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人生は時の港か、時の船か。







実は一昨日書いてUPした前記事、「思ったことを語り倒した後で
内容に見合った画像を嵌める」という新手法へとトライする為の
プロトタイプだったんですが。

いやあ・・・風呂上がりのビールの快さについうっかり「下書き」
ボタンを押し損ねたまま保存しちゃった
んだね・・・(苦笑)。


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明朝になってノーガキ全開かつ校正抜きの試作品が公表されていた
ことに気付き、そりゃもう焦るやら赤面するやら。

それでも既にお馴染みサンからと思しき「イイね!」を頂いて
いた為、添える予定だった曲をTOPに入れて活かすことに。

ということで今日のブログは「仕切り直しの日記」なんであります。


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少々アルコール・ブーストが掛かった分はまあ、照れくさくとも。

一夜を置いて読み直してみても書いたホンネに嘘は無いから、
高校生が勢いで投函したラブレターほどアブなくはないだろ、と。

そもそもナニ一つ看板背負っていない極個人的なブログなんて
タイトルに挙げるまでもなく「他愛のない独り言」だからね。


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言い訳はさておきグズる天候に終始したG/Wが明けた後も
我が街は変わらず、パッとせぬ空模様が続いております。

いかに北国と言えど、この時期の週間予報で15℃を切る
気温が並ぶのは異例のことで、バイクに乗る気になれず。

休日の朝に空を見上げては車庫を振り返り、「今日も
君たちの出番はナシだわ」と溜め息をつく次第。


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ブーツを長靴に、グローブを革手袋に換えてアジトの草取りに
精を出してみるも・・・伸びる前の草って、むしり難いのね。

抜いても抜いてもビニール袋は埋まらず、振り向いてみても
作業前とあんまり景色が変わらなくて、やり甲斐が薄い。

青空が覗いた辺りをシオに、結局ロードスターで床屋へと
出向くことに。


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ここでちょっと驚いたのが、そろそろ散髪を終えるところだった
先客さん・・・なんとハタチの頃からの悪友・Kちゃんの父君!

「おお、なんだゲタかぁ!会うのは20年ぶりぐらいかあ?」
懐かしいアダ名で呼び笑ってくれた父君は、御年75歳とか。


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Kちゃん宅へお邪魔する都度「ヤンチャな息子の友達には
珍しい、真面目な青年」としてよく可愛がってもらった。

だから、やがて真紅のユーノスや野太い単発の排気音を
轟かせるSRX-4をド金髪に染めたセミモヒカンで乗り回す
姿に変貌した際は、「グレるなよ」と心配されたもの。


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変わらず背筋の伸びた長身で手を振り去って行く父君・・・。

ワルい仲間から親しみを込め「ハゲヤスさん」と呼ばれていた
オヤジさんは、しかしオデコの拡大が止まり見事な総白髪に。

思えば俺、「あの頃」の父君と変わらない歳なんだね、もう。


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少し遅い午後に床屋を後にし、煩わしいほど伸びていた髪も
2ヵ月半ぶりのベリー・ショートへ戻った。

馴染みのオバチャン、夏場は殊更短かめに刈ってくれるから。
ルーフを開け放ったロードスターで感じる風も一層爽やかだ。

いや、ハゲヤスさんもオバチャンも既に孫が出来て久しいから
実際は「おじいちゃん」「おばあちゃん」なのだけれど。


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滝沢IC傍からR282を離れ、相の沢までユルユル延びる県道は
お気に入りのルート。

「お山の湯」跡のT字路では網張に上らず小岩井へ下るチョイス。

連休中は毎年渋滞を起こす程混みあうこのコースも、今はほぼ
他車の影を見ることが無く、レッドの際までBPを歌わせられる。

3500rpmからカムに乗り始め7000rpmを越えてもまだ回ろうとする
コイツは、こんなシチュエーションでこそ生きるのだ。


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燃焼室のカーボンもいい加減焼き尽くしたところでオトナ毛を
整えて、牧野から湖畔までの道はノンビリとクルージング。

恋しかった陽光が照らす瑞々しい若葉のトンネルについつい
笑みがこぼれ、ステアリングを握る手からも力が抜ける。

少し煤けていたプラグも気分も、リフレッシュ出来たみたいだ。


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西から東へ高く低く、濃淡様々な雲を映す水面を眺めながら。
缶コーヒーをすすりつつ、「何も変わらないのにな」って思う。

いま駆けて来たワインディングがそうである様に、お袋を彼岸へ
見送ってから20年、きつねの暮らしはほとんど変わっていない。

共に長く生活して来た可愛いとらねこが、去って行った以外には。


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メンソールの火を消しながら「俺は時の港なのかな」、と独り言。

やって来る船のような誰かと出会い、アタリマエのように過ごす。

やがて訪れる出航の時、沖へ向かう後ろ姿を見送って・・・。

愚かしいことにそこで初めて、過ぎた時の長さを悟るんだよね。

いかん、いかん。せっかく乾いたプラグが、また湿り出しそうだ。


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時の風に晒されて魂が錆び付く前に、俺も航海に出なくては。

そう、ただ待つだけの「港」ではないことを、確かめるために。

汽笛を鳴らす瞬間は目の前に迫る。旅のレシピを揃えよう。
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