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クマ師匠と愉快な妖怪仲間の、秘かなる宴 ~そしてナニ気にトランポ話~







今日のTOPは目的地への道中、たまたま聴いていた彼女たちの
ナンバーより一曲。

「夜もヒッパレ」へ無邪気に花を添えていた中学生がデビューを
果たした途端、瞬く間にトップアイドルの座までジャンプUP。

最初からプロとしてダンスでも歌唱でも高度なレベルを求められ
「完品パッケージング」として世に送り出された存在だった。

その姿にふと、まだ十代の内にオリンピックのステージへ立って
メダル獲得を期待されるアスリートが重なった中年ぎつねメ。


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どの曲も皮肉のフィルターを掛ければ違うニュアンスを持って
詞が耳に届いてしまうけれど、それはまあ責めますまい。

作る側も送り出す側も、そしてまだ思春期だった歌い手自身も
「あの頃」純粋にベストを尽くした事実は、変わらないもの。

ただ人生に於ける20年という月日の長さと重さに、改めて
「先ってェのは分かんねぇモンだなァ」と実感するのみです。


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既にバブルこそ崩壊していたものの、リーマン恐慌とエコの嵐に
揉まれる前夜の`90年代には未だ上を向こうとする元気があった。

以降の斜陽は年表に沿い社会現象を辿らずとも、乗り物好きなら
クルマやバイクのラインナップだけで察せられるはずです。

中年化けぎつねを含む妖怪は皆、謎や闇という世間の隙間に
ヒッソリと紛れて、暮らしている生き物なんだけれども。


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ネットだ動画だ文春砲だLEDだ、と何でも「正義」という名の
白日の下に引っ張り出さなきゃ気が済まない現在の世情は、
我々にとって正直ホントに息苦しいものなんでありますよ。

お陰で2輪/4輪やパーツの製造拠点共々、そこでヒトに化けて
勤務していた仲間が皆、東南アジア諸国に引っ越した次第で。

その後の「一層クリーンに明るくなったはずの日本」は果たして
国籍を移した妖怪たちが住む某「微笑みランド」の国民よりも
幸せを実感出来ているだろか・・・と長い溜め息をつくのです。


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東北道のジャンクションを見上げながら、黄昏の露天風呂にて
「極個人的10分サウナ耐久グランプリ」に火照った身体を委ね
目指した先は、県北某所にひっそり佇む一軒の温泉施設。

事前にお風呂に入って向かった理由は「レジオネラッタッタ」
という心弾むオトナノジジョーが発生していた為、という噂も。


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・・・そう、今宵はクマ師匠主催・年に一度の「妖怪たちの宴」。

「雨に当たると濡れて風に吹かれると凍え、足を着かないだけで
引っくり返って怪我する上に基本バックギアすらない」っていう
世間に理解されない趣味を共有する物好きの集いです。

いや別に他人の価値観で首を傾げられたリ後ろ指刺されても
本人さえ納得ずくで楽しかったら「知ったこっちゃない」のさ。


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勤務明けの寝不足With温泉に浸かり過ぎて半脱水状態だった
きつねメ、お風呂が使えぬお詫びに増されたらしき晩御飯の
ボリュームと追加のドブロクにヤッツケられて、あえなく轟沈。

※ 参加者の皆さま方、盛り上げ役を担えず申し訳ないです。

「フルーティ」という感想の聴こえた甘口に対し、自分の呑んだ
辛口は砥がれたナイフの切れ味でウォッカの如きパンチでした。


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集った諸先輩方それぞれ万事ユルユルなきつねメよりディープな
経験や知識見識をお持ちなので、マジメに起きていられれば
非常に面白く有意義なトークを伺うことも出来たのですが・・・。

まあでもソレ全部覚えていても、その大半はインターネット上に
挙げるにはナマナマし過ぎるネタで、UP出来ないかなっと(笑)。


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ところで・・・先日「クマ師匠のカングー」について書いた際に
今のタウンエース/ライトエースがちょっと気になっている事を
添えたところ、コメ欄にて「トランポ買い換えたよ」とコメントを
頂いた「くわさん」。

それがなんと銀色で4WD/5MTのGLという、きつねメが想定した
そのものジャストなグレードなんでありました。


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「あのブログ読んだ時はコレが手許に来て数日だったから
あまりにタイミング良過ぎて『俺の乗り換えを誰かに聞いて
ネタにしたのかな?』と思ったよ。」

俺はただただデカいバンじゃなく、前のハイゼットよりひと回り
大きい程度のヤツが欲しかっただけ、とはくわさんの弁。

駐車場にて丁度その現行ハイゼットと並んでいたので一枚。

記事中で「軽バンのお父さん的なサイズ」と書いた理由も、
この画像からお分かり頂けるかと思います。


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くわさんの仕様用途はトライアル車のトランポが主だから、
リアフロアには早くもフローリングキットが敷かれていました。

「この車内高なら確かにオフ車も楽勝で積める」とクマ師匠。

オドメーターは未だ1000kmにも届いていないのに「いいから
乗っておいでよ」とキーを差し出して下さったくわさん。

恐る恐る慎重にクラッチを繋ぎバック・・・が、なんと・・・!

すみません、本当にごめんなさい、背景が一面真っ白で
雪の壁にリアバンパーをキスさせてしまいました(心痛)。


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乗ってみた感想としては、ただひとこと、「すごくイイ」。

室内巾も北海道旅で借りた新旧マーチに近く、パッと乗っても
身構えることなくスッと馴染めて大きさを持て余さないのね。

何なら近所のスーパーへの買い出しにも気兼ねや気負いなく
ヒョイと乗って行ける、コンパクトカー的な身軽さなんです。

大抵の軽バンで感じる、荷室のためにドライバーが我慢を
強いられる前後に窮屈なドラポジが解消されるのも、美点。

もちろん何もかも簡素でオモテナシ感なんてほぼ皆無だし、
フットスペースの右半分をタイヤハウスが占めてしまうから
ペダル配置も寄せ寄せになっていて狭いけれど
(その分シートも極力真ん中に寄せてあるんですが)。


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でも、「何をどのぐらいどうすればこのぐらい動く」昭和の
クルマに共通していた感覚が息づいていて、乗りやすい。

貨物向けの低いファイナル故に出足も加速も自然で良いし、
粘るエンジンは早め早めにシフトアップしても付いて来る。

雪上の駆動感は少し不思議で夏の舗装路を走る様に乱れず
坂道を登って行くんだけれど「フルタイム4WDでございます」
という主張が匂わない自然な挙動のまんまなんです。

これ、センターデフロックに頼る場面なんか殆ど無いんじゃ
なかろうか(←頻繁にあるようでは、ソレも困るんですが)。

いろんな意味で「無駄の無さ」がポジに出ているナマの自動車。
俺が欲しいフィールはコレなんだよなー、って思うんです。


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積載量どっこいどっこいな欧州カーゴのカングーとの乗り比べと
なったクマ師匠曰く、「着座位置と重心の高さを勘案した結果か
ステアリングが軽くレシオもユルい」と感じたそうで。

この辺りはやっぱり軽バン的な設計思想を継いでいるのかな。

現在ノアを愛用しているYさんも「俺が買う時には未だ4WDの
設定が無かったから。もしデビュー時から四駆が出ていたら
コッチを選んだかもしれない」と。

考えどころは燃費の伸び悩み(ロング掛けても13km/L台だそう)
と、煩わしい一年車検の覚悟が要ることかなぁ。

全くジャンルの違うクルマだけれど、もしいつかロードスターに
乗り続けることが叶わなくなったら・・・コレは「アリ」ですよ。


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昨夜の宴とタウンエースの印象をボンヤリつらつら思い返しつつ
大寒気鬼将軍の抜けたユルユルしゃばしゃばな路面の帰り道。

気候の良い時期だったら遠回りや寄り道も楽しめるけれど・・・
いくら気温がプラスに転じたとは言え、2月じゃその気になれず。

しかし幹線国道に出る直前、ハッと大きなヤラカシに気付きました。
「幹事のクマさんに会費支払ってねぇわ、俺。」

慌てて連絡し、辿って来た道をUターン。想定外の山越えです。


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大人しく一桁県道のバイパスをクルーズして向かえば良いものを
ショートカットっぽい道路標示に釣られてしまったドジぎつね。

これがなんとまあ、旧街道筋の林道を舗装しただけの超タイトな
長い長いつづら折れ・・・まるでモンテカルロのチュリニ峠。

途中で一台だけ旧型プリウスとすれ違ったおかげで向こう側へ
通じていることを察したものの、先日までの極寒気温だったら
いつガードレールに当たってもおかしくないコースでした。


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これ、ルート上では遠回りでもバイパス県道を使った方が
確実に早かったわ・・・ナニやってんのよ俺。

エンジンオイルが焼ける匂いから、少し嫌な予感を覚えつつ。

ともあれ背中に要らない嫌な汗をたくさんかきつつも何とか
師匠の許へ無事会費を届け、今度こそ大人しく国道で帰投。

そして午後から氷点下へ急激に落ち込んだ気温のイタズラか、
はたまたタウンエースへの浮気心をチラつかせたせいなのか。


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晩飯の買い出しに向かおうとしたら、嫌な予兆が見事的中。
久々のチェックランプ点灯、アイドリングの御乱心であります。

コレに関しては間近に迫った車検の話に含め、いずれ機会を
改めて書いてみようと思います・・・トホホ(涙目)。
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テーマ : クルマ趣味って、いいね!
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い トランポ デカングー タウンエース

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No title

うん、やっぱりタウンエースは良いですな。

親父に乗せたレンタカーはATだったんで、親父にはピンと来なかったと思うんですよねえ・・・。
んで、敢えて5人乗りのノアを選んだんですが、燃費なんて変わりないですよノアはあの5ナンバーのガタイでも結構重いんで・・・おおよそ12~13km/L辺りはルシーダもノアもほぼ横一線なんですよ。
な、もんだからこのクラスは燃費云々ってのはこんなもんだと割り切るしかないようです。

ナベエさんへ。

>親父に乗せたレンタカーはATだった
あー・・・なるほど納得、アレはオートマだったんだ。
くわさん号のキビキビした発進と軽快な取り回しは
マニュアル故に際立って感じられたんでしょうね。

>燃費なんて変わりないですよ
多分4ナンならではのロー・ファイナルとフルタイム
4WDのフリクションが、ウエイトの軽さ分を喰って
しまってるんでしょうね
(活発な分だけ燃費が伸び辛い4.3デフのNA8と
同じ傾向でしょうか)。

実のところ「13km/Lしか走らない」と言われると
「やっぱり喰うのね」って思ってしまうんだけれど。
これは言葉のアヤ、けーたろーやロードスターと
ほぼ変わらない数値なんです(笑)。

何を目的にそうしたか?という作り手の狙いとは
別の点で「燃費と引き換えに走らせる楽しさ」が
タウンエースには偶発的に生まれている。

あれこれオモテナシ装備を欲張って肥えた上に
ガソリンちびた眠たい高ファイナルのエコ車とは
ホントに好対照な存在・・・面白いことですね。

No title

最近はなんかだかこう、メディアも視聴者側も、
他人の足を引っ張るネタだけを求めて彷徨って
いるような気配を感じてしまうんですよね。
自分には直接関係ないような話しでも、他人ばかり
良い思いをするのは許せない、みたいな。

「水清ければ魚棲まず」といいますか、大声じゃ
言えない事ってやっぱり楽しかったりしますしね。
もちろん他人に迷惑をかけることは論外として、
それ以外のことについては、やんべで良いんじゃ
ないかなあって思うんですけれども。

>タウンエース
配送などで使うとなると、小回りや見切りの良さ
などは大切でしょうし、それはやはり本質的な
乗り易さにつながりますよね。
パートタイム4WDですと、センターデフロックでは
ブレーキング現象で小回りが利かなくなって
しまいますので、このタイプの1BOXに対しては
フルタイム4WDというのは良い装備だと思います。
あっ!と思ってFRから4WDに切り替えるのは、
巡航速度ではできませんしね。

見た目の豪華さや広さがもてはやされる昨今、
メーカーもユーザーも、初めて車を手にした時の、
持っているだけで嬉しい楽しいという気持ちに
少しでも立ち返えることが出来たら、本質的な
良い車がまた生まれてくるんじゃないかな・・と
思ったりします。

琢磨呂さんへ。

世情についてはもう何と言うか・・・「正義」という
大義名分に上手いこと引っ掛けられれば何でも
覗きたい・暴きたい・揚げ足取りたいっていうね。

少し前の小室哲哉騒動を機にようやく風向きが
変わって来た様子もあるんですが。
対象や事件が何であっても「下世話でナンボ」な
姿勢はずっと以前から同じだったじゃん、と。
ナニを今更、ってな感じが拭えませんです。

自分がお笑い芸人をあまり好きになれないのは
全国に関西弁とツッコミの風潮を垂れ流したが故。
今のガサつき刺々しい空気を後押ししている様に
見えるのは、根がノンキな南部衆だからでしょうか。

>やんべで良いんじゃないかなあ
「空気を読む」って本来は万事安易な同調じゃなく
適度なサジ加減とか塩梅を含めていた気がします。
例えばギアのバックラッシュみたいなモンだよね。

>タウンエース
きつね自身元々昔のミニエースや初代のデリカ、
チェリーキャブの様なちっちゃく愛嬌のあるバンが
好きなので、そのツボにハマった感もあります
(佇まいを眺めるとバランスが案外チョロQ風味)。

春から秋までの2WDでも事足りる月数を考えると、
減速比やフリクションロスから来る燃費の悪化が
アタマをよぎる面もあるんですが。
仰せの通りパート4WDのデメリットも確かにあって
何とも言えないところ。

あえてデフロック付フル4WDという設定にしたのは
もしかすると北海道同等かそれ以上な北緯の国や
雨季にはマディになる過酷なエリアでの販売まで
視野に入れているから、なのかもしれませんね。
プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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