バラバラになったら、終わりの始まり?






物語は、これからさ・・・そうさ、どうにだってなる・・・どうにだって、なるさ・・・か。



「だから」と言うわけじゃけれど、しばらく他のドタバタに時間と手間を取られ
休止中だった「XLR80Rいじり」、先日の勤務明けに思い切ってアシとホネと
エンジンをバラすことにしました。


「全バラにすると部品があちこちに散開しかねない」
「全バラにすると収納場所も倍ぐらい必要になる」
「タイヤを外して転がせなくなってしまうと、移動が面倒になる」


・・・とまあ、本体はローリングシャーシ状態のままにしておいて
外したパーツにだけチマチマと手を掛けて来たわけですけど。


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「外装を塗りなおす=錆びて褪せたフレームがみすぼらしくなる」
「外装もフレームも同色=塗りなおすなら一緒に塗った方がいい」
「どっちみちステアリング回りのトップブリッジや三又も塗装が必要」


ってことで、いずれ全バラを避けられない状況に変わりないんですね。


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いかんせん、寝不足と疲労をリセットし切れていない勤務明けだけに
アタマも手も動きが鈍くて、先にチェーンを外すことを忘れていたり
マウント貫通ボルトを抜いた瞬間にエンジンがズッコケちゃったり(笑)。

ただ、手際が悪いなら悪いなりに「メモ荷札の貼り付けは忘れるまい」と
要所要所は気を張ってみたつもりなので、いつか組み直す時に悩むことは
おそらくないだろうと思います。


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心配りの重点は「他人が組み直すとしても、パーツリストさえ傍らにあれば
迷わず間違いなく元通りになるか?」、という視点。

もちろんきつね自身が再生する心積もりであることに、変わりないけれど。
それがもし、バラした時の記憶が飛んだ半年も一年も先となると・・・
そりゃあもう「他人が組むのと変わりない」もんね(笑)。


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組み直すのに比べれば、大してアタマを使う必要もない解体作業。

でも・・・ステアリング・ネックの分解作業は、事前の想定通りというか。
いきなりベアリングの球をバラ撒く展開に陥り、ちょっと泣きました。

パーツリストに拠れば上下共に21個ずつ・計42個あるはずのベアリングが
どれだけ這いつくばって探し回り拾い集めても数え直しても、41個しかない。

磁石を持ってガレージ内を歩き回って小一時間経過後、突然「ハッ!」と
思い当たりが・・・そう、フレーム内にグリースで張り付いていたのね(安堵)。


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・・・ということで、たまにボケーっとしたりコーヒー飲んだりしつつ・・・
2時間ほどでこの日の「ポンコツ原付の解体ショー」は幕を下ろしました。

しかしこうしてアシとかタイヤを外してまとめてみると、案外コンパクト。
バラし前の「収納スペースがかさばる」という心配は杞憂に終わるかな?


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↑・・・と、棚を整理してスペースを作ってみたら、なんとかなりました。


ちょっと大きな地震が来たら、中古品屋で仕入れた収納ボックスが
崩れて来そうでいささか怖いので、ここは後で要改善の宿題です。

それと手頃なサイズの段ボールか棚に打つフックなどを用意して、
サフまで入れたプラスチックの外装の保管も、まとめないとなぁ・・・。


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さて、では後日の作業状況は・・・?というと。


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アタリマエの話だけれど、いやー、やっぱりバラして良かった!
現状の詳細把握・進めたいこと・やるべきことがクッキリします。

ウチに引き取った当初は「そこそこの外観にして走って遊べれば」と
極力気軽な方向へ行くつもりだったけれど、性分としてやっぱり
「磨く気が起きるぐらいのコンディションにしないと納得行かない」。

気になるところを手を汚し確かめて・・・そういう手間と時間によって
「じゃあどう対処する?」という「次の一手」が具体化するものね。


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いま楽しんでいるのは、先日たまたま出向いた100均で見つけて
まとめ買いして来た、「100円研磨系商品群」のテストです。

見るヒトが見れば「ス○ッチブラ○トのパチモンじゃねーか!となる
これらのシロモノですが・・・いやいやどうして、結構使えるんですよ。

以前記事にした「100Vコンプレッサー用のサンドブラスト」が結局は
短時間・局所的にしか使えなかったことを教訓に、極力手仕上げか
電動工具&真鍮ワイヤーで作業を進めているワケですけど。

これらは案外と隅の方まで追い込んで磨き込める為、サンドブラストに
頼る部分をかなり絞り込めるんですね。


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それにしても・・・ストーブの要らない暖かさに恵まれた黄昏、じいっと
取り外したフレームやパーツと向き合って手を掛けていると。
バイクを走らせる時とは違う視点で、いろんなことを感じたりします。


完成車の状態では、一見だと「パイプの組み合わせ」としか思わない
フレームのネックだけれど。
実は凝ったプレスの大きなガゼットを被せ、さらに溶接によるビードで
強度を上げる加工を施してあったり。


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サスペンション本体は宙吊りに近い状態になる機構の後ろ周りに、

「こんなにコスト掛けてまで複雑な設計を奢るメリットって、ナンだろ?」
「リンクを設けることでサスそのものは小さく軽く出来ても、これでは
バネ下は重たくならないモンなのかなー?」

なんて、たかが原付二種でも気合い入れた作り込みを許されていた
バイクブーム華やかりし`80年代に、改めて思いを馳せてみたりもする
晩秋の中年ぎつねなのでありますよ。
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サンドブラスト、やってみた!







TOPには、凛とした10月の空気によく似合う曲を・・・・といろいろ考えて
今回もジョージさんを。


実は5月の北海道東レンタ・マーチ旅で、何度もリピートして聴いたほど
お気に入りなんです(茫洋とした北の大地を行くとき、ハマるんだよね)。


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さておき・・・岩手山の初冠雪が平年より半月も早かったことを
挙げるまでもなく、今年は秋の深まりが前倒しになっている印象。

気付けば(ガマン大会じゃなく)楽しく気持ちよくバイクに乗れる時期も
当地ではもう残り一ヶ月。


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「セローでの山道散策」「トライアルごっこ」「XLR80Rいじり」をメインに
のりもの活動しているきつねですが。

天候に恵まれた休日は大切に「乗ること」を主軸にして行こう・・・と思う
この頃です。


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とは言うものの、寄せては返す波の如く低気圧が絶えない今秋。


「まあ、グズグズと無為に過ごさずに済むアイテムがあるじゃん!」
てなわけで、厚い雲のじゅうたんに空を覆われた日は、XLRネタ。

前回のレポートでは「ブラストを視野に入れたいよね」てなハナシを
書いてみたのですが・・・へっへっへ。買っちゃった。ガンだけね。


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某格安工具屋さんに出向いて、スタッフのお兄さんに趣旨を話すと
「おおお!」と目からウロコもののアイデアを頂きました。

「ウチのお客さんに、厚手の農業用ポリ袋の中にパーツをくるんで
ブラスト打っているヒトがいますよ。」


なぁるほど・・・「散らかさない」=「キャビネット」じゃなくていいんだ!


本気でやりたいヒトは、固定概念を外してでも達成方法を得るもの。
未体験者故とは言え、そこまで考え及ばなかった自分が恥ずかしい。

それでも「なるべく狭く打って回収」と言う視点から購入したのは
「スポットブラスト」という、ゴムノズルをパーツに押し付け局地的に
打つ方式のガン(2500円ぐらい)。


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選んだメディアは、最も安くて粒の粗い「ガーネットサンド」。

「仕上がりがボケる」「数回繰り返し使うと砕けて粉になる」代わりに
なにしろある意味ただの砂なので、使えなくなったら土に返せます。


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それから、塗装の時に使った防塵マスクや手袋も用意して・・・
コンプレッサーを働かせ、いざ、人生初ブラストっっっ!


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しかーし、いきなり最初から全てウマく行くほど、事は甘かァありません。
問題続発しまくり千代子、男も女も人生いろいろ、なんであります。


① 砂と空気の消費量がやたら多く、一分ぐらいしか作業出来ない(!)。

② で、いちいち手首をビニールテープで巻くのがかなりメンドくさい。

③ 付属の皮袋が小さく、かつ砂を入れるための着脱がやりにくい。

④ 袋越しに部品を掴んでブラストすると、直撃した砂がビニール袋を裂く。


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・・・そこで、いったん作業を中断して対策を錬った結果が、これ・・・。

