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思い描いたカタチへ・・・「お気に入り」への、ささやかな道のり。








本日はDトラ125へ再び主題を戻すため、そこに見合う一曲を
テーマに探してみたものの・・・。

未だ大して乗り込んでいないこともあってピンと来るヤツに
思い当たらず、このナンバーを「KAWASAKIな枠」で選択。

コレを聴くと旧友・アッシがZRX1200を手に入れた20年前の
ことを思い出して、ついついニヤニヤしちゃうんだ。


「過去あんなに敬遠してたハズなのに、俺、カワサキ乗りに
なっちまったよ。だってさ、『硬派のKAWASAKI』だぜ?」



ヤツを知る誰もが抱く「穏やかで誠実で理知的」ってな印象には
それまで乗り継いだHONDAがよく似合っていた。

それを誰より理解していたアイツ自身、何かひとつ殻を破った
手応えに興奮を覚えたんだろう。

これから一週間の納車待ちなんだ、と告げる電話越しの声は
珍しく心なしか上ずって聴こえたものだった。


国産四メーカーの中では、白バイ採用歴が極端に少ない
「カワサキ」を、あえて愛機に選ぶ。



それは例えば、初めて髪を染めたりリーゼントにしてみたり
ライダースの革ジャン羽織ってみたりするのに似たドキドキ。

自分がゼファー750を買った時も、アッシと同じ気分だった。
昭和男子の価値感上、ちょっと特別なことだったんだよなあ。


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平成育ちのライダーには理解してもらえないだろう思い出は
アジトの押し入れの隅っこに隠してまして・・・と。

「漢カワサキ」と呼ぶにはキュートで大人し過ぎるDトラ125を
アジトの廊下へ引き込んだ理由は、保安部品交換のため。

「空調の効いたガレージで心趣くままに愛車をカスタマイズ」
ってのは、きっと乗り物好き共通の見果てぬ夢でありますが。


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きつねの場合「理性」という名のオトナ毛を脱いでニンゲンに
化けたので、発想とか常識とかが少々トチ狂っている次第で。

上記フレーズの単語中「ガレージ」の一文を引っこ抜けるなら
別にどこでバイクいじってもイイんぢゃね?
と考えたのね。

※ 「田舎の古びた一軒家に棲む、両親ともお星さまになって久しい狐」
という特殊な条件下故のミラクル。良い子はマネしちゃダメ絶対。



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夏の薄謝に浮かれて用意したのは、フェンダーレスKITとしては
最も安価なACTIVE社の「モタード・テールSET」であります。

しかし遥か昔からヤマハSRやホンダGB等のクラシカル風味な
カスタム品としてド定番のルーカス・ランプをそのまま組むのは
きつねの癇に触ってしまう・・・だって相手はOFF車だぜ?


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「全体の印象がプラスチッキーで軽快なのにココだけクローム
メッキとか・・・そりゃ有り得ないセンスだろ」
っつうことで。

上部しか固定しないナンバー・プレートは短期間のうちにヨレヨレ
かつヘベレケになるため、そこいら辺に落ちていたアルミ板で
リフレクター・マウント兼用のバック・プレートも切り出しといて。


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手間掛けてペーパーを掛けて愛情も掛けて脱脂して、黄昏時に
ミッチャクロン塗った上から税抜198円の艶消し黒スプレー塗装。

車輪の数を問わずエンスー系マシンやカフェ・レーサーは大好物
だけれど、Dトラ125的に「そーいう要素」はむしろ邪魔なだけだ。

ルーカス・テールには逆に、樹脂っぽく安っぽく存在感を消して
もらった方が有り難いんでありますよ・・・今回の場合はね。


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そしてもうひとつ、きつねの愛車として迎え入れる上で絶対に
欠かすことの出来なかったコダワリが、チヨダのNo.180。

昭和バイクマニアの俗称では「直付けヨーロピの小型」となる
コイツこそ、`80~`90年代カワサキOFFのアイコンであります。

実は某オクでも、純正の中古品をずいぶん探したんだけれど。

実戦でコテンパンに使われるのがトレール車の宿命である故、
程度の良いコレはもう滅多に出て来ないらしいんよ(涙目)。


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「カワサキならゼッツーでもフェックスでもウインカーはヨーロピ」。

リアルタイムで「あいつとララバイ」を愛読していた世代であれば、
このきつねメの執着っぷりにも頷いてもらえるんじゃないかなぁ。

まろやかなシルエットの`60年代ルックを狙うならウインカーは72型。
FRPを多用する`70年代風のカスタムだったら92型かBMWタイプ
(カウルには初代シビックのウインカーを貼るのも定番でしたね)。

実戦型トライアラーならホンダ・ピープルのウインカーを流用するし、
原付級でクラシック仕立てなら4Lモンキー用のものを皆よく選んだ。

保安部品はスモールパーツながらも、隠れた名バイプレーヤー。
どれを選びどう取り付けるかで、マシンの雰囲気はガラリと変わる。


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高校時代、東京モーターショーで発表されたカワサキKS-1/2に
「ああ、なんて可愛いバイクなんだろう!」と、きつねは猛烈に
焦がれた・・・後年に至るまで手にする機会は無かったけれども。

だからそのずっと後に、兄貴格に当たるKLX250SRを買った時は
「やっとあのシルエットを実現出来る時が来た!」と、ときめいた。

KS系やKLXと同じ面影を宿すウインカーを今度の小さなDトラでも
再現したかったし、ソレを叶えないと思い入れを持てない気もした。


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カスタムの完成度と美しさは、何をモチーフにどう仕立てたいのか
明確なイメージを描かないと、決して綺麗なまとまりに結実しない。


今回きつねメがDトラのリア・エンドで作り込みたかったイメージは
これも長年憧れながら購入に踏み切れなかったビューエルのS1。


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当時「魔改造モンキーの拡大投影図のよう」と評されたエスワンは、
マグナ250よりも短い(!)骨格にスポーツスター1200のエンジンを
チューンして載せた、というバケモノで。

かつて延々ヘアピンが続く蔵王エコー・ラインの下りで後を追った
S1のコーナリングは傍目にも超クイックで、ドン突きまでツメてから
突然バタリクルリと寝て回るトリッキー極まりない曲がり方を見せた。

なにしろ狭角ロングストロークOHVという前時代的に重心が高い
エンジンでレースに打って出ようと試みた、無謀なメーカーだから。

そのレシピで勝利を挙げようとするなら、ディメンジョン上の戦略は
当時多分アレ以外に選択肢が無かったのだろう、と思う。


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あの破天荒な稀代のウィリー・マシンが持つ小股の切れ上がった
シルエットを、きつねは我がDトラのお尻に重ねて眺めておりました。

カッコいいオートバイのカタチを考えた上でひとつのキーとなるのは
「視覚上に於けるマスの中央集中化」

要は前後のアクスルより先のオーバーハングを極力切り詰めて
エンジン周りに重みを集中させて存在感を作る、という手法。

四輪で言えば歴代ジムニーからランチア・ストラトスに至るまで・・・
操縦性と機能美を訴えたい様な機種に採用されるデザイン。

輪っかの数を問わず全体のシルエットが締まって可愛くカッコいい
印象の乗り物は、相当な確率でこの路線を狙っているハズです。


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そんな指向性から、かつてKLX-SRに組んでみてイメチェンに
成功したフロントのショート・フェンダーも手に入れたけれど。

いざ手許に来て比べてみたら、なんと今の純正フェンダーと
変わらない寸法だったりもしました(探して買ったのに。悲)。

あの猛禽類のクチバシみたいに短く尖った精悍さの源は、
21インチホイールあってこそ・・・だったのだね。トホホ。


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ってな具合に、日本全国酷暑に炙られる世間へ背を向けて
浮世離れしたノーガキこいていると、時間も忘れて妄想突進。


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「好きなパーツを好きなバイクにポン付けしてハイ出来上がり」
で終わっちゃう程カスタマイズの道は薄っぺらくないからさ。

肝要なのは全体のバランス感覚で、「この車格にこの巾だったら
ウインカーはこの辺に付かないとカッコ悪いだろ?」
っつう塩梅。

出来るだけ脇を締めたタイトな佇まいに仕上げたいんだけれど。
でもそのままベタ付けだと収まり方がどうにも不自然で頂けない。


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フロントへ組み付けるウインカーに至ってはカッコがどうこう以前に
そもそもスペーサーを噛ませないとカウルと干渉してしまう次第。

かくして様々な厚みのゴム板や樹脂板をかき集めて台座と同寸で
切り出しては重ね、また首を傾げては嵩上げして・・・の繰り返し。

まるで重箱の如き面倒くさいこだわりは、配線結束にまで至ります。


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上の画像はきつねが大嫌いで絶対に使わない、通称「カニ端子」
(構造上、分岐元の配線まで断ちかねないギロチンだからね)。

最近は国内一流メーカーのETC機器やカーナビにまでコイツを
同梱して来るから、プロフェッショナルのデリカシーを疑いたくなる。

路面がガッタガタになる圧雪凍結期の長い北国でこんな端子を
使っていたらどんなトラブルを招くか、子供にだって分かる話さ。

きつねは逐一極力ハンダを使ったりコネクターを直管端子で
繋いでヒシチューブ被せたりするヲタクなので、手間も時間も
倍以上掛かってしまうワケです。


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・・・ということで、スペアパーツとして譲渡を予定していた
「北の師匠」クマさん、ごめんなさい・・・。

メイン・ハーネスの純正コネクターを流用したいがために、
ウインカーのケーブル残がこんなに短くなっちゃったのです。

もしも「予備部品」として活用する機会が訪れた際には、
あの手この手で配線を延長してやって下さいね(謝)。


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とかなんとか手を動かしては考え、考えている間にネジを
見失って探し、そしてまた手を動かしては首を捻って。

よーやっと思ったカタチに出来上がった頃には、とっくに
日も暮れてクッタクタにくたびれていたきつねメ。

バカだよね、たかがテール周りとウインカーを換えるのに
気付けば朝9時から19時まで掛かってた・・・って(笑)。


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でも、それでいいんです・・・これは仕事じゃないんだもの。

あー、やっぱこっちの方が良いなーっ、て納得するための
「愛車をもっと愛車にする」儀式でもあり、遊びでもあるから。

あれこれ難儀もしたけれど、出来上がった姿に報われました。


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陽光に誘われ目覚めた翌朝は未だ涼しい朝のうちにDトラを
引っ張り出して、小岩井方面までプラプラっとお散歩へ。

実は前夜、作業と片付けを終えてからスーパーへ出向いて
安酒と晩御飯を仕入れて来たんだけれど。

半額になってたテンプラ弁当がヤバかったのかなー・・・。

深夜になって突然滝汗出るわ腹が下るわ吐き気催すわで
久々にエラい目に遭ったんでございますよ。


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空調の効いた廊下でバイクいじりに励んでいたとはいえ、
ソレ以前に連日の猛暑で身体が弱っていたんだろうねぇ。

お陰でヘロヘロのクラクラだったんだけれど、ある意味
強制デトックスとなったのか、気分はスッキリ冴えてます。

いや、笑っちゃった・・・正にこーいう時のためにコイツを
手に入れたのだから・・・。


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体力が落ちていても気力が萎えていても林道へ入ってしまう
セロー、絶えず荒れた路面に揺すられ地をなぞるゴリラでは
気分転換のプチ・ツーリングに出る気になれない。

そーいう場面でも軽やかにツツーッと気持ち良く身体を運んで
くれるDトラは、ホントに優しくて楽しいのね。

地を蹴るトルク感や恍惚を呼び起こすパワーは無い反面、
それでもハンググライダーのようにフワリとスピードを乗せる
フライトの感覚は、ちゃんと持っている。


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ココロよりも、遅くない。だけど、ココロを急かすことも無い。

アハハ、気持ちいい。オートバイって、やっぱり愉しいな。

盛岡へ持って来て以降は、雨が降り出しそうな曇天下で
チョイチョイっとしか乗ってやっていなかったから。

ようやっとコイツがコイツらしく生きるシチュエーションに
連れ出せたように思えます。

奥中山界隈の高原で試乗した時の童心に帰る感覚が、
ここに来て蘇ったような実感を得ました。


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お気に入りの「ぼんかみち」で、ポケットに忍ばせていた
冷たい缶コーヒーのキャップを開けての一服を。

大した標高もないのに、まるで淀んだ夏霞みの下界とは
季節まで違うかの様な、山肌を駆け下りて届く風が快い。

エヘヘ、ちょっとコゾーっぽいテイストも入っちゃったけど
草原をバックにした「ウチのDトラ」も、カッチョいいじゃん。


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「ちょっとオカルトな話、中古ってどんな因果を背負ってるか
分かんないんですよ。俺たちがレストアの手を加えるのは
`60年代辺りのヤツが多いから、古さの分だけ尚更ね。」

「だからシフトレバーひとつ取っても、『買ってポン付け』を
避けて必ず磨いたり塗り直したり、ひと手間掛けるんです。」

「そうして一個一個自分のものにしてから、組んで行く・・・。
職人を気取る訳じゃないけど、魂を入れ替える感覚です。」


YZ5.jpg


ホンダの旧車に関しては、ブレーキドラム単体を見ただけで
適合車種を見分けるレベルの超マニアな友人・ゆーきさん。

今年のクマさん新年会で話が「曰く付きの中古」に至った時。
彼が意味ありげな微笑みを浮かべて呟いた言葉を、フッと
思い出しました。


手許に来た乗物に何かしら手を加えて、そこでストンと腑に
落ちるもの・・・って、確かにいつも在るような気がする。

流行は移り変わっても「カスタマイズ」という行為が廃れず
残っている理由は、乗り手と波長を合わせる「禊ぎ」的な
意味合いを宿しているから、なのかもしれませんね。

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テーマ : バイクのある生活
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い Dトラッカー125 カスタム

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No title

>通称「カニ端子」
そうです、これ
どんなパーツについてきても
絶対使わず即廃棄する一品・・・(笑)

ハーネスを少しカットして繋ごうなんて、とんでもない。

こんなの使われちゃぁ
かなわないから
それだけの理由で
サンバーのETCは2台とも自分で繋いだ。

おっと話がメインからそれてしまった。

Dトラ・・・いい感じで仕上がっていると思います。
センスのない自分でも良いと感じます!

走行性能に大きく影響しない部分は
よほどひどい場合を除きほとんど手をかける気さえない自分。
(それはデザインセンスがない、とわかっているから)

いつも感覚的な判断で
なんとなく「良いなぁ」あるいは「なんか変、好みじゃないなぁ」と感じて終了。

でもある程度理論的に解説してもらったので
なる程
そういう基準で見ると
ひとつの方向性がはっきり見えてくる気がする。

基準は人それぞれとは思うけれど、
納得です。

Dトラの出番(が求められるコンディション)は
自分のバイクならVANVAN200だろうか?
すっごく遅いけど
気楽で扱いやすい。
(曲がりにくいらしいけど・・・笑)

何時間かかろうが
そのものが楽しいからやっているか、
その後の仕上がりが楽しみでやっているか、
自分の目指す到達点に少しずつ近づいて、最後は納得できるから楽しいか、
何れ没頭できる時間の過ごし方なら
どんなでも、良いんじゃないでしょうか。

イーネ!

おはようございます。
こんのすけさんが拘った分、良い感じになりましたね!
僕が過去にDトラをレンタルしてみて気に入った理由・・・上手く説明出来ないですが、”ハンググライダーのようにフワリとスピードを乗せるフライトの感覚” ←この表現にあーなるほどと思わされました。
自分がレンタルしたのが北海道だったので全開しまくって悪い事したなと思ってますが(^^;) でも思い出すとやっぱりとても楽しい良いやつなんですよね。きっと岩手でも気楽に楽しめる相棒になるんじゃ無いかと思ってます♪

クマゴロウ師匠へ。

>通称「カニ端子」
みんカラ時代にも、それこそETC取付の記事の際に
この端子の件を取り上げた記憶があるんですが。
いや・・・まず返ってくるコメントがかなり見事で、
皆さんの感想がいまだに忘れられません。

あの時もベテラン勢はまず押し並べて否定的で、
慣れた北海道の兄ィは全て「スプルースでかしめ
ハンダ付け+ヒシチューブ」と断言していましたね
(四輪の補助灯には自己計算でリレーを足す程の
手練れで、冬も長い彼の地ならではのこだわり)。

逆に「免許取って最初に買ったのがNAロド」という
男の子からは、よく分かんないけどアレ使っちゃ
ヤバいんですか?ってなキョトンとしたコメントも。

ド素人が興味本位で弄り始めに使うケースなら
可愛いけれど、ディーラーとか用品量販店等の
プロスタッフが平気でアレを使っちゃう・・・って
どうなの?恥ずかしくない?と疑問に思います。

>Dトラ、及び改造のイメージやデザインなど
↑これ、語り始めると超長くてクドいですよ(笑)。

自身バイクに目覚めたのが`85年前後の事なので
例え対象となる乗り物は何でも「まずイジる」前提。
もしクルマを買ったらまずホイールとステアリングと
ホーンは変えないと自分のものにならない頃で。
相手が二輪なら「マフラー」「ナポミラ」「ヨーロピ」の
交換がオヤクソクだったわけです。

親父が購読するハイクラスなCG誌やモトライダーを
盗み読みしつつ小遣いで買ったホリデーオートとか
モトチャンプを愛読する中で、ひとつ悟りました。
「海外の名工が作ったエンスーなクルマの中にも
ダッサダサでカッコ悪い作品がある一方、田舎の
不良がイジったマシンにもCOOLなヤツがある」。

授業中ひたすらテキストの裏に乗り物のラクガキ
ばっかり描いてた(←それを見た同級生からも
リクエストや依頼が来るレベルに。笑)一方で、
放課後はスクラップ屋さんにも足繁く通ったので
各メーカー・各時代のデザインやディティールから
特徴を覚え、自分の基準が自然に出来上がった。

そんな「きつねのものさし」で眺めた時にDトラを
見て真っ先に直したくなったのが、リア周りです。
「多分デザイナーがレンダリングを描いた時点で
テールランプより下は想定していないだろう」と。

殊にEU辺りの法律がヤボな邪魔をしているのか
近年「うぜェ」と強く匂うのが、ナンバープレート。

ドゥカならモンスターやディアベルが顕著な例で、
何故わざわざこんな低いところに配置するために
(視覚上)オーバー・ボリュームなフェンダーを
リア・オーバーハングへブラ下げにゃイカンの?
って感じるわけです。

だってあの「あえて強烈にアンバランス取れてる」
ポール・スマートやMHeを送り出したドゥカティが、
自ら進んでそんな要らないもの取り付けるはずが
無いじゃないですか?・・・アレらは確信犯ですよ、
「どーせ買い手はテールランプ直下にカチ上げて
ナンバーを直付けしてくれるんだろ?」って(笑)。

ミニチュア・ドーベルマンみたいにシッポが縮まり
対照的にフロントを重く感じるようになった点は、
どうにか対処してバランスを取りたいところかな。

俺らの世代にとっての「OFF車の顔」はやっぱり
平面ガラスのヘッドライトに小さなゼッケンカウル。
フロントフェンダーも数センチ切り詰められたら、
典型的な台形フォルムを成立させられるはず、と
見込んでいるこの頃でありますよ。


ハックニー軍曹さんへ。

ハックニーさん、御返事遅くなり申し訳ないです
(丁度お泊まり勤務に当たってしまいまして)。

いやー、走るための機能部品相手でもないのに
想定の倍ぐらい手間掛かって、くたびれましたが。
でも概ね事前に考えていた通りの仕上がりになり
とってもスッキリ満足しております。

どーもこうしないと借り物感が抜けない気がしてね。

>フライトの感覚
ゴリラを直して乗り始めて以降の2年間でちょっと
悟ったことの一つですね、コレ。

抽象的な感覚の話故に、上手く語る言葉が出て
来ないんですが・・・ゴリラは「飛べない」んです。
例えるなら、ホバークラフトのようなものかなぁ。
常に地面をなぞっていて、パワーでも速度面でも
いつまでも非日常へテイクオフして行けない感じ。

セローならパタタタッと加速してエンジンで浮き、
しなやかなアシのお陰で路面からフロウ出来る。
軽飛行機みたいな印象があるんです。

スポーツスターはエンジンの力技でグイグイと
高高度へ上がれる(が、運動性能は鈍い。笑)
双発の重戦闘機ですしね。

D125は当然のことながら全体に線が細くて、
作りは割と本格的でもマジな飛行機ではない。
でも順当に回してシフトし、気付くとメーター上
けっこうなスピードに乗っている、っていう。

お散歩感の強いフィール共々、良いエンジンを
積んだウルトラライト・プレーンかな?

ずっと地面に沿って自転車の延長線上で旅を
味わいたいなら、スーパーカブで良いでしょう。
おそらくその持ち味が、今のブームの根底に
在るんだろうと思いますから。

でもきつねはもう、飛行機乗りになってしまった。
フライト感を抜きには楽しめない生き物だから、
やはり最低でもD125の性能が必要なんですね。

>全開しまくって悪い事したな
ウチのはハイカムでパワーバンドを上に振って
いるらしく、7000rpmから倍速で伸びます(笑)。
ただ、そのことでエンジンの寿命が縮みそうで
「いつまで保ってくれるかなぁ」と少々不安も。

中古車サイトに乗る個体や某オクの解体品を
眺めるに、メンテを欠かさなければ5万㌔ぐらい
ノーマルなら走りそうなんですけどね・・・。
プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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