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凍える真冬の休日、インドアで出来るクルマいじりを。







いやー、師走に入って以降も例年以上に冷え込み厳しい北東北。
寒いのはきつねメのギャグと懐だけで十分お腹一杯だってのにね。

※一番おサムいのはオマエの人生じゃね?とか言っちゃだめ絶対。

ということで今回のTOPはもう「中身と関連あるのはタイトルだけ」
てな超手抜きの選択なんであります。

はい、主題は「目先を変えればインドアでも遊べるクルマいじり」。

しかも素材さえあれば紙ヤスリとピカールと皮の保湿剤だけ。
最安で揃えれば千円掛からず半日楽しめる、究極のヒマ潰し。


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さて・・・前回のブログで書いた「クマ師匠を訪ねるドライブ」の
道中、ふとハンドルから伝わる感触に違和感を覚えまして。

よくよく観察したら、なんと固定している皿ビスが緩んでいる!

11台乗り継いだ代々の愛車は全て社外ステアリングに換装して
来たけれど、こんな経験初めてだわ。

差し当たり最寄りのホームセンターに立ち寄り、いちばん安い
六角レンチのセットを購入して増し締め。


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このクルマの応急修理でアーレンキーを要するような部位は
たぶん他に無いだろう・・・とは思うんだけど。

一応、常時車載のエマージェンシー・キットに加えておきました。


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それはさておき、一度気になり出すと何だかんだ意識が向いて
しまうのもまたヒト(←きつね?)の情というものでして。

中古で買った上に使い倒し、レザーからシボも消えてしまった
表面ツルツルのステアリングそのものが、気になる気になる。


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そこでアジトのストックの中から、一昨年のフリマで購入して以降
放置していた「皮の感触がまだ生きている」ブラック・スポークの
中古無印品をチョイス。

3500円の値が付いていたものを閉会間際に立ち寄りダメ元で
「あとひと声!」と交渉し、結局2500円で手に入れたシロモノ。

最高気温が一桁前半という寒気の到来にかまけ、インドアで
楽しめる手慰みの素材として遊んでみることにしました。


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この作業自体は過去にも何度か手掛けている、慣れたもの。

レザー部の境い目にマスキングテープで養生を張り、おもむろに
#80のサンドペーパーでスポーク表面を研ぎ始めます。

そう、ヒマ人ならではの「掛けた手間と時間,根気が勝負」という
ハンド・ポリッシュ加工に久々に挑んでみた訳です。


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「ひたすら繰り返しペーパーを掛ける」作業は、見方によっては
「その物と時間を掛けてじっくり向き合う」工程でもあってね。

表にも裏にもメーカーや生産国を示す打刻がない謎の品だけど
正確な間隔で縫われたダブルステッチから察するに、安かろう
悪かろうの粗悪品ではないみたい。

ベースのアルミ板から打ち抜いた時のバリが一切見られない事や
セミディープ形状に加工した際のプレス皺もほとんど無い点など、
「イタリアのどこかの下請けから出たOEM品かな・・・?」と。


JD_20171206203322e9a.jpg


最初の#80から順次、前段階で残ったペーパーの目が消えるまで
#180~#320と研ぎ進めます・・・が。

この時点で右手親指の指紋はもう、拇印を押せないぐらいまで
擦り減ってしまいました(笑)。

だから数年に一度しか、こーいう遊び方を行う気が起きないのね。

ふう・・・3時間ほど掛けて、#800まで掛け終えることが出来ました。


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自家ポリッシュ加工の滋味というか面白味はこの辺りにもあって。

「何番まで掛けたところからケミカル研磨へ移るか」の選択次第で
仕上がった時の表情がそれぞれ違うんですよ。

ちなみにロードスターに組んであるナルディ・クラシックは#500から
ピカールでの磨きに移行したので、輝きがかなり鈍いんです。

今日のステアリングは未だ#600のペーパー痕が消えていないから
#1000まで番手を進めることにしようかな。


JF_201712062033253bc.jpg


今回は実験的なお遊びも兼ねて、手許にある研磨系グッズを各種
試してみることにしました。

王道たるピカールやコンパウンドはさておき、実はクレンザーとか
練り歯磨きも立派に研磨用途へ転用出来るんです。

但し御想像の通りその粒子は流石に相当にキメが細かい為、
単体での磨き上げには相当根気と労力が要るものと思いますが。


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結局今回は、切れ味に勝るピカールへクレンザーを混ぜ込んで
「鏡面仕上げの三歩手前」を狙ってみました。

望めば#1500~#2000のペーパーで研ぎ込んで文字通りのミラー
フィニッシュも可能だろうけれど。

そこまで追い込むと質感がほぼメッキと変わらなくなってしまい
却って味気ない気がしてね。


JH_20171206203328c57.jpg


レザー部の仕立てについては昔、旧車イベントのフリーマーケットで
おしゃべりした出展者のオヤジさんから教わった手法を用います。

① 「皮の劣化の最大要因は人間の皮脂。アルコールを含まない
   ウェットティッシュを使い、黒ずみが無くなるまで拭き倒す。」

② 「陽焼けて白っぽくなっている場合は靴墨で磨き込むと良い。
   黒くなったら素手で触れて付かなくなるまでウエスでこすれ。」


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③ 「最後の手入れは革ジャンと同じで良いよ。ミンクオイルでも
   レザー用保湿スプレーでもいい。ベタつかなくなるまで磨け。」