中古品屋さんで調達した衣装ケースのボックスを90リットルのポリ袋に
突っ込むことで、パーツを落ち着いて打つことも砂の回収も容易になり。

更に簡単に手首と袋を縛れるコードを入手した事で、両手とも中に入れ
(コードは歯で締めるのです。笑)効率向上と袋の裂け防止を狙いました。

件の使いにくい皮袋は、手持ちの塗料用ポリ瓶加工品に付け替え。
これで砂の補充が格段にラクになりました。


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で、施工した結果はご覧の通りなんだけれど・・・うーん、なんだかなぁ。


確かに缶スプレーの黒が落ちて地肌は出たけれど、コレ一個のために
15分ぐらい掛かっちゃっていて、どーも納得行ってないんだなぁ。

似たような環境と同じメディアを使っているトライアル師匠・へーさん曰く
「ペーパー掛けがバカバカしくなる」ぐらいの効果があるはずだったのに。


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「大まかなところは、今まで通りの電動工具や金属ブラシで落として
手の入らないところだけブラストに頼った方が、効率イイなぁ」と。

電ドリのバッテリーが上がったところで、しばし首を傾げて考えました。


① バイクのパーツは小さく凹凸が多いため、スポットブラストの利点ナシ。

② ノズルがゴムである事でも解かるように、口径が大きく流速が低い。

③ そしてその口径ゆえに、効果の割には砂とエアの消費が多過ぎる。


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いずれも、購入前にじっくり熟慮すれば判断つきそうなことばかりでは
あるけれど・・・。

でも、「何はともあれ実践しないと実感出来ない」ってのもホントのところで
今回の初体験もムダな経緯ではなかったように思うのです。


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「ガンはともかくとして、まずエア圧を絞れるレギュレーターがないと
コンプレッサーがイカれてしまう」と、後日の仕事帰りに某工具屋さんへ。


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しかあし、アジトに戻っていざ「装着しよう」とコンプレッサーを引き出すと

・・・バカだよねぇ、ほんとバカです、きつね・・・最初から付いてるじゃん。

でもいいんだ、800円ぐらいの無駄遣いは、まだいい方じゃん。


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金属のいかにも流速早そうなノズルを眺めているうちに、ついうっかり
コイツまでレジに持って行ってしまった暴挙に比べたら。



どこの世界に、一週間に二挺もブラストガン買うバカがいるもんかい(嘆)。

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じみかつ。





♪ 流されて 流されて 僕のところへ ♪ ・・・かあ。


「曲にまつわるリアルタイムの思い出」というモノは、案外その内容と
全然関係ないような質の記憶と結びついていることも、多いように思う。

昔、きつねが伸びるまで聴いていた「I LOVE YOU」のカセットテープは
盆に伯母が訪ねて来ていた時、傍らのラジカセのRECスイッチを押して
気まぐれに録ったものだった・・・だって当時まだ小学生だもの、俺。


1982、晩夏・・・あの日いっしょにテーブルを囲んで談笑していた人たちは
既に皆、鬼籍に入って久しいけれど。

この曲を聴くと、今のアジトとは市街地を挟んだ向こうにある生家の居間の
「あの日」が、今も脳裏にくっきり蘇って来るのだ。


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「ああ 早く 九月になれば」というフレーズが子供心にも印象的だったのに
なぜそろそろ月末という時期になって持ち出すのか?と問われれば・・・。


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なんとなく、ホントに「なんとなく」なんだけれど、前オーナーまでの段階で
缶スプレー補修されたりアシをすげ替えられたりして来た、ウチの
「実験学習機」であるXLR80Rに対して、妙に詞の内容が重なるようで。


ここ最近のブログは「走った」「乗った」「行った」な話題を続けたけれども。
実は地味~に地味~に、少~しずつ、XLRにも手を掛けていたりします
(コレが今回のタイトルの由来ですね)。


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7月にサフェイサーを塗った段階で真夏の暑さと「その先の落としどころ」に
悩んで負けて、一度は中断していた再生作業。

でも隣りの職場の友人・Takちゃんがオンボロ・格安・不動車という三重苦
背負ったスーパーカブに手を加え、日に日に生気を蘇らせて行く様子が
刺激になって、こう考えるに至ったワケです。


「『千里の道も一里から』。方向性に迷っても、進められる作業はある」。


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外装を再塗装すれば、いずれは白い粉を吹きまくったエンジンとか各部に
サビの浮いたフレームとかとのチグハグなマッチングが、気になるだろう。
ならば電装系は勇気を持って潔く「丸剥ぎ」しなければ、先へは進めない。

取り外す都度に配線端子の行く先や取付位置を書き込み結んだ荷札は、
この段階で既にワン・パック50枚を見事に使い切ってしまいました
(だって再組み立てが何ヶ月先かすらも分からないもの・・・苦笑)。


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格安・現状・パーツ流用先不明のチャンポン車故に「実験学習機」として
位置付けたはずのポンコツXLRを「絶対に活かす!」と決めた根拠が
実はアルミ・リムの購入だったりして・・・ちょっと本末転倒だけどね。

こりゃアラヤか、はたまたDID?タカサゴ?と期待に胸を膨らませた
中年ぎつねは、やっぱり情報オンチのオールド・タイマーなのか。

ビミョーな色彩でピカピカ輝く金色リムの箱には「レーシングボーイ」なる
アジアンテイストがマキシマムでナウなヤングもフィーバーしそうな
ブランド名が・・・(カブの世界では有名らしいものの、F16/R14はレア?)。


「レーシング」とも「ボーイ」とも縁が遠い45歳半の俺・・・←ナニコノ違和感。


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・・・で、現在はストリップダウンのローリングシャーシだぜ☆ビバビバ。


「だったらアシも外してエンジン降ろしちまえよYOU!」という声も聞こえて
来そうだけれど、それはむしろ「NO NO サーキュレーション」@吉川晃司。

「アシ」「ホネ」「エンジン」とバラすと、保管場所が二倍に増えてしまうだろうし
作業位置まで転がすことも出来なくなって、手が止まってしまいそうでしょ?

この状態の方が牛乳箱とかリフト・ジャッキに上げて作業を進めやすいから
「いよいよ準備万端!」のその時まで、このまま「じみかつ」するつもりです。


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「現装着品」「付属して来たクソボロの予備」「新品アルミ」とリムだけでも
3セットあるので、「クソボロ」のスポークはバッサリとサンダーで切断して
再使用予定のハブを抽出。

しかしこの後「予備チューブGETとタイヤ着脱の練習」と称しタイヤレバーを
入れたところで、身を以って手順の間違いを激しく後悔する成り行きに。

いやもうアナタ! 硬化し切った古い小径タイヤの取り外したるやセローの
タイヤ交換の比じゃないぐらい、ハンパないパワーが要るのよ・・・(涙目)。


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ええ、既に薙ぎ倒したスポークの鋭利な切り口が幾度となくシャープなエッジで
きつねメの手指に襲い掛かるという流血大惨事的地獄絵図が展開されました。


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身体も心も傷つき癒えぬ後日の黄昏には、「ヘッドライトは早め点灯で!」と
呼びかけるローカルFMに耳を傾けつつタンクの小さな凹みにパテ盛って。
ペーパーで研いではまた盛って、ジワジワと部分補修を攻めてみたりとか。

「クチを動かすエネルギーを手の方に注いだらどうだ?」という職人系職場
ならではな先輩の叱咤を苦味と共に思い出しつつ、エンジンにペーパーを
掛けてみたりとか。


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もし格安工具全国チェーン店でドリル用のワイヤーブラシ・セットを入手しても
そもそも円運動オンリーなソレでは四隅まで磨けない・・・ってなことをこれまた
実体験しながら、紙やすり片手に悟ってみたりもするわけなんですが。

いやー・・・迷わずザッと腐食落としの荒研ぎまでは進んできたものの、
どうフィニッシュに持ち込むのかが悩みどころ。
エンジン丸々そのままでのブラスト処理はヤバいので、どこでも受け付け
してもらえないしね。


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「ブラスト」・・・そう、サンドブラスト・・・ああ、憧れの補修アイテム。
入り組んだ部分のサビが多ければ多いほど、遠い目をしてしまう次第。

「小さいとは言えコンプレッサーはあるのだから思い切って購入しては?」
と言う声も聞こえそうだけれど、きつねは基本「いじり派より走る派」だから
投入金額の元が取れないと思うんだよね。

それに「キャビネット買ってハイ終わり」じゃなく、別途メディアも揃えたり
定期的にメンテしないと詰まりを起こしたり・・・と手も掛かりそうで。


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特にステップ&スタンド周りやハンドル&トップブリッジ、三叉周りといった
黒い部品は、サビの上からごまかしブラックを噴かれている状態なので
前後ハブ共々ガツーンとブラストを施したい気持ちも強いんだけれども。

コイツのフレームがまるまる収まりそうなキャビネットを持っている本職を
探して、見積もりから依頼しようか。
或いはフレームだけは、「禁断の野撃ち」で自らヤッちまおうかな。


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↑実はこういうシロモノが安価で手に入ることを発見してしまったので、
ちょっと思案と選択の巾が増えていたりもするわけです。


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・・・それにしても、余計なものを外したパイプフレーム車の骨格の、
なんと美しいことよ・・・。
昨今のモノコックみたいなフレームじゃ、こんな肢体は望めないもの。

XR100用と思しき異種のアシは組まれているものの、ひとまずこのまま
カタチにしてみたいものですね。


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・・・とか言う舌の根も乾かぬうちに、ジャンク品コーナーから2000円で
こんなモノも仕入れていたりしますけど。

「基本骨格は同じ」とされているエイプの後ろ足がもしすんなりと
組めるなら、悩み多きホイール&タイヤチョイスに新たな進展が
見られる・・・のかもしれません(笑)。


さてさて今日の「ひと作業」は、どこに手を掛けてみようかな?


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追伸。


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「あー、ニイチャンニイチャン、寝言は寝てから言うものなのニャ?」


ブログでは最近ご無沙汰ですが、「我がアジトの真の家主」こと
とらみさんは、今日も元気です。

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梅雨時のきつね流・バイク遊びアラカルト。




いやー・・・元気出ますな、マジでカッコいいわ・・・このROCKな並びっぷり。

「は?真夏のロックフェス?バカじゃねーの?」と公言するほど8月を嫌う、暑さが苦手なきつねですが。
しかし、ここまでクソ暑くて勤務を終えるとヘロヘロになる身には、むしろスタミナとスパイスが必要なのか。
スタンドがめり込む勢いのアスファルトの如くHOTなハード・ナンバーが、良い刺激になる次第であります。

特に「SPARK」の詞で水冷2ストのような刹那的世界観を呈しておきつつ、後半の「DISCONECTION」でもって
CPU制御インジェクションなのにSモードで開けると思いっきりヤンチャクレな加速のシヴァー750を連想する
(条件が許されれば、ホント所有したいぐらいヤラれた・・・あれは乗らないと分からんわ)ハード・スカ。

ロードスポーツ・モーターサイクルもロック・バンドも、真骨頂・勝負どころは、こうでなくては・・・ね!


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さて・・・真夏日のきつねさんは何をして過ごしているのか?と言いますと。
くまさんが不調未完成なKLXを身請けして下さったおかげで、どうにか例のスコルパの購入を決断。

しかーし、初老の店主さんひとりで切り盛りしているお店ゆえ、諸事情により納期が延び延びになりまして・・・
せっかくスペースの空いたオイラのガレージには、今週末以降でないと納車のメドが立たないのだそうで。

「まあ、極低速でしか走れない(ノーマル・ギア比だと、125ccなのになんと80km/hも出ない!)空冷のバイクだし。
真夏にトライアルの練習を開始するのは、マシンにも乗り手にも過酷すぎるだろ」
ってなわけで、最近はもっぱら新たなるジャンルの下調べに徹しているこの頃なのであります。


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実は納車を遅らせている理由の一つが、これ・・・キャブとエアクリーナーを繋ぐ、ゴム製のダクト・チューブ。

「輸入元に問い合わせたら、『いずれ必ず入荷する。しかし、いつになるか分からない』そうなので、
 とりあえずヒビだらけの現品に、性能を損なわない対処を施した上で納車させて欲しい。」
というのが、店主さんからの要望だったのだけれども。


しかーし何故か、「日本国内の在庫にはないはず」のソレが、既にきつねの手許にあるというミラクル発生(笑)。


タネを明かせば、「日本のヤマハとフランスのスコルパによるトライアラー」という特殊ジャンルの混血児なだけに
入手ルートが「純正」「総代理店」「日本現地法人」に限らないらしいんですね。

競技としてトライアルを捉えれば、「愛車のパーツ欠損のために、次の大会に出られない!」なんてことになると一大事。
だから、内外のコンペ系に強いコネクションを持つショップさんは、自力で並行輸入のルートを確保している様子。


