スポーツスター、ユーザー車検を無事クリア!







4月に入っても、気温こそまずまず上がっても空がドンヨリしていたり
日差しが届いても一日続かなかったりでパリッとした好天は訪れず。

「いつ、THE 春!と感じられる日が来るんだろうか?」などと空を
見上げていたら・・・

まるで神様が忘れていたスイッチを慌てて切り替えたかのように、
突然5月のようなバカ陽気が始まった、今日この頃の盛岡。

そんなわけで本日のTOPには、南風に向かって帆を張るような
心躍るナンバーを置きました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


勤務明けの疲労感と脱力感に、ついついベッドに潜り込みたくなる
「お休みモード」へ入りそうなマインドを、心の奥へと抑え込んで。

帰宅後の小一時間、レンチを片手に最後の点検を終えたなら
予め揃えておいた書類とインチ工具をバッグに押し込み、出発。

そう、今日はスポーツスターのユーザー車検を受ける日なのです。


XC_201704062153354e2.jpg


既に3回ほど経験しているから概要と手順は概ね掴めているものの。
小心者のきつねは「想定外の指摘を受けてオチた場合」を考慮して
午後イチ受験の第三ラウンドを予約。

軽い手直しで済めば次の第四ラウンド、ちょっと手が掛かる場合は
翌日の空いたラウンド・・・と保険掛けまくりなスケジュールです。


何しろ実は前日、ロードスターを預けたNさんから「クランクかカムの
オイルシールが逝ってました。車検代、少し多めに見て下さいね。」
という戦慄の通告が届いたため、いろんな意味で背水の陣(笑)。


おかげで「今日はスポーツスター今季初乗り」という大切なことすら
この時点ではまったく頭に浮かんでおりません。


XD_20170406215337ce3.jpg


「受験は午後のラウンドなのに、午前のうちから出掛けるの?」

ごもっともな質問だけど、コイツで確実な一発合格を狙うのなら
もうひと手間掛けないと・・・で、まず出向いた先は予備車検場。

お店やディーラーに一任している方には馴染みが薄いジャンルの
工場ですが、要は車検のリハーサルをしてくれるところ。
一項目当たり数百円で事前に計測をお願い出来るわけです。


XB_2017040621533477e.jpg


きつねメが測定を依頼したのは、「大抵のハーレーはズレている」
とも噂されているヘッドライトの光軸。

ボールジョイントで吊っているような独特の構造のためなのか、
或いは振動で走っている内にズレて来るのか、理由は謎ですが。
ここのスタッフさんも「ほぼ要調整らしいねぇ。」と仰っていました。

それから受験時のエンジンの暖まり方で合否が分かれることもある
シビアな排ガスの濃度と、怪しげ加工なスーパートラップの音量も。

しかし結果から言うと「何も手を掛ける必要ナシの、オールクリア」!

秘かに懐に忍ばせていたキャブのミクスチャー調整用ドライバーも
光軸調整用のラチェットレンチも、全く出番ナシという成り行きに。


XE_2017040621533920b.jpg


「ヘッドライトにしても排ガスにしても、予備検で一発オッケー貰ったの
今回が初めてじゃないかしらん?」と首を捻りつつ、陸事へ到着。

排ガスの数値についてはエアクリーナーエレメントをK&Nのハイフローに
取り換えたことで、前回と同調整でも薄めのセッティングになったのか?

さておき、お昼休みを終えた各受付窓口が開くなり各種証紙を購入して
書類に貼ったり、この先二年分の自賠責保険を掛けたりして申し込み。


XF_20170406215340b85.jpg


ここで「おーっ!ひっさしぶりですー!」と陽気に肩を叩いてくれたのは
きつねメのスポーツスターの駆け込み寺・モンタナのマスター、I間さん。

きつねメが極力ユーザー持ち込みで車検を受ける理由のひとつは、
店を独りで切り盛りするI間さんの毎春の忙殺っぷりを知っているから。

「いやー、数日前までの殺伐とした人混みはナンだったの?ってぐらい
今日の車検場はもうスカスカに空いてますねー。」と笑う彼だけれど、
それでも落ち着いて店を開けていられる時間はほとんど無いのだとか。


XG_201704062153425b6.jpg


「いつもは開店前の朝イチを狙って来るけど、今日はどうしても急ぎで
一台受けないといけなくなってさ。」という長身のハンサムなマスターに
「忙しさが一段落した辺りにお邪魔します!」と返礼し、書類審査待ち。