きつねメの場合は手許に使い差しのラナパーがあった為、コレで
ツヤを取り戻すことにしました。

今回は白ボケしている部位が無かったので靴墨の行程はスルー。
ひと手間省けたので乾燥を待たず、今夜中に仕上げられそうです。


JL_201712062033330cd.jpg


裏面に関してはドライビング中に視野に入るわけではないので、
倍も手間を掛けるほどの価値は無い・・・と考えて、黒いまま。

磨き上げたスポーク表面はボディ用のカルナバワックスを掛けて
しばらく酸化被膜が出来る前の仕上がりを楽しむことにします。

で、これまた手近に在ったMOMOのホーンボタンを仮合わせ。


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形状の違いはさておき、フェラーリのデイトナやディーノなんかは
こんなアルミっぽい質感を宿した色味のステアリングだったはず。

ハーレーのパーツでもそうだけど、きつねメは鬼ポリッシュ物とか
メッキの部品って、あんまり好みじゃないんですよ。

鉄なら鉄らしく、ステンレスはステンレスらしく、そしてアルミなら
もちろんアルミで出来ていることが分かるような光沢が好み。

その素材っぽさが車両をトータルで眺めた時、佇まいや存在感や
重量感を伝える決め手になるんだろうな・・・って思っているから。


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コンコンうるさい中年ぎつねメのノーガキは端っこに寄せといて。

明け方には氷点下5℃に迫った翌朝、凍える両手(両前足?)で
レンチを握り、いざ交換。

・・・ねずみ色のインテリアって、社外品との相性がホント悪いのね。


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これにコーディネート出来るステアリングは結局、モサくダサく
おまけに操安性まで悪化する純正エアバッグ付きだけだもの。

せめて鈍色塗装なスポークの方が、ここまで存在感も浮かずに
収まり良いんでしょうけど。

でもまあ使っているうちに慣れて、しっくり来るようになるかな。


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「朝の冷え込みが厳しかった」という事は、是即ち「好天の証し」。

さっそく入浴グッズを助手席に積み、南花巻の大沢温泉まで
片道50kmばかりのドライブへ出掛けることにしました。

っていうか短時間の作業でも行先に温泉しか思い浮かばない程
身体が冷え切っちまったんだわね。


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ほぼ一年ぶりの入湯に訪れた鉛温泉郷界隈は、背後に豪雪の
西和賀が控えているにもかかわらずカラッとドライな道のり。

川縁の露天風呂(こ ん よ く ♪)にのんびり浸かりつつ、
ペーパー掛けで凝った背中と肩を良質の湯に癒して頂きます。

「そろそろ内湯へ移ろうかな」とタオルで身体を拭っていたら、
キレイな標準語のオヤジさんが「写真撮ってもいいかな?」と。

対象はもちろん毛皮脱いだきつねのヌードではなく(←馬鹿)、
すっぽり昭和中期へタイムトリップしたかのような風情の方。


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「この上の藤三温泉のクラシカルさがあまりに見事だったから
大沢にもハシゴする気になった。この景色は期待通りだね!」

温泉の湯舟を撮るのはモラルの線上ギリギリな行為で、自分も
迷うところだけれど。

一糸纏わぬマッパ・スタイルでスマホを構える滑稽なオヤジさんの
気持ちは、しかし痛いほど分かる・・・撮りたくなるよ、この景色。


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源泉掛け流しで12月に相応しい熱さの湯を小一時間ほど味わい
ブースト控えめでのんびりカントリー・ロードを帰って来たきつねメ。

先代ステアリングの表皮に対して「ツルツルに摩耗し滑りやすい」と
判断したのは間違いで、本当のところは「自分の皮脂がカサカサに
干乾びていただけだった」というアラフィフの悲しい事実を悟りつつ。

乗り手は自分の都合と意思次第でお風呂に入れるけれど、クルマは
持ち主が洗ってやらないと綺麗にならないんだよね、としばし反省。


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例年なら11月から12月にかけて、一日ぐらいは洗車したくなる様な
陽射しに恵まれることもあるモンなんですが。

今年は意地っ張りな冬将軍がアグラかいて居着いた様子で、こっちも
最高気温がプラスなうちに根性据えないとワックス掛けるタイミングを
逃してしまいそうです。

そんな訳で一か月以上ボディを洗っていないけーたろーに詫びつつ
「せめてもの罪滅ぼしに」と、一晩バッテリーを充電しておきました。

通勤距離が短いきつねメの場合、冬至から3月を超えるまでは常に
ヒーター全開で帰宅時もヘッドライト点灯。

吹雪に見舞われたらフォグランプもデフロスターも躊躇なく使います。

こうしてチャージする程の走行時間もなく、ひたすら使ってばかりでは
電装が音を上げてしまうのも当然のことですからね。

不意のバッテリー上がりを予防するためには充電器だって当然の
必需品なのでありますよ・・・きつきつ。
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テーマ : カー用品
ジャンル : 車・バイク

tag : スズキKei メンテナンス 冬支度 岩手 ステアリング交換 大沢温泉 鉛温泉 ドライブ

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プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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