FC2ブログ

オジサンたちのロードスター、秋景色。 ~トラ師匠へーさん、NAを手に入れる~








◎ 師匠・へーさんへ ◎


これが昨日お話した、「紺ぎつね号」モディファイの元ネタ・・・。

仮想マルホランド・ルックというエッセンスのヒントをくれたのが
この主人公の手で魔改造された峠仕様の356スピードスターです。


自分の記憶が正しければ、TV放映されたのは`80年代前半の
ただ一度だけ・・・。

まだ中学生だった自分には雑誌とワルい先輩方の世間話でしか
知る術が無かった「走り屋の世界観」を、初めて映像として見た
忘れられない衝撃の作品。


以来きつねの心の根に、このシーンがずっと巣食っている訳で。

「オープンカーのドライヴィングポジションは、傍から見て車体に
埋もれているように見えなければカッコ悪い」。

それが、あのバケットシートの低さにこだわった理由なんですよ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


UC_20171107072558c22.jpg


以前にも何度か書いたように「息子が次期購入候補の一台に
挙げているんだけど、NAロードスターって実際どうなの?」と
度々相談に訪れていたトライアルの師匠・へーさん。

そこで紺ぎつね号に試乗して頂いたり、NAが新車だった当時の
ムック本を貸し出したりしていた次第なんですが。

「いやあ、調べている内に息子より俺の方がハマっちゃった」と
9月初旬、ついに程度の良い準最終型を御購入・・・マジか。


UD_2017110707255991c.jpg


小傷や凹みはあるものの走行距離4万㌔台のノーマル車。
シックなVR-Bらしく、大人しいオーナーの許にあった様です。

きつねメが運転させてもらった際、アクセルのオン/オフ時に
エンジンやミッションの揺れが殆ど感じられなかった事からも
「荒く使われていない、素性の良い個体」と判断出来ました。


UG_20171107072604dfc.jpg


「ロードスターって、オープンカーって、面白いね、愉しいね。」
「あんまり気持ち良いから、休みと言えばコレばかり乗っちゃう。」
「田沢湖も八幡平も行ったけど、晴れていればいつもサイコー。」

師匠から発せられる言葉は、自分が初のNA6を手に入れた頃の
高揚感を思い出させるものばかり。

「ターゲットにしていた『ネオグリーンのVスぺ』ではないけれど、
手許に来てみれば深いグリーンのコレの方が好みに合ってた。」
「そろそろ還暦なんだしクラシカルな方へ振り、シャカリキにならず
流すように乗りたいんだよね。」


UF_20171107072602cb4.jpg


近々二台でツルんで走りに行こうよ、とお誘いされていたものの
今までお互いの予定や天気が上手くかみ合わず。

パリッと晴れたお陰で一向に眠気が訪れない勤務明けの昨日、
「もし御都合が良ければちょっとひと回りして来ましょうか?」と
メールし、初ランデヴーが叶った次第です。

まるで10月のように暖かな、オープンにちょうどいい小春日和。
冬支度用のハードトップ、やはり一緒に降ろすべきだったかな。


UB_201711070725575c5.jpg


小岩井に至る道中の、湿った落ち葉で覆われたタイトな峠道を
軽業師の様な身のこなしで飛ばす紺ぎつね号に驚いた師匠。

「後ろから見ていても自然なモーションでキレイに曲がって行く。
フルタイム4WDのVR-4に慣れた身では、FRの挙動は手探りで。
まだ俺はこのクルマと仲良くなれていないなぁ、って思ったよ。」

「二輪に例えるとロードスターってヤマハのSRに似ていますよね。
素のままでも長閑な楽しさがあるし、自在な操縦性と軽さや脚を
活かせばワインディング向きのカフェレーサーにも化けるし。」


IG_20171018193826cb3.jpg


平成生まれのスポーツカーでありながら、そのケレン味の無さ故に
時代の中で陳腐化されず「オジサンがのんびり乗るのも似合う」
「日本の田舎の風景に置いても絵になる」不思議な存在になった。

ハイテク・ハイパワーな現行大排気量より、懐かしいホンダGL500や
モトグッツィ・イモラの乗り味を好むへーさんであれば、NAはおそらく
相性の良いクルマ・・・と、相談を受ける以前から察していました。

「ロードスターはツボにドンピシャ。買って良かった、って思うよ。」

晩秋の日差しの中で微笑む師匠、次に一緒に走る機会は来年かな。
きっと今までにも増して、春が待ち遠しく長い冬になりますよ・・・♪

スポンサーサイト

テーマ : ロードスター
ジャンル : 車・バイク

コメントの投稿

非公開コメント

NAさん、またひとりイケオジさんを虜にしちゃいましたか(笑)
グリーンマイカもよいけれどアテクシのネオグリーンのVスペも美しくてよ?(*´꒳`*)
NAロードスターの虜になる者は必ずNAにも愛されると思います。(自分も愛されてると信じたい)
人生を何倍も潤わせてくれる相棒、これからゆっくり仲良くなって幸せな時間を共有できると良いですね^^

Sei姉へ。

イケオジさん・・・確かにスリムで長身ですが
趣味に対する技量を知らないヒトが見たら
「朝の町を柴犬と散歩していそうなお父さん」
というイメージの穏やかな紳士です、師匠。

ファンティックですげぇセクションを軽くいなす姿を
見た途端(タイヤを着かずに土管飛び越えたり
ウィリーのまま沢を渡ったり川原の土手で8の字
ターンしたり)引力と磁場を歪める魔法遣いにしか
見えなくなるんですけどね。

>アテクシのネオグリーンのVスペも美しくてよ?
テンハチ買うならSrⅡのM/Tを、と念押ししたので
探している時にもし条件の合うVスぺが見つかって
いたら、それも納得の選択になったと思います。

>人生を何倍も潤わせてくれる相棒
「NAはジワジワと暮らしに入り込んで来るよね。
イオンやネットでなんとなーく服を見ている時も、
『このジャケットはバイクの時には使えないけど
ロードスターをオープンで乗る時に良いかも』
とか考えつくと、ニヤニヤしちゃうんだよ。」

クルマがコッチに入り込んで来るのか、はたまた
自分がロードスターに歩み寄ってしまうのか。
中古の国産車としては珍しいタイプの魅力を
持っているクルマだなあ、とも改めて感じます。

ノーズ沈めてターンイン、出口に向けて蹴り出し
Gをリアに持って行く・・・この動きは二輪と同じ。
二輪が巧い師匠なら、あの滋味を掴むのにそう
時間は掛からないんじゃないかな・・・と。

来春、ぜひ助手席に奥さまを乗せて小岩井の
桜並木なんかドライブしてみて頂きたいですね。
NAがもたらす幸せ、必ずしもドライバーだけの
ものではないのだから。

No title

冒頭のムービーは、作りこまれた雰囲気の356と
何でもアリなC2の対比が面白いように感じますね。
356のアナログ計の並んだメーター周りなど、
戦闘的というのか機能美溢れる感じが良いなあと。
あまり車関係の映画って見ないのですが、ここに
至るまでの流れなど、全編通してみてみたい気に
させられました。

同じダーク系のカラーでも、青と緑で印象が違って
見えるのが面白いですね。
原色系の愛くるしいような雰囲気から、ダーク系の
シックな雰囲気。
またいじり方によってオーナーさんの好みに合わせて
いけるのも、NAロードスターのデザインによるところ
なのかな?と。

こちらでも、今まで見かけなかった個体に出会うことが
ありまして、もしかするとマツダからの発表をうけて、
部品供給に安心して新たにオーナーとなられた方も
いらっしゃるのかもしれませんね。
そういった方々の手元でこれからを過ごせる車たちと
いうのは、きっと幸せでありましょう。

熱い!

デニスホッパー、こんな作品にも出てたのですね!
Wikipediaで調べたら載ってない作品でしたよ
コンノスケさんのブログを読むようになってからNAロードスターがどんどん気になってきている僕ですが、個人的にダーク系が似合うと思っています。やはり紺は良いですが深緑も捨てがたい!
まあ都内に住んでいる間は車所有は夢のまた夢です(´;ω;`)

琢麻呂さんへ。

>全編通してみてみたい気にさせられました。
今となっては「プレミアムなスティングレイ」と
なったC2故、ここまでなりふり構わない軽量化
仕様(フロントウィンドウ以外ガラスも無い!)
はむしろ痛快、乗り手のジャンキー・Calの
狂気をよく表していると思います。

ストーリーそのものは概ね平板で薄っぺらいです。
まずはこのラストシーン在りき、どうしたらそこへ
持って来られるかな?で後付けしたような展開。
吹き替えも字幕もない全編版もあったのでツラッと
見たけど、やはり攻める場面以外退屈でした(笑)。

ボディ色、平成以降の国産オープンスポーツって
発売当初はビビッドなソリッドカラーと銀のみで、
モデル後半から重い色やメタリックを出す傾向が
ありますね。

きつねメ、スポーツカーなら小さければ小さい程
発色の良いソリッドが似合うと思うんです
(逆に大型高級車ではなかなか使えない色だし)。

だから最初のNAではマリナブルー、二代目の時は
初期のクリスタルホワイトを探したんですが・・・
「予算が決まっているならタマ数豊富で人気薄の
赤を狙った方が程度の良いクルマを買えるよ」。
そう、青も白も何故かその時々で中古では一番
人気のある色だったんです。

三代目では逆に何故か激安でヤフオクに出ていた
極上VR-A(滝沢のお店から出展)が購入の火種に。
落札し損ねた悔しさに直接そのお店を訪ねたところ
店主さんとウマが合って盛り上がり、「代わりになる
良いタマを見つけてあげる」と業販オークションへ。

そう、「もう何色でも良い」でたまたま手許に来たのが
今のRリミなんですね。
だから「Vスぺを狙うも結果VR-B、でも気に入った」
という師匠の気持ちも、なんだかよく分かるんです。

マツダのパーツ再販、「これで安心だから」というより
「あのニュースでNAそのものに関心が集まった」と
いう匂いがしますね・・・こちらでも見掛ける割合が
以前の3割増しになった気がしています。

ハックニー軍曹さんへ。

>デニスホッパー、こんな作品にも出てた!
アハハ、よく気付きましたね・・・そうなんです。
逆にいまスタッフロールを見直しても他にはただ
一人も有名人が出ていないという、典型的なB級
カルトムービーなんですけどね。

一時は舞台となったマルホランドがバイク雑誌に
よくフィーチャーされて、「峠の茶屋」たるロック
ストアも有名になったり、改造ビートルの世界で
「マルホ・ルック」というジャンルが出来たことも
あったのですが。

今となっては「知る人ぞ知る」作品になりました。

ダーク・メタリックのロードスターは歳が行っても
気後れせずに乗れる雰囲気があるからかな。
たまに見掛けてドライバーの顔に目が行くと、
大概年配男性がステアリングを握っていますね。

車に対して今の主流である「愉」より「楽」の方を
求めるタイプの人には苦痛な乗り物かもしれない。
逆に乗る対象が何であれ、メカの感触と操縦の
実感にプレジャーを感じる人(山道峠道が好きな
ドライバーですね)なら、コイツの乗り味を好きに
なると思いますよ。
プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR