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愛情あってこそ、宿り続ける精気と生気。 ~紺狐号の冬眠と、来春の車検支度と~








急遽諸々の都合で入った泊まり勤務が明けてみれば、快晴。
うたた寝から目覚めると、朝の冷え込みが嘘のような陽射し。

どうしようかボンヤリ考えるも「迷うぐらいなら」と着替えて。
まずはひとつ、洗車から始めてみることにした。


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「結局心は身体の後を、トボトボとついて行く」・・・って。
誰の言葉だったっけなぁ。

10月、潮風に晒された下北旅の帰りに百石で洗って以来か。
旅立つ前にきっちり磨いたから今日はスプレーワックスだけ。


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泊まり明けは疲れが残って気力が足りず使いものにならない
身体だけれど、まずはこれで「宿題」をひとつクリア。満足。


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翌日は月末の用足しに大半を費やす予定だったものの。


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早くから動いたこと、昨今の乾燥した空気で全身が痒くて
受診に向かった皮膚科から、休診で蹴られた関係とか。

何だかんだで昼を迎える前に、もう身体が空いてしまった。


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ちょっと気は重いけれど・・・やるか、「シャケタイ祭り」

2年に一度のソレ、オトナのレギュレーションに不都合な
あれやこれやを適合状態に合わせるアレであります。


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いや、あからさまにアナーキーなクルマではないから
(実際、オマワリサンに停められたことは一度もない)。

自分なりに現状を観察しつつ「確実にラインをくぐせる」
体制へ整える、という程度のことです。


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車検の期限は3月末。三寒四温真っ只中な早春の
気候なんて、誰も担保してくれやしないから。

凍える車庫の中、かじかむ手や強張る身体でやるよりも。
小春日和の今日、済ませちゃった方がラクに決まってる。


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「ジャッキアップし足回りのチェックも兼ねて」ならば懸案の
気になるチョイ漏れなオイル滲みは無視出来ません。

出所はカムカバー背面のクランクセンサー周辺じゃない、と
判明した以上、オイルパン界隈かクランク後端のシールか。


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実は先日のオイル交換時、整備スタッフさんがフィルターを
換える際にアンダーカバーへダラダラ撒けちゃったそうで。

念入りに洗浄してもらったけれど、未だ汚れてるんだよね。

エンジンONで油圧を掛けて暖機でオイルがユルくならないと
症状が出ないこともあり、今日のところは様子見だなぁ。


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10ヶ月頑張ってもらったクラブ・ロンシャンを裏まで洗って
日向ぼっこさせて・・・と。

しかし、クマさんちを訪ねた日なんか最高気温たった5℃!と
一か月先みたいな気候だったのに、本日はホント暖かい。


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洗剤を作ったついでに「雪の県北行き」で塩カルを纏った
けーたろーも、ザックリと洗ってあげましょう。

かつてのパターンであれば、あと半月程は好天が続いて
クリスマス前にまた一度積もるような展開なんですが。


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「長い冬への悪あがき」と判っていても、「洗う気になれる
うちが花」・・・ヨメとマシンは、永くキレイでいてくれるに
越したことないべよ?(←嫁はおろか彼女もおらんが。笑)

それにしても我ながら、不思議なホイールだなぁと思う。
単体で眺めると全く華の無い地味なデザインなんだけど。


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ハブの中心とボディのプレスラインの高さを合わせただけで
クルマ全体を精悍に引き立てる、「足元に棲む魔法遣い」。

スポークの反り方と独得なオフセットの妙味なんだろうなぁ。
一度履かせてセットアップすると浮気出来ない憎いヤツです。


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自画自賛の個性自慢はさておき、保管期間中に抜ける分を
見込んだ圧までコンプレッサーでエアを詰めようとすると。

ミョーなところから嫌な音が聴こえ、マトモに充填されません。

やっぱり「安いものは安いなり」、空気入れのゴムホースが
劣化でヒビ割れたところからエアを逃がしまくってんのね。


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買い替えてからたった3年なのに・・・と嘆きつつ騙し騙し
エアの充填と道具を全て片付け終えたら、もう日没も間近。

元々口金の精度や使い勝手も気に入らなかった物なので、
冬の間に次の品を吟味しようっと。

ともあれコレで来春は書類さえ揃えたら懇意の整備士Nさんへ
ホイッと預けられる車検適合仕様となりました。


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しかし、クルマのドレスアップとかチューニングって面白い。

外観はホンの10mm上げられた車高とホイールしか変化が
ないのに、それだけでこんなダサモサい姿になるんだもの。


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勝負どころは結局、掛けたゼニと足した部品の数じゃない。
キーは「どんな佇まいを狙うか?」という、完成形の描き方。

きつねメが巷に溢れる「その手の雑誌」を買わない理由を
ソコから察してもらえたなら、幸いに思う次第でありますよ。


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その時その時でコロコロ移り替わる流行りのスタイルを追い。

結果、ブーム終焉と共に解体屋へ送られた哀れなマシンの
姿も今までずいぶんたくさん見て来ましたから・・・ね。

生気も本来の佇まいも失った「自称カスタム車」の骸よりは
車庫の隅で余生を過ごすノーマルの方がむしろ精気を宿す。

因果なモンだよね。人知を超えた謎としか説明がつかない話。


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2年前に引き取った際、エアを込めたっきり投げていたコイツ。

昭和63年の夏、最後にキックを踏まれてから一度もエンジンを
掛けられていない個体なんだけれど。

そのタイヤは何故か潰れる事もなく、未だ保っているのだから。


マサユキ兄ィの遺した愛着が、そうさせているのかなぁ・・・。
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コメント

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No title

オイルフィルター・・・アンダーパネルを外さずにこぼさないで(と、いうよりもこぼしても汚さない手立てをやる)というのは結構面倒でしょう。
タイヤ外して新聞紙で戸井を作ってやる方が汚れませんが、こんな事は量販店もDラーもやらないでしょう。

整備工場でもそういう配慮が出来ればなあ・・・と思うのです。
自分はDIYでやるので良いんですが。

インフレーターは自分も同じです。
漏れるは針は飛ぶわ、マスターとして使ってるASAHIゲージとは10%位値が違うわ・・・定期的に換えるか、高いのミシュランとかにするかですかね。

ナベエさんヘ。

本来(会社側の建て前としては)オッケーか否か
グレーゾーンな「顧客による腹下の観察」を許して
貰っている時点で、良心的な店舗だと思います。

そーいう客でそーいうクルマだから、かなぁ。
上からフェンダー越しのフィルター交換に挑むと
ブチ撒けるのがデフォなことも分かっているので
「俺がやる時は下のパネル外すんですけど・・・
着脱するボルトが無駄に多くて酷いんですよね」
とお返事したら、ピットマン氏も苦笑いでした。

フツーのクルマのオイルフィルター交換だったら
わざわざ顧客にお伝えしなくて済むぐらいの
溢し方で済む仕様なのに、って事なんだろか。

せめて二輪レーサーのカウルみたいにクイック
ファスナーで留められていたら良いのになぁ。
(自分で出来るのに手間とオイル処理箱代を
ケチッているきつねメなのでありますよ)。

>インフレーターは自分も同じです。
やっぱり化学に疎い素人目線で見ていても
規制強化のスピードに技術がついて行けて
ないなぁ・・・と近年しばしば思うんですよ。

ゴム物の劣化が早いのは硫黄使用量制限に
対する影響、シャープペンシルの芯がやたら
折れるのは鉛の使用量制限による現象。

先進国は何処もおそらく生産技術の現場と
関連リンクの薄い大臣が、自国の優位性を
取りたいがために実情無視の環境規制を
競っているんでしょうね。

その結果、短命な製品を量産して後々で
廃棄品が増えたりリサイクル費用が嵩増し
したり・・・虚しい茶番もいいトコだわ。

飽和と不景気のセットで誰も何も買おうとは
してくれない世の中だから(←それこそが
実は真のエコ。笑)結局ドコも自国の経済を
回したいだけなんだよね・・・ハァ・・・。

>マスターゲージとの差異が激しい。
ここは自分もアテにしていないポイントです!
って、マスターに据えたデジタルエアゲージも
同じ直線工具のソレなので信用ならないけど
(ロードスターとスポーツスターに常備するのは
大橋/BALで揃えています、目安として)。

さて、長いストーブリーグに入ったきつねメは
暖かな日を狙って貰い物のコンプレッサーと
周辺機器のメンテナンスでもしようかなぁ。
エアチャックも接続を繰り返すと減って来て、
空気漏れの確率を増やしてしまうからね。

No title

>生気も本来の佇まいも失った「自称カスタム車」の骸よりは
>車庫の隅で余生を過ごすノーマルの方がむしろ精気を宿す。

あーわかります、これ、不思議ですよね。
かというと時にピッカピカの盆栽よりも
走り込んだオンボロが輝いて見えたり
どこかにオーナーの思い入れが移って
それが目に見えない形で見えるのかもしれませんね

えすさんへ。

自分は愛車を「このコ」と呼ぶ、若いアニヲタさんに
多いタイプの乗り物好きとは相容れないんですが
(愛情や思い入れはあっても、女子やペットと
同列には捉えないため。マシンはマシンだから)。

えすさんも仰せの通りで、不思議なんですよね。
程度とか登録の有無とは別に「未だ息がある」
「生気が抜け落ちている」という風な雰囲気の
違いを個々に感じること、時々あるんです。

