FC2ブログ

季節を先取り!・・・し過ぎて、嗚呼勘違い。 ~今季初積雪路をテイスティングした日~ 







今回は「どっぷり浸るとおかしな勘違いを誘発する」主題にて、
「繰り返し観ていると何故か達っつぁんに見えて来る」動画を。

しかし、ナンだ。パロディで済ませない本気の作り込み故か
妙に深い滋味があるんだよなぁ、ポセイドン・石川さん。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


MN_2018112617143425e.jpg


それにしても寒い!お寒いのは自分のギャグとフトコロだけで
十分だというのに・・・「毎朝氷点下続き」の今日この頃。

ホントは今までが暖か過ぎただけで、11月下旬としてはコレが
平年並みなんだそうだけれど。

日々の服装と休日の過ごし方の変化に戸惑いが続いている
北東北のきつねメなんでありますよ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


MA_20181125234103ee7.jpg


さて先の三連休初日、諸々の都合でポッと休みを頂きまして。
どうしたモンか?と考えた末、久々に北の県境を訪ねる事に。

今まで渡し損ねていた物をけーたろーに積み、「北の師匠」
クマさん
のところへお邪魔しよう、と企んだ次第です。


MB_20181125234105029.jpg


モノはDトラッカー125を届けられた際、バーターとなった
ZOOKやバラバラのXLR80で帰りの荷がいっぱいになり、
クマさんのサンバーに積み切れなかったトラチャリとか。

「社外品に換えたら譲ってね」とお声掛けを頂いたDトラの
純正テールやウインカー、といったところ。


MC_201811252341067f0.jpg


まあ、今季は双方の予定がズレズレで全然お会い出来ず。
ならばこちらからドライブがてら伺うのも良いかなー、と。

しかし朝九時の岩手山、雪雲に見事なホールドを決められて
いますね・・・もはや晩秋の残り香すら感じないわ。


MD_2018112523410833f.jpg


アポ取りのため事前に電話してみたところ、「ウチの前は
ジーさんバーさんがスッ転びそうなほどテッカテカよ?」

と伝えられていたんですが。

それから二時間が経過したR4の最高標高地・奥中山は
未だシャバシャバのシャーベット路面でござんした。


ME_20181125234109fed.jpg


オンシーズンなら近隣の顔見知りに押し付けられた車両が
修理待ちで日向ぼっこしているスペースも、今はOFF。

見掛けるたんびにちょっとずつ何かが変化して行く、コレ。
車種名が分かるヒト、いらっしゃいます?(笑)

クマさん曰く「その反応でマニア度が分かる試金石」とか。


MF_20181125234111b4c.jpg


「出来れば界隈の食堂へ案内したいけど、今日はちょっと
店を空けられないから」とのことで、コンビニ弁当を調達。

カラス号譲渡の件で頻繁に会っていたのは7月辺りまで。
以降、時間に縛られずにお喋りする機会が無かったから
双方トークのネタは尽きません。

きつねメが参加し損ねたカシオペア・ミーティングのお土産
として渡されたのは、まさかの最新版「ヘノライダー」誌


MG_20181125234112056.jpg


「えっ?夏に探した時は影もカタチも無かったのに・・・。」
「カクカクシカジカで、ようやく9月に発行されたんだよコレ。」

件のミーティング同様、オトナの裏事情が様々あるそうで。

でも何にせよ、一冊限りで終わるか?と落胆していたコレが
継続発行されていたことは嬉しいニュースです。


MH_20181125234114c3c.jpg


「国道の路面がまた再凍結する前に戻るべし」ってんで
日が傾く前にお見送りを受けたきつねメとけーたろー。

しかーし・・・この季節にあえて県北を訪ねたからには
ストレートでトンボ帰りしないヘソマガリのおバカさん。

師匠の心、きつね知らず。なんと国道標高最高点から
更に山へ向かって右折、という愚挙に出ました。


MI_20181125234115f02.jpg


ええ、昨期「そろそろ性能がタレ始めたかな?」と感じた
4年落ちスタッドレスの現状を試したかったんであります。

決して「雪のお山でヒャッホホイ!」なんて不埒な下心を
抱いていた訳じゃないのよ、おそらく、多分、きっと。

あれ?気づくとオトナ毛が数本抜けてるなぁ、何でだろ?


MJ_201811252341398cc.jpg


ひとくちに積雪路と言ってもドライやウェットとは全く異なり
雪質や気温・圧雪の程度でμの巾がデタラメに違っちゃう。

最もヤバい「溶けて凍ってツルッテラ」とは程遠いけれども。

氷点下チョイチョイの新雪なら現状でも全然不安なく走れる
コンディションであることは確認出来ました。


MK_20181125234141441.jpg


そーだよー、ホントは雪道ヒャッハーしたいんじゃなく温泉に
浸かりに来たんだよー、というアリバイ画像(←何の?笑)。

看板通り開けた東向きに露天風呂を展開する、朝朱の湯

外気に負けたか外湯はややヌルくなっちゃってたものの。
乾燥著しいこの時期向きなウェット・サウナと熱い内湯を
巡って、足して割って丁度いい塩梅であります。


ML_20181125234142b58.jpg


空は終始ほぼ雪雲の絨毯に覆われて黄昏のグラデーションを
望めなかった代わりに、今季初の雪見風呂となったから。

きつねメの心持ちも自然と「冬」へシフト出来たかな。

まだ湯気の上がる身体で建屋を出ると、西のゲレンデには
日没と同時に早くもナイターの照明が灯っていました。

オープンは半月ほど先だと思うけれど。シーズン前のテストと
山麓へのアピールを兼ねているのか、雰囲気が華やかです。


MM_201811252341447a0.jpg


FMを聴きながらの帰り道。国道四号まで降りると流石に
積雪は無かったものの、玉山区の標識をくぐるまでずっと
小雪が止まない冬景色でありました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


しかし・・・いやー、感覚っておかしなモンですね・・・。

遅い午後の2時間ばかりを奥中山で過ごしたお陰で、
無意識に「今は12月だ」と勘違いしちゃっておりました。

これは11/23の出来事、月を越すまで未だ一週間も残って
いるってのに・・・天然ボケもいい加減にしなさい、俺
スポンサーサイト

テーマ : 車 de いろいろ
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い Kei ドライブ 冬支度 岩手 スズキKei 盛岡

好シーズンには裏方だけれど。 ~ウチの冬季エースも、冬支度・・・!~







毎年決まって彼らの曲を聴きたくなるのは、ローカルルートの
落葉も終わりを告げる、この時期から・・・。

キリキリと乾いた空気を感じられる辺りに聴けば本当にハマる。


HA_20181117203930dea.jpg


誰もいない深夜の県道で、ハイビームに黄色いフォグを灯して
雪煙巻き散らしカッ飛んで行くクーペの姿が、脳裏に浮かんで。

本当は融雪剤が招く錆の心配さえ無ければ、乗り手の腕に応え
自在に向きを変えてくれるダンサブルなFR機のスノードライブを
楽しみたい、って思う。


HB_2018111720393130b.jpg


NA6で飛ばすキレイな圧雪路はエキサイティングだったもんなぁ。

上り坂でゴー・ストップを強いられると、緊張と共に時折り攣る
左足の裏の痛みもまた、一緒に思い出すんだけれど・・・ね。


HC_20181117203933ee4.jpg


真っ赤なロードスターの助手席にスノボの装備一式押し込んで
カウンター当てつつナイター・ゲレンデへも通った青春時代が
サラッと蘇ったりしながら。

とある休日、アラフィフのきつねメは地味~にけーたろー号の
冬支度に励んでいた次第であります。


HD_20181117203935975.jpg


お気に入りだった二代目NA6が初度登録12年目/15万キロで
サイドシルまで融雪剤に侵されて「もう冬は走らせるまい」と。

NA8へ乗り換える頃に別途普段遣いの軽を足した経緯から、
「乗り潰し承知の犠牲電極」的な存在ではあるんですが。


HE_20181117203936b7c.jpg


狙った訳ではなく偶然見つけた25万8千円の軽自動車が
4万キロで5M/Tの4WD、規制上限64psの3ドアという
自分としては望外と思える満願稀少種だったためか。

大震災前年に購入し気付けば既に8年以上乗り倒して来て
今年10万キロを超え、もう立派にかけがえのない愛車です。


HF_20181117203937993.jpg


「乾燥重量800kgを切るツインカム・ターボの四駆」ってのは
実際大したモンでありまして。

型落ち安売スタッドレスのまま出場した雪上タイム・トライアルで
ラリー・タイヤを履いた競技車両の群れに一矢を報いたことも。


HG_201811172039398a0.jpg


もっとも駆動制御システムがアルト同様の簡素なビスカス・
フルタイムだから挙動もその時々で不安定なんだけれど。

実は生産期間が2年に満たなかった(!)隠れレア機な
愛車自慢は脇にヨイショと置いときましょうか。


HI_20181117203940fab.jpg


二代続いての型落ち・かつ生産時期バラバラな正月大特価
某量販店ブランドの2013年製タイヤ(4本で19800円)共々、
そろそろ賞味期限切れっぽい冬用ワイパーへと取り替え。

双方の確実な装着を確認したら風呂の残り湯を汲んで来て、
念入りな洗車と2時間半掛かりのワックス掛けを施します。


HJ_20181117203942492.jpg


なんせこちら北東北の盆地の真冬の底冷えったら、まず
氷点下二桁の朝だって珍しくないぐらいハンパないからね。

カーラック×680円最安半ネリワックス×スプレーワックスの
邪道極まる反則施工で限界まで保護膜を重ねまくってます。

サボりがちな洗車と塩カルへの対策を講じたら、忘れる前に
ラゲッジへ冬季用サバイバル/レスキューBOXも積み込み。


HK_20181117203943131.jpg


以前一度、深い新雪の下へ隠れていた側溝の窪みにハマり
クラッチ焼かんばかりのスタックを味わった苦い経験もあり。

結果こんな物まで常備積載の体制を敷いている次第でして。

※雪国まで遠征予定がある皆さん、最低でも牽引ロープと
ブースター・ケーブルは愛車に積んでおいて下さいね!


HL_20181117204006476.jpg


そしてナビも、春~秋に長の友として来たロードスターから
アジト唯一の冬の友となるけーたろーへ、バトンを繋ぎます。

そう言や真冬の冒険ツアー、もう何年実行してないんだろ?
今年は久しぶりに「津軽豪雪体験」を企画してみるかな。

流石にジムニーには及ばずともその8割程度の走破性なら
コイツだって秘めている事を、身を以て知っているからさ。


HM_2018111720400825c.jpg


これも「スポークに大キズ有り」という条件で格安購入した
ミラ・ジーノ用のミニライトだって。

来春ハタチを迎えちゃう経年なりにあちこち擦って凹んだ
我が相棒には、むしろサラの新品より似合うんじゃない?


HN_201811172040093ca.jpg


「グラベル上等、圧雪も吹雪も掛かって来やがれ!」的な
古侍の雰囲気すら纏っていて、「頼もしいなあ」と感じます。

実際過去に前述の冬季搭載品を駆使してボルボやアコード、
果ては縁石跨いだステージアまで引っ張り出した実績アリ。

そのハイパワーに自惚れてまた高価なダイレクトコイルを
焼かないように、今冬はちょっと気遣ってやらないとなぁ。


HO_20181117204011304.jpg


ただでさえコイツも低速バックでのクラッチ・ワークでは
既にジャダーの症状を見せ始めているのだから・・・。

かつてはクラッチASSYの交換代を、乗り換え時の基準と
捉える向きが多かった事を懐かしく思い出したりもする、
晩秋のきつねメでありますよ。

・・・ん・・・? ・・・俺はどう判断するのか、って・・・?


HP_201811172040129d5.jpg


また「26万円で買える低走行距離の5速ターボ/4WDで
軽量級の上玉な中古があるよ!」というハナシだったら
少しは考えてもいいけれど・・・。

まずもうそんな代物、この世にある訳ないわな(笑)。

クルマ自体買い替えるぐらいなら、コイツにクラッチの
交換工賃を支払う方がいいに決まってるじゃない?


テーマ : 車 de いろいろ
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い 冬支度 Kei メンテナンス 岩手 旧車 タイヤ交換

くたびれぎつねの、つまんない独り言。 ~ただでさえ「夏」は苦手なのに、さ~







この曲が恋しくなる時は、多分あんまり良いマインドじゃない。


・・・そうだね、きっと今はちょっと疲れてるんだな、正直・・・。


「朝から晩までひとり全力疾走、でも対人的ストレスはゼロ」
という一週間を過ごし、達成感と共に燃え尽きた体力。

「ピンチヒッターなれど穏やかな泊まり勤務」という幾許かの
間を置き、疲労が回復し切らぬうちに状況は真逆となった。


UA_20180711205217510.jpg


ベターを望めば望んだだけ最善に向かい気力と体力を尽くす分
その結果にも「ベスト」を追える。

きつねがしたい仕事は「そういう質のもの」、努力と仕上がりが
目に見える充実に繋がるのなら全力を出し切って行ける。

それが対外的にも「アンタにしか出来ない/任せられない」と
評価されていれば尚のこと、きつねは腕をまくるのだ・・・が。


UB_20180711205219bbe.jpg


恨みや妬みや嫉みを買う様な立ち振る舞いをした覚えは
なくても、他人が絡むと「気に入る」「気に入らない」ってな
メンドくさい相性の問題が立ちはだかってしまう。

こちとらとっくに尽きた体力を、テメエでテメエのケツ叩いて
どーにか補って一日やり繰りして働いてるっていうのにね。


UC_201807112052200ab.jpg


分かってる、俺に限ったことじゃない。オトナは皆、そうなんだ。

擦り減らすのは時間と身体だけでいいはずなのに、心まで削って
誰しも「今日の食い扶持」を稼いでいるんだ、この国ではね。

誰かが発した「きつねサンは進む道を間違えたよ」という言葉が
魂の縁をグイグイっと押して来るのは、こういう時なんだけど。


UD_2018071120522296f.jpg


俺がアンタにナニをした?てな不条理な怒りと裏腹に萎え萎え
くすんだ気分を騙し騙し、帰宅の遠回りを強いてけーたろーの
オイル交換へ。

上げたり下げたりの乱気流っぷりは昨今の気候とリフトだけに
しといてくれよ・・・と、くたくたの身体を引きずり腹下を覗く。

プレスの重ね目に見えるサビは、経て来た月日の分だけ増す。
そう、乗り手の身体が老いて行くのと正比例するように。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「人生は貴方の意志で変えられる」。それは半分ホントだけれど。

「しくじっても後悔しても時間は巻き戻せず取り返しがつかない」
という一点の真実を以って、残り半分はウソになっちまうのだ。

なるようになれ。なるようにしかならんし、成り行きには敵わない。


UE_20180711205223717.jpg


どんなにパーソナリティの声が美しく言葉のセンスが的確でも。
どんなに美しい旋律を歌い手が完璧になぞってくれていても。

全ての音を心が拒み何もかもノイズに感じて、ダメな時がある。

カーオーディオのスイッチを切ったバイパスの喧騒に身を委ね、
川に流される河童の如く無気力に帰路をたどる黄昏どき。

「今は何も無い・無味無臭だけが唯一の魂の救い」と感じた時。

開け放したサイドウィンドゥから、不意に思い掛けず快い風が
川面を渡ってきつねの肌を優しく撫で、去って行った。


UF_20180711205225ce5.jpg


実は昨日のお休みに、北の師匠・クマさんからDトラッカーを
届けられていたものの・・・。

「決して個性を自己主張しようとしないポーカー・フェイス」
コイツのことは、また語り出すと長い話になるだろうから。

嫁入りまでのいきさつを含め、また気力が満ちる機会を待って
改めて記事にしたいと思います。


お手数をお掛けしてしまったのに、ファースト・アップがこんな
冴えないものになっちゃって申し訳ないです、クマさん。

でも・・・結局あの「ケレン味なく風へ干されるフィール」
助けられることもあるだろう、と・・・。

それが今の実感なんでありますよ。

テーマ : バイクのある生活
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い Dトラッカー125 スズキKei オイル交換

春の日和、土曜の午後。 ~ジテンシャ散歩で軽便鉄道跡を覗き見~







今日のTOPナンバーは、先日のドライブ中にFMで拾って知った
アーティストから。

予報では本日の盛岡、これから雨で気温も上がらないとか。
そこでウェットなイントロを持つ、この曲を選んでみました。


「天気の良い日が続くと交感神経ばかりが活発に働いてしまい
それはそれでくたびれるモンだよ」とは、カイロの先生の言葉。

先月後半からこれまでは、あまりにもの陽気が続いたからね。
副交感神経に委ねるユルい休日・・・それもたまにはアリか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


JE_201804022008007a7.jpg


さて前回、夏タイヤに交換したけーたろーへミニベロを積んで
出掛けた先は、40kmほど南の「花巻市」。

同市郊外には妙な広さで県道と並走するデカい自転車道があり
昔から「何か訳アリかも?」と心に引っ掛かっていました。


JH_20180402200804ace.jpg


数年前にPonkotu40さんから「アレは花巻電鉄の線路跡だよ」と
御教授を受けて、以降ちょっと辿ってみたかったんであります。

きつねメは鉄道マニアじゃないけれど、廃モノ系趣味の自覚は
ヒト並み以上(←なにしろ元が半妖怪なワケでして。笑)。


JI_20180402200805646.jpg


詳しい解説はwikiさんに丸投げする(←クリック)事として。

「自分が生まれる前年に廃止された線路を今でもなぞれるよ」
となると、やっぱり行ってみたくなるじゃない?

幹線道路では邪魔者扱いされるミニベロなら尚のこと、周囲の
流れを気にせずに散歩出来る自転車道って魅力的だしね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


JG_201804022008029a7.jpg


今年最初のチャリ散歩は「よく残してくれた」と感心するばかりの
当時の電車・デハ3を保管してある公園からスタート。

レール幅が狭い軽便鉄道仕様なので、只でさえ超ナローなボディ
なのに(乗客が向き合って座ると膝同士がぶつかるらしい)。
さらに四隅を削ぎ落されたため、衝撃的な異形の持ち主です。

クラシカルなディティール共々、夢に出て来たらうなされそう(笑)。


JJ_20180402200807a10.jpg


きつねの目的からすると「ホントの発着点」はここ、東北本線の
花巻駅・・・。

電鉄は概ねこの界隈から、真西の花巻温泉と南西の鉛温泉の
二方向へ延びていたようなんであります。

とは言え大正時代に端を発する長い歴史を持つ故、厳密には
始発駅すら様々な紆余曲折を経た様子なんだけれども・・・。


JK_20180402200808074.jpg


当時たぶん田んぼだっただろう市内エリアは、現在わりと新しい
住宅が並ぶ裏手を(たまに車道にドツ切りされつつ)走ります。

この廃線跡に興味を抱いて以降、街の歴史写真展的な催しや
ネット検索等で少々は「在りし日の姿」を目にしているものの。

当時の面影を拾えるようなポイントは、正直見当たらないかな。


JM_2018040220081132e.jpg


岩手県民として恥ずべき事にきつねさん、この日に至るまで
花巻東高校」の所在地が何処なのか知らずにおりました。

校舎のテッペンから地面まで達しようかというデカい幕には
「祝 大谷翔平君 大リーグ入団」「祝 季選抜大会出場」

二刀流のイケメンも菊池雄星選手も、母校はココなんですよ。


JN_20180402200813cc6.jpg


隣接のひたすらダダっ広い日居城野運動公園を気分良く突っ切り
普段は特に野球ファンでもないクセに「勝てよ花東」と祈る俺。

実はけーたろーを走らせている最中も珍しくAMラジオに切り替え
対・彦根東高戦の実況中継を聴いていたんだけれども。

ブルーノを降ろした8回裏の時点で両者0点、「こりゃ延長だ」と
視聴を諦めて散歩を開始した経緯があった次第。


JO_201804022008145b7.jpg


高速道路の建設時には既に廃線になっていたはずなのに、
トンネル造って残したのか・・・と東北道の下をパスした
辺りから、景色はガラリと一変します。

向かう西手に山を背負い、見渡す限りほぼ一面の田んぼ。


JP_2018040220081623c.jpg


こればかりは流石に往年の車窓から見えたものと変わらない
景色でありましょう。

「きっと世間がイメージする『宮沢賢治と軽便鉄道の幻』像って
コレだよね」と独り頷きつつ、軽やかにペダルを漕ぐきつねメ。


JQ_20180402200817cf2.jpg



うららかな日和の土曜、向こう側からはオトーサンの引率する
小学生の兄弟姉妹的なファミリー・サイクリング隊。

弾む様な「こんにちわ!」の声に「おー!気持ち良いね。」と
子供の頃の自分を重ね、お返事を。嬉しいよね、こういうの。


JR_20180402200819ecc.jpg


しかしながら「自転車じゃないと見られない愉しみ」は
程なく県道並走式に移り変わり、あえなく終了します。

否、この県道だって電鉄盛業の時代から在った訳だけれど。

舗装と拡幅を重ねて至る今の姿には当時の匂いは無く、
何も感慨を得るところナシ・・・ということです。


JS_20180402200820271.jpg


唯一遺構らしきものを挙げられるとしたら、終点の花巻温泉前に
不思議なカタチで未だ残る、プラットホーム跡の石段ぐらいかな。

昨年地方紙から出版された「かつての花巻」の写真集など片手に
見比べると、当時の姿を見つけられるんでしょうけど。

イチマンエンもするんよアレ。後で図書館から借りてみようか。


JU_20180402200931d9f.jpg


これもちょっと不思議な雰囲気が漂う、空き地下の謎の暗渠。

地味だけれど何かしら、電鉄と関係があるんじゃなかろうか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


KA_20180402200932439.jpg


来た道を戻る退屈なピストン・ルートを嫌い、県37号に乗って
もうひとつの電鉄線跡、鉛温泉方面へ延びていた「軌道線」へ
合流を狙います。

宮城との県境に近い南端までほぼ信号皆無に繋いでくれる
快走路、ロードスターやスポーツスターでは南行きのド定番。


KB_20180402200933fab.jpg


一箇所だけ立ち漕ぎを要する起伏はあったものの、怠け狐の
故障を抱えた中年脚でもツラツラなぞれる優しいルート。

・・・にしても、スロットル一発でいつも爽快に駆け抜けていた
あの直線が、人力となるとこんなにも長いとは思わなんだ・・・。


KC_20180402200935006.jpg


こんな場面になると、見た目とは裏腹にからっきし飛ばせない
ディメンジョンのブルーノより、スボルティフなんか欲しくなる。

ハンドルはドロップでトップチューブは絶対ホリゾンタル派という
昔気質な好みのきつねメ(フレームはもちろん細身のクロモリ)。

それが理由で近年主流のクロスバイクに手を出さないんだけど。
今じゃスボルティフ自体が稀少種、もし在っても高価みたいです。


KD_20180402200936a2c.jpg


あーいやいや、やさぐれぎつねの主軸はあくまで「単車とクルマ」。

「気が向いた時の散歩用」としては、アスリート然とした自転車は
過ぎたシロモノ。チャリに乗る時までヘルメット被りたくないのよ。

「20インチを越える自転車買ったら負け」。それがきつねメ流の
レギュレーションなんであります。


KE_20180402200938022.jpg


独り言はさておき、町場の匂いが視野に入った辺りでひと休み。

時間を確かめるべくスマホを取り出すと「花巻東 延長粘り勝ち」
のLINEニュースが目に飛び込んで来ました。


ふふーん、ソレはきつねが校舎の前を横切ったからなのだよ♪


KF_20180402200939e5f.jpg


ツーリングやドライブなら缶コーヒーを求めるところだけれど、
今日は特別にコーラで乾杯!(@綾瀬はるか)の気分です。

そーいえば・・・自販機で「冷たーい」のボタンを押したのって
果たして前回はいつだったんだろう・・・。

全くためらわず、無意識に「しゃっこい方」を選んだ自分にも
長い冬を越えた実感が湧いて来る午後でありました。


※これは後日談になりますが・・・10回でサヨナラ勝ちを得た
 花東、翌日には強豪・大阪桐蔭になんと19:0!で大敗・・・。
 校舎前を横切った不吉な狐のせいだったら、ホント御免ね。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


KH_20180402200942e7a.jpg


はてさて、鉛温泉や大沢温泉を経由して降りる県道12号には
湯口地区付近にて合流。

西の山手に向かって走るルートは過去の温泉行きで何度も
往復しているので割愛(長いわ遠いわ勾配キツイわ。笑)。

こっちは花巻温泉までとは違い自転車道のような分かりやすい
カタチで線路跡が残っていないので、少し興味も薄くてね。


KG_20180402200941756.jpg


バス停欄にある「二ツ堰」の文字は、電鉄の歴史を調べる中で
見掛けた覚えのあるエリア名。

外壁のお色直しを受けてはいるものの、むしろこちらの方が
当時から残っている建物は多いかもしれません。

ただ、今の集落の雰囲気に「あの頃の匂い」を嗅ぎ取るのは
やっぱり難しいような気がしました。


KL_20180402200948779.jpg


花巻市内へ戻る道中、県道の三差路で遂に線路跡を見失い
一度は「もはやここまで」と諦めたものの。

けーたろーを停めた駐車場への道のりを探すうち、偶然突然
「あの表記」にぶち当たりました・・・いややっぱ持ってる、俺。

そう、「廃なもの」にリンクしている無駄なセンサーだけは。


KM_20180402200950282.jpg


ロクすっぽ下調べもナシに思いつきでウロチョロしているだけで、
事前にプランを練って行けば廃線跡を辿れると思うんですけど。

でも行き当たりばったりで出会えるトキメキが、自分は好きかな。

楽しいよね・・・あのヘンテコな小っちゃい電車がココ走ったんだ。
路地裏の洗濯物はためかせ・・・想像するだけで、面白いもの。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


KN_201804022009517d1.jpg


かつては「名湯の里」として全国に知られ、県内屈指の規模を
誇っていた自治体・花巻市。

古い歴史を持つ地方都市の常として「栄えては付け直し、また
発展しては付け直し」を繰り返した道路は、さながら増改築を
繰り返した老舗旅館の如き迷宮の体を成しています。


KO_201804022009531f3.jpg


町から始めて里山界隈を巡り、また町へと帰る自転車散歩

そして初めて「実は最も面白いのって旧市街エリアかも?」と。
意識がメーテルリンクの青い鳥的なところへ着地しました。


KP_20180402201011771.jpg


それにしても「宮沢賢治と軽便鉄道」という視点は、花巻にとって
アピールの鍵として重要な宝物に成り得ると思うんだけどなぁ。

特段、そんなに大きな予算を掛けなくても出来ることがあるはず。

現代なら要所要所にQRコード付の解説板を設置し、タブレットや
スマホから「その場所の50年前の光景」や「賢治が見た風景」を
重ねて眺められるだけでも、旅人が受ける印象は違って来るから。


KQ_2018040220101247e.jpg


さてさてそろそろ、長くなった日も傾いた黄昏どき。

旧市街地の探索はまた次のオタノシミに取っておくことにして
今日は40kmの家路をたどることにしましょうか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


◎ 今日の オマケ ◎


KR_20180402201014dc4.jpg


「次は市街地メインでチャリ散歩するべ」と企む本当の理由は
やっぱり「ソッチ系のアラ探し」にあったりする訳です・・・(笑)。

歴史の古い町って、幹線路からひとつふたつ外れた辺りに
面白い古物が未だチョコチョコと眠っているんだよね。


KS_201804022010150fb.jpg


かつて住宅地図屋で調査員のアルバイトをしていた頃には
ワンテール時代のランクルを見つけたこともある、花巻市。

自転車でのんびりウロウロしていると、多分「濃い案件」に
出会えるんじゃないかな?って期待している次第です。


KU_20180402201018011.jpg


・・・ほら、チラ見しただけでも、こんな謎ヤードが・・・ね?

テーマ : 自転車
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い 冬眠明け 自転車散歩 ミニベロ ブルーノ 花巻 花巻電鉄 宮沢賢治

最後に春支度を終えるのは、「四季の相棒」・けーたろー。







「いや、きつねくん・・・ついさっきFサンから電話があってさ。
緊急入院とかで代打が必要なんだわ。明日の泊まり勤務を
頼んでも大丈夫?翌日が非番で次も休みに変更するから。」

「そういう案件なら止む無し。お受けしますよ、BOSS。」



ということで(?)、突然降って湧いた勤務変更のやりとりを
交わしている最中に何故か脳裏へと流れて来たナンバーを
今回のTOPに据えてみました。


そりゃもうタイトルからして、我が心情そのまんまなんですが。


しかし予期せぬスキャンダルで消えざるを得なかったヒスブル、
いま聴き返してみるとつくづく「惜しいバンドだった」と思います。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


IA_20180402200705fe2.jpg


カクカクしかじか的な事情でスクランブルの掛かったきつねメ。

24時間拘束勤務が明けた朝にはコンビニのスパゲティやお握りを
ガッツリ食い、オマケに寝酒呑んでベッドに潜り込んだ次第なんだ
けれども。


・・・あまりにの陽光が眩し過ぎて熟睡出来ないんよな・・・。


IB_201804022007061aa.jpg


そんな展開から致し方なく、もどかしく寝床を這い出たきつねメ。


その理由が黄砂か花粉かよく分からない黄色い埃を払うべく、
「生活の友」ことけーたろーを洗車することにした訳なんだけど。

起き掛けネットで眺めた天気予報に「この先一週間は氷点下な
最低気温も降雪の兆しも見られません」って伝えられちゃうと。


IC_20180402200708844.jpg


やはり季節の変わり目の好天下、せっかくの機会ともなれば
洗車だけで済ませられる気分じゃなくなるから・・・ね。

根性決めて腰にコルセットをキリキリ巻き、天井近くの高さで
都合4か月眠っていた夏タイヤを引っ張り出す事になりました。


ID_20180402200709056.jpg


ちなみに、ここから降ろすために四段ステップの脚立を立てた
「テッペンでの眺め」は、こんなにおっかない視点になります。


タイヤの重さに負けてついウッカリ手を滑らせると、これまた
従兄の形見であるMR50やトライアル用のスコルバ125に対し
取り返しのつかない悲劇をもたらすことは間違いありません。


ソレが分かっているんだったら、予めバイク除けとけよ、俺。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


IE_20180402200711bc3.jpg


限られたスペースなのに成り行き上、可能な限りギュウギュウと
詰め込まれた車庫持ちマニアあるある環境で横着をコイたため。

怪しげなアブない腰つきで(←半妖怪だし)降ろす羽目になった
グッドイヤー同士の夏冬選手交代劇・・・。

せっかくのジャッキアップで車輪を着脱する際のアレやコレや
(「ホイールハウス内の錆とか傷みの進行チェック」「ドラシャや
ステアシャフトに付随するゴムブーツ/ブッシュの異常確認」)
秋毎度のネタですから、今回は割愛しまして。


IG_20180402200714510.jpg


ホイール単体として贔屓なのは、スタッドレスに噛ませてある
ミニライトの方なんだけれど。

「全体のまとまり」という視点で眺めれば細身の5本スポークを
選んだコレも、野暮ったい上屋のマスを軽く見せる効果アリ。

「大人っぽくて悪くないよね」って、中年ぎつねメは思うんです。


IF_201804022007131d1.jpg


午後遅くの作業でも黄昏の時間に達してなお暖かかったので、
今回は外した冬タイヤ一式も軽ーく洗剤で洗っておきました。

「一本だけ妙に内側がアブラギッシュだなぁ?」と疑ったのは
振り返れば、「デフオイルが漏れていたのでシールガスケットを
交換しておきました」
と伝えられていた、左リアに履いたホイール
なんでありますよ。

車検整備を請け負ってくれた主治医のNさんから引き取った後の
僅か一ヶ月少々で、また新たなトラブルを発生していたら・・・と
一瞬イヤな汗が額を伝ったものの、理由が分かればひと安心。


IJ_201804022007194e8.jpg


それはさておき、あらためて製造年週の刻印を確かめてみると
2013年の夏・・・あれからもう5シーズンも使っていたのか。


初詣のおみくじで「大吉」を引いた僅か30分後、路肩の積雪へ
隠れた縁石に気付かず当ててバーストを喫した元旦の思い出。

かじかむ手で応急タイヤに履き替え、慌てて1/1に営業している
最寄りのタイヤ量販店を探し駆け込んだ、忘れられないお正月。

あの時のドタバタを共に過ごした親友アッシは、その夏に結婚。


東京・お台場の披露宴へ出向いて、もう5年も経つ事になるのか。


IH_20180402200715054.jpg


そうそう・・・冬季用のスノー・ワイパーも忘れず、夏用の
ブレードに交換しておきました。

切れ味は未だ鈍っていなかったハズだけど・・・はてさて?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


JA_201804022007202e1.jpg


眠い目をこすってノンビリだらだら洗車とかタイヤ交換を済ませ、
体力も気力も尽きたところで安酒引っ掛け、「非番の日」を終了。

おかげで翌朝は、割と早い時間に満充電状態でパチリと起床。

好天を「コレ幸い」とばかりに早速、前日交換仕立てな夏タイヤの
フィールを楽しむべく片道50km程のドライブへと出向きました。

いや、同径で溝の深いスタッドレスに比べると重さは感じるけれど。
静かにコロコロ転がる感触や確かな手応えは、好ましく愉しいね。


JB_20180402200721507.jpg


ちなみに・・・陽光照らす県道を滑るように南下して行く我が
けーたろーのラゲッジには、こんな居候が寝ぼけていました。

そう、冬の間はちゃっかりきつねの寝ぐらで壁にもたれていた
ミニベロのブルーノ号も、年度末のこの日が冬眠明けです。


今年最初のチャリンコ散歩、コレはコレでまた書き始めると
長い展開になるから・・・今回はこの辺で切り上げましょうか。

テーマ : クルマ趣味って、いいね!
ジャンル : 車・バイク

tag : Kei もの思い タイヤ交換 盛岡 冬眠明け

プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR