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台風一過の休日、初めての挑戦。 ~メッキリム・バイクのタイヤ交換戦記~







昨日は「ほぼほぼ24号レプリカの台風25号来襲」というニュースを
鵜呑みにし、「じゃ床屋にでも行くか?」と丸々捨てて掛かっていた
日曜休。

ところがフタを開けてみれば25号、事前予報とは相当ズレた筋で
日本海の沖をとっとと去って行ってしまいました。


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・・・とは言え、車庫のシャッターを鳴らす突風で目覚めた朝に
いつもの床屋へ電話しても、受話器を取ってもらえる気配ナシ。

「昼を回った辺りには空模様も落ち着くでしょう」というFMの
アナウンスを信じて重い腰を上げ、カラス号ことDトラ125の
タイヤ交換を試みます。


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過去にトライしたことのある車種は、今も愛用するセローと
ゴリラ改、過去所有車のフォーゲルとズークぐらいかな。

ゼファー750との付き合いが長かった自分には「カワサキの
リアアクスルと言えばエキセン式」
のイメージが未だ強くて。

Dトラのチェーンを張った時は、この中身が分からなかった。


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いざバラしてみると、なるほどね!スイングアーム・エンドには
中子が一体で組まれてあり(写真撮り損ねた)、バラシ前後でも
チェーンの張りが変わらない仕組みに・・・ふむー、やるなぁ


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きつねンちのマシンの中では最新鋭(7年落ちですが。笑)
だけあって、ハブ・ベアリングの状態も良好です。

ホントはバラしたついでにグリス補填を目論んでいたけれど
手許に予備品のないハブ・シールに阻まれて見送りました。


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今回のテーマは、「最後までリム・プロテクターを使うこと」


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野戦修理も視野に入れているセローやら元々オンボロである
ゴリラとかズークでは、レバーをモロ挿しで使って来ました。

だって厚ぼったくてメンドくさいんだもんアレ(←本音)。

しかし程度の良いカラス号は、鉄リムのメッキもピカピカ。
出来る限りキズを入れたくないなー・・・ってワケです。


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事前にPonさんからは「これ、リムの中央が髙くて深いから
そこにしっかりビード落とせば意外とラクじゃないっか?」

との励ましを頂いていたんですが。

8インチのズークや4輪のキャロル(12インチ)よりマシだけど
やはり14インチの小径ホイールとビードが硬いダンロップの
組み合わせ、ビギナーにはメクるのが相当ツラかったっス。

チューブに穴を開けずに済んで、まず取り敢えずのひと安心。


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今回は9000km時の交換、先代タイヤは2016年末生産品で
「まだ鮮度を保った柔らかさのハズ」と踏んで挑戦しました。

次に履かせるタイヤは20週目/2018年生産なる刻印から、
初夏辺りにインドネシアより渡って来た品じゃないかなぁ・・・。

7年で現状一万キロに届いていないオドメーターを眺めると、
「これで何本目のリアタイヤなのか?」に邪推が働きます。


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♪知らなければ 気になるけど 知り過ぎれば 心が痛い♪

懐かしい小田和正の初期ナンバーが脳裡に響きつつも。

前後リムの一部分にだけ極小さな点錆の痕跡が残る事から
カラス号には「長期放置」の過去があるのでは?と推測。

きっと新車時に履いていたタイヤは摩耗ではなくヒビ割れを
起こして、今回外したものに取り替えられたのでしょう。


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初心者にとってイラッとする案件の一つがチューブの口金と
ホイールの穴、そしてタイヤの軽点を一致させること。

世知辛い日々のシガラミよろしく「彼方を立てれば此方が
立たず」
、ダイヤル式の古い金庫を連想する一幕です。


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因みに日本には脳へ高精度ベアリングを仕込まれた改造人間が
いるらしく、☆こんな気の利いたもの☆(こーいうアイテムにこそ
アファリ貼りたい)
が商品化されていたりします。

きつねメはコレ開発したヒトと握手したい、否マヂで。

・・・ってか知ってんなら事前に買っとけ、俺のバカ・・・。

絶叫すると御近所に妙なレッテルを貼られかねないため、
♪トントントントン 〇野の2㌧♪と呟きつつ振動で引き出し。


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もう両膝もろとも全力中年でタイヤのビードをリム中央の窪みへと
追い込むものの、全て嵌め終えるまでに費やした時間や体力は
セローのフロント(21インチ)比で2倍掛かったんぢゃなかろーか。


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最終的に「ええい、コイツは俺のバイクだ!責任は俺が取る!」
今回のコンセプトをかなぐり捨てて、禁断のレバー生挿しを強行。

俺、こんな整備シーンに直面する都度、つくづく思うんだよねぇ。
「お客の愛車に傷ひとつ入れずに作業する本職って尊いよな」と。

素人DIYは結局のところ、工賃節約とリスクの抱き合わせだもの。


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隣りの奥様の視線を気に掛けつつ貰いモンのコンプレッサーを
バカバカ鳴かせてパンパン!と威勢よく両ビードを上げまして。

「組み込みでチューブ噛んでいないと良いんだけどなー」って
祈りながら、油カスのこびりついたチェーンをお手入れします。


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それからスイングアーム内側やピボット周り、フェンダー内やら
チェーンガードといった、普段は手の入らないところも磨いたり。

2.0kpaのエアを突っ込んで30分経っても内圧が変わらないなら、
初心者ぎつねのタイヤ交換は無事成功!ってところでしょう。


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サイズも銘柄も全く変わらず同じだけれど、何故かカッコイイ!

タイヤを新品にしただけで不思議と少し佇まいが違って見える。

輪っかの数を問わず「そういうこと」、皆さん経験ありません?


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朝に届いた地元FMパーソナリティの言葉通りに強風が収まった
午後、お昼ご飯を求めるつもりで「ついで」のテスト・ラン。

過ぎて行った台風改・熱帯低気圧の置き土産、南風を孕んだ
田舎道の大気は想像以上に快く、ついつい距離が延びました。


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印象としては、「あれ?かなり乗り心地が硬くなったかな?」
まあコレ、ちょっと考えてみれば分かる理由なんだけれども。

押して分かるぐらいペナペナになるまで擦り減らしたタイヤに
比べたら、コンパウンドの厚みが増した新品はしなりません。

その代わりとても素直にコロコロ抵抗なく転がりスルリと寝て、
長くRの巻いたコーナーも一定角のバンクで安定しますね。


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もともときつねの心の趣く方へ逆らわず、どこまでも従順に
素のバイクライフをもたらす性格の持ち主ではあるけれど。

手を掛けた分だけ調子を上げて応える非力なオートバイって、
ハイパワー機とはまた別の愛おしさを覚えます。


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いやもうコレどうしようか・・・淡々と10月の匂いや日差しを
楽しんでいたら、食堂はおろかコンビニに入る間すら惜しくて
すっかりお昼ご飯のタイミングを逃しちゃったよ・・・(笑)。


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肉厚を増したタイヤのお陰でフラット・ダート程度ならパンクの
心配も皆無となりました。

遠回り承知で他車に急かされる国道を避け、のんびりプラプラ
並走する田舎道を探しての阿弥陀クジみたいなランブリング。

きつねメの気分はすっかり、赤トンボのソレなんでありますよ。


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イワテ×イナカミチ×ジュウガツノクウキ×ジソクゲンツキ。


自然と終始概ね法定速度のクルーズ、そこにはダイナミックさの
欠片も宿らない至ってささやかなコラボレーションなんだけれど。

こんな穏やかな味わい方もまた、オートバイ・ライフのひとつです。


LG_20181007183941280.jpg


普段遣いの四輪に、経済的な負担の少ない原付二種をプラス。

普通自動車免許で乗れるようになったら、こーいう愉しみ方も
多くのヒトに親しまれるんじゃないか・・・と思うんだけれど、ね。
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テーマ : バイクのある生活
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い Dトラッカー125 メンテナンス タイヤ交換

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プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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