あばよ、冴えない夏の日々。 ~愛車たちのワックス掛けに汗する月末~








中年ぎつねのお休みは、ずうっと曇天、雨降り続き。

久々青空に恵まれた土曜の職場で陽射しに汗していると、傍らの
国道を何台もの「同好の士」のエキゾースト・ノートが掠めて行く。

午前のいっとき土砂降りの通り雨に見舞われたのに、それがまるで
嘘のようにカラッと乾いた酸素いっぱいの大気。

それはエンジンにとっても、新鮮なガソリンと並ぶ最高のごちそう。
どのマシンも機嫌良さそうな音で駆け抜けて行ったからね。


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勤務終了の点呼を受け、ウォーミング・アップのつもりでキーを
捻ったけーたろーは・・・しかし午前の豪雨を忘れていなかった。

ここ数年は春~秋に一度起こす、不定愁訴のチェック・ランプ点灯。
スロットルを2000rpmでキープすれば一度消灯、信号停止で再点灯。

年数を経たK6Aならお馴染みの「ISCV固渋による症状」ってヤツ。
気温と湿度が高い日に限って起こる、オヤクソクの持病だ。

これがオートマだとエンスト連発で即入院となるらしいんだけれど、
けーたろーは5M/T。停まる手前でギアを抜くから、何てことは無い。


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ISCVの掃除は数回経験があるものの、こんな時は差し当たりまず
郊外の空いた道までキィンと遠回り・・・湿気を飛ばしてやるに限る。

10kmほどバイパスを巡行したら案の定、ランプは点かなくなった。

思えば昭和時代のキャブ車なんて10年10万㌔そこいら走っていれば
この程度のクセはナンかカンか抱えていたモンだったねぇ。


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なんぼシフト・ダウンを繰り返しエンブレ使っても、アイドリングが
乱れることもチェック・ランプが再点灯することも無くなって。

それにしても土砂降りが洗った空気は秋の色・・・ホント空が高い。
今夜は結局、ギリギリで開催決定した大曲の花火大会なんだっけ。

川向こうのR46へ渡るのを避けつつ濁流の色が収まらない雫石川を
ちょっと眺めてから帰宅。


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「川の合流点を堀代わりに転用した城下町」という生い立ちから
きつねの街はもう宿命的に、水害の危機といつも背中合わせ。

ここ数年は長い豪雨に見舞われる都度、市街地界隈のハザード
マップなんか目も当てられないほど真っ赤に染まってしまう。

「県庁所在地としては稀」とも評されるぐらい、緑豊かな自然環境。
しかしそれは残念ながら「無条件に与えられた幸せ」とは限らない。


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小難しい話はさておき、きつねのお休みの日にもこんなお天気が
当たってくれないかなぁ。

そろそろスポーツスターを、夏眠から起こしてあげたいのだけれど。


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オッサンぎつねの願いは虚しく天に届かず、「まあ月末なんだし」と
曇天を仰ぎながら自分をなだめ、早い時間に用足しを済ませて。


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某燃料店のウルトラエンジェルな事務嬢とも淋しくスレ違いつつ
(制服姿がコスプレにしか見えないズバ抜けた美少女なんです)。

午前から懸案の埃や汚れを纏ったクルマのワックス掛けを開始。

お昼頃には第二ラウンドでアプリリア・シヴァー750の車検を受けた
「北の師匠」クマさんが遊びに来る予定故、せっせと手を動かします。


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実際にはけーたろーの方が先、ロードスターの磨きは「午後の部」。

なにしろ天候問わず「日々の足」としてコキ使っている実用機だから、
プライオリティ上でも礼儀を尽くし労をねぎらってあげないと・・・。

また機嫌を損ねてチェック・ランプ点灯されるのもイヤだしね(笑)。

結局一台仕上げた辺りにて首尾良く車検を終えたシヴァーに乗って
クマさんが到着、お弁当を突きながら例によって「乗り物よもやま話」。


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ここで意外だったのは「トライアルの師匠」へーさん、突然の参上。

二人ともきつねよりひと回り年上の同世代、同じ時代から同じぐらい
ライディングもメンテナンスも経験を重ねて来た腕ッ利きなのに。

失礼ながら傍目で眺めていると、共通点や相違点が深くて興味深い。

クマ師匠がへーさんのGL500改やグッツィ・イモラ350に試乗したり、
へーさんがクマさんのグッツィ1200スポルトやシヴァーを試すと
たぶん面白い言葉が聴けるんじゃないかな?って、いつも思う。


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実はこのお二人、たまたま偶然全く同時に全く真逆のクルマに対する
購入を決めた。

きつねのブログをずっと通して読んでいて下さるオトモダチであれば、
へーさんがキヨミズ・ダイヴに身銭を投じた車種は予想通りのもの。

しかし自らきつねのNA8改のステアリングを握った末、秘めた魅力に
夜な夜なうなされたクマさんは、現実を見つめ想像斜め上な機種の
契約書にハンコついて来ちゃった。


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へーさんとクマさん、二人の師匠・・・還暦間近なお二人が口を揃えて
「もしかしたら、これが人生最後に買うクルマになるのかもしれない」と
決断を下した四輪たち・・・。

「納車となった暁には、機会があればその対照的な二台を横並びにして
双方のレポートを上げたい」とほくそ笑む、不謹慎なきつねメであります。
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テーマ : 車関係なんでも
ジャンル : 車・バイク

プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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