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履き替え速攻!いきなり冬将軍! ~今季初のスノーロード体験記~








きつねメが北海道へ渡って良かったなぁ、と思うことのひとつは
GLAYの故郷・函館の地に立てた事(HISASHIは津軽だけど)。


自分自身が訪ねたのは二回とも5月下旬だったものの、やはり
肌で「彼らのイマジネーションの元」を知る前と知った後では
曲を聴いていて脳裏に浮かぶ景色が、断然違うものね・・・。

いつかマリーナ前のラキピの窓辺で、鉛色の冬空から港町へ
舞い積もる粉雪をボンヤリ眺めてみたいものだ、と思います。


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さて、愛車たちの冬眠支度やプチ・ミーティングの報告等に追われて
UPする機会を逃していましたが。

ウチのアジトで唯一「四季を通して眠らぬ番人」となるけーたろー
(永遠に寝たまんまっぽいヤツもいるよねとか言っちゃダメ絶対)。

画像記録を確認したところ、スタッドレスへの履き替えやワイパーの
交換を済ませてサバイバルBOXを積んだのは、9日ほど前みたい。

いや、セローやスポーツスターで走る都度にシーズン終了のカウント
ダウンをひしひしと感じていたんですが。

「どうも今年は冬の訪れが早そうだぞ?」という予兆があってね。


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おどっとき(「とっておき」を当地の方言ではこう呼びます)となる
高価なアルミ・ホイールを履かせるには躊躇する季節だけれど。

それが傷物の格安中古品なら案外と割り切れるモンでして。

「お気に入りのミニライトを噛ませられる季節」と思えば、長い冬を
迎える気の重さもいささか軽くなる効果があるみたいです。


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そんなわけで我が街では早朝に氷点下を記録した先日の日曜。

「まだまだゴリラとロードスターの冬眠作業が残っているけれど、
こんだけ冷え込んだらヤル気も萎えるわなー。」と起き出すなり
けーたろーに温泉道具一式積み込んで、ドライブへ出向きました。

ベッドタウンの山向こうで郊外の道へと達すれば、路肩に残雪。
そりゃまあこのぐらい冷えたら、雪も降るだろうさ。


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顔を出した太陽にキラキラ輝く路面へと目を細め八幡平山麓に
向かえば、顔を覆った岩手山に掛かる雲は冬本番の表情です。

ひたすら低く輪郭の曖昧なソレは、本来一か月も先に見るもの。

おいおい、こちとら中津川を遡る鮭も御所湖のハクチョウ第一陣も
全部撮り損なったっていうのに・・・あんまり急かしてくれるなよ。


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いやスミマセンゴメンナサイ冬将軍様、貴方を完全にナメてました。
八幡平リゾートスキー場を過ぎた向こうは既に本気の「冬モード」。

確かにある程度「そういう事になってるかもね」的観測があるには
あったけれど、まさかここまでマジだとは思っていなかった。

いくら県北とはいえ11月にこのコンディション、正直「無いわコレ」。


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松川名物、コーク・スクリューの如き高低差で続くヘアピンの
つづら折れ・・・いや、タイヤの空気圧を間違えたか?或いは
スタッドレスの寿命が尽きたか?と勘違いするほどズルッズル。

シャーベットよりは積雪寄りだけれど圧雪凍結とは程遠いはずの
路面で、こんなにダラダラだらしなく滑るとは。なんじゃこりゃ。


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終始襲うアンダーステアと戦いながら登り切った温泉エリアでは、
ついうっかり井上陽水と指切りしたくなる「そりゃそうだろう」的な
一面の銀世界
・・・まあリンゴ売りの声すら枯れるっしょ(謎)。

否、盛岡から陸路の日帰りドライブでシベリアを目指したつもりは
無いんですけどね。


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そしてとうに冬季閉鎖を迎えた樹海ラインのゲートで今季初対面の
除雪ローダーと、オヤクソクのツーショット。

ひとつ手前のコーナーでは、青森ナンバーのVWゴルフⅤから降りた
兄さんが満面の笑顔で山スキーの準備に勤しんでおりました。

きつねもスノーシューの手入れを・・・ってまだ11月だよ、おい。


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何もきつねメ、初冬のスノーマウンテンでアスリートごっこをしたくて
こんな山奥を訪ねた訳じゃありませんで・・・だーかーらー・・・。

お目当てはあくまで温泉、行き着いた先は古式ゆかしい松楓荘

実はここ、平安時代に発見され開設から250年以上を経たという
歴史もさることながら「ねこが出迎えてくれる温泉宿」としても
秘かなファンがいるんでありますよ。


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でもガラガラと門戸を引いても、シャム雑種の大柄な番頭さんは
姿を見せてくれません。

で、オカミサンに「ん?ねこさんはお元気ですか?」と尋ねると
指さす帳場には見覚えのないカラス猫のまあるい背中。

先代のにゃんさんは昨秋に天寿を全うし虹の橋を渡られたそう。
キャットタワーのてっぺんでグウグウ眠っているのは後継のクロ。

「これがソックリな親子でね、向こう側には仔猫のモモも居るの」。


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オカミサンの招きに応じて踏み入れてみると「起こさないで!」と
ばかりにモモ嬢から睨まれてしまいました。

母猫クロに仔猫のモモ・・・二匹合わせてモモクロだぜぇーっとッ!
(只今の声の出演byむろん水木一郎

先代はガーガーとダミ声で文句言いつつも、気が向けば抱っこで
存分にモフらせてくれたものですが・・・今回は泣く泣くぬくぬく
スキンシップを断念しました・・・。

覚えてろよっ!次回は思う存分モミ倒してデレッデレのトロットロに
してやるから覚悟しておけっ!・・・でヲケ?(←そこ尋ねるなよ俺)


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古風な建屋は湯治系の雰囲気で「岩手的な温泉」への期待を
裏切らない、ホテルとも民宿とも違う趣きの造作。

さり気に昔の木製スキーなんかも飾ってあります。

男湯だけでも熱い岩風呂と適温の新しい内湯、渓流沿いの露天
(こ ん よ く ♪)ひとつと贅沢なんですが・・・さて、
この図で御理解頂けるでしょうか。


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そう、男子はそれぞれに入湯する都度「いちいち服着て移動」
なんで、こーれがちょっと大変なんであります@汗だく。

どのお風呂も雰囲気・大きさ共イイ感じなだけに、ここがイタい。

しかしコラーゲンでも規制量最大限添加してんじゃないかって程
肌がツルツルになる硫黄泉、無粋な生垣や立て塀のない露天に
浸かってると、まー大体どーでもよくなります(湯あたり注意)。

雪の露天は最高。ショッカー戦闘員の如く、E!しか声が出ません。


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実はここ、「吊り橋渡って洞窟風呂へ入る」というイッテQちっくな
名物アトラクションもあったんですが(こ ん よ く ♪)。

今期は雪崩の危険があるとかで橋も外され、今となってはよくよく
観察しないと存在が確認出来ない状態になっとりました。

以前ここに独り浸かっていたら、後から思い切りのいいオンナノコが
・・・あー、まあいいや・・・(自主規制的謎実話)。


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「今から夏タイヤでいらっしゃる?いや今日はムリですよ」っと
電話の応対に忙しそうなオカミサンに会釈して帰路へ。


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ヒャッハー・・・往路にも増して大アンダー祭りぢゃねぇか(泣)。

♪アンダー アンダー どオーバー 泣いて笑ってケンカして♪
きつねのTシャツに黄色いカエルは張りついていないはずだが。

もうデタラメべらぽーNEOブラボー、雪道慣れしている俺でも
背中に(超硫黄臭い)滝汗かきつつコーナーと格闘しまくり。


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これ絶対おかしい、普通の積雪路の感触じゃねぇよ・・・。
例えるならタイヤに空気圧3.0bar入れたみたいなデラデラ感。

下りではケツの軽い4WDの悪い癖が余計に出て、ホントどう
扱ったらいいのか戸惑うぐらいアンダー×オーバーステア。


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散々手を焼いた末に久々にカウンターでフルロックまで切ってしまい
ハーフスピンを喫しました。

