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20世紀の夢の残滓。






「何と時代錯誤で馬鹿げた戯言を」って言われるんだろうけどさ。


俺、コレほんと欲しい。2ウェイのノンスリとウェーバー・ツインを
二丁入れていてハイカムやロールバーさえ組んであればOK。

ボディなんかボコボコで良いから、アシのセッティングが出ていて
ホイールを3セットばかりオマケで付けといてくれると助かる。


現行車でも初代でも200万円するハチロクなんか、マジ要らない。

長期ローン背負ってまで融雪剤撒き倒した冬季路面を攻める程
こっちはモノ好きじゃねぇんだよ。


たぶんナホトカから秋田港まで船便で送ってよこされても、今や
ベラボーに値の吊り上がった縦置き2T-G/4A-GのFR機よりは
ずっと安いだろうと思うんだよ・・・ポンコツのラーダ。


ドラレコなんて野暮なもの積んだ自意識過剰な一般車がその姿を
消した夜、褪せたレンガ色のおんぼろラーダが目を覚ます。

誰にも知られる事なく、また誰とも競うことも無く、ただ山深い
ワインディングで雪煙を巻き上げ自在に舞うためだけに・・・。

そいつはラリー・スタッドレスを軋ませハイオクを燃やしつつ、
グズつくキャブをあやしながら静々と寝静まった下町を後にする。


何ひとつ優れていない。何も誇るべき機能など持っていない。

しかし「この忌まわしき20世紀の忘れ形見」が放つ輝きは、
悲しいかな逆に「現代国産車のどれにも装備されていない」。


きつねは、仮に対象物にエンジンが付いていてもいなくても
自分が操作する乗り物に「官能」という要素を忘れない。

官能が一分も感じられない乗り物になど一円だって支払わない。


「自動運転」だって?ハハハ、頼むから寝言は公共交通機関の
シートで寝てから、言ってくれねェか。
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プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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