春日和、春彼岸、春支度の日々 ~その2~





「彼らの哀感を帯びた旋律が似合うシーズンも、そろそろ終わりかな」
ということで今回のTOPは、「BLUE」に絡めてこのナンバーを。


きつねがいちばん好きな色は、ハンドルネームにも使っている通り
ダークブルー・・・歴代の愛車たちの色でも、青系が最も多いんです。

以前ある知人が見立てたところによると、きつねは前世で航空黎明期に
連絡/輸送機のパイロットを務めていたのだとか。


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真偽の程などもちろん確かめる術は無いけれど。

四季の風にその身を晒す乗り物と、蒼き水辺や青い空に心を遊ばせ、
旅と言うキーワードに強く魅かれる理由が、もしそこにあるとしたら。

「孤独癖が強いのにヒトが好き」「パートナーを作ることに抵抗がある」
自分の性格にも通じる、的を得た見立てに感じるんですね。


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技術的にも発展途上だった時代、旅から旅の「空の上の日々」。
いつ帰れるのか、否、無事還れるのかすら保証がなかった頃の話。

だから・・・前世からキャリー・オーバーして来た未達成のテーマは、
「家族を作ること」だそうですが・・・うーん、年齢的にもう無理そう?

バイク修理とかライディング技術と違って、他人の感情が絡む事象は
独りではどうにも進めんし、正直もう人生航路の変更は面倒なばかり。

前世へのリベンジは先延ばしで、現世は心揺らされることなくひとり
穏やかに過ごすことになりそうです。


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さて・・・少しおセンチでいささかオカルティックな独り言は、さておいて。

先日ロードスターで引き上げに行って来たモノは、これ。

少し前にゴリラ散歩でブラリ立ち寄った南の町外れの中古品屋さんにて
古~いシニサロのモトクロス・パンツを発見していたのです。


実は昨年トライアル師匠・へーさんに譲られたトラパンツ、シーズン終了後
リペアに出したものの、なかなか修理から戻って来ないわけで。

色褪せが激しい割には目立ったダメージもなく、3000円という値札につられて
「ちょっとジャンル違いだけど、まあしばらくはコンペの場に立つ訳じゃなし。
ヒトの目を気にしなければ予備としても使えるだろう」と購入した次第です。


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「ねえ、にーやん、今『とらぱんつ』って言ったよね?あれ?違うオスの匂い?」

・・・いやいや・・・キミのじゃないから、とらみさん。


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トライアルの練習用」と言えば、シーズン・イン前に揃えておきたいものが
他にもまだありまして。


ツルシでは積載能力ゼロのスコルパさん故、昨年の練習ではディパックに
タオルやらお茶やら工具やらを押し込んで背負って出向いたのですが。

固定したフィールドでの練習ならそこいら辺に放っておけば良かった荷物も、
ツートラ的に「移動しながらの練習」ではそうも行かず。

身につけたままでも身体の動きを妨げず、汗をかいても背中が蒸れない
ウェスト・バッグが必要になっていたんであります。


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ふふふ・・・何を隠そう、これも土日ジャンボ市で仕入れた(笑)1000円の
中古処分品なのだよ。

「バイク用の」「もしくはミリタリー向けの」「好みに合ったカッコ良いヤツ」とか
言い始めると最低でも5000円の出費は覚悟しなければならないので、妥協。

むしろその予算は「中に詰め込む備品」の方に割くべきだろう、ってことです。


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しかぁし、その備品もほとんどが「DAISOの百円グッズ」というのがユルユルで
ツメの甘いB級生物・きつねの流儀だったりするわけで。

いやむしろ百均でこんだけ揃うことの方がすげェな、とも思うんだけど(笑)。

実際のところトライアル車は「コケてもそうそう壊れないこと」まで想定に入れて
作られているため、まだまだ初歩のきつねレベルではよほど烈しいor間の悪い
倒し方をしない限り、現場での緊急重整備は必要ないんじゃないかな・・・と。


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目あたらしい追加品としては、「オフロードならでは」のこんなモノも購入。


