FC2ブログ

旅心眠る冬、そろそろ折り返し。 ~気ままにホームタウンの朝市へ~







今日のTOPには以前「真島Ver.」を載せた際、へーさんから
「マッチ版を耳にした頃に『何とカッコいい曲なんだろう』って
驚いたものの、あの記事で元曲を知って納得した」とひと言
頂いていたナンバーの別仕様を。

Jazzyに振ったまさやんVer.も、「このヒト分かってるなぁ」と
シビれる仕立てで流石の出来になっていますね。


XQ_20180122192853e92.jpg


主人公が額縁の裏から引き出すコルト、ガバメントではなく
スナブ・ノーズな.38口径リボルバーの方が似合うのかな。

安酒の勢いでオトナ毛忘れて、タナカのディティクティブ
落札しかねないから・・・妄想はまあ、ほどほどにしとこう。

否、主人公は足抜けするハズだったシシリアン・マフィアだから
きっとベレッタ・ミンクス辺りの方が妥当だと思うんだけれど。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


XB_201801220939377eb.jpg


さて、単なるノスタルジー繋がりでアンダルシアともグラナダとも
地球半周分ぐらいは圧倒的に関係ない、多分モンゴル北東部
周辺にある我がきつねシティ・盛岡市が、今回のお話の舞台。

こーでもしないと関連しそうな一曲を記事に当てられないのよー
(でないとこの時期はIKZOマッシュアップ一辺倒になっちまう)。


XA_20180122093935046.jpg


実は俺さん、翌日が指定休だと日暮れの早さにウッカリ釣られ
帰宅早々から「オトナの飲み物」のプルトップを引いちゃって。

結果的にすんげぇ早い時間にブッ倒れた当然の成り行きとして
望まず翌朝もすんげェ早い時間に目が覚める・・・という(笑)。

そんな時、「たまに朝市でも行ってみよっかな」と思うわけさ。


XC_20180122093938d79.jpg


なにしろ真冬の真っただ中に夜明け前から好きこのんで
露天に出掛けようってんだから。

当然外気を見越してデニムとカーゴパンツ重ね履きしたり
厚いフリースの上に革ジャン羽織ってバンダナ巻いたり。

でもねー・・・紙コップ越しに持てる限界熱々の甘酒には
敵わない・・・これホント、良い。臨場感込みで最強でしょ。


XD_20180122093940d5d.jpg


農閑期なんで出店数が春~秋の半分以下になるけれど。
真冬の今でも一応、季節の野菜も並んでいます。

日々通うスーパーではパックの弁当コーナーにしか行かない
不調法ぎつねの目から見ても、今期の野菜の高値は分かる。

ここだと農家のヒト自身が自分ちで採れたヤツをダイレクトに
売っているから、市価よりは安く手に入るんじゃないかな。


XE_201801220939414ae.jpg


魚介類も新鮮な八戸港とか三陸の直送ものが並んでいます。

俺もたまに「魚焼いて食おうかな」ってチラリと思うんだけど。
今時期は洗濯物をリビングに干しているモンで、ちょっとね。

そんな中年ぎつねも瓶詰の加工物なんかにはそそられます。
今日は驚異の万能おかず、松前漬けを買って帰ろうっと。


XF_2018012209394338b.jpg


この時は出撃が些か早過ぎたようで、俺さん本命の逸品は
「店をいま開けたばっかで、まだ揚がってないよー。あと30分
待ってくれたら、良いトコかなぁ。」とのこと。

そんな時はサラッと「ミヨ婆ちゃんの朝ラー」、行っておこうかな。

未だに通称として使われる先代店主の「ミヨ婆ちゃん」は既に
引退して久しく、現在は娘さんが跡を継いでいる食堂。


XH_20180122093946946.jpg


もう市内では引き当てることが難しくなった昭和バラック式の
狭く素朴で簡素な店内が、むしろ朝市らしくて暖かい。

「町場住みの土地っ子とはいえ冬場の平日に訪ねて来るとは
兄さんずいぶんモノ好きねぇ」と笑いつつ、仕込むオバチャン。

ハイシーズンなら同じ時間でもお客の出入りが激しいから、
こうしてサシでおしゃべりするのは初めてのことだ。


XG_2018012209394497d.jpg


作り付けの狭い棚や壁の活かし方・・・タイトな空間を最大限
生かす工夫のレイアウトは、アジトをいじる時のヒントにもなる。

一昨年の台風直撃以降、右肩上がり一方な野菜相場に嘆く
オバチャン。

「俺はバイクで山を走り回るのも趣味なんだけど、区界から
向こうとか岩泉とかは道が荒れて、集落の様子も酷いよ。」

「大震災の時と一緒、現地に行かなきゃ分かんないんだね。」


XI_2018012209394706b.jpg


さっきから店内にこもる湯気で曇っていたメガネが一層真っ白に
なる熱いドンブリを、ホイっとカウンターに置かれた。

ここはワンタンメンに限るよ。「寝起きの朝に食べるラーメン」は
このぐらいサラッとアッサリしていてほしい。ツルッと行ける。

身振り手振りを添え大震災の時の七転八倒ぶりを面白おかしく
語るオバチャンに笑顔で応え、次のお客さんにバトンタッチ。

一見さんらしく選択に悩む御夫婦へ、すれ違いざまの小声で
「ワンタンメン頼んでおけば間違いないから」と背を推します。


XK_2018012209395017c.jpg


赤いラーメンの暖簾をくぐり出ても尚、きつねが求めて来た
「例のブツ」はまだトレイ・ボックスに乗っていない様子。

冬の出店は夏に比べて一時間遅く、店仕舞いも一時間早い。
二代目ミヨちゃんの言葉を思い出して向かったのは、珈琲店。

マドカさんの「本店」は確か本町の寺町界隈で見掛けた記憶が。
ホントのお仕事は、本職向けに卸す豆と焙煎じゃないかな。

マニアが覗くと面白いモノやハナシも拾えるのだろうけれど。
門外漢の俺さんはただ、熱いブラックのモーニングを一杯。


XJ_201801220939492ba.jpg


きつねのくせに猫舌のオッサンが、紙コップをふうふう吹きつつ
珈琲を飲み干した頃に覗く先は「フライドショップイトウ」。

ここの味付けはタバコ屋のトキ婆ァも一目置くマニアックなコク。
盛岡の唐揚げを語るなら欠かしちゃならない独自のテイスト。

「イトウ」のヤツを食べた後は、しばらくスーパーやコンビニの
量産品を買う気になれなくなる・・・ひと癖ある代物なのだ。

味覚のボケている鈍感な俺が言うのだから、むしろ間違いない。


XL_201801220939529bf.jpg


ちなみに出店数が最も減少する一月の平日でも総菜屋さんは
三件全て皆勤賞。

それぞれ得意とするジャンルが違うから、ハシゴして好みの品を
揃えて来るのが正解なんだと思う次第。

ここでは丁度のタイミングで焼きそばが出来てきたのでGet。
あと一軒でオニギリも調達し、今日のミッションはコンプリート。


XM_20180122093953125.jpg


朝七時少し前・・・市場を後にする頃、ようやく今日の空の色が
表情を見せ始めました。

「白々と明ける」っていう表現が的を得るまでは、あと一か月。

夕暮れ時でも未だなかなか空がオレンジに焼ける場面を目に
出来ないように、この時期は割といきなり夜が明けるんだよね。


XN_20180122093955a04.jpg


アジトを出る時には、お目覚め前の御近所に遠慮して暖機を
せずに走り出したけれど。

市場を去る駐車スペースでは水温計の針が持ち上がるまで
ラジオを聴きながらアイドリングさせてやることが出来ました。

それにしても国道4号、通勤ラッシュを避けるべく早朝に走る
クルマの数の多いこと多いこと。

長距離便のトラックも退けたこのタイミングが狙い目なのかな。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


XO_20180122093956965.jpg


バイクたちやロードスターを冬眠させたのが11月のことだから、
オフシーズンに入ってそろそろ2ヶ月、当地の冬も折り返しです。

余所行きじゃない飾らぬ街の空気を肌で感じられる市場へと
出向きたくなるのは、旅心が恋しくなっている証しなんでしょう。

いつかもっと早起き出来たなら、まだどこか訪れたことのない
港町の朝市へも、覗きに行ってみたいもの。


XP_20180122093958f11.jpg


ただ、ざっくり調べてみると・・・実は通年通日で営業している
我らが「神子田朝市」は、もはや全国でもレアケースだとか。

「朝の潮風に吹かれつつ新鮮な魚のアラ汁を頂く」なんてきっと
最高に贅沢で美味しいだろう、と妄想は膨らむ一方なんですが。

本気で出撃するとなると、経路の天候や路面状況も含めて
事前の下調べが欠かせなくなるみたいです・・・むう・・・。
スポンサーサイト

テーマ : ひとりごと
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い 朝市 神子田 盛岡 朝ラー スズキKei

コメントの投稿

非公開コメント

No title

こんのすけさん、こんばんは〜
前も朝市の記事にコメントさせていただいたと思いますが・・・やはりいいですね!
こんな寒い季節でも毎日やっているというのが、応援したくなってしまいます。
甘酒、ワンタンめん、唐揚げ・・・美味しそう〜〜!ヽ(≧∀≦)ノ
そして何より、この昭和バラック風の市場そのものが一番のごちそうだ〜♪ 

岩手も寒いでしょうが、今年は大阪も寒いです!(><) 例年の冬だと気温がヒトケタ→寒い 二ケタ→普通という感覚ですが、今年は8度ぐらいでも今日はマシだ、温かい♪とさえ思うようになりました。 去年も寒かったんですが今年はその上を行きますね。
野菜、高いです!でも、まだ台風の影響が大きく残っている地域があるんですね。こういう話を聞くと、切実だなあと思わずにはいられません。 田舎って結局取り残されてしまうんですよね。私も生まれが田舎だからわかるのですが。

ところで、前々から言おうと思っていたのですが、こちらのブログをリンクさせていただいてもよろしいですか?^^ 以前、次元大介などがいまだに好きでこじらせてるとおっしゃってましたが、私もほぼ同類かと思います(笑)

マサナビイさんへ。

いらっしゃいませー、いつもお世話になっています。

地元でありながら自分の街のことには案外無頓着な
もので、「週イチの定休日以外連日開催の朝市は
全国でもレア」と知ったのは、割と最近なんです。

実際は「盆暮れ正月の連休を除きほぼ毎日」なら
営業している朝市も結構あるはずなんだけれど
(以前お返事で書いた八戸陸奥湊も、多分そう)。

それにしても酷い時は-10℃を更に下回る気温で
開催する市場は、いささかスパルタンだというか
ストイックと評するべきか(←売り手も買い手も)。

>昭和バラック風の市場そのものが一番のごちそう
・・・でしょ ?(笑)なにしろ基本吹き晒しなので、
各店に備える暖房はパワフルな「薪ストーブ」!
その煙たさや匂いがまた一層、昭和なテイストを
煽ってくれる訳ですよ・・・。

流石に厳冬真っ盛りな今時期となると勘弁ですが
裸電球の吊るされたオープンなトタン屋根の下で
調達した朝飯を食べると、一層味わいが増すのは
言うまでもありませんね。

ちなみに盛岡は、市街地に立ってグルッと見回すと
360度まるまる山に囲まれた盆地の典型なんです。
どの向きから吹いても風は山越え吹き降ろし・・・
「本州の県庁所在地では最も寒い」とされるのも
当然な土地柄なのです
(隣りの青森市や秋田市は海に面している分だけ
雪は多いものの盛岡よりは暖かい)。

それでもここ2~3年はマイナス2桁とか真冬日を
記録するほどド冬な状況ではなかったのですが。
その分だけ今年は「雪は多いわ底冷え続くわ」で
全県民が泣かされております。灯油も高いし。

>田舎って結局取り残されてしまうんですよね。
他地域では原発被害のイメージが強い福島以外
「いつまで震災だ復興だと騒いでるんだ?」って
思っている人も多いんでしょうね。

でもね、耳タコな報道をまずは傍らに置いといて
ちょっと考えてみて欲しいんです。
「7年経っても土地を嵩上げしただけの街」の事。
「7年経っても未だプレハブの仮設に住まざるを
得ないヒトとか店」の事。

同じ日本で暮らして働いて、働いた分に見合った
税金も支払っているのに。コレおかしくないかな?

津波による被害が無かったり範囲が狭かったりの
違いはあるけれど、阪神大震災の復興速度を
考えると「異様」とも言える程、進展が遅い。
正直それは官民とも「機能しないと困る都市」には
躊躇なくお金を投じるからだ、と痛感する昨今。

一昨年の台風被害もあまり大きく報じられないのは
たまたま人口密度がメチャクチャ低い地域ゆえ。
被害に遭った面積はとんでもなく広大なんです。

でもきつねがそれを知ったのは、バイクで山野の
林道を走っているから・・・県民の半数以上は
その惨状を知らないままなのだろう、と感じます。

情報社会やマスコミの報道が洪水のように溢れて
いるように見える現代だけれど、実際は案外と
大きく偏ったり歪んだりしている気がしますね。

>リンクさせていただいてもよろしいですか?^^
すみません・・・読者数が非常に限られている
場末系ブログなモンで、当方ではブックマークの
つもりで勝手にリンクさせて頂いていました(謝)。

「情報」と呼ぶには相応しくない八割方独り言の
記事ばかりですが、もしよろしければリンクの程
よろしくお願いします。

No title

あ、リンクしてくださってたんですね。ありがとうございます!
私もリンクさせていただきました^^
これからもよろしくお願いします〜!

マナサビイさんへ。

追伸にてリンクの御報告を頂きありがとうございます。

高度成長期は高速情報化社会の現代とは少し違う
意味で流行り廃りのピッチや大きさが変化しましたね。
例えば1980年に小6だったのか小3だったのか?で
価値観や受け止め方がまるで別だったりして(笑)。

今程小刻みでない分、うねり方が大きかった昭和。
概ね乗り物マニアックな話題に振った当ブログですが
「育った時代差による微妙な感性の違い」も含めて
面白がって貰えたら嬉しく思う次第であります。

※次元大介などがいまだに好きでこじらせてる
今回TOPに上げた曲は、きつねメの脳内では
「まだ掛け出し時代の次元のエピソード」かな。

ここで九死に一生を得てマフィアから足抜けし、
因果モノなコルトからゲン担ぎでS&WのM19へと
愛銃も鞍替えした後、ルパンと運命の出会い。

おっ、こうしてちゃんと考えると繋がるじゃない♪
プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR