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一点豪華主義、生成り色のタペストリー。 ~アジト作り、最後の真打ち~








過去に何度もUPされては消され、しかしその都度誰かが上げる
「しぶといお気に入り」のナンバーを、今日のTOPに。


自分の知っているCD収録版はもっとスローにジワリと詞を聴かせる
音で、ここまで荒っぽいアップテンポ・バージョンは初めて聴いた
(スゴい音源を持っているヒトが世の中には居るもんです、ホント)。

でも、これもイイ・・・スタジオ収録版が高いギアでクルーズする
ロードスターだとしたら、この動画ではパワーバンドにカムが乗って
ステンのエキゾーストが歌う、「あの領域」の興奮が湧いて来る。


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ショー・ケースの向こうに「青春時代の憧れ」を見つけた主人公の
思いが、きつねメには今も胸が軋むほどよく分かるんです。

相手が楽器であってもバイクやクルマであっても、出会った瞬間
クラッと軽い目眩を覚えながら記憶がフラッシュ・バックするんだ。

「春が訪れる頃には帰るから、それまで独り浸らせてほしい」。

故郷の北海道で曲作りに励む時の彼の心情を垣間見る一節に、
プロ/アマを問わず「本当に何かを愛して止まない人々」の心は
みんな同じなんだなぁ・・・としみじみ感じ入るんだよね。


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さて、「寝込み過ぎるのも身体がなまって良くないよな」と起き出した
黄昏時、巣穴の蛍光灯が点くのを狙ったような玄関のピンポン。

風邪の自覚を得る前にオーダーしていたタペストリーが届きました。

実はもう「ベッド下に吊るす1メートル角の何か」を思いついた時点で
少し高くついても、このシリーズ一択になる予感がしていたけれど。

※ちなみに取扱元の(有)オープン社、かつてきつねメも所属していた
ロードスターオーナーズクラブ・オブ・ジャパンの母体でもあります。


PA_201712221932386e5.jpg


アフター・ビフォアー・・・暫定で吊るしていた特大トランクスみたいな
二つ折りの暖簾と比べたら、いきなり部屋の雰囲気が別格(笑)。


実際「クルマ・バイク・タペストリー」でいくら検索を掛けても意外な程
見合うサイズのものが出て来ないんですよ。

ではもう値段勝負で誤魔化さず、腹をくくって王道で行っちまえ!と
心に決めたものの、絵柄の選定では好みの車ばかりなものだから
・・・いやあ、迷った迷った。


最終的には「ポンコツ・ロードスターしか持っていないきつねメの
アジトに色付きの派手なフェラーリやコブラは不似合いかな?」と
単色でヒーリー・スプライトMkⅡが描かれたものを選んだ次第。


PF_20171222211417e21.jpg


※ 関係各位・・・著作権に触れる掲載であれば御一報下さい。


このチョイスには、「シンプルな仕立てを引き立たせたい」という
意図によるモノトーンのみならず、もうひとつ気に入ったポイントが
ありました。


このヒーリーって(実質の中身はMGミジェットだけど)、よく見ると
数字はボカしてあるものの、日本のナンバープレートなんですよ。

納屋の屋根の形は違うけれど、背景に描かれた景色は大迫から
東和にかけて連なる段々の田んぼによく似ている気がしてね。

ミジェットは、もしもNAロードスターが世に生まれて来なかったなら
手に入れていたかもしれない一台なだけに、思うところもありました。


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画家のBow。さんは、自分の小遣いで初めて買った自動車雑誌
「スクランブル・カー・マガジン」の表紙を飾ったイラストレーター。

授業中テキストの裏にクルマやバイクの絵ばかり落書きしていた
高校生以降、氏の単行本を手に取った機会から履歴や人柄を知り
ずっと「尊敬する人」「会いたい人」リストの上位にある存在です。


PG_201712222141496ac.jpg


この辺りについて語り出すと、酒も話も止まらなくなっちまうので
まずは「年甲斐のない自分へのクリスマス・プレゼント」として。

ひとまずは思うところへと佇まいが収まった部屋に満足しつつ、
なかなか微熱が引かない身体をベッドへ仕舞おうと思います。

明日は病み上がりでいきなりの「泊まり勤務」が待っているから、
たっぷり食べてぐっすり眠っておかないと・・・・ね。
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テーマ : 車関係なんでも
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い 冬支度 模様替え ロードスター スポーツカー Bow。

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No title

この曲は大好きな一曲であるのですが、ここまで変わるとは思いませんでしたね。
元々が短い曲でありながらもきっちりと情景が浮かぶものだっただけに「おお・・・?」って感じです。

このタペストリーは良いですね。
部屋に飾ってみたいです。

ナベエさんへ。

>ここまで変わるとは思いませんでしたね。
そうそう、「これナベエさんも好きなんだよね」と
思い出していました。
ここまでテンポUPしても曲が壊れない辺りに
彼らの実力とセンスの高さを感じます。

ロードスターに例えるとハイカム・ハイコンプ?
こっちなら八幡平アスピーテ、そちらなら黒石から
八甲田に駆け上がる時のイメージに合うと思う
(2~3速で4000rpmから回しっ放しな感じ。笑)。

味わいとしては原曲の方が好みなんだけど・・・
ライヴでこの生歌を聴かされたら多分ゾワゾワが
止まらないだろうなぁ。

>タペストリー
最終候補に残ったのは、峠道とビッグヒーリーが
描かれた「ロング&ワインディングロード」。
NAロードスターの物は残念ながら小サイズしか
無かったので諦めました。

このサイズだと氏の愛車であるノートン・コマンド
PRもあったものの、描いてほしいアングルじゃ
なかったんですよ。

ネコパブと組んで二輪のタペストリーも増やして
欲しいんだけど、叶わないものかなぁ
古い空冷4発モノをラインナップすれば一定数は
絶対捌けるハズ。W1やXS650も絵になるのに。

ミジェット、ナベエさんにも思い出の一台ですね。
今となってはコペンに近い大きさかもしれません。
NA乗りになってから眺めると、随分視点が違って
見えるクルマでもあり、乗ってみたい車種でもあり。

もしNAの相場がこれから闇雲に吊り上がる様なら
むしろアッチの方が魅力的に映る日も来るのかな。
実は市内にも一台、ひっそり隠れているんです。
いつかオーナーと会ってお話してみたいですね。

No title

タペストリーでガラリと雰囲気変わりましたね!
こんこすけさんが初めて僕のブログにコメント頂いたのがBow氏(が行ってた学校)繋がりでしたけど、かなりのファンなのですね。
僕はバイクのイラストで言うと超リアルタッチな柴田賢二さんが好きですが、Bow氏の描く絵はその車に纏わるストーリーの想像がかき立てられるのが素敵です。

ハックニー軍曹さんへ。

そう、セツ・モードスクールについて語られた一文と
セロー225遣いという不思議なリンクからお邪魔した
(そしてHDXL系エンジン繋がりとか東北関連とか)
御縁から、いつも拝読させている次第な訳で。

例え雑誌を飾る時にはA4程度のものであっても
Bow。さんの原画は相当大きいものだとか。
だからこのサイズのタペストリーに引き伸ばしても
荒さや雑味を難じられない仕上がりなんでしょう。

自分はせいぜい葉書からレポート用紙裏ぐらいの
パッと見た目で収まる大きさの絵しか描いた事が
無いが為、ゴマカシの効かない大判タペストリーで
余計に「プロの凄み」を堪能しているこの頃です。

>超リアルタッチが好き
この辺りは優劣ではなく本当に見る側の好みの問題。
スーパー・リアリスティックな描き手となると
「メッキのバンパーに映った風景」まで水彩画で
表現してしまうみたいですね
(デジタル普及以前にアナログでそこまで描いていた
オバケみたいなイラストレーターさんもいましたね)

・・・勝負する相手が「鏡」、凄いハナシです・・・。

自作をどんな舞台で表現するのか。
誰もがデジカメやGO‐PROで撮った写真や動画を
ネットで世の中に公開出来る時代になったけれど。

でも未だ絵に求められている質は決して軽くない。

それは例えば小説の行間に本音と空気を求める
タイプの需要が根強くいるから、なのだと思います
(人気小説/漫画のアニメ化/実写化がまず8割方
コケてしまう辺りの理由も、何卒御考察を・・・)。
プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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