流石にこれらは「税抜き100円」という訳にはいかず、流通センター界隈にて
福田パンを求めつつ、近隣にある直線工具店で仕入れて来ました。

左手の小さな棒状のものは、ガレージに備えてあるのとおんなじデジタルの
エアゲージ。
一般のアナログだと、タイヤを極低圧で使うトラ用では計測し辛いんですよね。

で、右手の長い棒状の物体は・・・って、エアゲージの話の後だとバレバレか。


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はい、「トランスフォーム!」の掛け声が聞こえそうなカチャカチャぶりで変身。
そう、小型の折り畳み式エアポンプなんでありますよ。

これは本来は自転車向けのためフレームに固定するアタッチメントも付属して
来たのですが、とても軽くコンパクトで例のウェストバッグにも楽々収納可。

あとは出来ればタイヤレバーとかパンク修理キットも欲しいところですが、
これは追々また探して調達しようと思います。


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さて、ゴリラによるお散歩を楽しんだ暖かな陽気も東へと去って行き。

最高気温は10℃を切り、冷たい北寄りの風が吹く「平年並みの天候」へ
戻った今日この頃。

まずとりあえず冬眠明けさせておくか・・・と、ガレージからスコルパさんを
引き出してみました。

しかしアレだね、バッテリーレスでガソリンタンクもポリエチレンのこいつは
冬眠明けの儀式が「燃料コックを開くだけ」なモンで、実感湧かない(笑)。

昨夏の納車時にキャブを新品に換えてもらったこともあり、キック数発で
機嫌よくバララン!と目覚めてくれました。


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が・・・「見て見ぬフリ」して忘れたことにしていた、チェーンのテンショナー。

オレンジで囲った通り、やっぱりゴム製のスライダー・ブロックが減って
金属同士でスレちゃってるっぽいんだよねぇ。

モノ自体はトラ車にありがちな汎用品なので、2000円ぐらいで買えるけれど。

実は通販先ネットショップさんのキーワード、何故か何度入力しても弾かれて
注文出来ずにいるのです(涙目)。

しかし・・・先代オーナーから推定通算1000kmぐらいしか走っていないのに
早くも要交換部品が出て来るとは・・・トライアル専用車の割り切り、恐るべし。


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「とら、とらって、にーやんはうるさいにゃあ、気安く呼ばないで。

北風吹きつける寒い日ぐらいは、暖かい部屋であたしの相手でも

してくれればいいのに、ねぇ。」


・・・へえへえ、女王様、仰せの通りでございますだよ・・・。
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tag : スコルパTY-S125F トライアル もの思い 装備

リペア&リロケート ~蟷螂婦人の冬ごもり~







今回のTOPは行動内容とマッチする曲が思い浮かばなかったので、
「リペア」「リロケート」で検索して見つけたナンバーを・・・。

イントロで「わー、ドテクノかぁ!」と一瞬引いたものの、全部通して
聴くと小林麻美辺りを連想させる影があって、嫌いじゃないんだな。


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さて・・・晴れた早朝は0度近くまで冷え込むようになった昨今。

「こりゃあもうバイクで楽しめる気温にならないな」と四輪の愛車に
ワックスなんか掛けていたら、お昼には汗ばむほどの陽気に。


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「一気にまた冷え込む夕暮れまで、近場・短時間で充実するには?」
ということで、引っ張り出したのは蟷螂婦人ことスコルパTYS125f。

但しトライアル用のパンツは既に修繕に出してしまっていたので、
デニムの上からカーゴ履いてトラブーツ、フリースにMA-1という装備。

必然的に遊び場は、単独練習でもリスクの低い「ジムニー広場」です。


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月に数回しか出動機会のないスコルパだけれど、師匠へーさんに揉まれ
「パッと見スゲェと思ったところでもトライすれば意外と走れる」と知って、
自分でもどんどん前向きに大胆になって行っている自覚があって。


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最初にここを見つけた時はビビッて選べなかったコースも、自然とクリア。
スロットルを開けられずに途中で挫折したヒルクライムも、難なくクリア。

「ああ、成長がリアルに分かるジャンルって、楽しいな、面白いな。」と、
ちょっとスノーボードを始めたばかりの頃を思い出したりもしました。


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・・・が、「好事魔多し」とは正にこの事か・・・フロントアップの練習中、
勢いが過ぎて突然直角のサオ立ちに陥り、瞬間「バキッ!」とかなり
小気味いい音が川原に響き渡りました。

ナンバープレートは「シボリハンドル&三段シート&ロケットカウル」な
DQNバイクの如く折れ曲がったものの、しかし割れた樹脂部品はゼロ。

じゃあさっきの、あの衝撃音の正体は・・・いったい、ナンだ・・・?


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「何かがおかしい」と更に観察すると、なんとフェンダーの角度そのものが
跳ね上がっております。 ええ、取り付け部の付け根から割れたのです。


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脳内ではキンチョール片手にラメラメキラキラな衣装をまといクルクル回る
ひろみ@GOが♪イチマンエン イチマンエン エキゾチックジャペーン♪
と上機嫌にシャウトしております。 

そう、スコルパのリアフェンダーは純正も社外品も等しく一万円なのですよ。

嗚呼、シーズン最後の最後にコレかよー・・・とシッポも重くしょぼくれつつ
家路をたどるきつねメでありました。


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さて、それから数日。


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「11月も既に中旬。 愛車たちも一台ずつ、冬眠支度を進めよう。」と
勤務明けの雨音を聴きつつ仮眠の後、午後から蟷螂婦人を引き出し
作業を開始しました。


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サイドスタンドが珍しく普通とは逆の右についている(!)くせに何故か
オイルドレンは左側・・・という相当ヘソマガリなレイアウトのため、
フットアップ・スタンドに上げて右下に介い物を挟んで傾け、抜き取り。

そのままの状態で抜くとアンダーガードが油まみれになってしまうため、
ペットボトルを切って即席の専用ジョウゴを作ってみました。

ガソリン・コックを締めてキャブのフロート室内分だけ暖機させたので、
オイルはあっさり抜けてくれます。


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TYS125Fのドレンボルトは「M12x1.5P」ということで、材質が違うけれど
ホームセンターにて安価な四輪用を仕入れてみたら、ドンピシャ。
二個入りで200円ぐらいだったので、当面はコレを使ってみようっと。

ただ、この系統のエンジンは通常あるはずの着脱式フィルターが
元々備わっていないのだそうで(クランクケース内にはあるらしい)。
次回はマグネットタイプの社外ドレンボルトに換えたいところです。


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新たに投入するオイルは、ヤマルーブのプレミアム10W-40。

チラッと調べたところでは、スコルパが指定しているオイルは
汎用エンジンのくせに驚きのMOTUL300V 5W-40なんだとか。

確かにさっぱりエンジンが冷えないような極低速域でコキ使う
トライアルなだけに、良いオイルじゃないと厳しいだろうことは
素人なりにも想像は出来るけれど・・・グルメなやっちゃなぁ。


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せっかくスタンドに上げたので、チェーンも念入りにお手入れ。

終始泥や砂を噛みつつがっつりトラクションを掛けられる、という
過酷な使われ方なので、せめて時間に余裕がある時ぐらいは
きれいにして滑らかに動くよう、気遣ってあげたいんですな。


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それにしても・・・外面だけ変に色が落ちて地金が出ているのも
気持ち悪い・・・テンショナーもマメに交換しなきゃいかんのか?

あとは各可動部やバネ類にも潤滑剤を噴き、馴染ませます。


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・・・と、ここまでメンテしてエアクリーナーも点検するべくシートと
件のリアフェンダーをも外してみたわけですが。

そのフェンダーを引っくり返すと、そこには「PP」の材質表示が。

ちょっと不思議な風合いの外観故、てっきり特殊プラスチックかと
思ったら・・・なぁんだ、ポリプロピレンなら楽勝で直せるじゃん!