この路面状況で勾配10%の連続180度ヘアピンはキツいわ・・・。
対向車が来なくて、本当に運が良かった。

県北バスなんか、名物の総輪駆動ボンネットじゃなく長尺のエルガミオで
ここを上がって来るからね(←正直すげービックリ。イイ腕してるわ。)。


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下倉スキー場の入り口を過ぎたところで一旦けーたろーを降り、納得。
路面の色で分かるかな? 超低μの理由は、雪下の落葉の絨毯。

雨で流されず居残っていた針葉樹の葉を覆うように雪が積もったため
「アスファルトから浮いた」状態の路面を走っていたわけです。

これは確かに珍しい現象かも・・・そりゃ対処に困るわなぁ・・・。


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アスピーテ・ラインの入り口辺りまで降り切ってしまえば、ご覧の通り
以降はナンてことのないウェット。

昼間の気温はマイナスに転じていないのだから、これがフツーです。

そう言えば一緒に湯に浸かっていたオトーサン、「一昨日思いつきで
スタッドレス買い換えたら、いきなりこうだもんね。神のお告げかな?」
と笑っていたけれど・・・無事に降りて来られたかな・・・。


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高濃度硫黄泉のパワーと松川ワインディングでエナジーを使い切り、
大更のラーメン屋さんにて牛すじラーメンwith半チャーハンを。

いくらくたびれ思考停止していたとはいえラーメンセットで1000円は
豪勢過ぎるべ?と自分でも後から思ったものの、牛肉の量に納得。

チャーハンのおかずに牛肉のブロック。この掛け算は幸せの方程式。
懐は寒いが胃袋は暖かい@Nウォーム。 ほくほく。ほかほか。


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「いや、流石に八幡平は手強かったな」と前日の行程を思い出しつつ
明けた月曜の出勤に備えガレージのシャッターを開けると・・・「?!」


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えーっと、まだ11月だよね?11月21日だよね?
盛岡って、市内では紅葉の時期を過ぎたばっかりだよね?

おかしいなぁ・・・いつスカンジナビアに引っ越したんだ岩手県?
いくら北東北とは言え、まだ積雪には早いだろ盛岡市?

そして翌朝の出勤時にも、きつねシティの路面には白いキラキラ。


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たぶん県民へはナイショでハバロフスクにでも併合されたんだよ、
岩手県・・・遠藤憲一が喰うレトルト・カレーよりも「ありえない」。

かくして上下一枚ずつ重ね着し刈り上げた襟元にバンダナ巻いて
オシゴトに勤しむきつねメなのでありました。


ロードスターとゴリラの冬眠支度、まだなんだけどなー・・・(泣)。


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◎ おまけ ◎


毎年この時期になると、なんだか観たくなる動画をひとつ。





遥かカムチャツカの山裾でも、きつねとねこは仲良しのようです
(お隣りの縄張りのコ同士でじゃれあってる感じ?)。

「ホントはキミとトモダチになりたいだけなのにな」って呟くような
最後のきつねさんの表情に、なんともほんわか。好きだなぁ。
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コメント

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No title

おはようございます!
松楓荘よく行きました。懐しいです。
雪がしんしんと降る中入った露天風呂が忘れられない
それにしても吊り橋渡って行く露天風呂もあったとは知りませんでした!

fourdoor0810さんへ。

やはり松楓荘、御存知でしたか。

松川の温泉郷自体、どの温泉に行っても個性が
あってハズレ無しだと思っているんですけど。
ここの古びた風情とねこ(肌寒くなった最近は特に
無性にモフりたくてたまらなかった)に魅かれて
今回は松楓荘をチョイスするに至りました。

岩窟風呂は三人も入ればいっぱい程度の小さな
浴槽だけど、濃いグリーンの湯の色とも相まって
独特の景観やムードとがありましたね・・・。
冬だと橋を渡るための長靴!まで用意されていた
記憶があります。

帰宅後に調べてみると、どうも数年前に崩落に
見舞われたようで。その後の復旧が叶ったのか
或いはそのままなのか、興味の湧くところ。

今回も小雪舞う渓流を眺めながらの露天風呂を
楽しむことが出来ました。やはり雰囲気最高です。