謹賀新年・・・今年もよろしくお願いします。~年越し日記とささやかな「いじり初め」~




皆様、明けましておめでとうございます。

年がら年中変わり映えのしない忘備録兼用の冗長自己満足型
ひとり言ブログですが・・・今年もお付き合いの程、何卒
よろしくお願い致します。


っと、まず月並みな新年のご挨拶はここまでとしておきまして。
あとは「風変わりな中年ぎつねのお年越し記録」であります。


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前夜気まぐれに降った雪に「少し大晦日の雰囲気が出たね」と
会話を交わして職場を背にし、白く薄化粧した街を通って帰宅。


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が・・・仮眠から目覚めた午後は、前日の冷え込みが噓のような
柔らかな陽気。

例の「一階クローゼット年末大断捨離祭」で雪解けの道を幾度も
ゴミ処理に通い、すっかり汚れてしまったけーたろーを磨こうか。

「新年を迎えるに当たって今年の穢れを清めて」的な思いが特に
あった訳ではなくて。
単に「冬季の日和は貴重な洗車チャンス」というだけのことだけど。


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お風呂の上がり湯を使い、融雪剤で練られた泥と埃を洗い流せば
きれいさっぱり、気分も上向き。

初冬にがっちりポリラックと固形ワックスの合わせ技を施工して
おいたので、拭き上げついでの簡易なスプレーワックスのみでも
いい艶が戻ってくれます。

まあ、愛車がさっぱりした姿で新年を迎えるってのは悪くないかな。


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勤務のローテーションが上手いこと年末年始を跨いだおかげで
今回の年越しは旧友・アッシの実家へお邪魔して過ごすことに。

キュートないちご嬢は、以前のおてんば振りも一段落した様子。
チョコチョコやって来ては様子を眺め、お愛想を振り撒きます。

アッシ夫妻ときつねメは、ひたすらビール飲んで紅白眺めつつ
「あれだけ前日まで盛り上げといて『恋ダンス』はこれだけ?」
「あれ?小林幸子は結局出ないんか?またニコニコ会議?」
とか右でも左でも良いような会話に終始し、除夜の鐘を迎えて。


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「深刻な話題に至らないってさ、それはそれで幸せなことよ。」

そーだね、ハナ坊・・・でも、ヒーターの前からテコでも動かない
キミのお陰で、きつねは朝ご飯の席に着けないんですが・・・。

実はアッシ邸、いつの間にやら「シッポのある家族」が一名増殖。


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生後半年のキカンボねこ・「小太郎」、ただいま先住民と縄張り争い
真っ最中。
アッシ曰く「収拾つかない『仁義なき戦い』に発展しているらしい」。

なんでもオモチャにして夢中で遊んでいる姿は愛くるしいけれど、
どうか仲良く穏やかに暮らして下さいな、小太郎殿。


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「帰郷のためだけに買うには、NDロードスターのスタッドレスは少し
高価過ぎてなぁ・・・NAの14インチみたいに手頃じゃないからさ。」

里帰りに新幹線を選び、明日東京へ戻るというアッシ夫妻と別れて
お昼前にアジトへ帰り、御近所の小さな神社に形ばかりの初詣で。

今年は世の中が元旦営業を自粛する動きへ移行し始めたのか、
隣り町からの道中は例年にも増して空いておりましたね。


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ガレージにけーたろーを収め、それから「新年のいじり初め」?
・・・と言うには大げさな、僅か数秒で済む程度のパーツ交換を。

某通販サイトにて溜まっていたポイントの使用期限が迫ったので
年末ギリギリに発注しておいた、スポーツスター用の簡易油温計。

画像で指している数値が妙に高いのは「試しに体温計のように脇へ
挟む」というイタズラのためで(笑)この程度なら誤差はない様子。


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数種類ある中からきつねメが選んだのは、デイトナ製のもの。