I間さんはいつも明るくポジティブ、いつ会っても不思議と元気を貰える。
彼のファンが多いの、分かるなぁ・・・俺にとっても憧れのオトナだもの。


さてと受験書類が上がって来たから、いざラインへ向かいますか。


XH_20170406215343f5a.jpg


過去に何度か受けたことがあるものの、しかしそれは「2年に一度」。

クリア出来るお膳立ては出来うる限り揃えたけれど、やっぱり毎回
緊張が抜けません。

各ランプ類の点灯とクラクションやハンドルロック、排ガスの濃度と
排気音量、各部目視に緩みの打検・・・OK。

そしてラインに進み、ローラー台に乗って前後各ブレーキの制動と
スピードメーターの正確さを計測。

これ、左足でスイッチを押したり離したりしながらタイヤを回すので
特に重量車だとちょっとおっかないんだよね(笑)。

あとはハイビームで光軸を測定し、ハンドルの巾や全高を測られて
検査はひと通りオシマイ・・・詰め所でハンコを捺してもらいます。

合格印を貰った受験書類を再び窓口に出して待ち、新しい車検証と
ステッカーが渡されるまでしばし待機。


XI_20170406215344495.jpg


陸事に着いてから一時間少々で、車検に関する全ての儀式が完了。

20℃を越える信じられない陽気の午後、駐車スペースの片隅で
安堵の日なたぼっこを味わいつつナンバーのステッカーを貼り替え。

ノントラブルで良かった、空いていて良かった、お天気も良かった。
ついでに・・・自賠責も2000円以上値下がりしていて、良かった!

でも新車登録から13年オーバーで重量税が800円UPだそうな(涙)。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


自賠責 11520円  重量税印紙 4600円  車検審査印紙 1300円
車検登録印紙 400円  計 17820円。

きつねメの場合は予備検屋さんで3項目の測定をお願いしたので
これに1620円の費用を上乗せするけれど、それでも総額2万円弱。

きっとお店に頼んでいる人から見たら、「安い~!」って思うよね。

でも、無数の項目が並ぶ24ヶ月点検のチェックシートを眺めれば
きつねは「バイク屋さんの車検」が暴利だとは全然思いません。


ウチのスポーツスターは前回車検からの走行距離が僅か3200km。
部品の消耗も少なく屋内保管、オイル交換やプライマリーチェーンの
調整ぐらいのメンテは自前で出来ます。

だからユーザーで車検を通すけれど、この車種に精通したプロに診て
もらった方が良いところが本当はたくさんあるんです。

各種ベアリングの寿命の目安とかブレーキホースの耐用年数、はたまた
`03までのスポーツスター特有のネック・・・そういったところは定期的に
「分かってる本職」のジャッジメントを受けるべきなんじゃないかな、と。


「車検ラインを通す」と「車検整備を施す」の違いは、実はとても大きい。


I間さんに「後で機を見てお邪魔します」とご挨拶した意図は、そういう
意味合いなんです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


例によって福田パン経由で立ち寄った直線工具にて、ナンバーボルトに
共締めする荷掛けフックを発見したので、購入。


XK_20170406215347417.jpg


昨年の下北半島ツーリングの際、「アレ付けておけば便利だったのに」
と感じたのを思い出した次第。

「手許に来て6回目の車検を終えた記念に」という訳ではないけれど、
コイツには旅の匂いの漂う小物が似合う気がしてね。


XE_2016052710344145a.jpg



共に暮らして過ぎた月日がかさんだ分だけ、これから維持費も増すかも
しれないけれど。

まだオートバイが荒々しい乗り物だった前世紀のテイストを色濃く宿す
お気に入りのスポーツスター、まだまだ付き合って行きたいところです。


スポンサーサイト

テーマ : Harley-Davidon
ジャンル : 車・バイク

コメントの投稿

非公開コメント

No title

無事、ユーザー車検が通過出来て一安心ですね。

そういえば知り合いの工場のペン立てに、某予備車検場の名前が入ったボールペンが
何本か刺さってたんですけど、そのペンの持ち主はどんな人なんだろう?なんて思いながら、
そのうちの一本を借りたことがありましたっけ。

>毎春の忙殺っぷりを知っているから
こういう気づかいがあってこそ、良い関係を保てるのかもしれませんね。
「こっちは客だぞ!」みたいな態度で臨めば、相手も人間ですから「だったら他に行ってください」って
言いたくもなるでしょうから。