最初期型~`11年式までしか対応しないオイラのスコルパ用のダクトも、発注翌日には手許に届いていました。


あのTYS125F納車の日に、ひょいとポケットからコイツを出したら・・・あのオヤジさん、絶句するかな?なんて
ちょっと意地の悪いことも妄想したりするきつねなのであります
(早期劣化が激しいことで悪名高いパーツらしいから、オヤジさんの施した対策を参考にしたいのも本心ね)。


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では、スコルパの納車までは手持ち無沙汰のエアコン漬けで不貞寝しているのか?と申しますと、それも違います。

泊まり勤務から帰宅した後もロクに仮眠に落ちられず、感覚がニブい真夏日に、バイクを連れ出すのは危険だから。
そんな時は「手頃な学習実験機」「1/1のオモチャ」と完全に割り切ったXLR80Rが、良い遊び相手になってくれます。


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これは、入手した時のままの外装一式を外したところ(但し鉄製のタンクを除く、樹脂パーツだけだけどね)。


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現品修正で最大の難所が、コレ・・・そう、割れ過ぎてすっかり「穴」が開いてしまっているんですな(汗)。


しかしこれが、「実験機という名のオモチャ」の良いところで・・・ええ、KLXで培ったノウハウにより、百均のまな板と
半田ごて、手持ちの薄づけパテだけで溶着修正してしまいます!


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↑画像は「お風呂の浴槽で温めて各種ステッカーを剥がし、残った糊をガソリンで拭き取った(これ最強手法!)」ところ。

このXLRが生まれた`80年代後半には「リサイクル」の概念が無かったためか、裏面にも材質の表記がなくて。

「ポリプロピレンだと思って良いのかな?」という一抹の不安もありつつ、まあダメならダメで兄弟機用とか
中古で合いそうなのを調達すればいいか・・・と割り切り、作業開始。


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なにしろ修正部材が「まな板」なだけに、そこだけあからさまにクリアなのはご愛嬌としても・・・
しかし強度上は、ナンボ曲げようが捻ろうがシッカリしなって、絶対と言っていいほど割れません!


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「欠け」までは行かずとも、けっこうな大きさのクラックが入っていた部分も、上手く溶着♪


XR80RG~XR/CRF100系と息が長く流用可能な兄弟機種の多いXLR80Rとはいえ、オフロードバイクは例外なく
手荒く扱われて来ているから、もし安く中古を某オクで落札しても、9割まで「要修正のキズモノ」。

だったら手間ヒマを掛けても「いま手許にあるノーマルの部品」を直した方が、確実に安くつくと思うんですよ。


・・・とは言うものの、なんぼカンペキに仕上げたつもりでも、「サフェーサーを塗ってみないと分からない」凹凸が
気温のおかげで早々に乾いた途端、たちどころに彼方此方に現われるのが、シロウト作業の切なさなんだ(涙)。


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これでもまだ、よーく視るとパテ&研ぎ修正を要する細かな箇所がいくつかあるのだけれど・・・。
さすがに猛暑の黄昏に三回も「塗って研いで」を繰り返すと、精根も尽き果ててしまったので、妥協します。

だって、いずれカッティングシートのデカールで目立たなくなるんだもん・・・どうせオレ専用機だもん・・・。
最後の塗装はホーマッ○の198円ホワイトで決定だもん・・・(いや、ウレタンクリアも塗るけどさ)。


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・・・なーんて、ガレージでなんだかんだ言いながらも、今年は幸い空梅雨に恵まれた北東北だからね。

「最終的に『バイク』ってのは、走らせて心を晴らして、ナンボな乗り物でしょ?」

だからきつねは、ごくごく基本的なメンテさえ怠らなければ、いつでも快調で乗り出せるセローを手放せない。


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7月のピュアに青い空と山を重く低く覆うグレーの早い雲のコントラストが、いずれ激しい雨を呼ぶとしても。

「いま降っていないなら、いま走り出さない手はないだろ?」

そういう気分に行動を任せたい・・・もし濡れたら濡れたで、それでもなんとでも帰り着けるような行動範囲の中に、
こんなにも魅力的な風景が、いくつもあるような街に、せっかく住んでいるのだから・・・ね。


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マシンの生命力。




さて・・・職場の試験にバンザイ玉砕して数日・・・。


凹む度合いもドン底級で、鬱の種を持つ身としては、ほぼトラウマ確定の日々を過ごしまして
(もしかしたらソレ派生のパニ症予備軍なのかも、という要らん自覚を得たりしつつ)。

なんだろね、ネガなマイナス・オーラを帯びているとバッド・スパイラルを呼び込むものなのか?

実は秘かに契約決行した例の初期型スコルパTY-125S・・・キャブ~エアクリーナー間のダクトが、
なんと現行TY-Sとか兄弟機のシェルコSY125Fのものとは、微妙に長さが異なるそうで。

「現状ヒビだらけな今のダクトに、ウチで絶対にエアを吸わない応急対策を施すから。
入荷待ちのダクトは後から納品する、ってことで、今月中旬納車にしてもらえないかな。」


あのオヤッさんがそこまで言うなら、納期は先延ばしになっても致し方ナシ、と捉えまして。
それまでしばらくの間、XLR80Rの方にチョッカイ出して遊ぶことにしました。


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前後ともサビが回って程度の悪いスポークに関しては、「ダートバイクプラス」というサイトにて
DACHIブランドの新品が存在することを確認
(実は「駄知製作所」というれっきとした国内在住法人。但し「生産も国内」という保証は無い)。

同様にサビが深そうなリムに関しては、「レーシングボーイ」なるマレー産の純正同寸アルミ・リムを、おそらく
仕上がりクオリティが担保されない鉄リム再メッキ加工工賃と同等の価格にて確保したので、
ようやっと重い腰が上がり・・・「梅雨の気晴らしに手を掛けてみよーかなー?」 っと。


H_20150706222132a0b.jpg


しかし・・・ねぇ・・・。

「引き取ったそのまんまでエンジン掛かったぐらいだから、意外とキレイでしょ。」と
鼻歌まじりで懐かしいケイヒンPCキャブをバラしてみたら・・・まあ、その中身の汚いこと!

これでよくアイドリングが保てたもんだわ・・・。





♪ ジェット穴 詰まるような 緑青を~  どうぞ クリーナーで 流して下さい~
   キャブレター フロム 彼方~  手持ち部品の無い ひとり旅です~ ♪


・・・はい、そこ! コンプレッサーのノズルガン片手に 「うしろからまえから」とか歌わない!


さておき、吸気系をいじくり回しながらも、嬉しい発見がチョコチョコとありまして・・・。


E_20150706221702409.jpg


これ、「たぶん不調の理由はコイツの劣化だろーな」と思っていた、エアクリーナー・エレメントなんです。
いざ開けてみたら・・・おお、新品と変わんないじゃん!

購入時にタンクの中から漂っていたガソリンの匂いは、決して新鮮なものではなかったけれど。
「先代オーナーはわりと最近まで、コイツに手を掛けていた」ことの証し・・・。

逆説的に考えると、だからボロにしては佇まいに生気があり、エンジンも掛かったのだろうね。

バラしたキャブの各パーツをクリーナーに浸け込んでいる間に、あちこちチェック。


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嬉しかったことのもう一点は、フォークのインナー・チューブが錆びずに生きていたこと。
おまけで付属して来たノーマル・フォークの方は再使用する気になれない状態だったから、これは助かります。

一応DACHIブランドでノーマル形状の新品も手に入るんだけれど、左右で1.6万はちょっとイタいから・・・。
あとで懐に余裕ができたら、「スイングアーム共々ノーマルに戻す時用」に購入しようかな。

それから外装の樹脂パーツ類も、補修作業の為に丸剥ぎにしました。


F_201507062221302ea.jpg


タンクは先代オーナー?の力作グラフィックがなかなか秀逸で捨て難くて・・・
フレーム共々「宿題」として、あえてまだ手を掛けません。

既に下からサビが出ているので、いずれは剥離塗装することになるのだけれど。
その前にこのグラフィックをトレーシングして残し、後で再現してみようかな・・・と。


キャブクリーナーに浸けたジェット類やインナーパーツは、日没までに全て組み込み完了。

本来、フロート室と本体や、マニとキャブの合わせ目のゴムパッキン&ガスケットは交換必須。
それを承知しつつもダメモトで試し組みしたら、ガソリン漏れもなくエンジンがキレイに吹ける!


コレに気を良くして作業を切り上げ、後はビールと風呂と、晩御飯!


J


・・・ハッハッハ・・・ビール片手にパーツと入浴してしまい、デカール剥ぎに熱中するあまり、体重3kg減であります(バカ)。
プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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