かつて同社製で同様のものをSRX400にも使っていた事があって
「まあ期待を外すような品質では無いだろうから」とチョイス。

ハーレーお得意の分厚いクロームメッキと比べると、ちょっと
輝き方がくすんでいる感じかな。

しっかしディップスティック、ずいぶん長ェなあ。ナンでよ?(笑)


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装着はヒョイと抜いて差し替えるだけ故、大して見た目に変化ナシ。
ドライサンプ・エンジンならではのお手軽メーターでありますね。

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ディップスティック型油温計自体は、この単車を手に入れた頃から
既に米国ブランドの物があったんだけど。
表示が摂氏(℃)じゃなくて華氏(F)なので分かりにくかったんです。

「リジッド・エボでも最終のコレは、岩手での通常走行に限って言えば
オイルクーラーまでは必要ないと思いますよ。」
とは、お世話になっている専門店のマスターから頂いた意見。

大事を取って真夏は仮眠させるマシンなれど、初夏や晩夏に感じる
カロリーがどうも相当に大きいようで、様子を見たくなるんですね。


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時に心揺れるマシンと出会うことはあるものの、それでもコイツが
他車に「アガリの一台」の座を明け渡す時は来ないでしょう、きっと。

決して出来の良いバイクではなく、特に足回りの躾なんか「酷い」と
感じることもあるけれど・・・それでも好きなんです、スポーツスター。

ライディング中に見られない場所に付いていても、目安ぐらいには
役立ってくれるだろう、小さな油温計。

手許に来てから12年。そしてこれからも長く続くだろうお付き合いの
一助になってくれたら、と思う次第なんでありますよ。
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冬眠前の整備は、スポーツスターから。







今日の主役には`80sのアメリカンロックでも併せたいところだけれど
空気にひしひしと忍び寄って来る冬の匂いから、どうもノリが沿わず。

TOPには、毎年この時期から四輪に常備し始める彼らの曲を。

イントロで響き始める不等間隔のドラム・ビート、そしてスリリングな
メロディも・・・どこかハーレーのエンジンや乗り味に通じているようで。

ことの他、お気に入りのナンバーである次第であります。


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さて、ここ数日イレギュラーなシフトで昼夜逆転する勤務が続いて
ちょっと生活のリズムがおかしくなっていたきつねメ。

「解放後は丸一日眠ってリセットしよう」と思っていたものの・・・
いざ目覚めてみれば黄昏にはまだ早い、青空の午後。

「この好機を逃せばスポーツスター冬眠させるタイミングは
もう得がたいかもしれない!」と大慌てで重ね着し、我が白馬を
ガレージから引き出しました。


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バイク好きにはよく知られたことだけれど、ハーレーって未だに
エンジンとミッションが四輪のように別体(別室)という設計。

つまりミッションのオイルを交換する場合、実際に走って駆動系も
温めてやらないと「抜け」が悪い、ということなんですね。

とりあえず郊外まで20kmぐらい、ひと回りして来るかな・・・。


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タイヤもエンジンも温まった頃を見計らい、前方が大きく開けたら
1200Sならではの豪快で刺激的な怒涛の加速をつまみ食い。

この乗り味は・・・やっぱり文句なく、愉しい、飽きないんだよなぁ。

ぎりぎり10℃を越える気温のお陰で軽装備でも何とかしのぎつつ
「帰ったら熱い風呂に入りたくなる、そういう季節なんだな」と実感。


それにしても気温の割には案外多かったね、すれ違うバイク乗り。


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ホントに風呂に浸かったらせっかく温めたエンジンが冷えてしまう(笑)
ので、アジトに戻るなり「オイルぱっくんちょ」を敷いてドレンの抜き取り。


帰宅の道中に立ち寄ったガソリンスタンドで挙動不審な250ccのペアが
いたので声を掛けてみたら、「さっき転んじゃったんですよォ!」とか。

オイルみたいなのが滴っているので、引火しないか怖くなって・・・と
ヘルメットを脱いだお二人、なんとうら若きすんげぇ美人さん!