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ということで、まずは熱した半田ゴテでクラックをなぞり、溝掘り。

表面に近い部分だけのテンプラ溶着だとすぐ剥がれて割れます。


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手近かにあった廃品のケース(もちろんこれもPP製)からニッパーで
溶着素材を切り出しまして。


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フェンダーと溶着素材の両方をじっくり溶かし込み、溝を埋めて行きます。

裏に続いて表も同様に・・・鉄板のアーク溶接とかアルゴンの溶接などと
同じリクツだと思えば、分かりやすいかな。


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片や白、片や透明・・・という色味の違う組み合わせなので、見た目は
いささか汚いけれど、そのほとんどがシートに隠れるから平気です。


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ヒートカッター(カッターの刃先が付いた半田ごて)で平らに均して、
余計な分はカッターナイフで削いで、出来上がり。


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もしかしたら熱を加えた分だけ、修理箇所は無傷の時より脆いかも。

でも、こんだけネジってもヒネっても、もう割れません・・・少なくとも
あのヒビ割れのためにイチマンエン支払うより、数等マシでしょ?

今後も「もう直せない!」と降参するほど壊れるまでは、この調子で
直し直し、使い込みたいと思います。


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それから・・・そうそう、テールランプ一式のリロケートも・・・。

以前より少し奥へセットバックさせたら、フェンダー裏の突起
(ノーマルテール取付用のダボと補強)に干渉したため若干
位置を下げて、空いた透き間にリフレクターをビルト・イン。

これでホントに90度まで立たない限り、そうそう壊れない
リア回りになったんじゃないかな・・・。

練習に行く都度何か修理するハメになるの、ヤメにしたいもの。


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おっ、ゼファーやゼッツーで言うところの俗名「ララバイ・テール」!
ヤンキー・テールほど下品にならず、絶妙なレイアウトじゃない♪

って、トラ車で喜ぶのはヘンテコぎつねぐらいしかいないか(笑)。


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とりあえず来期に残してしまいそうだった「宿題」も持ち越さずに済み
気分スッキリとスコルパの冬眠支度を終えた今宵なのでありました。

テーマ : オフロードバイク関連
ジャンル : 車・バイク

tag : スコルパTY-S125F トライアル 冬支度 プラスチックパーツ修理

オープンフィールド、初チャレンジ。 ~トラ車だったら、どこまで行ける?~








本日のTOPには、日なたの匂いと土の感触、風の音が似合う彼らの曲を。


冬の予感漂わせる雨の休日を過ぎたら、また10月に巻き戻したかのような
ライディング・ホリディが続き、なんだかこのナンバーが聴きたくなってね。


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休日の朝をそんな陽射しで迎えたら、やっぱりジッとなんてしていられない。
それも、気の重い「本家の蔵出し」という宿題を終えた後なら、なおのこと。

だから週間予報を眺めながら、もう決めていた。 「フルに遊ぶぞっ!」って。


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この日の相棒はその局地戦闘機っぷり故に、トラ連以外は出動機会がない
「蟷螂夫人」ことスコルパさん。

原付二種のパワー・その上に超ローギアード・更にシフトペダル遠過ぎ。
しかもマトモに座って走れないポジション(笑)と、とにかく舗装路の移動は
ひたすら苦痛なだけ、もう隣り町にすら行きたくない乗り味なのね(笑)。


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ただ、「セローじゃ躊躇するような林道の更に奥とか脇道にスコルパ
持ち込んだら・・・果たしてどのぐらい走れるモンだろ?」って好奇心は
ずうっとありまして。

わりあいと近場の里山にひとつ、「その先アタック」を楽しめそうな道を
見つけてあったので、トラブーツ履いてヒョイっと出向いてみたわけです。


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でもって結論から申しますと・・・いやー、チャレンジャブルで面白いっつうか
トラ練である程度の予想はついていたけど、その実力たるや、まぢスゲー。

路面が荒れたら荒れただけ、斜度がキツければキツいだけ、軽さは正義だと
思い知らされます・・・セローと比べてすら、「走破性5割増し」ぢゃなかろうか。


その自在度を表現するとしたら、「エンジン付のマウンテンバイク」かなあ。


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セローだと「あ、こりゃムリ」と精神的なアラームの響く領域も、平気でスロットル
開けてっちゃうもんね・・・「おおっ、まだ噛む、進める、怖くないぜ♪」って。

他人に自慢出来るようなオフの腕なんてないきつねでも・・・いや、だからか?
木々の間にハンドルバー+αのスキマがあれば、行ってみたくなるんよ。


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・・・で・・・調子コイてたら途中で道が消えてしまい、徒歩でルート探索すると
出た先が登山道だったとか・・・公認の登山コースでは無いはずだけど・・・。

こ、これって、「バイクで走っても許される道」だったんだろか・・・?(滝汗)

ということで、今回どこから入ってどう走ったかは、表沙汰に出来ません。


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ちなみに道中2回ぐらい、蟷螂婦人がスネてお昼寝してしまいました。
うち1回は跨るきつねを押し倒して、落ち葉の布団へとベッド・イン(笑)。

でもねー、日なたのフカフカな地面って、寝っ転がると気持ちいいんだ。
開き直って、思わず大の字になって、ひとりで大笑いしちゃった。

あー・・・自由だ、こんなにも自由だ、なんて楽しいんだろう・・・って。


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まあその後、引き起こしやらキック地獄やら「上がったはイイけど降りられない」
仔猫の木登り状態で軽くフリーズしたり・・・と、かなり丁度イイ目にも遭いまして。

そりゃもうお釣りが来るほど、がっっつり汗だくになりましたけどね・・・(笑)。


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「ああ、ハイキングのヒトがいない平日で良かったな。」と思いつつ、下山。

スコルパの性能を下手なりに堪能しつつ、「トライアルって格闘技だわ」と
延々立ち乗りを強いられパンパンになっていた太腿に、つい苦笑い。


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なにしろソロだから、ヒトにしろマシンにしろ、トラブッたらアウト・・・。

「その走破性に酔って突き進むのは自重しないと」と実感しながらも
たった2時間程度の「ちいさなチャレンジ」の面白さは、新鮮でした。

モラルや深入りのサジ加減との折り合いを探しながら、トラ車の楽しさを
もっとオープン・フィールドで生かしてみたいものです。


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♪ 遭難だ~ きっとオツムが 安易なんだ~ 出来ぬ何かが 哀なんだ~
強い気持ちで いれば~ 必ず在る 出られぬ廃道~ ♪


・・・・って、いやホント、ムチャもほどほどにしましょうね、俺・・・・。


※「木の枝ラリアット」は毎度のお約束として、あまりにも草が深過ぎて
地面が見えんと、岩とか木の根で足を掬われるので、マジ危ないのよ。


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◎ おまけ ◎


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実はきつねメ、廃車体を「20世紀の道祖神」として崇めていまして。

「世間的にまだクルマが貴重品だった`70年頃まで」を対象として、
見つけてはデジカメのシャッターを切っているんですが。

最近はさすがに`60年代以前の個体を目にする機会が減りましたね
(近郊舗装路で目に入るものは、だいたい捕捉してしまった感も)。


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そんな中で今回ちょっと「おっ!」と魅かれものが、画像のコルト・・・。

財閥系ならではの奇妙なラインナップ(同名で全然違う機種を併売)で
マニアに知られる同車だけれど、これは「初期に近い角の丸目」1100。

「これFRなのに、どうやってここまで?!」という場所で見つけ、いささか
驚かされたりしましたが。

スパイク以前のバイアス・スノーを履いていたから、もうずいぶん昔から
ここで野仏化していたんでしょうね・・・合掌。

テーマ : オフロードバイク関連
ジャンル : 車・バイク

tag : スコルパ TY-S125F トレッキング トライアル

今期最後かも?的な、「師匠付き☆トラ練」レポート ~後編~







むー、エンディングで ♪ もっと もっと 嗚呼 おまえ~ ♪ と
ラストをドツ切りされても困惑するばかりのきつねメでありますが。


実はこの曲、30年以上前に某スキーメーカーのCMで使われていて。
ゲレンデじゃないモロの急斜面を鬼ッ速いパラレルで降りるシーンに
小学生だったきつねメ、むっちゃくちゃシビれていたのであります。

でも、その曲名を知ったのはネット導入後・・・以降もう10年近い間、
動画に上がる日を待ち続けておりましたが・・・いやー、いま聴いても
ちょーカッケーよ、しげる(涙目)・・・否、ついて行く気は毛頭ないけど。


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少年時代の思い出話はさておき、「しげるは黒いほど良い」が如く
「トラ練は濃いほど良い」とムリヤリ話を繋げまして、今日は後編です。


今回の舞台は初回と同じ師匠のフィールド、「秘密の赤山」に舞い戻り。

アプローチの「藪漕ぎ登山」をナンとも思わなくなった自分に驚きつつ、
軽~く遊び半分のヒルクライム&ダウンヒルで肩慣らし。


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「角度がキツいとはいえ、この程度の坂ならきつねでも楽勝!」・・・と
言いたいけれど、今回の画像の主人公は全て師匠・へーさんです。

※「ブログやってんだ。じゃあ、カッコいいトコ撮ってあげるよ。」という
  申し出も頂きましたが、そもそも「カッコいい域」に達していないので
  もう少々のお時間を下さいませ(笑)。


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さて、角度の話をすると・・・例えばずうっと同じ斜度でも、125ccだと
250cc級のように「パワーが余ってバク転する」リスクは少ない代わりに
「エンジンが吹け切って息切れし、上り切れなくなる」こともあります。

これは「クランク一回転につき一回爆発する」瞬発力とパワーのある
2ストと、「それが二回転に一回しか爆発しないけど低回転で粘る」
4ストでも言えることで、持ち味が違うと可否も変わって来るんですよ。

へーさんは愛機ファンティックでトライした後、同じ場所をきつねの
スコルパでリトライし、成功したら「行けるから、やってみて」と。


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・・・それがこんな場所の上り下りだったりするから、コワいのよ(滝汗)。


この「尾根状の上り下りコース」、最初の練習の時は上手く上り切れずに
敗退してしまったけれど、今回は一度目こそラインを外してコケたものの
なんと二度目でスルスルッと登坂成功・・・。


その影には、前編で紹介した「クラッチアーム延長加工」の効果が。


ホント、「握力が半分で済む」「半クラがいつでも自在に使える」と
全然違うバイクのように、全ての扱いがラクになるもんなんですね。

スポーツスターでも以前、同効果を産むライトクラッチキットを組んで
感激したことがあるけれど・・・特に速度ゼロに近い領域を多用する
トライアルでは、一層顕著に「半クラのありがたみ」を味わう結果に
なりました。


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この坂の上り下りも、「ラインはこの線で」と指定を受けてトライ。


数日間に渡った「曇り時々雨」なお天気のおかげでちょっとマディ。
それでも迷いからスロットルを抜くことなく開け続けていられる様に
なったから、上りの最後でフロントを上げて見せたりして。

「だいぶ乗り慣れたことやクラッチの改造で余裕が出たせいか、
最初の時と比べてずっと上手になったよ。」と、へーさん。


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・・・が、さすがにこの「地獄谷ライン」は・・・無理ムリでした(泣)。


というのも画像の石、サイズが「小石」から「岩」までバラバラ。

しかも全域踏み均されていないので、ベアリングの如くゴロゴロ。

それを脇にかわそうと思えば、ドロドロ・マディの超キャンパー。


「上がれないと思うならヤメた方がいい。転ぶと怪我するから。」

って、そこを顔色も変えずに登って来るのだから師匠はやはり怖い。


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でもね、誰が見ても「よく上ったり下ったり出来るな」と感じるそれらより
本当に難しいのは・・・実は「ただのターン」の習得だったりするんです。

きつねはパイプハンドルのバイクなら、それが大型でもたいていは
「足付きナシでのUターン」をこなせる自信があるんですが。

しかし小さくて原付並みの重さしかない、たかが125ccのスコルパでも
「ハイ、この半径で回ってみて!」と指定されると・・・出来ないんです。

そりゃもう、その出来なさッぷりに自分でついつい笑っちゃうぐらい
「最少半径でのターン」っていうのは難題なんですよ。


でも、半クラが自在に使えるようになった今回は少し「ポイント」を
つかむことが出来ました。

思いっきりお尻を外へずらし、リアフェンダーの端を視界に入れる。
そうすると「あれ?」と思うぐらい、小さな半径でクルクル回れるのね。


そこで今回の師匠からの課題は、「さらにお尻を低くすること」と
「それでも外足はバイクと並行に」、「今後クラッチは指一本で操作」。

つまり外足荷重の徹底と重心の低下、繊細なクラッチ・コントロールを
無意識に自分のものに出来るように、クセをつけなさいってことです。


現状は、ターン中にそのどれか一つを指摘されると、とたんにグラッ!
うーん、こりゃクラッチよりもメンタルのコントロールの方が重要?(笑)


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で。

この日は「足を一度着くだけで180度向き換え出来るウィリー・ターン」も
教えて頂いたのですが・・・へーさんがスコルパでお手本を見せた瞬間
「バキン!」と音を立て、きつね手製のナンバー・ステーが割れました。


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そいでもって帰還後、へーさんのアジト前で洗車時いきなり横に寝かして
エンジン式高圧クリーナーにより(なんと豪快な!こんなの使うのか!)
バンバン赤土を落としまくっている間に・・・うへぇ、またかよ。


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ええ、またもや右リアのウインカーが取付ステーからモキッと折損。

今まで「なぜ左側は折れないのか」と不思議に思っていたけれど。
実はマフラーのサイレンサーがウインカーよりも少し外に出ていて、
ダメージを受けなかったことも判明・・・。

むしろ高価なアルミサイレンサーのステーが心配になって来たりして。


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かくして練習から帰った午後は、またしてもテール回りの修復と
改良に費やすことに相成りまして。

今度は取付ステーを潔く切り払いウインカー・ボディに穴を開けて
「直付け」にし、今までよりも更に巾を詰めることにしました。

上下方向もテールライト・ナンバープレート・反射板の配列がギリギリ
収まるぐらいまで切り詰めて、極力のマクれ対策を施工。


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「これでもウィリー・ターンでバキッと割れてしまうなら、後はもう
テールランプ・ユニットそのものを奥に追い込むしかないなぁ。」

とっぷりと日が暮れてストーブと風呂が恋しくなる、19:00過ぎ。
冷え込んで行く空気の中で後片付けをしていると、頭上から久々に
「こぉぉ、こぉぉ」と高い鳴き声が聞こえて来ました。

慌ててシャッターをくぐり紺碧の空を見上げると、「冬の使者」白鳥の
白いV字編隊の姿が目に映りました。


やはり師匠との「トラ練」は、今回が今年最後となりそうですね。

テーマ : オフロードバイク関連
ジャンル : 車・バイク

tag : スコルパTY-S125F トライアル

今期最後かも?的な、「師匠付き☆トラ練」レポート ~前編~







今回のTOPは、先日ガレージのラジオから流れてくるなり「おおおっ!」と
懐かしさに思わず手が止まってしまった、このナンバーからスタートです。


聴き手に対し全く媚びていないのにコケティッシュな愛くるしさに溢れていて、
小さな身体から弾けんばかりのパワフルさはまるで往年のアバルトみたい
(KADやジャックナイトのツインカムを積んだ旧ミニも、こんなイメージ)。

楽器が巧い女性アーティストは、今ならたくさんいるのかもしれないけれど。
詞や曲も含めて、ここまでエキセントリックな個性を表にバン!と出せている
ミュージシャンって・・・果たして他にいるのかな? 現在のJ-POPシーンで。

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♪ぐるぐる 回って 回って やっぱりバイクが 好き♪



日が差したと思ったら小雨ぱらつく昨日の朝は、トライアルの師匠
「へーさん」のアジト前に集合!でありました。

夏から月イチペースで御教授頂いて来た岩手屈指の腕利きに拠る
『実践☆イチから始めるドシロウトおじさん特訓トライアル講座』も
いよいよ本年は最終回か?という、忘備録的なレポートでございます。


