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道北旅、最後の夜に。 Sapporo Night&Day ~ゆるゆる中年ぎつねは最北端を目指す 最終章~







本日のTOPには、「北海道・最後の夜編」に引っ掛けて。
今では忘れ去られたジュリーのヒット・ナンバーからひとつ。


一歩間違えばド演歌に陥りがちな世界観をハード・ボイルドな
タッチへ持って行ったのは、この頃の彼の存在感ならでは。

どこか哀しく何かを悟り、いつも色濃く引く影ゆえに少し危ない。
退廃感を抱かぬ男には、ミステリーも色気もついては来ない。

きつねが長く敬愛してやまない次元大介もポルコ・ロッソも又
「片面キザで片面不器用」という、こんな系統の漢だろう。


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それにしても主人公を演じるジュリーの、なんと妖艶なことよ。
詞の展開に応じた表情作りだけ観ても、シビれるカッコ良さ。

表現の手数が今より圧倒的に少なかったアナログ時代の方が
むしろ、エモーションに対する作り込みも熱く凝っていたのかな。

ウチのゴリラがラインオフした頃は、こんな傾奇者が許された。
当時10才だったきつねメには、理解出来る由も無かったけれど。


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「約束より少し早いけど、もうホテルのロビーまで着いてるよ!」
とシャワー浴びている最中にメールをよこした「札幌の姉貴」。

あんまり急かすとマッパでそっち行くよ?ってアケスケな返事を
送ってみれば、「私は良いけどオマワリサンも迎えに来るよ?」

流石、既に娘を三人育てて世の中に送り出したアネキは。
肝の据わりっぷりも並みじゃないんだ・・・(笑 )。


もちろん「姉貴」とは血の繋がりやらシガラミがある訳じゃなくて。


3年前の道東の際、ネットで現地住民による声を集めていた時
やりとりし始めたVTR250を駆る友人だけど、その経歴が異色。


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若い頃から結婚/出産/仕事/子育てと暮らしに追われ続けて。

最後に世へ送り出した末っ子と共に何故か旦那(二人目の!)も
巣立ち、「50歳過ぎて突然独身になったから免許取った」そう。

そんな訳で(?)、なんと某出会い系サイト!で出会った二人は
運営側の意義も立場もへったくれもない、イロケもシタゴコロも
全く枯れ切ったバイク仲間に発展した次第。


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画像は3年前の初対面の際「札幌史上最強の夜景を見せる」と
鼻息荒いアネキに連れて行ってもらったJR札幌タワーのもの。

ちなみにココ、「夜景を眺めながら用を足せるトイレ日本一」という
威張って良いんだか悪いんだかよく分からない珍スポットとか。


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「フハハ、この画像撮影だけは男子の特権!」と威張ってみせたら
「あー、『誰も入ってない』って判っていたら私も撮りに行くかもね。」


今回の冒頭動画、たぶんアネキの方が似合う。乾杯ならぬ完敗だ。


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痩せた長身で背筋シャッキリな彼女と笑顔で再会を果たしつつ、
「ミーハー上等と開き直るなら、晩御飯の前に観光地散歩しよか?」


かくして陽がとっぷり沈んだ札幌市内をエスコートしてもらう展開に。

「どうも『北海道の中心=札幌』と『日本の中心=東京』を一緒くたに
混同している道民が多いみたいでねぇ。ケタがひとつ違うのにさ。」


いやいやいやいや・・・総市民数ようやっと30万人の盛岡から
観たら、東北最大の都市・仙台よりあからさまにデカいですって!


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まずは閉庁後でも門を開放されている、旧北海道庁の庭園へ。

「アンタ山ばっかり走っている割に、ホントに花オンチなのねぇ。」
と笑う傍から、手前にある花の名前も案外アヤフヤな姉貴(笑)。

まーまー、そンぐらいアバウトな方が「らしい」ってことよ。

設計者が東京駅と同じ我が岩銀旧本店クリソツの雰囲気を
漂わせる、重厚なレンガ造りの建屋の方が俺は萌えるし。


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「ここが札幌雪祭りの会場になる、大通り公園だよ。」

「北国ならそっちこっちで『雪祭り』やるけど、100万都市の
県庁所在地ド真ん中で・・・って相当大胆だよね。」


道庁はもちろん道内大手企業本社や全国区大企業の
北海道支店が集中する、駅至近の官庁街だもんな。

「開催直前まで、雪を積んだ大型ダンプが列を成すのよ。
それはそれで壮観だわね、毎回大渋滞必須だけど。」



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「例えガッカリ遺産と揶揄されても、それ承知で観に行けば
一周回って案外悪くないかもよ。」