地面に落ちた滴を舐めてみれば、クーラントの甘い味(←有毒ですので
マネしちゃダメよ)。

もうそれ以上にポタポタ落ちてくる様子も無かったので、「コケた時に
少し漏れただけ。大丈夫でしょ。」と伝えて自分の給油を済ませました。


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あのお嬢さんたちはホントずば抜けてキレイだったけれど・・・ウチの
仔馬のミッションドレンは今年もヘゲヘゲで、汚いばかりです。

たぶん発進前にニュートラルからギアを入れる際、度々タイミングを
読めずに「ガリガリッ」と鳴かせてしまうから、なんだろうなぁ。

乗り方にすら「テクニックとは言えない勘どころ」が残っている辺りも
20世紀の産業遺物・シーラカンスたる所以でしょうか。

今の国産車にはきっと、そんな気難しさなんて無いものね。


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今回奇妙だったのは、今まで使って来たはずのフィルターレンチが
何故かサイズ違いで合わず、止む無くドライバーでドツいたこと。

これはこれでフィルター内のオイルを抜いて外せるので間違いでは
ないんだけれど・・・あのフィルターレンチ、何だったんだ?四輪用?

あとで車庫を整理しながら、もう一度念入りに探してみようっと。


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プライマリー・チェーンの遊びは、まだケースが暖かい状態で8m/m。
許容範囲まで1m/m以上の猶予アリ・・・ということで、調整省略。

この辺までのんびり進めて30分、もう古いヤツは抜け切っただろうと
エンジンオイルやミッション系のドレンを締めて、新しいオイルを注入。


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きつねが使っているオイルは、エンジンがレブテック金缶(化学合成)。
ミッションも同社の白缶で、他のブランドは試したことがありません。

通販だと金缶3コに白缶1コ・廃油処理箱までセットになった商品があり
毎年それを購入しているわけです。

この時期いつもお馴染みのセットを発注すると・・・毎秋、ドル/円の
為替レートが価格に反映されていて、ちょっと興味深かったりして。

確か昨年は4500円、以前の最安値は4000円カッキリだったはずで。
対して今年ついに5000円の大台を突破。円安、進んでるなぁ(涙)。


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それからガソリンタンクに燃料劣化防止のおまじないとして、キャップ
一杯分のWAKO`S フューエル1を注いで。

これまた気休め的な儀式だけれど、休眠中のタイヤの変形を防ぐため
コンプレッサーで4kgぐらいエアを突っ込んでおいて。

コックOFFでアイドリングし、キャブのガソリンを燃やし尽くしたら支度は
オシマイだけれど・・・格納時に押し歩きする際、空気圧パンパンだと
車重が20kgぐらい軽くなったようにラクちんで、これも面白いもの。

(但し来季の乗り始めに調整し忘れると、相当怖い思いをします。笑)


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最後にバッテリーを降ろし、来春までガレージの隅で長い眠りにつく
きつねのスポーツスター

本当はきっちり手間を掛けて洗車までしたかったところだけれど、
秋の深まりが想定外に早かったから・・・これで許しておくれ。

今度の4月には車検が控えているなぁ、特に問題になりそうな点は
無いはずなんだけれど。

それから気に掛けておかねばならないのは、タイヤかな。


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2012年の春に履かせたピレリのナイト・ドラゴンは、以降で推定走行距離
4000km。

現在フロントは5部山・リアが3部山を切ったところで、確かに前回履いた
K300GPより1000km以上長持ちしています。

但し、どうも更に大きく重いビッグツイン系を軸に置いて開発されたものの
ようで、「ケーシング固い」「コンパウンドの温度依存度がダンロップ並み」。

来夏辺りに摩耗の限界が来そうなので、次はもう少し軽いバイク向けのを
選んでみたいところ。


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候補として設計の新しいダンロップGT601を考えているものの、評価が
どうも極端に分かれているようで、愛馬との相性共々少し気になります。


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なんやかんやありつつ来年は、付き合ってから12年・14才になる
スポーツスター

