーだっていい。


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「ホントにスポーツスター持ってるんなら、もったいつけてないで職場に
乗って来いよ。本音じゃ見せびらかしたいんだろう?」

うるさいなー、自転車を漕いでいようとフェラーリ転がしていようと、
何に乗ってたって、きつねはナ~ンも変わりゃあしないよー・・・っと。


そのヒトに根差した本当のアイデンティティって、そーいう質のモンじゃ
ないの?・・・ああ、気持ち良くくたびれたなー・・・ふぁぁ(欠伸)。
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ウワノソラ的な日々、5月も半ば。








・・・誰もが行きたがる、遥かな愛と夢の国・・・か。


まだ帰らぬとらみさんの身を案じつつ、ふと子供の頃の流行り歌を
思い出してしまいました。

旅立つ背中を見送ることはあっても、彼の地へたどり着いた者とは
誰ひとり逢ったことがない、曖昧模糊とした蜃気楼のような国。

老いたとらみさんもまた、最後の夢を叶えるべくそんな場所を目指し
去って行ったのかな・・・とぼんやり考えながら、今宵も勝手口の
扉を開けるきつねです。


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先日のブログで触れた「不思議な出来事」とは、こういうもの。


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彼女が深夜の網戸をこじ開けて出て行った、数日後のこと。

帰宅後の習慣となった近隣パトロールにも相変わらず収穫無く、
とらみさんの気配すら感じられない夜道をトボトボと買い出しへ。

ふと、通り沿いにある小さな稲荷神社の明かりに目を引かれて
顔を向けたのですが、その蛍光灯がいつもに比べ妙に明るい。

正確に表現すると、一瞬「あれ?LED照明に取り換えたの?」と
勘違いした程の、例えば切れる寸前の裸電球みたいな白さ。


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咄嗟に境内へ少し特別な空気を感じ、鳥居越しに心の中で
「こちらのねこの集会で、とらみさんを見掛けませんでしたか?」
と秘かに問うてみたのです。

もちろん稲荷神さんのお返事がダイレクトに胸に返って来るような
ことはありませんで、そのまま歩を進め傍らの路地へと折れます。


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そして・・・その神社の管理をされている隣家の裏手を抜ける際、
暗がりに四つ足を地に着けた生き物が、すっくと立っていました。

猫にしては大き過ぎる。じゃあ犬?いや、柴犬にしては足が長い。
じゃあ目の前の、背に赤毛を纏った美しい獣は・・・否、嘘だろ!?


街灯の明かりを背に立つ「それ」が何者なのか、小さな脳みそが
いきなり忙しなく判断に俊巡した釘付けの時間、たぶん数十秒。

逆光に読み取れない表情の「それ」は、見つめた瞳を逸らすように
やがて逆向きの茂みへ首を振り鮮やかに身を翻して跳ねました。

準備動作のタメが無いイルカのようにしなやかなハイ・ジャンプへ
鞭のように追従したのは、大きく長い黄金色のシッポ。

そう・・・冬毛が全て抜け落ちる前の、成獣のホンドギツネ・・・。


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盛岡は日本の県庁所在地としては稀なほど、四方を川に囲まれて
その名の通り周囲に森や林を蓄えた丘が小島のように存在する
「絵に描いたような片田舎」なんだけれども。

我がアジトが20時にはゴースト・タウンへ変貌する下町にあるとは
言えど、賢く用心深く滅多に人前には姿を現さないホンドギツネが
わざわざ出張して来ても良いようなエリアでは、決してありません。

何しろ休日の天候にさえ恵まれれば、春から秋までセローを駆って
嬉々として「未知の道探索」へ出向く自分ですらも、その美しい姿を
見掛けるチャンスは年に一回あるか無いか・・・なのですから。


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狐が稲荷神社の眷属となった経緯については諸説あるのだけれど。