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「ターンは常時外足加重」 「ハンドルバーはいつも胸と並行に」
「加速で地面にタイヤ痕が残っているうちは、パワーをロスってる」
「上り切りでスロットルは締め、下りに転じる時にはもうOFFで」

・・・ってなところから指導が始まって・・・

「フロントUPは1速スロットルONだけで可能」「ラインは事前に読む」
「アクセル開ける時は『開け時』を推理し、迷いなく必要なだけ開ける」
「障害物をクリアした瞬間には、スロットルOFFで安定させる」

・・・というのが、前回の課題でありましたが・・・。

我が蟷螂婦人こと、極初期ロットらしきスコルパTYS-125fを試乗した
へーさん曰く「確かにクラッチのミートが厳しくて半クラ使えない。」と。

・・・そんないきさつから、先日ホイッと手渡されたのが、この部品です。



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昭和な時代を感じるパッケージに袋詰めされた、小さく単純パーツ・・・。

この画像から一見で、「ああなるほど、それね!」と膝を叩いたアナタは
おそらくクルマやバイクのメカに対してきつねメ以上に「分かっている」
乗り物好き、とお見受けします。


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簡単に説明するため↑の画像には後輩のバイクのものを転用加工
(スコルパの場合「マフラー直下」という酷いところにあるのです)
させてもらったけれど・・・。

「へーさんから渡されたパーツ」の仕事は、オレンジで追記したように
「クラッチ作動アームを延長してテコ効果を増す」というものです。


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ピンボケ画像で申し訳ありませんが、セットアップ後はこんな感じです。

後輩のCBRのようにクラッチアームの根っこ側にも調整機構があれば、
もっとスマートな納め方も出来たのだけれど。

安物のスコルパは操作するレバー側にしかアジャスターが無いので、
向きを変えても裏返しても、「ちゃんと切れる」「ちゃんと繋がる」域に
合わせようとすると、こんな風にしか取り付け出来ませんでした。

ワイヤーの角度に無理が掛かっているので、アウター受け側の方も
本当は真っ直ぐ引けるように直さなきゃいけないんですけど・・・ね。


C_20151014194233bb0.jpg



しかし応急処置的な取り付けと調整でも、その効果たるや「・・・!」


リクツでは分かっていても実際にやってみると、ホント驚きますよ。
「今まで微速シーンで苦労と難儀を重ねて来た俺って、ナニ?」と。


巷でも半クラのシビアさに泣かされているTYS乗りは相当な数に
上っているらしく、2万円もする社外油圧仕様コンバート・キットが
ロングセラーになっている様子なんだけれども・・・。


仕入れた師匠によると「これ、ガレージセールで100円だったよ」。
「ヤマハ用と走り書きされた札を見て、いずれ君が使うかも?って
買っといた。要加工かもしれないけど、試す価値はあるでしょ?」


無理のある作用角で仮に幾らかワイヤーの寿命が縮まるにしても
これは画期的な変化を生んでくれる「魔法の部品」でしたよ・・・。

だって必要な握力がひと差し指一本で足りるぐらい半減してしまった上
「半クラ領域」も感覚的には倍ぐらいになっちゃったんですから!


I_2015101419431130e.jpg



二輪四輪含めても、他のモータースポーツ・ジャンルではあり得ない
「ニンゲンが歩く速度よりも遅い速度域」を多用する競技でもある
トライアルでは、「一速半クラ状態を自在に使える」というメリットが
技術上でも精神面でも、比類ないほど強烈な武器になるんです。


・・・と、能書きが長くなってしまったので、レポート前半はここまで。


今回の特訓は珍しく写真を撮る余裕がある状況と内容だったので、
次回の後半は画像メインで「どんなとこでナニやってんの?」的な
ブログを上げてみたいと思います・・・はい、乞う御期待・・・!

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プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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