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ゴリラと桜を追う黄昏、アラカルト。

 





「初夏の様な陽射しが降り注ぐ好天は、今日いっぱいまででしょう。」
仕事がハネての帰り道、FMからはそんなパーソナリティの声。

市内のが満開になったのは、つい一昨日のことだというのに・・・
明日から下り坂の天気となると、厭がおうでも気が急いてしまう。

大慌てでアジトの前へけーたろーを停めるなり、ゴリラを連れ出した。


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こんな時こそ日が暮れるまでに足を延ばせるセローを選びたかった
けれど、前ブログ通りの理由で未だ後ろ足を外されジャッキの上。

否、「だから仕方なくコイツ」って扱いはゴリラに失礼だし可哀そう。
むしろ「コイツだからこそ」見つけられる景色だって、あるはず。


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幹線路を逸れるなり、「まあ焦らなくても大丈夫」という気分が湧く。

アジトから郊外まで15分の道のりで、多分マインドが原付モードへ
切り替わったのだろう。

地上130cm・巡行速度50km/hの視界。それはそれで独特だもの。


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自然に気分がスイッチしたのは、もしかしたら「この日・この時
ここを見つけること」が約束されていたから、だろうか。

週に一度ぐらいは必ず使っている県道から、遮るものが何も無い
田んぼを挟んで僅か200mの場所に、その見事な並木は在った。

ソメイヨシノの花の命は儚い。満開時に限るなら、保って4日か。


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傍らに平成13年植樹との碑があったから、苗木から育ち開花の
デビューを迎えて以降、きつねはその時期にここを通る機会を
ずっと逃し続けていたんだね。

用水路に沿った畦道を伝って来ないと、ここへたどり着けない。
より大きく速い乗り物では、スルーしていたかもしれない並木。


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5月も終わりの気候を連想させるTシャツで過ごせた日和の
余韻が、から一層の色香を引き出してくれたのだろう。

仄かに甘く優しく、例えるなら内気な乙女が心を許した瞬間の
微笑を思わせる香りに満ちる。

肌を撫でる風が硬さを増し近隣の人影がイソイソ消える頃まで、
生ぬるくなった缶コーヒーを傍らにきつねはボンヤリ過ごした。


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ボンボリ提灯たくさん吊るしてカクテルのライトアップを浴びた
の名所」で存分に呑んだくれる楽しみ方も、否定はしない。

でも俺ら単車乗りには「ならでは」な風流、各々の味わい方の
流儀があったって良いんじゃないのかな・・・って思うんだよ。

傍から見りゃナニが楽しいのか分かんない様な呆け者だけど。
第三者による客観視点など、ンなモンどーでもいーことさ。


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長い冬を耐え凌いで愛機と共に迎えた「の喜び」に比べたら
せせこましく窮屈な世の中でも、そのぐらい許されて然るべき
自由な過ごし方でしょうよ・・・と。

帰路6V球の明かりを頼りに駆け込むコンビニのトイレにて、
納得行くまで満喫した「の儀」を思うきつねメでありました。


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さて明けた翌日、予報通りいつ降り出しても文句を付けられぬ
空一面どんより曇天な指定休。

「これでセローのリアホイールや駆動系が全て揃っていたなら、
腰を据えてじっくりメンテがてら組み上げることも出来たのに。」
ってなワガママな恨み節を胸中へ押し込めつつ。


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前日の散歩で問題に気付き、考えついたささやかな思いつきを
実行へと移します。

そーなんですわ・・・モンキーとかゴリラって前後同寸のタイヤを
履いているから、四輪みたいに「入れ替え」が利くんだね。

二輪では原付級ならではの「あるある的特権」じゃないかな?


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コイツの場合はホイール・ディスクまで前後共用部品なモンでして。

タイヤやチューブまで丸々脱がせずとも、ハブだけ組み替えれば
簡単にローテーションさせられるんでありますよ。

なにしろ買ったのが20年前なので製造元も覚えていないけれど。
しかしこのジュラ製スプロケット、タフだわ・・・全然減っていない。


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リア・アクスルを抜いちゃった都合上、この機会にチェーンへも
万遍なく給脂を行き届かせてメンテナンスの手を入れます。

購入当時は「どーせ原チャリ、パワーなど知れたモンだろ」って
走行距離や寿命をナメて安いノンシールを入れた記憶が。

但し第一次復活の`99年頃は、未だ「隣国で作ったジャンク」が
国内に流通していなかったため、国産のDID製かRK製かと。


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ただでさえ駆動力や制動力の両方から常時ストレスに晒される上
単品ディメンジョンでも実際に乗り手が跨った状態でもリア荷重。

お陰で日々ただノホホンと転がる8分山のフロントタイヤへ向け
3分山を切るほど擦り減ったリアタイヤを、参勤交代させました。

試乗した印象ではいささか舵の切れ味が鈍ったものの、大した
レベルには至らない許容範囲(←That`s 原チャリism。笑)。


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実はタイヤ入れ替え作業中にガレージのFMから流れて来たのが
冒頭にUPしたナンバーでして・・・(パワープレイウィークか?)。

ブラジリアン・ボッサなアレンジに呑まれて「この旋律ってとても
耳馴染み良く懐かしいメロディだけれど、元は何だったっけ?」。

そこに思い当たった瞬間、テスト・ランの行く先が決まりました。


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きつねの街は海岸線から!00kmもあって「 You Can See The
Ocean」のタイトルをゴリラでなぞることは叶わないけれども。

もし「故郷を見下ろせる丘」と読み換える事が許されるのなら。

ソレはきっと自分にとって、まっすぐな坂を上ってたどり着く
盛岡天満宮の景色なんじゃないか・・・と直感。


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「確か裏手には、自転車で境内へ入れたルートがあるはず」
とおぼろげな手探りで探索して行くと、ゴリラに跨ったままで
そのまま参道の傍らまで至ってしまいました。

※本当は少し下に立派な駐輪場が設置されているので、
  良い子はこの構図を真似てはイケマセン。


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しかしウッカリしていた・・・寺社に植えられたの木は
全てがオヤクソク・・・という思い込みの浅はかさよ。

天満宮に祭られる学問の神様・菅原道真公へ仕える樹木とも
なれば、ソレは彼を強く慕った梅以外にあり得ないのにね。


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まあ傍らには眷属として、お腹の下へ可愛い仔を護る雌狐と
宝球を抱える代わりに鼻を折られてしまった雄狐の夫婦が
しっかり陣取っております故、何卒御無礼お許し下さいませ。


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ここンちの撫で牛さんは、寝姿も撫でた感じも猫そっくり。
逆側の後ろ姿なんか、ほぼ「コタツの上の猫」であります。

きつねは腰のヘルニアに加え、最近左の肩も調子悪いので
その辺りも念入りにタッチさせて頂きやんした。


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そして、思い立ってから今日いちばん眺めたかった景色を。

自分には残念ながら、空を飛ぶような妖力の持ち合わせが
ないのだけれど(←あったらバイクに乗ってないか。笑)。

ホウキに跨りここから舞い上がれたなら、どんな風にこの街の
を眺められるだろう・・・と、独り缶コーヒーのリップを引いた。

頬を撫でる風、湿った土の匂い。雨が降り出す前に帰ろうか。


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翌日は朝から日暮れまで、久しぶりに丸一日の雨が見舞った。

「もう少しだけ、あと少しだけ、そのままで」と誰もが願う中を
虚しく舞い散っていく、小さなハートの形の花びら。

儚く名残惜しいからこそ愛される麗しき告げの使者。


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だけど俺たちはバイク乗り。望めば北へも山へもその姿を
まだ追って行ける翼がある・・・焦り嘆くことはないさ、きっと。
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tag : もの思い ゴリラ

初夏のような午後、南風に乗って。 ~ゴリラ雪融けの道を行く ②~






いや、前年度の出来事は先月の内にUPしたかったんだけれど。
ついうっかり続編をエイプリル・フールまで持ち越しちゃいまして。

ということから15年の月日を挟み「ワンルーム・ディスコ」に似た
季節感で、しかし全く違う視点から描いた曲をTOPに置きました。


プリンスに心酔するあまり己を見失った岡村靖幸は当時から正直
好きじゃなかったものの、プロデュースでは良い仕事していたなぁ。


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さて、八幡平山麓からの戻りは岩手山の縁をぐるっと巡る
最も新しい松川~焼走りのパノラマ・ロード。

見晴らしのいい西寄りの道・・・午後遅い時間だと日陰で
少々ミスチョイスかな?寒いかも?とも考えたんですが。


来た道をまた戻る味気なさより「一筆書き」を選びたくてね。


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ここまでの日なたとは打って変わって、この風の冷たさよ。

まあ信号・交通量皆無の快走路ゆえ「少しの間の我慢」と
割り切ったつもりだったものの。


いやあ・・・ゴリラだと直線、やたら長ェのな・・・ハハハ。


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写真を撮った後はノンストップで飛ばして焼走りを駆け下りて
再び陽の当たる田舎道へと復帰。

「気温を鵜呑みにしちゃイカンなぁ」と農家の庭先で寛ぐ猫に
カメラを向けていると、背後にふと妙な気配を感じました。


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ウソ・・・!昔からここ、過去に何度も通っているのに・・・。


木々や草の葉が無く、雪融けを迎えたこの時期でなければ
気付かないものが、まだあったのか。

こんなところに、しかも相当古いウニモグが眠っていたなんて
全く知らずにいました。


下手すると昭和30年代の型じゃないかな。由来が気になります。


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玉山のR282界隈は昔からあちこちにスクラップ屋さんが点在し、
二段三段と重なった野積みの下に珍車・奇車の姿を探す様な
外道系マニアならではの楽しみもあったのですが。

何でもかんでもセイフティでエコにクリーンかつリサイクル的な
妖怪としては棲み辛い世へ進むにつれて、彼方まで連なる
廃車の峰もキレイに姿を消しました。


良かったね、誰得の行政指導だったのかは分からんけれども。


妙な指向性を持つきつねのアンテナ、いっぺん感度が上がると
ゴリラをおかしな方向へばかり御案内するクセがありまして。


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いや、ゴリラ自体が「事故車起こしのゾンビ」であるがために
同族に対する哀れみオーラ的な磁力が目覚めてしまうのか。

これなんかもう、ブルUなのか若しくはブラボーの2DrH/Tなのか
ナベエさん以外にジャッジ出来るヒトがいない個体じゃないかよ。

引き取る気も再生する能力も養える財力もサラサラ無いだけに
好奇心を満たす以外に使い途皆無な役立たずのきつねアンテナ。


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これほどゲスでやさぐれた野次馬根性も無かろうに・・・と。

かつて鼻にも掛けなかったくせに今さら可愛く思えてしまう
サニー・キャブの野仏など拝んじゃったりする次第ですが。

※赤帽サンバーを挟んで並ぶ現行エブリィと比べてみてね。
 この大きさで1200ccだから、いま乗ってもよく走ると思うよ。


否、来た。最後に来た。神々し過ぎて後光すら射して見えた。


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おそらく旧車マニア風味の自意識高い系なヒトであればあるほど
「たかがサニトラに何をワーワー騒いでいるの?」って思うよね。


過去に何度も中古車屋で見つけては見積もりを取った事がある、
自分の中にだけ意味を抱いた思い入れの深い車種だから。

そのトキメキは他者に理解されなくても仕方ないし。
また理解してもらう必要も別にないんだ。


もう現役の生き残りが少ないその「最終・改の丸目ショート」は
しかし強い生命力を宿して輝いているように見えました。


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岩手46ナンバーをかざしてスターシャークにスタッドレスを履き
フェンダーの裾に錆膨れを膿み始めたB122だったけれど。

そのシルエットを眺めつつ缶コーヒーを飲んでいたタイミングで
丁度大型の積載トラックを乗りつけた女性ドライバーに問うと。


明るいブラウンの長い髪をの南風になびかせ笑う彼女の返事は
「彼にとってのアレは、貴方にとっての、そのゴリラと同じです。」


シンプル過ぎるほど的を得た言葉を聞き、こちらも思わず笑顔に
なってしまいました。

モノを分かった上で背伸びせず、イイ距離を保って付き合っている。
あの積載車の運転手は間髪入れずに、ソレを見抜いていたのです。


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某オクじゃナンボで相場ナンボのお宝だって?ふうん、おめでと。


でも思い入れや愛着とか共に暮らしてきた日々の記憶・・・ってのは
銭なんて無粋で薄っぺらなモノサシじゃ換算出来ない重みがあるんよ。

命も心も人生も、何ひとつオカネと天秤に掛ける事は許されないから。
故に半人半妖のきつねメ、古いクルマやバイクが大好きなのです。


さてはあの積載ドライバー女史・・・彼女も多分、女狐だな?(微笑)


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ここまで読んで下さった奇特な読者さんへ自身の妖怪アンテナを
測れるリトマス試験紙のような画像を、ひとつ添付しときます。

その筋を自覚しているヒトであればおそらく「ただのジープでしょ?」
と素通り出来ない要素が幾つか秘められている一枚なんですが。


キーワードは「J50/J3」か、或いは「ナロー/猫の手」「ワンテール」


これでピンと来るのは・・・うん、やっぱりナベエさんレベルか(笑)。

テーマ : クルマ趣味って、いいね!
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い ゴリラ ツーリング 旧車 岩手 冬眠明け 盛岡

初夏のような午後、南風に乗って。 ~ゴリラ雪融けの道を行く ①~







今日のTOPには、この時期になるとFMから毎日流れる一曲を。

自分には案外に耳馴染みが良く、繰り返し掛かっても不思議と
「またかよ」って感じない、面白い曲だと思っています。


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「何だって少な目 半分の生活」という詞に乗せられたわけじゃ
ないけれど。

最高気温が20度に達しようかというこの日は、散歩の相棒に
ゴリラを選びました。


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排気量もパワーも上乗せしてあるとはいえ、チッポケで非力。
でもその「シバリ」が、いつもと違う景色を見せてもくれます。

何に乗っても周囲の流れよりハイペースを望みたがるきつねへ
抜かれる側の気持ち、後続に道を譲る心境を教えてくれるのね。


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昨今やたらとクローズアップされる「煽り運転」だけれども。
後ろからまくるクルマだけが、いつも100%悪いんだろうか?

同じ道を同じ時間に走っていても、乗り物の性能差はもちろん
抱えた事情と目的地や希望到達時間は、全員違って当然です。


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行儀悪いオラオラなチンピラ運転やらインネン付けはもう
人間性の問題なので論外中の論外、という大前提で。

あえて言いますけど・・・昨今やたら多い、バックミラーを
全然見ていないドライバーも常識的にどうか?と思うよ。


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後続車が数珠つなぎになっても気付いていない、とか。
右左折時に自分の車線や隣りの流れを気遣わない、とか。

何にしてもデリカシーの欠如した運転者がとても目に付く。

きつねのゴリラの場合、快適巡航速度が50km/hジャストで
農村部の軽トラとほぼ同じだから。


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後続がミラーに写ったら積極的に脇へ寄せ、早々に抜かせちゃう。
それがいちばん良いんです。自分にとっても、誰にとっても。

己も他者も気持ち良く走れる様、交通量の少ないルートを選ぶ事。
イライラしない、させないことを考えさせてくれるマシンだよね。


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で、結果的に「普段走ることのない道」をチョイスするんだけども。
それはそれで「面白い発見」をもたらしてくれるから、面白い。

地場の会社で敷地除雪車がウニモグとか・・・なんと贅沢な!


それにしても今春の田舎散歩で最も悩ましいのが、道路の荒れ。


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ここ一か月ぐらい「例年になく酷いな」「スパイクタイヤ時代とは
また違う掘れ方だな」と薄々感じていましたが。

数年ぶりの積雪量と冷え込みの厳しさで、アスファルトの下に
浸みた水分が凍って舗装を割る「凍上災」が顕著なのだとか。

岩手では既にパンクの苦情が400件も寄せられたそうだけれど
小さな車体に小径タイヤのゴリラでは、これが命取り。


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「年度末の舗装補修はオヤクショ仕事の風物詩」と皮肉めいた
目で毎年眺めていたものの、今年ばかりは訳アリだよな、と。

ともあれ冬季はあまり使われていなかったような道をトコトコ
走っているうちに、八幡平の山麓まで到達しちゃいました。

ふうん・・・ここ、土手までクルマやバイクで上れるのか。


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お隣りの「サンマリノ・グランプリ」ではビレルのテスト・ラン?
カートの調子見なのかな、タイヤが食わず挙動もぎこちない。

同じトコをグルグル回ることで見つけることが沢山あってね。

料金がお高めなのでなかなか挑戦出来ないけれど、アレは
仲間内でワイワイ遊ぶと、とっても楽しいんだよなー。


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松尾八幡平ICからアスピーテや松川のアプローチへ向かう道。

ここは何で走っても気持ちいいルート、ゴリラの視点や速度でも
「コイツだとこう見えるかぁ」的に新鮮な景色が眺められます。


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さてここいらで折り返しかな・・・ってトコでコーヒーブレイク。

コレはかつて松尾鉱山で働いていた電気機関車、ED25。
実はヒストリー上、ちょっと異色の経歴を持つ存在なんです。

というのも・・・きつねメ、スクラップ屋に放置されていた頃に
コイツを見つけて、腰抜けかけた思い出があるんだよね。

鉄屑に半分埋もれていた上、あまりにもデカかったために
「機関車だ」と気付くまで3年ぐらい掛かったかなぁ。

だってこんなの市内の解体屋に捨てないでしょ、普通(笑)。


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ゆっくり走る乗り物は、視界に入るもの・見つけるものが
たくさんあって、時間の感覚が濃密になるせいなのかな。

あー・・・僅か半日の気ままなランブリングだったのに。
記事に起こし始めると、いろんなことを書きたくなっちゃう。


ゴリラ散歩の後半は、また改めて書いてみようと思います。

テーマ : バイクのある生活
ジャンル : 車・バイク

春彼岸の頃 ② ・・・ゴリラ、束の間の初乗り。







今回のTOPには、鉛色の雲に覆われた(なんと「雪」の予報。涙)
本日の空に合わせ、あえてウェットなナンバーを。


村下さんは一度聴き始めると延々ハシゴでリピートするほど
好きなアーティストなんですが。

以前ちょっと気になることがあって検索を進めて行ったら・・・
きつねがハマるキーワードが怖いぐらい並んでしまい、絶句。

不思議なことに、実は浜田省吾との関わりも深いんだよね。


故に「行ってみたい旅先」のひとつは、広島なんであります。


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さて・・・スポーツスターの燃料配管を更新した翌日は
パワフルな南風がきつねシティに送り込まれ、気温も20℃に
迫る勢い。

「こんな日って必ず勤務なんだよな」と嘆く間も惜しむ程
定時退社の猛ダッシュでアジトへ飛んで帰りました。


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「少しの時間でも良いからバイク出したい!初乗りしたい!」
こんなスクランブルには、もちろんゴリラが打ってつけ。

巣穴でチャージ済みのバッテリーを積み込み引き出すと、
自賠責ステッカーが29年12月のものであることを発見。

一瞬落胆したものの書類を見直すと・・・あるある、2年
更新したヤツ。3か月も前のことで、すっかり忘れてたよ。


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コックを捻りキックを2~3発くれたところでグズることもなく
機嫌良くエンジン始動。

この辺り、ホンダって何故か信頼性の手堅さを感じるんだ。
生命力の強さというか確度の高さというか、必ず掛かる。


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ぶぃぃん、んがしゃっ、ぶぃぃん、びりりん、、ぶぃぃぃぃん。

四畳半の裸電球みたいな明度の6V電装では、日暮れ前に
帰って来ないと危ない。

だから遠くへは行けないけれど、何処か街角で缶コーヒーの
一本も味わって、少しでも「初乗り記念日」の気分が欲しい。


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まだ葉をつける気配さえない木々を、温く強い南風が揺らす。
「今が好機!」とばかりに白鳥の群れも、倍速で飛んで行く。

雲の流れもまた早かった。瞬く間に太陽のシルエットを隠し
西の外れに至ったところで、シールドにポツリと無情の雫。

おかげでささやかなコーヒー・ブレイクもままならず、帰投。


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「今年の冬は長く厳しかったけれど、嗚呼、だねぇ」と。

ヒバリの歌を聴きながら日向ぼっこを楽しめるのは、
もう少し先のことになりそう。

TOPの曲と同じ頃に生まれた老ゴリラには、いささか
寝覚め悪い思いをさせてしまったかな・・・ごめんよ。


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当地の3月はまだまだ三寒四温、と冬のせめぎあい真只中。
流石に5月の如き「バカ陽気」が訪れたのは、この日限り。

近年見たことが無い程そこらじゅうガッタガタ荒れた舗装に
ハードだった圧雪凍結の日々の爪痕を眺めつつ。

「次に起こすのはやっぱりセローかなぁ」とボンヤリもの思う
きつねメでありました。


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とかナンとか言いつつ、次にバッターボックスへ入ったのは
ヒーターも屋根も付いてるロードスターだったんですが(笑)。


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このハナシはまた長くなるので、機会を改めてUPします。


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※そう言えば村下さんの父君、波乱万丈紆余曲折の末に
最後は東洋工業(マツダ)へお勤めされていたそうな。

エーちゃんも浜省もポルノグラフィティも広島出身となれば。

うーん・・・やっぱ行ってみたくなるよなぁ、彼の土地に。

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tag : ゴリラ 初乗り 冬眠明け 盛岡

ホンダさん・・・「やってみよう」よ。 ~モンキー125に対する提案~









すみません、今回のTOPも調子に乗って「たすくこま」さんの
チャンネルから頂いてしまいました(だって絶妙なんだもの)。

原曲の詞と同様に縛られた字数で要所要所の韻を踏みつつ
「あるある!」と聴き手を毎回笑わせる感性には、ホント脱帽。

前回琢麻呂さんから「彼は隣県・宮城の蕎麦屋さんらしいよ」
とのタレコミ情報を頂いたので、ここは今年のテーマとして
「たすくこま氏☆御本人に会う旅」を企画しようかと思います。


あっ、秘かにリンクしている(管理人サンが乗り物好きらしい)
山形の「道の駅・しゃりん」さんと「蔵王きつね村」への再訪も
コレとセットでプロジェクトを組まなければ。


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さて旅の相棒とするのは、ロードスターかスポーツスターか。
チョイスする季節としてはきつねたちがまだモフモフと肥えた
冬毛の春か秋・・・。

泊まるとしたらお宿は季節柄、澄んだ空気で星空のきれいな
標高の高いホテルか?はたまた日本海に沈む夕陽を眺める
山形側の民宿か?妄想するだけで気分も浮き立ちますね。


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北陸を中心に災害を伴う記録的な積雪が、日々のニュースとして
取り上げられている昨今。

物流の動脈が断たれコンビニの棚から商品が消えてしまう様子は
我々も先の大震災で経験して来たこと故、他人事とは思えません。

太平洋側の当地ではせいぜい一晩20cm程度なので、小一時間も
スノーダンプを押していれば片が付くのですが。


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わざわざ好んで一層雪深い温泉までドライブに行くきつねメは、
(毎朝の冷え込み厳しくとも)平和に暮らせている幸せ者です。

今回は一昨年の晩秋に訪ね、「次回きっと雪景色の露天を」と
目論んでいた南花巻・鉛温泉郷の藤三温泉へと出向きました。

前回入湯時には気付かなかったのですが、実は数年前に映画
海街Diary」でのロケが行われた場所のひとつなのだそう。

設定では「山形県の山間にある温泉」として撮影されたとかで
綾瀬はるか・長澤まさみ・夏帆・広瀬すずという驚愕レベルに
豪華なヒロインたちの寄せたサインもありました。


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ただ、宿泊メニューのセットにある「ロケ弁」から察しがつく様に
短期の撮影で、本篇でも僅かなシーンにしか映らないみたい。

「観たい」と思いつつも自身今まで見たことのない映画なので、
帰宅後ネットで拾った情報に過ぎないのですが。

どうも、この橋から撮ったカットも使われているみたいです。

「この景色を綾瀬はるかさんや広瀬すずちゃんも見たのか」と
想いを馳せるまでは「当たらずとも遠からず」なんだけれど。


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悲しいかな「いま俺が入っているお風呂に・・・むー!」という
夢は、多分妄想のみで叶わないんじゃないかと。

お湯に浸かってノンビリ出来るほど彼女達のスケジュールは
長閑ではないでしょうからね。

以前書いた通り館内のそこかしこに沢山「浴室撮影禁止」の
お触れが貼られているので、残念ながら画像はナシ。


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でも玄関からして古式層然たる風格でのお迎えですから・・・。

看板風呂・白猿の湯の「千と千尋的な雰囲気」は期待しても
裏切られることが無い点を、お約束出来るかな。

湯の性質も、硫黄臭くないのにヌルヌルな潤いがいつまでも
肌に残るような美人の湯系のもの。

「自宅の風呂のつもりで長く浸かると湯当たりするかも」ってな
注意書きからも、質の良さと地力の強さを実感させられました。


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さて、両岸を雪に覆われた渓流のさざめき聴きつつ日帰り入湯料
700円ナリの元を取るべく、熱々の露天でのぼせるケチぎつねメ。


モンキー125 1


つらつらもの思う中に浮かんで来たのは、某二輪店のブログで
拝見した「モンキー125の第一次オーダー受け付け」の件。

メーカー側からは未だ量産機のスペックが何ひとつ発表されて
いない段階なのに(←発売日や価格すら公開されていない!)
こういう事ってあるんだ・・・というのがまず最初のサプライズ。


旧グロム 1


実のところ俺さん、数年前に最初のGROMが発表された時点で
既に「これはホンダが考えるネオ・モンキー像だな」と感じた。

過去のヤマハで例えるならSRに対するSRXの様な位置付けで
時代に合ったモダンなスタイルと性能を提案したのかな、って。

そして皆さんご存知の通り、日本製のモンキーは惜しまれつつ
昨年生産終了をアナウンスされてしまった。

そしてほぼ同時期にGROMも割と大きなフェイスリフトを受けて。


現行グロム


全体的にファニーで塊感の強い初期モデルへ好感を抱いていた
きつねとしては、エッジの効いたカッコ良さと引き換えに失くして
しまったコミカルさの方に、むしろ失望を覚えた訳だけれども。

それはおそらく、KSR110からフルモデルチェンジしたZ125への
ガチンコな対抗意識によって振られたキャラクターなんだと思う。


カワサキZ125


何しろ敵は排気量が15cc下回る上に標準で遠心クラッチ仕様。
ソレが改まって真っ向正面フルサイズ枠に立ち挑んで来たため。

同様に特徴的だったマフラーの取り回しをアップからダウンに
変更してまで、ホンダは同じ土俵で勝負することを決めた。

「ソッチがウチとの棲み分けを捨てるなら、ヤッてやんよ?」と。


旧グロム 2


往々にしてこうやって「当初のコンセプト」から徐々にグダグダと
ズレた道を歩む為、中古市場にピュアな最初期型至上主義者と
完成形たる最終型信者の両極端を産んでしまうのが日本車の
悪い傾向だと思うんですが・・・メーカーの企画サイドでは
どう捉えているものなのかなぁ・・・こういう趣味嗜好性。


モンキー125 2


自転車ならばさておき、エンジン付きの乗り物だと新車を一度も
買ったことのない貧乏人の疑問符は差し当たり脇に除けといて。

マニアのナナメな視点から読むに、あえてグロムを先鋭化させる
戦略の裏にあったのは「在来ファニー路線と懐古趣味系を一手に
担わせられる新型モンキー」という前提の存在じゃないかなぁ。

同コンポーネントから別々の攻略路線を敷けるメドが立ったので、
初代グロムの可愛さキャラを削ぎ取ることも出来た、って感じか。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


モンキーZ50kz-1


化けぎつねの邪推はさておき・・・今も6V時代のZ50系を二台
所有する側として感じるのは、「これも一つの正解」ということ。

傍目には「ずうっと大きな変化を経ずに生き残った」様に見える
モンキーやゴリラだけど、「公道使用に耐え得るギリギリ小さい
仕様」としてはとっくに限界の時期を過ぎていたと思います。


ゴリラ A


確かにリジッドサス時代のモンキーに比べたらゴリラの世代は
1.5回り大きく感じられるものの、何処でも常時交通の流れに
乗れる程のキャパは、シャシー設計上たぶん持っていないから。

「そんなことない。エンジンさえボアアップしていれば、或いは
足回りやブレーキもアップデートして行けば、性能は上がるよ。」

それもある意味間違ってはいないけれど、でも別の視点から
考えれば・・・「それ」をあの華奢なバックボーン・フレームとか
小径シャフトのステアリング・ネックに求め続けるのは・・・。

原形のシルエットを失いたく無いがために基本構成を変えないで
ほぼDAX70同等のエンジンにて2季に渡り愛用した感想を書くと
「それは愛車に対して酷であり、乗り手にとっては苦痛である」。


ゴリラ B


実際のハナシ、普段の生活では幹線国道や地方主要道を全く
走らずに「集落間での用足し」だけで用が済む田舎であれば、
自転車の代わりにも使えるんだろう・・・とは思うけれど。

常にバックミラーの後続を意識するあまり、信号が変わる都度
全開スタートとか高速巡行を強いられるレベルの市街地では
「いつも楽しく乗ること」がほぼ不可能になってしまうんです。

反面、傍目で見た「大柄なきつねとちっちゃなゴリラ」のコンビは
ちょっと愉快な組み合わせに映るようで。


ゴリラ C


信号待ちの交差点で自転車に乗った女子高生に指を指されたり。
小学生がお母さんに「あの小さいバイク、壊れないのかなー」と
話しかけている声が届いたり。

営業車から煽られて道を譲る機会も多い代わり、隣りに並んだ
大型トラックのドライバーさんから微笑みを頂く事も多かったり。

目立ってしまう面を恥じる乗り手も多いから、普段はなかなか
同好の士に出会う機会が無くなってしまったみたいだけれど。

きつね自身は「バイクに興味がない層にも目を向けて貰える」
という意味で、傍から笑われていても悪い気はしないのです。


モンキー125 3


俺さんが想定した「四輪普通免許で125ccまで乗れる改定」に
未だ実現しそうな匂いが漂っていないところは残念だけれど。

一桁~二桁の幹線国道をもストレスなく交通の流れに乗って
走れそうなモンキー125、是非ともヒットして欲しいと思います。

ぜひ多くのヒトの目に触れ、特に若い層から「ナニあれ可愛い!」
「アレは自分にも乗れるかも、楽しいかも」という関心を引いて
二輪の面白さへと呼び込む導火線になったら、嬉しいものね。


だからホンダさん、ここは「ヨンジューマンエン」なんて気張った
プライスタグを下げないで、もう少し安い方へ頑張りましょうよ。

もし上手いことヒットしてくれれば、スーパーカブの里帰り生産
同様にもう一度、「熊本生まれのモンキー」を送り出せるかも
しれないのだから・・・。

テーマ : バイクのある生活
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い ゴリラ モンキー125

プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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