ルーツはさておき、一千年の時を経て「お稲荷さんの遣い番」として
日本独自のスタンスを築いた事実は、どうも確かなことのようです。


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自分にとって気になるのは、しばし薄暗がりでこちらの目をじっと
見つめていた「それ」の、意思と意図な訳なんでありますが。

考えつくのは、以下の三通りになります。


① 「とらみさんは帰る(帰らない)よ」というメッセージを伝えに現れた。

② 「アンタの胸の内は分かった。あのコに伝えておく。」という伝達者。

➂ とらみさん自身がきつねに姿を変え、サヨナラを伝えに現れた。


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そのどれが真意だったのか、あの短い逢瀬では残念ながら自分には
読み取れなかったけれど。

ただ、その出来事を境に何故か不思議と胸に渦巻いていた憔悴は消え
自然と「あるがままを受け入れよう」という心境にシフトしたのです。

サイコだオカルトだ、と読み手が面白おかしく解釈するのは自由ですが。

「あのタイミングであの場所にホンドギツネが現れる」ということ自体、
自分の常識ではまずありえない奇跡、としか考えられませんから。


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長年の猫好きにだけ秘かに伝わる、「10才を過ぎた猫はある種の
神通力を持つに至る」という伝説を信じる他に、術はないようです。


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勤務に務める間も、手が空いた時にふと「今頃とらみさんは・・・」
と意識が上の空に向いてしまいそうな日々を連ねて。

それでも「いい歳のオトナなんだから仕事中は顔には出すな」と
ギリギリ自らを諫めて、都合9時間の拘束時間を乗り越えました。

しかしコレ、なにしろ精神面で二重生活を強いられるに等しい様な
暮らし方ゆえ、帰宅後のアルコールの効きもハンパなくて(苦笑)。

正直な話、風呂に入るのを忘れてベッドに倒れ込んだ日もありました。


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休日もアジトに居ると、開いておいた勝手口のドアが風で軋む都度に
いちいち「もしかして帰って来って来てくれた?」と振り向く位だから
長丁場となると、とてもじゃないけど神経が保たなくてね・・・。

多分「とーちゃんかーちゃんヨメコドモ、その家族の中にネコもいる」
的な環境で猫と暮らしている人では、この心境は理解して貰えない。

実質15年間(飼い始め当初の一年のみ亡母が在命だったため)、
オスメス一対一のパートナーとして日々向き合って来たヒトでないと
自分の喪失感や痛手の大きさは、分かって貰えないものと思います。


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失恋のような「居なくなったから感じる、無いものねだり増幅要素」を
客観的にジャッジし省きながら・・・それでも割り切れない想いを
抱きつつ。

曖昧な天気に終始した今日は自分の尻を叩いて愛車のブレーキの
エア抜きがてらフルードの入れ替えを行っておりました。


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特定の時代にだけ採用された「DOT5」という珍しい規格のフルードを
購入しに出向いた主治医のモンタナMCでは、今日もI間さんが忙しく
メンテナンス作業の真っ最中。

「俺にとって四月は、もう今月いっぱい区切りが着かない感じかな。」
と笑う彼に、「じゃあ愛機を点検に持ち込むのは改めて月末にて」と。


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惜しむ気持ちを断つように散る桜、そして入れ替わりに芽吹く森の緑。

とらみさん、あなたの無事の帰りを待つ想いに、変わりは無いけれど。
四季は人の心を待たず、暦の通りに移り変わって行くようです。

あの金色に澄んだ瞳は、どんな窓からどんな景色を、眺めていますか。

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ジャンル : 車・バイク

スポーツスター、ユーザー車検を無事クリア!







4月に入っても、気温こそまずまず上がっても空がドンヨリしていたり
日差しが届いても一日続かなかったりでパリッとした好天は訪れず。

「いつ、THE 春!と感じられる日が来るんだろうか?」などと空を
見上げていたら・・・

まるで神様が忘れていたスイッチを慌てて切り替えたかのように、
突然5月のようなバカ陽気が始まった、今日この頃の盛岡。

そんなわけで本日のTOPには、南風に向かって帆を張るような
心躍るナンバーを置きました。


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勤務明けの疲労感と脱力感に、ついついベッドに潜り込みたくなる
「お休みモード」へ入りそうなマインドを、心の奥へと抑え込んで。

帰宅後の小一時間、レンチを片手に最後の点検を終えたなら
予め揃えておいた書類とインチ工具をバッグに押し込み、出発。

そう、今日はスポーツスターのユーザー車検を受ける日なのです。


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既に3回ほど経験しているから概要と手順は概ね掴めているものの。
小心者のきつねは「想定外の指摘を受けてオチた場合」を考慮して
午後イチ受験の第三ラウンドを予約。

軽い手直しで済めば次の第四ラウンド、ちょっと手が掛かる場合は
翌日の空いたラウンド・・・と保険掛けまくりなスケジュールです。


何しろ実は前日、ロードスターを預けたNさんから「クランクかカムの
オイルシールが逝ってました。車検代、少し多めに見て下さいね。」
という戦慄の通告が届いたため、いろんな意味で背水の陣(笑)。


おかげで「今日はスポーツスター今季初乗り」という大切なことすら
この時点ではまったく頭に浮かんでおりません。


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「受験は午後のラウンドなのに、午前のうちから出掛けるの?」

ごもっともな質問だけど、コイツで確実な一発合格を狙うのなら
もうひと手間掛けないと・・・で、まず出向いた先は予備車検場。

お店やディーラーに一任している方には馴染みが薄いジャンルの
工場ですが、要は車検のリハーサルをしてくれるところ。
一項目当たり数百円で事前に計測をお願い出来るわけです。


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きつねメが測定を依頼したのは、「大抵のハーレーはズレている」
とも噂されているヘッドライトの光軸。

ボールジョイントで吊っているような独特の構造のためなのか、
或いは振動で走っている内にズレて来るのか、理由は謎ですが。
ここのスタッフさんも「ほぼ要調整らしいねぇ。」と仰っていました。

それから受験時のエンジンの暖まり方で合否が分かれることもある
シビアな排ガスの濃度と、怪しげ加工なスーパートラップの音量も。

しかし結果から言うと「何も手を掛ける必要ナシの、オールクリア」!

秘かに懐に忍ばせていたキャブのミクスチャー調整用ドライバーも
光軸調整用のラチェットレンチも、全く出番ナシという成り行きに。


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「ヘッドライトにしても排ガスにしても、予備検で一発オッケー貰ったの
今回が初めてじゃないかしらん?」と首を捻りつつ、陸事へ到着。

排ガスの数値についてはエアクリーナーエレメントをK&Nのハイフローに
取り換えたことで、前回と同調整でも薄めのセッティングになったのか?

さておき、お昼休みを終えた各受付窓口が開くなり各種証紙を購入して
書類に貼ったり、この先二年分の自賠責保険を掛けたりして申し込み。


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ここで「おーっ!ひっさしぶりですー!」と陽気に肩を叩いてくれたのは
きつねメのスポーツスターの駆け込み寺・モンタナのマスター、I間さん。

きつねメが極力ユーザー持ち込みで車検を受ける理由のひとつは、
店を独りで切り盛りするI間さんの毎春の忙殺っぷりを知っているから。

「いやー、数日前までの殺伐とした人混みはナンだったの?ってぐらい
今日の車検場はもうスカスカに空いてますねー。」と笑う彼だけれど、
それでも落ち着いて店を開けていられる時間はほとんど無いのだとか。


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「いつもは開店前の朝イチを狙って来るけど、今日はどうしても急ぎで
一台受けないといけなくなってさ。」という長身のハンサムなマスターに
「忙しさが一段落した辺りにお邪魔します!」と返礼し、書類審査待ち。


I間さんはいつも明るくポジティブ、いつ会っても不思議と元気を貰える。
彼のファンが多いの、分かるなぁ・・・俺にとっても憧れのオトナだもの。


さてと受験書類が上がって来たから、いざラインへ向かいますか。


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過去に何度か受けたことがあるものの、しかしそれは「2年に一度」。

クリア出来るお膳立ては出来うる限り揃えたけれど、やっぱり毎回
緊張が抜けません。

各ランプ類の点灯とクラクションやハンドルロック、排ガスの濃度と
排気音量、各部目視に緩みの打検・・・OK。

そしてラインに進み、ローラー台に乗って前後各ブレーキの制動と
スピードメーターの正確さを計測。

これ、左足でスイッチを押したり離したりしながらタイヤを回すので
特に重量車だとちょっとおっかないんだよね(笑)。

あとはハイビームで光軸を測定し、ハンドルの巾や全高を測られて
検査はひと通りオシマイ・・・詰め所でハンコを捺してもらいます。

合格印を貰った受験書類を再び窓口に出して待ち、新しい車検証と
ステッカーが渡されるまでしばし待機。


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陸事に着いてから一時間少々で、車検に関する全ての儀式が完了。

20℃を越える信じられない陽気の午後、駐車スペースの片隅で
安堵の日なたぼっこを味わいつつナンバーのステッカーを貼り替え。

ノントラブルで良かった、空いていて良かった、お天気も良かった。
ついでに・・・自賠責も2000円以上値下がりしていて、良かった!

でも新車登録から13年オーバーで重量税が800円UPだそうな(涙)。


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自賠責 11520円  重量税印紙 4600円  車検審査印紙 1300円
車検登録印紙 400円  計 17820円。

きつねメの場合は予備検屋さんで3項目の測定をお願いしたので
これに1620円の費用を上乗せするけれど、それでも総額2万円弱。

きっとお店に頼んでいる人から見たら、「安い~!」って思うよね。

でも、無数の項目が並ぶ24ヶ月点検のチェックシートを眺めれば
きつねは「バイク屋さんの車検」が暴利だとは全然思いません。


ウチのスポーツスターは前回車検からの走行距離が僅か3200km。
部品の消耗も少なく屋内保管、オイル交換やプライマリーチェーンの
調整ぐらいのメンテは自前で出来ます。

だからユーザーで車検を通すけれど、この車種に精通したプロに診て
もらった方が良いところが本当はたくさんあるんです。

各種ベアリングの寿命の目安とかブレーキホースの耐用年数、はたまた
`03までのスポーツスター特有のネック・・・そういったところは定期的に
「分かってる本職」のジャッジメントを受けるべきなんじゃないかな、と。


「車検ラインを通す」と「車検整備を施す」の違いは、実はとても大きい。


I間さんに「後で機を見てお邪魔します」とご挨拶した意図は、そういう
意味合いなんです。


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例によって福田パン経由で立ち寄った直線工具にて、ナンバーボルトに
共締めする荷掛けフックを発見したので、購入。


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昨年の下北半島ツーリングの際、「アレ付けておけば便利だったのに」
と感じたのを思い出した次第。

「手許に来て6回目の車検を終えた記念に」という訳ではないけれど、
コイツには旅の匂いの漂う小物が似合う気がしてね。


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共に暮らして過ぎた月日がかさんだ分だけ、これから維持費も増すかも
しれないけれど。

まだオートバイが荒々しい乗り物だった前世紀のテイストを色濃く宿す
お気に入りのスポーツスター、まだまだ付き合って行きたいところです。


テーマ : Harley-Davidon
ジャンル : 車・バイク

謹賀新年・・・今年もよろしくお願いします。~年越し日記とささやかな「いじり初め」~




皆様、明けましておめでとうございます。

年がら年中変わり映えのしない忘備録兼用の冗長自己満足型
ひとり言ブログですが・・・今年もお付き合いの程、何卒
よろしくお願い致します。


っと、まず月並みな新年のご挨拶はここまでとしておきまして。
あとは「風変わりな中年ぎつねのお年越し記録」であります。


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前夜気まぐれに降った雪に「少し大晦日の雰囲気が出たね」と
会話を交わして職場を背にし、白く薄化粧した街を通って帰宅。


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が・・・仮眠から目覚めた午後は、前日の冷え込みが噓のような
柔らかな陽気。

例の「一階クローゼット年末大断捨離祭」で雪解けの道を幾度も
ゴミ処理に通い、すっかり汚れてしまったけーたろーを磨こうか。

「新年を迎えるに当たって今年の穢れを清めて」的な思いが特に
あった訳ではなくて。
単に「冬季の日和は貴重な洗車チャンス」というだけのことだけど。


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お風呂の上がり湯を使い、融雪剤で練られた泥と埃を洗い流せば
きれいさっぱり、気分も上向き。

初冬にがっちりポリラックと固形ワックスの合わせ技を施工して
おいたので、拭き上げついでの簡易なスプレーワックスのみでも
いい艶が戻ってくれます。

まあ、愛車がさっぱりした姿で新年を迎えるってのは悪くないかな。


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勤務のローテーションが上手いこと年末年始を跨いだおかげで
今回の年越しは旧友・アッシの実家へお邪魔して過ごすことに。

キュートないちご嬢は、以前のおてんば振りも一段落した様子。
チョコチョコやって来ては様子を眺め、お愛想を振り撒きます。

アッシ夫妻ときつねメは、ひたすらビール飲んで紅白眺めつつ
「あれだけ前日まで盛り上げといて『恋ダンス』はこれだけ?」
「あれ?小林幸子は結局出ないんか?またニコニコ会議?」
とか右でも左でも良いような会話に終始し、除夜の鐘を迎えて。


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「深刻な話題に至らないってさ、それはそれで幸せなことよ。」

そーだね、ハナ坊・・・でも、ヒーターの前からテコでも動かない
キミのお陰で、きつねは朝ご飯の席に着けないんですが・・・。

実はアッシ邸、いつの間にやら「シッポのある家族」が一名増殖。


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生後半年のキカンボねこ・「小太郎」、ただいま先住民と縄張り争い
真っ最中。
アッシ曰く「収拾つかない『仁義なき戦い』に発展しているらしい」。

なんでもオモチャにして夢中で遊んでいる姿は愛くるしいけれど、
どうか仲良く穏やかに暮らして下さいな、小太郎殿。


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「帰郷のためだけに買うには、NDロードスターのスタッドレスは少し
高価過ぎてなぁ・・・NAの14インチみたいに手頃じゃないからさ。」

里帰りに新幹線を選び、明日東京へ戻るというアッシ夫妻と別れて
お昼前にアジトへ帰り、御近所の小さな神社に形ばかりの初詣で。

今年は世の中が元旦営業を自粛する動きへ移行し始めたのか、
隣り町からの道中は例年にも増して空いておりましたね。


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ガレージにけーたろーを収め、それから「新年のいじり初め」?
・・・と言うには大げさな、僅か数秒で済む程度のパーツ交換を。

某通販サイトにて溜まっていたポイントの使用期限が迫ったので
年末ギリギリに発注しておいた、スポーツスター用の簡易油温計。

画像で指している数値が妙に高いのは「試しに体温計のように脇へ
挟む」というイタズラのためで(笑)この程度なら誤差はない様子。


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数種類ある中からきつねメが選んだのは、デイトナ製のもの。

かつて同社製で同様のものをSRX400にも使っていた事があって
「まあ期待を外すような品質では無いだろうから」とチョイス。

ハーレーお得意の分厚いクロームメッキと比べると、ちょっと
輝き方がくすんでいる感じかな。

しっかしディップスティック、ずいぶん長ェなあ。ナンでよ?(笑)


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装着はヒョイと抜いて差し替えるだけ故、大して見た目に変化ナシ。
ドライサンプ・エンジンならではのお手軽メーターでありますね。

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ディップスティック型油温計自体は、この単車を手に入れた頃から
既に米国ブランドの物があったんだけど。
表示が摂氏(℃)じゃなくて華氏(F)なので分かりにくかったんです。

「リジッド・エボでも最終のコレは、岩手での通常走行に限って言えば
オイルクーラーまでは必要ないと思いますよ。」
とは、お世話になっている専門店のマスターから頂いた意見。

大事を取って真夏は仮眠させるマシンなれど、初夏や晩夏に感じる
カロリーがどうも相当に大きいようで、様子を見たくなるんですね。


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時に心揺れるマシンと出会うことはあるものの、それでもコイツが
他車に「アガリの一台」の座を明け渡す時は来ないでしょう、きっと。

決して出来の良いバイクではなく、特に足回りの躾なんか「酷い」と
感じることもあるけれど・・・それでも好きなんです、スポーツスター。

ライディング中に見られない場所に付いていても、目安ぐらいには
役立ってくれるだろう、小さな油温計。

手許に来てから12年。そしてこれからも長く続くだろうお付き合いの
一助になってくれたら、と思う次第なんでありますよ。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : 車・バイク

冬眠前の整備は、スポーツスターから。







今日の主役には`80sのアメリカンロックでも併せたいところだけれど
空気にひしひしと忍び寄って来る冬の匂いから、どうもノリが沿わず。

TOPには、毎年この時期から四輪に常備し始める彼らの曲を。

イントロで響き始める不等間隔のドラム・ビート、そしてスリリングな
メロディも・・・どこかハーレーのエンジンや乗り味に通じているようで。

ことの他、お気に入りのナンバーである次第であります。


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さて、ここ数日イレギュラーなシフトで昼夜逆転する勤務が続いて
ちょっと生活のリズムがおかしくなっていたきつねメ。

「解放後は丸一日眠ってリセットしよう」と思っていたものの・・・
いざ目覚めてみれば黄昏にはまだ早い、青空の午後。

「この好機を逃せばスポーツスター冬眠させるタイミングは
もう得がたいかもしれない!」と大慌てで重ね着し、我が白馬を
ガレージから引き出しました。


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バイク好きにはよく知られたことだけれど、ハーレーって未だに
エンジンとミッションが四輪のように別体(別室)という設計。

つまりミッションのオイルを交換する場合、実際に走って駆動系も
温めてやらないと「抜け」が悪い、ということなんですね。

とりあえず郊外まで20kmぐらい、ひと回りして来るかな・・・。


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タイヤもエンジンも温まった頃を見計らい、前方が大きく開けたら
1200Sならではの豪快で刺激的な怒涛の加速をつまみ食い。

この乗り味は・・・やっぱり文句なく、愉しい、飽きないんだよなぁ。

ぎりぎり10℃を越える気温のお陰で軽装備でも何とかしのぎつつ
「帰ったら熱い風呂に入りたくなる、そういう季節なんだな」と実感。


それにしても気温の割には案外多かったね、すれ違うバイク乗り。


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ホントに風呂に浸かったらせっかく温めたエンジンが冷えてしまう(笑)
ので、アジトに戻るなり「オイルぱっくんちょ」を敷いてドレンの抜き取り。


帰宅の道中に立ち寄ったガソリンスタンドで挙動不審な250ccのペアが
いたので声を掛けてみたら、「さっき転んじゃったんですよォ!」とか。

オイルみたいなのが滴っているので、引火しないか怖くなって・・・と
ヘルメットを脱いだお二人、なんとうら若きすんげぇ美人さん!

地面に落ちた滴を舐めてみれば、クーラントの甘い味(←有毒ですので
マネしちゃダメよ)。

もうそれ以上にポタポタ落ちてくる様子も無かったので、「コケた時に
少し漏れただけ。大丈夫でしょ。」と伝えて自分の給油を済ませました。


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あのお嬢さんたちはホントずば抜けてキレイだったけれど・・・ウチの
仔馬のミッションドレンは今年もヘゲヘゲで、汚いばかりです。

たぶん発進前にニュートラルからギアを入れる際、度々タイミングを
読めずに「ガリガリッ」と鳴かせてしまうから、なんだろうなぁ。

乗り方にすら「テクニックとは言えない勘どころ」が残っている辺りも
20世紀の産業遺物・シーラカンスたる所以でしょうか。

今の国産車にはきっと、そんな気難しさなんて無いものね。


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今回奇妙だったのは、今まで使って来たはずのフィルターレンチが
何故かサイズ違いで合わず、止む無くドライバーでドツいたこと。

これはこれでフィルター内のオイルを抜いて外せるので間違いでは
ないんだけれど・・・あのフィルターレンチ、何だったんだ?四輪用?

あとで車庫を整理しながら、もう一度念入りに探してみようっと。


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プライマリー・チェーンの遊びは、まだケースが暖かい状態で8m/m。
許容範囲まで1m/m以上の猶予アリ・・・ということで、調整省略。

この辺までのんびり進めて30分、もう古いヤツは抜け切っただろうと
エンジンオイルやミッション系のドレンを締めて、新しいオイルを注入。


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きつねが使っているオイルは、エンジンがレブテック金缶(化学合成)。
ミッションも同社の白缶で、他のブランドは試したことがありません。

通販だと金缶3コに白缶1コ・廃油処理箱までセットになった商品があり
毎年それを購入しているわけです。

この時期いつもお馴染みのセットを発注すると・・・毎秋、ドル/円の
為替レートが価格に反映されていて、ちょっと興味深かったりして。

確か昨年は4500円、以前の最安値は4000円カッキリだったはずで。
対して今年ついに5000円の大台を突破。円安、進んでるなぁ(涙)。


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それからガソリンタンクに燃料劣化防止のおまじないとして、キャップ
一杯分のWAKO`S フューエル1を注いで。

これまた気休め的な儀式だけれど、休眠中のタイヤの変形を防ぐため
コンプレッサーで4kgぐらいエアを突っ込んでおいて。

コックOFFでアイドリングし、キャブのガソリンを燃やし尽くしたら支度は
オシマイだけれど・・・格納時に押し歩きする際、空気圧パンパンだと
車重が20kgぐらい軽くなったようにラクちんで、これも面白いもの。

(但し来季の乗り始めに調整し忘れると、相当怖い思いをします。笑)


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最後にバッテリーを降ろし、来春までガレージの隅で長い眠りにつく
きつねのスポーツスター

本当はきっちり手間を掛けて洗車までしたかったところだけれど、
秋の深まりが想定外に早かったから・・・これで許しておくれ。

今度の4月には車検が控えているなぁ、特に問題になりそうな点は
無いはずなんだけれど。

それから気に掛けておかねばならないのは、タイヤかな。


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2012年の春に履かせたピレリのナイト・ドラゴンは、以降で推定走行距離
4000km。

現在フロントは5部山・リアが3部山を切ったところで、確かに前回履いた
K300GPより1000km以上長持ちしています。

但し、どうも更に大きく重いビッグツイン系を軸に置いて開発されたものの
ようで、「ケーシング固い」「コンパウンドの温度依存度がダンロップ並み」。

来夏辺りに摩耗の限界が来そうなので、次はもう少し軽いバイク向けのを
選んでみたいところ。


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候補として設計の新しいダンロップGT601を考えているものの、評価が
どうも極端に分かれているようで、愛馬との相性共々少し気になります。


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なんやかんやありつつ来年は、付き合ってから12年・14才になる
スポーツスター

バイクライフの主力の座をセローに譲った今も魅力は色褪せず、
永く仮死状態にあったゴリラを除けば、最も所有歴の長い単車。


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5月に巡った下北半島一周ツーリングでも「良き友」として活躍し
一層愛着の深まった一年でありました。


それでは・・・お休み。来季もお付き合いの程、よろしく頼むね。

テーマ : Harley-Davidon
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い スポーツスター 冬眠

プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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