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初夏のような午後、南風に乗って。 ~ゴリラ雪融けの道を行く ②~






いや、前年度の出来事は先月の内にUPしたかったんだけれど。
ついうっかり続編をエイプリル・フールまで持ち越しちゃいまして。

ということから15年の月日を挟み「ワンルーム・ディスコ」に似た
季節感で、しかし全く違う視点から描いた曲をTOPに置きました。


プリンスに心酔するあまり己を見失った岡村靖幸は当時から正直
好きじゃなかったものの、プロデュースでは良い仕事していたなぁ。


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HP.jpg


さて、八幡平山麓からの戻りは岩手山の縁をぐるっと巡る
最も新しい松川~焼走りのパノラマ・ロード。

見晴らしのいい西寄りの道・・・午後遅い時間だと日陰で
少々ミスチョイスかな?寒いかも?とも考えたんですが。


来た道をまた戻る味気なさより「一筆書き」を選びたくてね。


HQ.jpg


ここまでの日なたとは打って変わって、この風の冷たさよ。

まあ信号・交通量皆無の快走路ゆえ「少しの間の我慢」と
割り切ったつもりだったものの。


いやあ・・・ゴリラだと直線、やたら長ェのな・・・ハハハ。


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HR.jpg


写真を撮った後はノンストップで飛ばして焼走りを駆け下りて
再び陽の当たる田舎道へと復帰。

「気温を鵜呑みにしちゃイカンなぁ」と農家の庭先で寛ぐ猫に
カメラを向けていると、背後にふと妙な気配を感じました。


HS_20180331082229240.jpg


ウソ・・・!昔からここ、過去に何度も通っているのに・・・。


木々や草の葉が無く、雪融けを迎えたこの時期でなければ
気付かないものが、まだあったのか。

こんなところに、しかも相当古いウニモグが眠っていたなんて
全く知らずにいました。


下手すると昭和30年代の型じゃないかな。由来が気になります。


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HU.jpg


玉山のR282界隈は昔からあちこちにスクラップ屋さんが点在し、
二段三段と重なった野積みの下に珍車・奇車の姿を探す様な
外道系マニアならではの楽しみもあったのですが。

何でもかんでもセイフティでエコにクリーンかつリサイクル的な
妖怪としては棲み辛い世へ進むにつれて、彼方まで連なる
廃車の峰もキレイに姿を消しました。


良かったね、誰得の行政指導だったのかは分からんけれども。


妙な指向性を持つきつねのアンテナ、いっぺん感度が上がると
ゴリラをおかしな方向へばかり御案内するクセがありまして。


HZ4.jpg


いや、ゴリラ自体が「事故車起こしのゾンビ」であるがために
同族に対する哀れみオーラ的な磁力が目覚めてしまうのか。

これなんかもう、ブルUなのか若しくはブラボーの2DrH/Tなのか
ナベエさん以外にジャッジ出来るヒトがいない個体じゃないかよ。

引き取る気も再生する能力も養える財力もサラサラ無いだけに
好奇心を満たす以外に使い途皆無な役立たずのきつねアンテナ。


HV.jpg


これほどゲスでやさぐれた野次馬根性も無かろうに・・・と。

かつて鼻にも掛けなかったくせに今さら可愛く思えてしまう
サニー・キャブの野仏など拝んじゃったりする次第ですが。

※赤帽サンバーを挟んで並ぶ現行エブリィと比べてみてね。
 この大きさで1200ccだから、いま乗ってもよく走ると思うよ。


否、来た。最後に来た。神々し過ぎて後光すら射して見えた。


HT.jpg


おそらく旧車マニア風味の自意識高い系なヒトであればあるほど
「たかがサニトラに何をワーワー騒いでいるの?」って思うよね。


過去に何度も中古車屋で見つけては見積もりを取った事がある、
自分の中にだけ意味を抱いた思い入れの深い車種だから。

そのトキメキは他者に理解されなくても仕方ないし。
また理解してもらう必要も別にないんだ。


もう現役の生き残りが少ないその「最終・改の丸目ショート」は
しかし強い生命力を宿して輝いているように見えました。


HW.jpg


岩手46ナンバーをかざしてスターシャークにスタッドレスを履き
フェンダーの裾に錆膨れを膿み始めたB122だったけれど。

そのシルエットを眺めつつ缶コーヒーを飲んでいたタイミングで
丁度大型の積載トラックを乗りつけた女性ドライバーに問うと。


明るいブラウンの長い髪をの南風になびかせ笑う彼女の返事は
「彼にとってのアレは、貴方にとっての、そのゴリラと同じです。」


シンプル過ぎるほど的を得た言葉を聞き、こちらも思わず笑顔に
なってしまいました。

モノを分かった上で背伸びせず、イイ距離を保って付き合っている。
あの積載車の運転手は間髪入れずに、ソレを見抜いていたのです。


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HZ2.jpg


某オクじゃナンボで相場ナンボのお宝だって?ふうん、おめでと。


でも思い入れや愛着とか共に暮らしてきた日々の記憶・・・ってのは
銭なんて無粋で薄っぺらなモノサシじゃ換算出来ない重みがあるんよ。

命も心も人生も、何ひとつオカネと天秤に掛ける事は許されないから。
故に半人半妖のきつねメ、古いクルマやバイクが大好きなのです。


さてはあの積載ドライバー女史・・・彼女も多分、女狐だな?(微笑)


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HZ.jpg



ここまで読んで下さった奇特な読者さんへ自身の妖怪アンテナを
測れるリトマス試験紙のような画像を、ひとつ添付しときます。

その筋を自覚しているヒトであればおそらく「ただのジープでしょ?」
と素通り出来ない要素が幾つか秘められている一枚なんですが。


キーワードは「J50/J3」か、或いは「ナロー/猫の手」「ワンテール」


これでピンと来るのは・・・うん、やっぱりナベエさんレベルか(笑)。
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ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い ゴリラ ツーリング 旧車 岩手 冬眠明け 盛岡

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プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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