バイクライフの主力の座をセローに譲った今も魅力は色褪せず、
永く仮死状態にあったゴリラを除けば、最も所有歴の長い単車。


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5月に巡った下北半島一周ツーリングでも「良き友」として活躍し
一層愛着の深まった一年でありました。


それでは・・・お休み。来季もお付き合いの程、よろしく頼むね。

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tag : もの思い スポーツスター 冬眠

寒風を突いて、海へ。 ~「ツーリングの下見」という名の、ツーリング~







「10月10日は晴れの特異日、ツーリングのために空けといてね」
とメッセージを送って来たのは、馴染みのオカミサン。

正確には「来季のツーリングの下見のためのツーリング』(笑)。
というのも、毎回何故かどこかで散り散り迷子になるため。

そのルートをちゃんと把握したいのだ、という。


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「下見だったらヨツワでもいい?」と問うたら「ぜひ二輪で!」との
お返事だったので、寒風を突いてスポーツスターを出したのに。

なんでェ!単車組、3人しかいないんじゃん!

そして何故かミニバイクレースのトランポたる特大ハイエース。
「いや、娘のお守付きで。俺のTZR、シングルシートだし。」とコイチ君。


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「そのハイエースに俺らの単車、全部積んでくれー!」と叫びつつ
とにかく11月かと思うほど寒い国道を、南下開始。

まずはKINさん&ドゥカティ400SSがトップを切ったものの、どうしても
コイチ君親娘のハイエースやオカミサン&りゅた君のノアが付いて
来られない。


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「まあ次の休憩ポイントはみんな分かってっから」ということで、後は
四輪組を前に置いたり後ろに据えたり、いろいろ臨機応変。

気付けば行きずりに、全然知らないライダーの編隊にくっついて
「勝手に一瞬ツーリングクラブ」を結成していたり(←二輪あるある)。


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皮パン皮ジャンのフル装備でも、日差しが陰ったまま15℃切られると
ホント、凍える。

休憩の産直に着くなりドゥカのKINさん&スーパーグライドのKAKUさん
共々、トイレへ向かって猛ダッシュ。

「こんさん、こんな日はソフトクリームとかオススメなんですけどー♪」
ってか、おい、りゅたくん・・・なんでキミ、Tシャツ一丁なんだね?(怒)

烈しく場違いなカッコのりゅたくんを引きつった笑顔でイジり倒した後、
かなりロボ入ったぎこちない動作でマシンに跨り出発。


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こりゃ皮パンより、防風カーゴの下にもう一枚履いた方が良かったか。

すれ違う若そうな二輪乗りが最新のコーデュラ・ナイロンでウェアを
固めているのに対し我々オッサン組の装備たるや・・・正にド・昭和。

ともあれ住田を越えたところで青空に恵まれ、安堵のひと息。


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大船渡のR45に入るなり、何故か二輪組→新道 四輪組→旧道と
「はぐれ刑事・旅情編」発生(KINさん曰く「毎度のオヤクソク」)。

「なんでナビをセットしてあるのに間違えるかなぁ?」と呆れつつ、
オッサントリオは愛機を路肩に寄せて日向ぼっこの一服。

なんやかんや右往左往の末に到着したのは、同市の魚市場。

・・・確かに、迷うわけだよ・・・下から見ると真新しくビジネスライクな
「いかにも市場でござい」ってな巨大施設。

まさかその三階にこんな洒落たレストランがあるなんて、路上からは
想像もつかないもんなぁ(そして後に被害者がもう一人増える)。


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それでも知っている人は知っている店らしく、空き席待ちしばし。

しかし表のお品書きが、凄い。生まれも育ちも内陸なメンツだけに
海鮮系ラインナップの怒涛っぷりには、よだれダラダラで目を白黒。

「とてもじゃねーけど一つに絞れんわ。こりゃあ二品行くしかねぇ。」
あまりの寒さにカロリーを燃やし切った我々は、もう欲望赴くまま。

「・・・帰りのガソリン代とヨメの怒り・・・リスクを考えると・・・否!
玉砕覚悟だぁ!いま喰わないでいつ喰うんだぁっっ!」
さすがレーサー、決断の潔さが・・・ってコイチ君、ハイエースだべ?

「とーちゃんがふたつ食べるなら、あたしも玉砕するー!」(←娘)。
あー・・・オラ知ーらね・・・いや、ガソリン代はカンパしてもいいけど。


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「おめーシベリア帰りか?」「アラスカよりは暖かい?」とTシャツ姿を
散々いじくったお返しか、券売機の横からスルスル手を出し勝手に
「さんま担々麺」「レモンシャーベット」「メロンソフトクリーム」の
スイッチを押そうとするりゅた君を、全力で阻止。

「こんさん、ここで伝説作りましょうよ。伝説の男になりましょうよ。」
・・・うるせぇよ、このオホーツク野郎がぁっっ!

ゴホンゴホン。きつねの二品は、まず「鮪と白身魚のづけ丼」。
そしてサイドに「あら汁」で、きっかり2000円ナリ。
・・・特に高くも安くもない、妥当な値付け・・・って、思うよね?
でも実は信じ難いことにココ、ご飯も味噌汁もサラダも漬物も
「タダで食べ放題」なんよ。

ええ、きつねメにとっては「づけ丼とあら汁は、おかず」です。
前菜としてサラダと漬物、とーぜん白ご飯も味噌汁も、頂きます。


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大きなシッポはみ出さんばかりに獣に戻ったきつねメ、全力で推定
2000㌔カロリーを吸収・・・味?野暮だなぁ、美味いに決まってるさ。

各々お腹いっぱいでお店を後に、隣接のデッキ・テラスへ。

いやもうなんていうか、ここまで清々しいと「大瀧詠一の世界」だわ
(それがTOPナンバーの選曲理由だった訳です)。


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水面も穏やかな大船渡湾を眺めながら「暖かいー、帰りたくねー」と
談笑する面々。

するとそこへ、遅れて到着したNさんが「カニ味噌ラーメン」を平らげ
汗だくで登場。

「なんかバイクの調子が悪くて、後から追って来るそうよ」とは道中
聞いていたものの・・・Nさん、相当飛ばして来たみたいだね?


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「ホントの理由を話したら、ぜってー笑いものにされます」とNさん。

30分もキックを踏み続けた挙句、掛からない理由に気付いて茫然。
なんと単に燃料コックがOFFだっただけなそうな(←おいおい)。

俺どんだけマヌケなん?と立ち尽くしているところへ、両親から
農作業のヘルプの要請。

大慌てで自宅をダッシュするも降りるインターチェンジを一つ間違え
相当遠回りで大船渡に着弾する羽目になったとか。


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しょーもねーけどよくあるねー・・・キルスイッチ切れてたとかねー・・・。

このままダベッていたいけど、そろそろ日が西へと傾き始めてる。

震災の大津波から既に5年半、今も陽光の中に土埃舞う大船渡。

BRT(鉄道路線をバスに置き換え運用)専用道を一旦停止で横切り、
再び来た道を引き返す一行。

沿岸の様子をじっくり確かめに訪ねるのは、ソロの時までお預けか。


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しかし分かってはいても・・・海からひと山越えるなり、寒い寒い。
帰路もまるっきり11月と変わらない、10℃台前半の気温標示。

18℃を示していたR45が幻だったかのように、空気が冷たい。

でも昔は、こんな天気でも狂ったように走り回っていたよな。
きっともっともっとハングリーだった・・・自分も、そして時代も。


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「どーせ帰る方向は皆同じだから、またどこかで会っちゃうけど」と
道の駅・宮守で、一応解散。

メガネ橋を渡るSL銀河は既に通過した後のようで、連休最後の
黄昏時でも混み具合はそこそこ。

ここからの50kmはルートも所要時間もトイレのある場所も当然
知り尽くしているから・・・やっとホットのボトル・コーヒーが飲めた
(こんだけ冷えると利尿作用がキツいからねぇ。笑)。

そしてやっぱり、スポーツスター相応のスピードに乗せてクルーズし
市街入り口のコンビニで最後の一服をついていると・・・また再会。


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「KINさんのドゥカ、オイル上がり始めてるんでねっか?」
「加速すっときさ、一瞬白いケム吐いてるっけおんね。」
「まあ今日のところは保つかなー、って。ゴーヨンにすっかなぁ。」

お二人とも、オカミサンの店で出会って20年。

「こんちゃん、ゼファーの頃より流石に大人しくなったと思ったけど
解散後の飛ばしっぷりは相変わらずだねぇ。」
「いや、1200Sはマッタリ走らせると余計ギクシャクすっから・・・。」

じゃあ、またね!と黄昏に手を振りあって、今度こそホントに解散。


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きつねは滅多に、他人とつるんで走らない。

バイク・ブームだったハタチの頃、ツーリング・クラブに数年所属し
「終始身内としかおしゃべりしない」「前者の背中しか記憶にない」
「クラブ員とゲスト参加者との垣根」みたいなものにネガを感じてね。

もともと団体行動に向いていなかったのだろう・・・むしろ個人主義な
「峠の山賊」の群れの方が、肌に合っていた。

「それでもお前は結局、ソリストなんだ。日がな一日走れる時期は
遠出ばっかりで、全然ヤマにも顔を出さないじゃん。」


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お風呂が沸くまでの間にスポーツスターの荷を下ろし、軽く磨いて。
インチの工具をボックスに戻しながら、ジワジワと感じる「何か」。

走ることそのものとは別な質の心地良い、淋しさとサウダージ。

「『トモダチと遊んで作る思い出』は、こんなに優しいものだったか。」

性格に根差したきつねの主義は、きっと変わらないけれど。

自分の時間を心許せる誰かと共有する、そんな機会も大切にしよう。
今までよりも、もっと。

tag : スポーツスター ツーリング もの思い

「開放」の午後、スポーツスターと湖畔を過ごす。








ここ数ヶ月、まるで雨雲の如く頭上にのしかかっていた試験を終えて。

今日のTOPには、この時期にスポーツスターを走らせるとついつい
歌ってしまう一曲を、ひとつ・・・。


フロント小径タイヤは`70年代の流行りにしても、ノーマルフレームで
フォークだけ伸ばしているから、エンジンがのけぞっていたり。
そもそもエーちゃんのガタイに対して車体が小さ過ぎたり、と。

今の世代・今の視点で見ると、そりゃもうツッコミどころ満載の映像。

でも1980年前後の日本のカスタム・チョッパーって、概ねこんな感じ。

現在よりも車検や取り締まりがずっと厳しかったし、ボルト・オンで
組める改造部品など非常に少なく、もし在ったとしても高価だったしね。


現代ほどではないにせよ、トップスターに対する世間の目は煩いため
マフラーまで純正のままだったこの単車・・・果たしてベースは何だろう?

きつねの見立てでは、SOHCの4気筒で連結管を持つ排気系から考えて
「ホンダ過渡期のミドルクラス、CB400~500four系ではないかな?」と。


きつねより一世代上で今もGL500改を駆るトライアル師匠・へーさんなら、
「あーっ、これはアレだよ!」と快刀乱麻の返答が返って来そう(笑)。


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さすがに同時期のジャニーズ顔負けな「赤い捩じりバンダナ」は既に
見掛けなくなって幾星霜・・・バンダナ自体はきつねもいまだに愛用して
いるけれど、地味な紺や黒を防風対策として襟元に広げて使います。


時代背景的なギャップはさておきカッコいいよ、この頃のエーちゃん。


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YAZAWAロック絶頂期には、まだローティーンだったきつねだけれど。

十代をまるまる典型的な`80sラジオ・キッズとして過ごした経緯から、
ファンならずともヒットチャートに上がった彼の曲は、大体覚えている。

そしてそのどれもが「とてもバイクっぽい」、お気に入りばかりなんだ。


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試験を終えて昼食を摂った午後、2ヶ月前の下北半島ツーリング以降
ガレージの隅でずっと眠っていたスポーツスターを引き出した。

既に「もしもその日・その時が好天に恵まれていたなら、そうしよう」と
以前から決めていた、約束のルーティーン・・・行き先は、田沢湖


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手許にあるレシピでパーフェクトを狙い連日積み重ねた努力はしかし
「中華料理の心積もりで挑んだらテーマは和食だった」的な違和感を
終始拭えなかったせいか、どうにもスッキリしない後味を残している。

そのせいか、パチン!と気分のスイッチを入れ替えるような爽快感や
解放感は片道50km超の道程を経ても、得られることはなかった。


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・・・でもね、いいんだ・・・その「しんどい日々」に出来る限りのベストを
尽くしたことは、誰も知らないけれど自分自身がよく分かっているから。

「あの素材で考え得る最善」を尽くしてもジャッジメントが「OUT」ならば
差し向けられたハードル自体、自分のキャパシティを超えていた、と。

勝っても負けても悔いはない。潔く審議する側に全て預けようと思う。
他者がどう判断しようと、「そういう生き物」だからさ、俺は・・・。


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前時代的に豪快で大らかなお前は、スパッと割り切り陽気に行きたい
気性の持ち主だろうに・・・その個性に応えてやれなくて、ごめんな。

昭和系男子のアナログな思考回路は、お前のハロゲン球のように
ボヤンと灯り始めて余韻を残して消える、不器用なマインドなんだ。

空冷に優しい大きな雲が消えた梅雨明けから、かったるくて煩わしい
盛夏を越えた秋には、お前をお前らしく走らせてあげられるから。


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もう少しだけ、俺に時間をくれよ・・・宝物の、スポーツスター


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個人的に「西に向かった時の最終休憩スポット」としてお約束である
御所湖の畔には、秘かに「ねこの庭」と呼んでいる定点観測地点が
あります。


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代々世間的には「美猫」と評してもらえない柄を持つねこたちばかり。

だけど、広々とした庭園で思い思いに自由に過ごす彼ら・彼女らの
姿は、既に都市部では見られなくなって久しい「昭和ねこ」のもの。


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今回は初夏に生まれたと思しき仔猫たちが、好奇心の赴くままに
愛くるしくはしゃぎ回っていて、心身とも凝り固まったきつねの目を
しばしの間、癒してくれました。

日々を自分らしく生きて行けたら、きっとそれが「幸せ」なんだよね。

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tag : もの思い スポーツスター 田沢湖 御所湖 ねこ

「ひとり旅」は結局、「昨夜見た夢」の話に過ぎないのかも、ね。








いつ、どこを発って何時にどこへ着いて、何をしてアレをして・・・と。


書こうと思ったら、書ける。そのためのレシピは、ナンボでもある。



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何日何時にどこの食堂で何を食べ、それがどうだったのか、も。

その時点ではホントは半分ぐらい、詳細に書く心積もりで、いた。



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何月何日に何キロ走って燃費は何km/Lだったのかも、書ける。

ガソリンスタンドのレシートも、ほとんど手元に残っている。



だけど・・・「自分の忘備録」としての理由以外、そのことについて

果たしてどれだけの意義や意味があるんだろう・・・と。



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「3日間」という長くて短い独りを終え、一夜明けた今となっては

この曲以上に語れるものなど、何もないような気持ちになっている。



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「生きていく 道連れは  夜明けの 風さ   蒼い 夜明けの 風さ」

なんとズルいフレーズだろう・・・それ以外の言葉など、あるはずがない。



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しかし、「個人所有の60式雪上車」て・・・やっぱり下北半島、魔界としか思えんわ。

テーマ : ツーリング
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い スポーツスター 下北半島 大間

プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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