ササヤカ カクゴ オトナガイ アリガタミ。





いやあ・・・この曲の動画がまだ生き残っていたか・・・嬉しいなぁ。


まず独り言を呟くようなAメロに続き、期待を持たせつつ力感を増すBメロ。

そして押し殺していたパワーバンドが炸裂するかのような、強烈なサビ。


きつねはこのナンバーを初めて耳にした時から、確信していました。


作詞担当の石川あゆ子さんはスズキKATANAをシンボライズなアイコンと据え、
きっと「バイク」という乗り物のスリリングな印象を乗せて書いたのだろう、と。


そして・・・そのクールなのに刹那で退廃的なタッチは、本質の的を得ている。


「本来『バイク』っていうマシンは、キレイゴト抜きで覚悟を問われるような、
排気量や車格の大小関係なくリスキーでヤバいシロモノじゃないのか?」


その世界観や価値観は、乗り手の「こんな時代だし」なんて言い訳に関係なく
また魅力と諸刃の剣の如く「ユルさやヌルさ」という甘えを許さない真実として。


分かりやすく「恋愛のエゴと脆さ」にパラレルで、描いたように思えるのです。


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・・・ってなご立派な見立てはさておき、「自分にアマいが故に常に懐が厳しい」
フルパワー仕様のリッターバイクとか2ストのレーサー・レプリカとは別な意味で
日々刹那的な、きつねメのバイク・ライフなんでありますが。


へへへ・・・ええ、ペナペナな月給と来月の薄謝を当てに安酒の勢いを借りて
がっつり「パーツのオトナ買い」に踏み切ってしまったんでございますよ。


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まずは「パッと見た目はノーマルそのもの」という収まりの雰囲気を重視して
MINI MOTO社へ発注した、アジアン生産の純正形状マフラーとバッテリー。

「値段なりにクオリティにバラツキがあったり音が安っぽかったりする」という
難点も承知の上で、「純正よりは排気の抜けが良好」という点を見込んでの
チョイスなんであります・・・ある程度ならば改善加工出来る環境にあるし、さ。


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確かにヘッド側フランジ付近だけ観察しても溶接の肉盛りが内側にハミ出ていて
「出来のムラが酷い」という評価も納得・・・でもそれは自力で削りましょうか(笑)。


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それから、「気付けば過去に無意識に自分で在庫していた」という、
因縁のPC20系キャブ用パッキン・セットも。


これね・・・いささか不思議というか、不可思議な点を感じるんですけど。


黄色い真空パックの旧購入品と今日届いた最新のセットを触って比べると
ビミョーに新しい品の方が「全般に細くて薄い」印象を受けるんですよ。

試しにネットで検索してみると、やはり「古いキャブとは相性が悪いようで
ガソリンが滲んで来てしまいました」という記述もチラホラ見受けられます。

こればっかりは実際に組んでみないと、違いが明確にならないかな・・・。


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そして「さすがに15年前のタイヤで路上復帰するのはヤバかろうよ」と
奮発購入したのが、古式ゆかしいダンロップのTT100です。


実はきつねメ、時おり画像の隅に映り込むZ50z-k1を引き取った際に
自走で「35年前の新車時装着タイヤがどれほど硬化しアブないものか」
身を以って体験した経緯があり・・・その感触はまるきりプラスチックでした。

何しろたった5キロの道のりで3度もステン!と転んでしまう程、酷かったから
(車体がチビッコ過ぎるぐらいちっちゃいから股の下でバイクだけ横倒しに
なっちゃう感じで、被害は古いジーンズが一本犠牲になったのみですが)。


よりハイグリップなTT100「GP」をあえて避けたのは、TT1コンパウンドによる
減りの激しさを既にSR500やSRX600で身に染みて分かっていた故のこと。

同じスピードで走るなら必然的に、より周速度が速い小径タイヤの減り方は
どエラいことになるだろう・・・と予測し、わざと絶対性能よりも耐久性重視で
こちらを選んだ次第なのです(レースに出たりバトルしたり、は視野の外ね)。


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「極端に古いブレーキ・シューは、ライニングが母材から剥離することもある」
という先人の戒めを学んで、これもバラして減りの大小を測ることなく更新。

制動力の優劣を問われるほどのチューンならば、むしろディスクブレーキを
選択した方が賢いわけで・・・取り立てて尖った性能を発揮する程ではない
「きつねのゴリラ」は、ノーマル+αな強化シューでも十分対応出来るだろうと
社外パーツの中からスタンダードなグレードを選んでみました。


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しかし、ところで・・・ここまで思い切った大盤振る舞いを演じた末にひとつ
己の手抜かりに思い当たり、「ハッ」としました。

それはありふれたワッシャーと大差ないほど小さいけれど、どうしても
交換を余儀なくされるスモールパーツ・・・マフラーのガスケットなのです。


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「こんな小さなパーツを通販で手配すると、逆に送料や手数料の方が高い」
という考えにてフラリとお邪魔したのは、カブ系エンジンに特化した異色な
市内のスペシャル・ショップである「カブ屋かぶ八」さん


「スーパーカブ・シリーズばかり扱うあのお店なら、常時在庫しているはず」と
踏んで暖簾をくぐった成り行きですが・・・いや訪ねて正解、ホント良かった!


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「ホントに好きな趣味が興じて高みに至りお店を開いた店主さん、というものは
常人には至らない広く深い知識と経験を膨大にストックしているものだなあ」と
改めてつくづく思い知らされました。

たった200円のガスケットを求めての来店だったのに、我がゴリラの秘する謎を
8割方まで解き明かして頂き、まるで視界の霧が晴れたかのようなスッキリ感と
想定外の教訓を授けられたのだから・・・感謝する他に言葉が見つかりません。


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さながら冬本番の訪れを感じさせる強く冷たい北風が、散在した懐にも
染みるような今宵だけれど・・・でもね、その分だけココロは暖かいのです。


殺伐とした世情が蔓延るこのご時勢だからこそ、改めて思うんですよ・・・。


「愛する世界を共有する者が損得抜きで心を交わす、趣味の有り難味」を、ね。
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テーマ : バイクの修理・整備
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tag : ゴリラ 路上復帰 もの思い レストア

プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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