ウチのジムニーもオイル漏れ修理の必要があって、クラッチ交換も兼ねて北上にあるジムニーショップの
ファッドスターさんにお願いすることにしまして。
初めて伺うショップさんだったので少々緊張しましたが、店主さんがとても物腰の柔らかい方で、
技術もさることながら、やはりこういう人柄がお客さんを惹きつけるんだろうなと実感しました。

昨年ロードスターの車検準備をしている時に、トラックドライバーをなさっているご近所さんが、
「自分で色々やれるんだったら、持ち込み(ユーザー車検)すればいいのに」と一言。
確かに、通すだけなら自分でも通せるかもしれませんが、こういう機会でもないとプロにみて
貰うこともないですし、その安心代・・と思えば代行手数料も決して高くはないのかなと。
とはいえ、もちろん普段から手をかけていれば、その分車検での指摘は少なくて済むでしょうし、
それを最終的にプロに確認してもらう・・という感じですね。
実際のところ、過去にも自分で気が付いていなかったことを指摘された事例がありますんで(^^;。

No title

>「分かってる本職」のジャッジメントを受けるべきなんじゃないかな、と。

これが一番なんじゃないかと思いますね。
琢麻呂さんんも仰ってますが、普段の整備はプロ。そして車検はユーザーという切り分けは必要に思います。
Dラーのように検査員が居るならまだしも、殆どの整備工場は持ち込み車検でありその移動時間だけでも短縮されるなら他の車に手が付けれますからねえ・・・。
だからDラーは良いのか?と言われれば、担当はコロコロ変わるし、車が旧くなればそれを知るメカは居ないという状況ですからね。
主治医は重要という結論です。

さて、ゆで卵号は15日からドック入りです。

車検合格おめでとうございます!
これでガンガン走れますね(^o^)♪

琢麻呂さんへ。

>某予備車検場の名前が入ったボールペン
ユーザー車検を受ける人の数が増えているとは言え、
そこのグッズとなると・・・何か取り引きのある会社に
お勤めだったヒトとか・・・第三者にはちょっと想像が
つかないですね。
理由を知ると「あっ、なるほど!」と膝を打つような
経緯なのでしょうけれど。

>>毎春の忙殺っぷり
I間さんのお店では以前(今もあるのかな?)車検を
3~4月から5月以降にズラしてくれるヒトにオマケを
提案するキャンペーンを実施していたことがあって。
そのぐらい大変なんですね。
もちろんそれに伴う24ヶ月点検や車検代行費用で
得られる利益が収入になるものの、一人で切り盛り
しているとこなせる数も限られてしまいますから。

車検場に出向いている間はお店を閉めなければ
ならないデメリットもあるでしょうし、後に控えた数が
溜まっているのに車検整備中の車両に予想外の
大きなトラブルが見つかると・・・ねぇ(苦笑)。
ここFC2でも自動車修理関連の方のブログを拝見
していると、どこも今の時期は殺人的な作業量に
悲鳴を上げていらっしゃるようです。

ウチのロードスターがアジトから消えて既に一か月
経っているのも、「雨や雪をしのげる場所に保管して
もらえるなら(←幌からちょっと雨漏りする為。笑)
後回しになっても構いません」と伝えてある故です。

>店主さんがとても物腰の柔らかい方で・・・
きつねメがモンタナさんを主治医と決めた理由の
一つがコレで「個人売買で購入したハーレーでも
面倒を見てもらえるお店」として知人に紹介して
もらい、お邪魔してみて納得。
常に乗り手の視点で一緒に考えてもらえる事が
決め手となりました。

いつも「あんまりお金にならない貧乏客」なスタンス
なのが心苦しいけれど、本当に心強いです。

>「持ち込み(ユーザー車検)すればいいのに」
上の予備車検上での画像でも光軸調整を施している
先客さんの古いタイタンがチラッと写っています。
個人事業者の所有で一年車検のトラックともなると、
ユーザー車検でやりくりされている方も結構いたり
するのかな・・・と、チラッと考えてみたり。

バイクに関してはメカも電装もほぼ「ひと目で見える」。
だからユーザーで通す気にもなれるけれど四輪は
そうは行かないし、例えばステアリング関連の機構
ひとつ取っても比較にならないほど構成部品が多く。
リフトに上げても素人には完璧な点検なんて自信が
持てない・・・自分のレベルではプロに見てもらって
正解だと思っています。

ナベエさんへ。

>「分かってる本職」のジャッジメント
自分の愛車と同じ車種を長年に渡り多く触っていて
なおかつ車検の認証を受けている整備工場が
身近にあれば最高なんでしょうけれど。
趣味車に関しては北東北じゃ難しいですよね(笑)。

>普段の整備はプロ。そして車検はユーザー。
それが二輪で真冬の閑散期ならトランポを所有する
バイク屋さんには「丸投げ」も大歓迎だと思いますが
ウチのは4月ですから・・・。

正直毎回「このタイミングで一度車検を切ってしまい
仮ナンで5月に取り直そうか」とも考えるんだけど
(ユーザーで取るにしても、暖かくなってからの方が
いろいろ余裕も出来ますしね)、結局はジタバタと
継続しに出向いています。

仰せの通り整備工場が手の空いている時期を勘案し
事前に相談してじっくり24ヶ月点検を受けておき、
コンディションを把握した上で持ち込み車検、という
パターンが両者にとっていちばん有益な気がします。

きつねメがこのサイトでよく拝見している整備屋さんの
ブログは仙台以南の工場が大半だけれど。
この時期はライン待ちの車両の数がとんでもない事に
なっていて「これじゃ代行料の元が取れないだろうな」
と同情することもしばしば・・。

>主治医は重要という結論です。
その個体の保管状況や使われ方、オーナーの接し方を
心得ているか否かで、チェックするポイントとか整備の
内容とかもいろいろ変わって来ると思いますから。

その辺は人間の主治医さんと変わらないんですよね。

たまゆらさんへ。

>車検合格おめでとう! これでガンガン走れますね(^o^)♪
本文でも書いた通り、「車検のラインを通ったから万全」
とは言い切れないのが実情なんですよ。
なにしろ「14年落ちのド中古ハーレー」ですからね(笑)。

ステアリングネックやホイールのベアリング、ライニングの
厚みが気になり始めているブレーキパッドとか・・・。
ブレーキホース等のゴム部品の寿命も考えに入れる
時期に来ています
(高価でも極力年式の新しい車両をオススメする理由の
ひとつがコレ。部品の経年劣化は少ない方が良いよね)。

ボルト類の規格が国産とは違い「インチ」なこともあって
日帰りでも少し長い距離を走る時は常に工具や予備の
ボルト/ナット類をくくりつけて行きますし、国産車と違い
旅先でトラブっても修理に預けられる店がなかなかない。
特に北東北より北では、これがけっこう深刻な話です。

`90年代まではバイク屋さんから「ハーレーでツーリングに
出向く時は帰りの電車代を忘れないで」と忠告されるのが
オヤクソクだったそう。
`00以降はそこまで神経質にならなくても良さそうですが
(ガスケット類の材質等が改良されて完成度が上がった)
やっぱり一度は主治医さんに預けたいところですね。

No title

いまだにユーザーの経験ありません
やろうと思った時期もあるんですが、2年に1度の健康診断のつもりで師匠にお願いしてます
やはりプロの目は違うもんで、見落とした部分を的確に指摘してくれますな
もっとも、指摘だけうけて、指摘事項は後日自分で整備するというパターン
おかげで師匠は儲からず・・・
よく付き合ってくれてると思うのですが、車の車検を全面的にお願いすることで相殺してもらってる感じですですかね (^^)

No title

車検にクリア=万全ではない
なるほど~特に海外製の車両ではその他のメンテナンスをしっかりやらねばいけないということですね( ..)φメモメモ
お金、掛かりそうですね~(笑) その点も含めて覚悟しておきます。
14年落ちと言いますと2003年ですか。私もその年式辺りの883が欲しいのですが、ディーラーに行ったら新車を薦められるんだろうなぁ(笑)

大変ご無沙汰してました

昨年ヴィヴィオ乗りの看板を降ろして足車がKei BターボになったホンダZ野郎です。
変わらぬガレージの充実にお喜び申し上げます。

私もVFRはユーザーで通してましたが、、毎回3月の混み混み時期でも2輪のラインはスッカスカだったので終始和やかにやってると思ってたのですが、検査官はオートバイだけの検査担当ではないですから面倒をかけちゃ申し訳ないですよね。
なので、遅くても二週間くらい前からチェックシート片手に可能な限り各部の調整や増し締め給脂&交換をしてますが、やはり光軸だけは毎回チェックが入ります。
馴染みの整備工場がテスターを設置してるので毎回調整してもらってから検査場に行ってるのですが、なぜかいつも右側にズレてると…。
昨年一時的に所有してたジスペケなんぞ3アウト!チェンジ!!になりかけましたし(*_*)
あと、アクセサリーソケットの赤いパイロットランプが前方から見えると指摘された事がありましたが、「ひっくり返したら?」でOKでした。

でも、何やかんやで楽しめちゃってるので「安いっ!」ってだけがユーザーでやる理由でもないのかな~?って思ってます。

ponさんへ。

たぶんユーザー車検を受けているヒトの過半数は
自分も含めてponさんほどバイクに精通した乗り手じゃ
ないと思うんですが・・・この辺りが人間の興味深い
ところでもあります(←きつね目線。笑)。

でも四輪も含めて「ニッポンの車検制度」の価値を
考えた時、ponさんの姿勢は正しいとも言えます。
↑ナベエさんとは手法がちょうど逆になりますけど、
愛車の健康診断を軸に据えてみると結果は同じ。

お二人に共通するのは「分かっている整備屋さん」
の存在だと思うんですよ。

ぶっちゃけ24ヶ月点検の重点を車検の可否だけに
置けば、今のきつねの愛車と大差ない手間でしょう。
そーいう整備工場も案外多いんじゃないかなぁ。
訳の分かっていないユーザーから「あそこの車検は
高くつく」という評判を立てられるのも困りますし。

ponさんの主治医のWさんが指摘するのは、車検の
面だけではなく「この部分の健康が損なわれている」
的な診断も込みで、でしょ?(そういう方ですよね。
なにしろ経歴が生き字引き級のヒトだから。微笑)。

乗り手がそのクルマ/バイクにどんなレベルで何を
求めているのか・・・。
それが不特定故に、目前の車検には問題無くても
メーカー交換推奨時期が来たパーツも交換する。
だから「全部いい塩梅でやってけろ」とディーラーに
丸投げする車検は高くつくものの、良コンディションを
担ってもいるんだろう・・・と感じるんですよ。

売り手と買い手を繋ぐべく短期間だけ所有していた
K11マーチが正に典型で、車両代3万円で譲渡後も
2年間/2万㌔走って一つも不具合が出ていないとか。
「まだ7万キロ超とは言え、01年式としては驚異的に
調子いい。良く走るし、結果として掘り出し物だった」
とオーナーはまだまだ乗る気満々です。

>よく付き合ってくれてると思うのですが・・・
盛岡の昔気質のバイク屋さんは押し並べて人が良く
単車のことも乗り手のことも好きなんだ、と感じます。
レベルは様々でも、愛好家の視点を忘れていない。
だからお客もお店もゲスでこすっからい奴がいない。
きつねのような貧乏でセコい乗り手は多いけれど、
双方ムリをゴリ押ししないで折り合いを付けている。

そういう点では「南部に根付いた古の商習慣が未だ
趣味世界で息づいている」と言えるかもしれません。

たまゆらさんへ。

今回は「ウチの中途半端に古いハーレー」をお題に
話を進めて来たけれど、外国ブランド車のオーナーの
話を聞けば多かれ少なかれ国産とは違う設計基準が
整備/維持のネックになってしまうケースも多い様子
(KTMなんかほぼ準レース車両的なメンテスパンだし)。

ただ・・・流石にここまでクセのある作りではないものの
SRでも「ならでは」のウィークポイントは多々あるそう。

http://ngsr.blog.fc2.com/

↑我が地元に10年以上あるSR専門店さんのブログ。
過去に遡って読んでみると、本職の視点ではかなり
オーナーが考えたこともない部分に手を入れている
様子が見て取れると思います。
裏を返せば「古くなってくると国産車でもパーフェクトな
状態の維持って案外大変なんだよ」ってことですね
(パーツの寿命とか値段はハーレーよりお得だけど)。

車検制度のない250ccの中古はガタガタな奴が多い。
それは不具合が出るまでプロに預けない乗り手が
多いから・・・と考えると、「整備点検の大切さ」も
見えて来るように思えませんか?

RX-Rさんへ。

みんカラ時代は不義理な去り際で申し訳ありませんでした。

クルマ好きばかりの団地で重ね育った繋がりを断つことは
名残惜しくもあったけれど、あの10年の間に「クルマ好き」の
概念みたいなものが良くも悪くも変わった気がして・・・。
ネット環境が世間に広がって登録者が増えるにつれて、
「イリーガルな遊びがまだ許された世代」の書きたい本音も
書けない窮屈な雰囲気が強まり、乗り物好きの人口密度が
低めな片田舎にひっそり引っ越した、という成り行きです。

記事のウェイトが二輪寄りになった事も、お引越しの理由の
ひとつになるかな。

RX-Rさんのブログ、草葉の陰からこそっと伺っていましたよ
(↑根がきつねなのでたまに日本語の使い方を間違える)。
ペラシャ脱落事件の顛末は流石に戦慄で背筋が凍りました。

多分「あれ?Keiってアイツが言ってたほど面白くないじゃん」
とお感じだと思いますが、正直ツルシだとダメダメなところが
あちこち多過ぎるクルマなんです。
脚とステアリングレシオとパワステの匙加減のマッチングが
とにかくバラバラなところに64psを乗っけているので、結果
加速を掛けるとドコへ飛んで行くか分からないシロモノに。

裏を返せば社外ショックとワークス用ステアリングラック、
剛性補強関係さえ入れればネックが覆るんですが・・・でも
クルマの出来そのものがヴィヴィオには敵わないんですね。

>遅くても二週間くらい前からチェックシート片手に・・・
すげー。きつねメは3月末から重たい腰を上げてイヤイヤ
車検に間に合わせているというのに、もっと早い時期から
更に北の街でウキウキ整備しているなんてヘンタイ過ぎる
(もちろん仏恥義理で褒め倒しの熱い殺し文句です。笑)。
プライベーターなのに24ヶ月点検のチェックシートを持って
いるだけでも、実はナニゲに狂ってる気がしないでもない
(もちろん仏恥義理で褒め倒しの熱い殺ry。絶句)という。

>「安いっ!」ってだけがユーザーでやる理由でもない
何しろきつねメは安直単純な快楽主義の肉食獣なので、
「気持ちイイからバイクに乗ってる」が主軸の生き物。
だからいつまで経ってもメンテや修理が「貧乏故の修行
アワー」にしか感じられないんですよね・・・(涙目)。

でも乗り物好きにとって「結局車検ってナンなの?」という
社会勉強の視点でもユーザー車検の体験は大きいもの。
自分の中での整備の観点を見つめ直す意味で、一度は
トライしてみる価値のある事柄だと思っています。

※光軸の件はもしかすると「リアキャリアに目一杯工具を
詰めたバッグを積んでいた」のが効いたのかも・・・(笑)。
確か前回は予備検でわざわざ降ろして測定した記憶が。

排ガスは「要濃度測定年式なのにキャタ無しのキャブ車」
という過渡期ならではのシビアさが付きまとう機種ですが。
実はその分、シロウトでもチョッカイ出して遊べる領域が
かなり大きいので、「ココ狙ってちゃんと買い」のマニアに
秘かに支持される存在でもあったりするんですけどね
(翌年のモデルでフレームまでフルモデルチェンジした為
「最終のリジスポっすか!」と超地味に羨ましがられます)。

おじゃまします

こんばんは

XL1200Sですね♪
私も乗ってましたよ
いいバイクですよね
リジッドマウントのダイレクト感はラバーマウントにはないものですね
もう一度乗りたいバイクであります

末永く大切に乗って下さい

M氏さんへ。

初めまして、いらっしゃいませ。
同じ1200Sにお乗りだったことがあるんですね。

上記コメントでも書いた通り、限定解除へと向かわせる
キッカケとなった「ひと目ぼれで長年片想いの単車」が
スポーツスターだった訳ですが。
免許取得以降もビッグシングルと四発のナナハンを愛用し
「自分の理想は単発を二丁掛けしたような大型ツインだ」と
確信を得たことから、最も荒々しい「S」を選びました。

だから実はビッグツイン系には興味が無いんです(笑)。

自分がコレを手に入れた時は、ラバーマウントの新型が
出ていたのですが・・・恋をした頃の小柄なXLの面影が
失われてしまったようで、あまり魅かれませんでした。

決して出来の良いバイクじゃないけれど、`60年代末~
゛70年代初頭の「油っぽくて鉄っぽい」「男くさくて猛々しい」
オートバイにホンモノを感じるヒトには好まれるモデル。
そういう意味でも自分にとっては「アガリの一台」なんです。