数年前、ある自動車博物館を見学した際に
「マネキン並べただけだ」と思ってしまった。
貴重な車も在ってメカニズムを観察するには
興味深かったけれど、どれも気配が無かった。

反面例えば二輪ミーティングの駐車スペースで
油と埃にまみれメッキやアルミもくすんでいる
カワサキマッハが異様な精気を放っている事も。

逆にもう鬼の如きレストアを施されたばかりな
DT-1が「さあ、これから走るよ俺!」と全身に
元気をみなぎらせている様に見えた事も。

以前、ヤマハTWを主流に「スカチューン」という
カスタム手法が一時流行ったでしょう?
路地裏に佇むそれらの多くは、何故か一様に
溜め息をついているように見えたものでした。

マシンたちにとっては不本意なスタイルだった
せいなのか、或いはその先の運命を何となく
悟っていたからなのか、疲れて見えたのです。

所有車両に対しどんな扱いをするのも持ち主の
自由ではあるけれど。
きつねメは山川健一さんが言う「ブルースを
纏ったマシン」っていう佇まいが好きですね。

過ぎた年月なりにヤレてスレて少し日焼けも
しているけれど、、手入れの跡が見られて
今にも走り出しそうなクルマやバイクが良い。

昨年「北の師匠」のところへお邪魔していた時
ウチのロードスターを見掛けた師匠の友人が
「見れば見る程、持ち主の愛を感じるんだけど
アレは誰のクルマ?」と評してくれて・・・。
事前知識ゼロな初対面での言葉だっただけに
とても嬉しかったもの。

画像のMRは`88年秋に亡くなった従兄の形見。
本家の蔵を取り壊した際、30年振りに太陽の
下へ引き出された個体なんですよ。

各部に傷みがあり、そのままキックを踏めば
ピストンリングが砕けかねない状態なのに。
ご覧の様に、奇妙に立ち姿が凛としている。
保管状況を含めて考えても、不思議です。

No title

NAロードスターのオイルフィルターは難儀しますね。
私は上からだと確実に失敗する自信(笑)がある
ので下からやってますが、万一流れたら被害を
抑えるように置いた受け皿をひっくり返すという
ボケをかましたことがあります。(←ダメすぎ)

車高とホイールの関係って面白いですよね。
ホイールデザインやオフセット、タイヤの扁平率でも
イメージが違ってきますし。
まともに走れなさそうな、ただベタベタな車高だと
逆にカッコ悪いですしね。やはり機能が感じられて
こそなんだろうなあと。
その辺をああでもないと悩むからこそ、それこそが
個性になるのでしょうね。

琢磨呂さんヘ。

>上からだと確実に失敗する自信(笑)がある
きつねは「アレは下からやるモンだ」という
刷り込みがハナからあるため、担当さんが
フェンダーに覆い被さった時から「おー!
チャレンジャー登場!」とドキドキでした
(意地悪と思われても仕方ないけれど。
しかし「下からアンダーカバー外して」と
あの場で指示する訳にもイカンし。笑)。

横置きFF用エンジンを縦向きに積み直した
弊害のひとつなのかなー、アレ。
せめて下からのアクセスを良くする工夫が
あっても良さそうな気がするんですけど。

>漏れ受けに置いた皿をひっくり返す
サンデーソングブ・・・ゴホン、サンデー
ムチャニックな我々の「皆あるある」。
バラした順番に並べて小分けしたトレイ、
何度ブチ撒けてパニクッた事か(汗)。

>車高とタイヤとホイールと。
ぶっちゃけここでもう佇まいの方向性とか
良し悪しは大方キマるんじゃないか、と。
NAやスポーツカーに限らず、例え対象が
ジムニーやハイエース、旧車でも同じ。
他のドレスアップパーツはオマケであって
「個性の味付け」程度、先の三点がまず
キマッてないと上手くまとまらないのでは。

フカリムツライチヒッパリカブリの呪文が
正義のパスワードだと妄信している内は
分かってないビギナーだなぁと思います。

フェンダーの縁がカブるギワも試した事が
あるんですが(その後遺症で左前の耳が
未だにマクれてる)、アブないんですよ。
サスのストロークがすぐに尽きるので、
特に下りの奥で巻いた複合コーナーだと
ステアリングの切り増しが効かなくなる。

静止状態でもベタシャコまでオトした時って
ネコで例えると「香箱座り」に見えちゃう。
むしろ躍動感が消えてしまうんですよね。
獲物を狙いダッシュする直前のクラウチング
スタイルをイメージして整えるのがいちばん
格好イイ、と考えているきつねメであります。

マニアの視点はさておき、ハコスカ二枚では
ナベ履きRルックが一般ウケする理由って
そこにあるんじゃないかな、と思うんだわね。