年々数を増し、その都度背も伸びて行くビル群に囲まれて
埋もれる様にこじんまりと佇む札幌時計台。

それでも周囲のオフィスビルが灯を消して行く中、対照的に
ライトアップされた姿はむしろ可憐で美しく映えた。

傍らの花は、今が旬のライラックだそう。そう言えば岩手で
咲いているって話は聞いたことが無いな。


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日の暮れた街を歩く人々の実に半数近くがアジアン行者!
な様子に目を丸くしつつ、狸小路まで歩いて入店したのは
ジンギスカンの店・ヤマダモンゴル。

「懐かしい!三年前の夜9:00、札幌に着いて疲れ果てて
よーやく立ち寄ったのが北海道大学の支店だったよ。」

「えっ、チェーン店なの?ここの他にもあるの?ウソ!」

「なんかココって、東京とか大阪にもあるらしいよ。」

(↑ってか黙って『初めてのフリ』しとけよ俺の馬鹿)。


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同僚の子に『予約出来て並ばずに済むジンギスカン屋』を
リサーチしたところヤマモンを推された、という姉貴。

「あの子たちも詰めが甘いわね。明日ヤキ入れてやる。」

まあまあお局様、細かいことはさておき突っつきましょうよ、
待望のジンギスカン。

「ところで、メールで勧めた稚内のドームは寄って来た?」

「妙に新しくて味気ないよね。上に登ってもサハリン見えんし。」


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「・・・?そこ、機関車の動輪置いてたでしょ?長年放置された
車体が朽ちて、最後にそれだけが残った、っていう。」

「・・・?せいぜい船しか並んでなかったよ?ただの漁港で。」

「そもそも稚内のドームは戦前に造られて、上に登れないよ?」


撮って来たデジカメの写真と合わせ、スマホの検索で「宗谷 
ドーム」と検索してみせると・・・姉貴、ビール吹かんばかりに
大爆笑。

「ナニその『てっぺんドーム』て!むしろソレ見たことないわ!
だーかーらー、『宗谷の』じゃなく『稚内の』って書いたのに!」



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ぜ ん ぜ ん  ち げ ー よ 俺  


そう、姉貴のメールに気付くべきは宗谷岬の突端ではなく
野寒布岬の先っちょだった・・・僅か30分のタイムラグやんけ。

「あ゛ー、ホンモノ明らかにコッチじゃん!」と悔しがるきつねに
残ったビールをグイッと煽り、姉貴は不敵にニヤリと笑った。


また北海道に来なきゃいけなくなったねぇ。痛恨の宿題っしょ。


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クルマの流行りも都市によって毛色が違うようで、夜の札幌では
VIPとドリ車の合いの子的な六発の爆音セダンがやたら目立つ。

その中でもひときわペタンコなヤツが・・・と振り向いて、絶句。


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なんじゃコレ・・・オーバーフェンダーやGTウイングで武装した
フェラーリなんか初めて観たよ。

「すごいねー、函館ナンバーなんだ。何てクルマなの?」
っておいおい姉さん、驚くべきはソコぢゃないでしょ(笑)。

最後に四輪を動かしたのが20年前ってな彼女の無関心ぶりは
脇に置いて、後から調べてみると「リバティ・ウォーク」という
エラいセンスを持ったショップのコンプリート車だったらしい。

乗り物不良のケを持つきつねにも、そのノリは分かるけれど。
しかしランボや跳ね馬にリベット留めのバーフェンかよ・・・。


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シャコタン轟音の90マークⅡがカッ飛んで行く深夜の繁華街を
片や小さな路面電車がトコトコと進む、不思議な街・札幌。

ガヤガヤ賑やかなジンギスカン屋のカウンターを後にして。
ひと気の引いた居酒屋で地図を広げ、しばし北海道話。


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三年前の来訪時には「今までの人生が忙し過ぎたからね。
宿の取り方もよく分かんないのよ私。」
と笑っていた姉貴。

流石にもう日帰りの範囲は走り尽してしまったそうで、最近は
一泊挟んで以前の倍に足を伸ばしているんだとか。

「少し値は張るけど、そろそろツーリングまっぷる買ったら?」

「それ、前にバイク屋で見掛けて『面白い地図があるな』って
読み始めたら、止まんなかったものね。」


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明日は遅番出勤で今から帰ってもたっぷり寝れる、という姉貴と
握手で再会を誓って地下鉄までお見送り。

実はの道中できつねメが送っていた各地の風景の写メに
刺激されたようで。

つい先日、やはり夕映えの中の利尻富士や快晴の空に並ぶ
オトンルイ風車群の写真が、ウチのスマホに届いた。


・・・そうさ、せっかく北海道に生まれて住んでいるんだもの。
「泊まり」も上手く使ってをしなけりゃ、もったいないよ。

今まで家族の為にどこへも行けなかった分、取り返さないとさ。



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翌朝、寝ぐせ全開なアタマのまま駅ド真ん前ホテルの13階から
ストーンと一階まで降りて、レストランに朝食のチケットを。


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バイキング形式のアサメシはビジホ泊のオヤクソクだけれど、
格の違いにビックリした・・・海鮮の勝手丼まであるのかよ。

既にレンタカーを返した今日は電車を乗り継ぎ帰路に就くだけ。
但し昼食を取る間合いは無いからココはガッツリ行かせてもらう。

こうして「駅至近13階建てホテルで豪華朝食付き」とか語ると
どんだけのミリオネアやねんオマエ?っとなるよねえ。


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実はきつねのレンタ北海道旅、「JRレール&ホテルパック」
というセット物企画に駅レンタカーをオプションで足していて。

コレを利用すると、ホテル一泊がオマケで付いて来るんだ。

お陰で前夜、姉さんが迎えに来た時も「10階にロビーがある
ホテルなんか初めて来たよ!」と目を丸くしていたものの。

実情は市内の夜景を一望に見渡す絶好のシチュエーションなど
用意されるワケも無く、窓の外は「向かいの部屋とコンニチワ」。


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新幹線/特急の往復料金のみで宿代が一回浮くお得プランに
多くを期待する方が間違ってる、ってハナシだわ(笑)。


※ちなみに盛岡からこのパックを利用すると、お値段4万円弱。
そこにレンタカーを3日借りて、5万3千円を少し切るぐらいか。

仮に四輪をフェリーに乗せて渡道すると往復4万は飛ぶので
(但し航路と時間を上手く組めば船内2泊分の宿代が浮く)、
この辺のバランスはなかなか上手いところを突いている。

自分は旅程の日数に限りがあるので前者を選んでいる次第。


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ちまちまビンボくさい銭勘定はさておき、帰りの特急に乗るまで
まだまだ時間に余裕があるモンで。

「朝の散歩程度に出向くなら定番はキタダイかなあ?」という
姉貴のオススメに従い、北海道大学に向かってみる。

そろそろ立ち寄るのも最後になりそうなセイコー・マートにて
すっかり馴染んだグランディアのブラックを求めて正門へ。


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ワハハ・・・訪ねてみたのはいいものの、敷地めっちゃデカ。
ココって全然思っくそ端っこの端っこじゃねーかよオイ。

我が岩手大学や県立大学の倍どころじゃ済まない広大さで
各学部を繋ぐ構内バスまで走っている程だ。

だいたい、敷地内に川が流れている大学とか在り得ないでしょ。


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十代の頃なんて相応の学力も向学心も無かったきつねメでは
ほとんど天空に浮かんでいるような手の届かないキャンパス。

でも、もしこんなところで二十歳前後の多感な時期を過ごしたら
その後の人生は全然違っちゃったりするんだろな、と感じる。

いや、北大に限らず北海道全般に言えることだけれどもね。


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むかーし読んだ漫画「動物のお医者さん」の舞台となっていた
獣医学部も覗いてみたかったものの、その建屋は遥か彼方。

テクテク歩いて行ったら、とてもじゃないけど帰りの特急には
間に合いそうもない。

どうりで広い歩道をやたらと自転車が行き交う訳だわ・・・。


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ということで、なんとズラリ中古自転車並べて売っている業者さん
まで存在するという・・・なんつう大学だよ(笑)。

乗り物とあれば何でも齧る悪食ぎつね、思わず目を皿の様にして
数十台のチャリを物色、否観察。

相場は概ね変速ナシなら3800円、変速付きなら6000円ってトコで
モノズキが目を留めるほどのシロモノは・・・シロモノは・・・


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おおっと、アブねぇアブねぇ。まだ並べ始めたばかりで値札が
貼られる前だったけれど、まかり間違うとお持ち帰りしそうな
「ちょっと良いヤツ」もラインナップされていた。

いや一瞬「ここでコレ買って北大構内を巡った後に輪行袋も
調達して」とかオトナ毛スッポ抜けた衝動が過ぎったものの。

大体にしてチャリ持ち込めるのかよ、新幹線って・・・
(はいソコ、「アジトまで宅急便で送れば?」とか言わない)


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ここまで三日がかりの別天地による旅補正が掛かりまくって
いることは抜きにしても、しかしいちいちカッチョイイ。

スラブ・ユーラシア研究センターなんて地理だか歴史なんだか
生態系なんだか、何を勉強するのか想像もつかないんだが。

名を消されたブランクもあるっていうことは、長い経緯の中で
消滅しちゃった学部もあるよ、ってことなんだべなぁ。


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国立大学なら大抵こーいう古い初期の建屋も一つぐらいは
遺されているけれど、時期が近い為か小岩井っぽい雰囲気。

この手の魅力的な古い建築物がどうも一軒二軒の規模じゃなく
残っていそうな敷地だけに、グルッと巡ってみたくもなる。


あの門前の中古チャリ買う?やっぱ買っちゃう俺?(←馬鹿)


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迫る特急の発車時間に世俗な野次馬根性を阻まれつつ、
差し当たりクラーク博士への御挨拶だけは済ませなければ。

オッサンぎつねも遅ればせながら大志を抱くよ、ソレが
何なのか不惑過ぎてもよく分かってないけど・・・こんこん。


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「サッポロの朝」を垣間見る散歩も、そろそろタイムリミット。

相変わらず旅慣れず垢抜けない大荷物をガラガラ引きずり
チェックアウトを済ませ、ガラス張りのエレベーターから
見下ろす街へと「しばしのお別れ」を・・・。


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このタイミングでこの缶のレタリングを見せるのはズルいだろ、
北海道コカコーラボトリング。

ジョージアの甘ったるいロング缶を飲むの、いつ以来だろう。

喫煙スペースを探しながら目に入る、「スーパーおおぞら」
「特急すずらん」「特急カムイ」の文字がひとつひとつ心を揺らす。


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手許に残ったチケットを握り函館へ向かう「スーパー北斗」に
乗り込んだのは、10:40。

小雨降る午後のこの駅へ降り立ったのは僅か4日前なのに、
もう10日以上も前のような気がした。

赤いヴィッツで未だ見ぬ北の果てへ海岸線を飛ばしたことも
現実だったのか幻だったのか不思議に記憶がぼやけている。


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穏やかな内浦湾の水面や、時折りアナウンスされる駅名が
「アンタはまだまだ遠い旅路の上だよ」と教えてくれるのに。

終わっちゃった、って。長く未踏だった道北を巡る旅の夢も、
或いは「北海道の海岸線を一周する」5年掛かりの目標も。

既に心から何かがストンと抜け落ちたような淋しさがあった。


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前回まではもう一度、特急に乗り換えて海峡をくぐっていた
函館には、いきなり見慣れた東北新幹線が滑り込んで来る。

正確には市街地から相当離れた「新函館北斗駅」なので。

残念ながら乗り換えに40分程の猶予があっても、大好きな
名物・ラッキーピエロのチャイニーズ・チキンバーガーや
ハセガワストアのやきとり弁当を望むことは出来なかった。


ラキピもハセストも北斗駅前に進出してくれないかな(切望)。


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まだ函館にいるのに乗り込んだ途端もう新青森に着いた様な
奇妙な感覚に浸っていると、師匠へーさんからメールの着信。

「昨日退院したよ!駅まで迎えに行くから、到着時間教えて。」


いかに南の端っことは言え、北海道を発って僅か2時間チョイで
我がホームタウンへ帰りついてしまうのは、やはり驚異的だ。

クーラーの効いたサンバーと師匠の好意をありがたく感じた
初夏らしい盛岡の黄昏をウィンドウ越しに眺めながら・・・。

「この旅を懐かしく恋しく思うのは、もう少し先のことかな」と
ボンヤリもの思う中年ぎつねなのだった


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かくしてたった四日の旅程を延々と一か月近く掛けて綴った
「春の道北レンタカー旅日記」も、これにて連載終了。


・・・実はこの後、あまりに大きな旅の余韻が全く抜けなくて
しばらくの間「思い出と現実の二重生活」みたいな暮らしを
送る羽目に陥り、贅沢な悩みにしばらく抜け殻となりました。

そのぐらい、ホッカイドーの旅って充実感が大きいんだよね。
例えロクに観光もせず、ただただ走りづめの日々であっても。

「これから秋にかけてはフェリーも宿も予約の争奪戦になる」
と耳にするけれど、それでも行ってみる価値はあるよ。


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さて、次に北の大地へ渡れるのは何時になるのかな・・・。

その日を夢見て、またシゴトも貯金も頑張らなくっちゃね。

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No title

いやあ・・・良い宿題を出されましたな(笑

と、言いつつも自分は未だ行ってませんしね・・・行きたいなあ。
JRタワー知りませんでしたよ!!コレは確かに最強ですわ・・・自分は夜景と言えば小林峠だったもので・・・。

うん、やはり北海道は良い・・・自分の職場では函館だけで十分というヒトも居るけど、函館だけじゃ北海道は語れんもの。

ナベエさんヘ。

>いやあ・・・良い宿題を出されましたな(笑
ホント、TW乗りの兄さんとダベったその目と鼻の
先にあったというのに・・・あそこまで行っといて
何故寄って来ない?何故気付かなかった俺?

もー、どんなに泣こうが嘆こうが1000km彼方。
今回の道中での「取り返しつかないポカ」では
堂々後悔全開仏恥義理第一位です世露死苦。

冗談はさておき姉貴の言う「朽ち果てて行った
機関車の残した動輪」には相当心が動きました。
最北端の末端で尽きた鉄路・・・これは、ねぇ。

>JR札幌タワー
15年前に建ったそうでナベエさんが知らないのも
無理からぬ話。
本文内の画像では、下るエレベーターから撮った
網目入りの写真の左手、際立って高いビルです。

ここの展望室は壁四面全部がガラス張りなので
札幌をグルッと360度眺めながら散歩出来て、
エレベーターを囲む内壁に沿った珈琲店も併設。

ちなみに展望室階まで上がれるエレベーターは
確か一本のみで「乗り込む前に770円取られる」
という斬新なシステムになっとりました(笑)。

姉貴曰く「その価格に見合う眺望と知っていても
札幌市民的に『恋人達の聖地』という常識が強く、
お独り様では別の意味でハードル高くてアンタが
来るまで上れなかった」のだそうです
(我々姉弟コンビでは『変人達の聖地』ですが)。

今回は快晴の最終日で少し余裕を持てたため、
北大界隈もブラついてみた訳ですが。
頭ン中で初期ドリカムの「嬉しい楽しい大好き」と
「嬉し恥ずかし朝帰り」がヘヴィロテしっ放し。
あー・・・こんな環境で育ったヒトが曲を作ると、
あーいう風に仕上がるんだなぁ・・・って。

函館は函館で、もちろんきつねメも好きです。
でもお粗末ながら道全体を眺めて回った後だと
「函館=北海道=大好き」では無いんですね。

実際行って知って感じて、もっともっと濃く深く
触れてみたいのに、面積も深さも底知れない。
本州の県にして10コ分近い広さがあるもの、
ちょっとやそっとじゃ知った顔出来ませんって。

海岸沿いという外堀から「あえて」埋めた今は
むしろ次回以降の選択の自由度が広がった。
実はそんな風に捉えているきつねメであります。
プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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