体力と維持費が耐えられる限りは、乗っていたいですね。

No title

遅ればせながら

ユーザー車検に挑戦する前は
ショップにおまかせだったので
車検を通ると言う事はある程度整備も万全と思い込んでおりました。

しかしながら
4輪の格安車検・過剰整備騒ぎ等で
色々疑念を抱くようになり

SRX-600で初めてのユーザー車検挑戦から
整備に関して色々勉強させてもらいました。

自分ではきっちりできない光軸調整等々
(専用機械で整備工場にて調整してもらうとか・・・)

しかしそれ以外の事を
予備車検場なるものが存在し
そこで一通り事前チェックできることさえ
今年になってから知った始末・・・(笑)

で、どうしていたかと言うと
「2輪点検整備記録簿」に頼っていました。
(これが実にすばらしい。)

万全とは行かないまでも
一通り必要なチェックは出来てしまい
そこに自分なりのチェック項目を追加すればほぼ完ぺき?
と思える整備が出来る気がしています。

検査官に何を聞かれても即答できるし
その車両の健康状態も良くわかります。
(過去の記録で弱点や何をどの程度のサイクルで交換したか?交換が必要か?)

手を付けるまでは面倒ですが
やり始めるとついついのめりこみます・・・(笑)

遂には記録簿の空欄に沢山チェックした項目や交換整備部分を
追記したり

普段走っていても気にかける点など
わかりやすく、いざというときに安心です。

それでもプロが見れば
「あまい」と言うでしょう。

何とかそのプロの領域まで到達したい。
と思いつつ年に数台の整備楽しんでいます。

クマ師匠へ。

>SRX-600で初めてのユーザー車検挑戦
あれは確かきつねメ自身が初のユーザー車検に
チャレンジしてから、まだそれほど間を置かない
頃だったハズなのですが・・・。
自分も何をキッカケに「じゃあやってみようか」と
腰を上げたのか、既に思い出せないという・・・
そーいうトシか俺?(笑)。

で、クマさんから「アレって実際どうよ?」と相談を
受けた際に「師匠の整備ならイケますよ」と即答し
手順をお伝えしたような記憶があります。

>予備車検場でひと通り事前チェックできること
ここに実は「ならでは」的ないきさつがあります。
というのもあの時のユーザー車検の対象がSRXで
しかも全くのノーマル状態、という前提だったから。
ガス検が義務になる以前の年式のバイクで全て
純正そのまんま、ボルト類の緩みやオイル漏れも
師匠の手でチェック済み・・・となると、引っ掛かる
要素がもう光軸以外に考えられなかったんですね。

あの時に後々他のバイクでも受けることを考慮に
入れていたら、もっと「予備車検場で出来ること」を
お伝え出来たのに、思い至らず申し訳ないです。


>「2輪点検整備記録簿」(これが実にすばらしい)
自分も今回改めてI間さんに依頼した時の記録簿を
読み返しましたが「特定機種ではなく二輪車全般に
合致する点検リスト」を作るとしたら、確かにアレは
的を得ていて隙が無いですよね。
「車検の為」「役所の為」だけじゃなく、特にきつねの
ような万年ビギナーならセロー用にも欲しくなります
(仰せの通り「整備履歴データ」としても有効だし)。

>何とかそのプロの領域まで到達したい。
以前お話した某車両専門店のマスターさん曰く、
「機械屋の視点で観ると、バイク整備の常識に対し
時折り疑念を覚えることがある」のだそうで。
分かりやすい例で「グリスの使い分け方」の事を
挙げていましたね。
「摺動部やシャフトに塗るなら何でもモリブデン最高
って、どうなのかな?」ときつねに謎掛けするように。

よくある事例だと「ニップルがある→そこからグリス
アップ→それで全体に行き渡る設計」とは限らない。
本職の領域って、「この作りだとここいら辺に無理の
シワ寄せが行く」「このメーカー・この機種だと設計に
こういう癖がある」的なレベルから上のことなのかも。

禅問答みたいな話だけれど、同じ部分の同じ作業でも
「出来る」と「極める」では求める次元が違う・・・。
そういうことなのかな、とボンヤリ考えていたりします。
出来ることすら限られているナマ獣には、分かった様に
語ることすらおこがましい価値観なのでしょうけれど。
プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR