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スポーツスター乗り納めの日。 ~そしてマイナートラブル勃発の話~







今回のTOPには、改めて聴き直したら意外なぐらい記事の主題に
似合っていたので、この一曲を選んでみました。

岩手をホームとするJリーグ・サッカーチーム、グルージャ盛岡の
応援テーマなんだけど。

でもイメージにバイクやツーリングを重ねても気持ち良く鼓舞される
詞やメロディーにも受け取れて。好きです、このナンバー。


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晴れた朝は一桁前半の最低気温がデフォになりつつある、北東北。
それでも時折り20℃近い予報が出る、陽射しの愛おしい日々。

但しこれから先の気温は、間違いなく冬に向かって右肩下がり。

世間の連休が明けた日、「そろそろ潮どきか」とスポーツスター
乗り納めツーリングへ出掛けて参りました。


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散歩のつもりが極寒ツアーとなった前回の反省を生かしてガチな
冬季装備に身を固め、向かった先は御無沙汰していた田沢湖。

しかしウィンター・ジャケットとハイネックのフリースを以てしても、
襟元の中身がバンダナ一枚じゃ心許なくて。
早朝から営業のホムセンに寄ってネックウォーマーを求める一幕も

※ この朝の最低気温は1.8℃!そりゃまあ無理ないっちゃね(笑)。


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それでも肩から下の防寒対策は完全にキマリ。シールドから巻いて
頬に触れて来る風すらも凛と心地良く。

「やっぱり二輪用のウェアは値段なりの効用があるモンだ」と、今更
感心するきつねメでありました。


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いかに好天とは言え、流石に平日この気温で峠を越えるおバカは
俺ぐらいか?と思っていたら、雫石の「道の駅」でV-MAXに遭遇。

気付けば姿を消していたメガパワー機のひとつ、久々に見る現役。
オーナーは57才にしてアガリにコイツを選んだとか。しばしの談笑。

自分とは逆に秋田側から仙岩を越えて来た年輩の彼は「日が傾く
前に戻ってくる気なら天気の心配はない。悪くないはずよ。」と。


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下北半島とウニ丼の話で思いがけず盛り上がり、気付けば30分。
まあ、峠越えの気温を思えばそれもロスの内には入らないかな。

コーナー毎に標高を上げて行くR46は残る木々の葉がキラキラと
瞬いて、西行きの幸先を飾ってくれます。いいねぇ、この感じ。

しかし、いざ湖畔へと折れる交差点に来て右ウインカーが不点灯。


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いや、市街地を抜けるまでで「時折り点かない」という兆候は出て
いたんだけどね。今日はどうしても戻る気になれなかったんだ。

で、角のコメリにてトルクス付の安いラチェット・セットを手に入れ
右の集合スイッチをパカンと割ってみました。


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これ、アカンやつだわ。国産みたいにパラモロで接点が付いている
作りじゃなく、独立Assy。この場でどーにか出来るヤツじゃ無いな。

ま、しゃーない。別に「走れない」とか「調子悪い」って訳じゃないもの。
右折の数はたかが知れています。懐かしい手信号で合図すりゃOK。


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R341から左折を2度繰り返し、湖畔はレストハウスから反時計回り。
眩しい湖面のブルーが照り返す晩秋の周遊路を、ゆっくりクルーズ。

三連休明け、観光客の影がすっかり引いたガラガラの道だけれど。
朝露に湿った落ち葉を抜きにしても、今日は飛ばす気になれなくて。


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4速60km/hちょいちょいでデュロロ。だってここが「目的地」だもん。
写真を撮りたくなるシーンがあったら、気ままに傍らへ停まる感じ。

ブラウンと黄金の葉を通す白い午後の陽の光が、残る朱に時折り
スポットを当てて。軽い風に揺れて瞬くその下をかすめて走ります。


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至福。今日のこの道、この瞬間、このフィールは、自分だけのもの。

なんて贅沢な過ごし方をしているんだろう・・・返す返すも、至福。


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次の季節に向けて徐々に薄まりつつある、空の蒼と変わり行く雲。
じいっとしているとウェア越しに肌へ沁み通る、日なたの匂いとか。

こんな時間があったこと。こんな感覚を得たこと。それは次の春まで
忘れず大事に握り締めておきたい、確かな幸せの記憶。


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大切にしよう、と思うのです。これから間もなく、長い長い冬だから。

木の実を蓄える森の動物のように、煌く瞬間を取っておきたい、と。


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背後にある立派な建物の門には「幸福」を「科学」するという大層な
団体の看板が立ててあったけれど。へへっ、俺はNO THANXだな。


リクツなんか要らねー。「考えるな、感じろ」。違うかよ・・・ってさ。
だからこちとら単車転がしてンだって事だね、Mr.ブルース・リー。


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暖かな缶コーヒーをひとつ空けて、また折り返し。振り向けば聳える
秋田駒ケ岳は、早くも西向きにショールのような根雪を纏っています。


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きつねが田沢湖から足を遠ざけた理由は、退屈な「行って来い」に
陥るルート取り(一筆書きを辿ろうとすると丸一日のコースしかない)。

それから、足掛け20年経っても終わる気配が無い道路工事による、
方々での片側交互通行(←誰かオイシイ利権握ってねーかコレ?)。


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帰路は運良くスムーズに抜けて来られて、概ね見込んだ予定通りに
岩手サイドの麓まで降りることが出来ました。良かった良かった。

こうなるとついつい、いつもの「ぼんか」や裏小岩井ランブリングまで
欲張りたくなるけれど。今日に限っては、「一本桜の道」までで我慢。

それでもしかし全線観光地。地元民ならではの贅沢なコース取りで
ありますけどね・・・てへへ。


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帰宅を急いだワケの一つは、件のウインカーについて解決のヒントを
得たかったため。

遠回りで右折の度に手信号を繰り返し(笑)、主治医のモンタナさん
お邪魔した次第です。


「右スイッチが完全に死んだか?と思ったのに。左ウインカーを点けて
押してみると、ちゃんとキャンセルが利くんです。不思議なことに。」



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ここで首を捻ったマスター・I間さん。「まさか、とは思いますけど・・・
ウインカーとハザードを司るフラッシャー・モジュールがイッていれば
結構高くつきますよ?」
と、手持ちのモジュールに交換してテスト。

結果は症状変わらず。これで概ね右スイッチに原因特定されて安堵。

もちろん直ったわけじゃないけれど。「モジュールは壊れていない」と
確信出来なければ、疑心暗鬼で落ち着かない日々が続いたでしょう。


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I間さんに感謝しつつ帰路のスタンドでハイオクを満タンまで注いでから
購入して来たハーレー純正のガソリン延命剤を投入しました。


これってもしかするとどうかすると、中身はスタビルそのものかもね?


帰宅後はエンジンと駆動系がまだ温かいうちに・・・日没までに・・・と
速やかにエンジンやトランスミッションのオイル、フィルターを交換。


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それからプライマリー・チェーンの張り具合を点検。温間で6.5m/m。

一年前の調整から変化ナシ。まあ、2000kmしか走ってないもんなぁ。

※本年三月末の車検時で書類に「距離計表示23500km」の記載有。



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最後の仕上げは、ちょっとヤッツケ気味な作業になっちゃったけれど
ブローバイで汚れたK&Nのエアクリーナーを洗って、リフレッシュ。

想定外のトラブルさえ無ければ細部までガッチリと洗車してワックス
掛けてバッテリーも外して・・・が本音ですが、実は一週間前にも
磨いてあったので今回はオミット。


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そして止せばいいのに日が暮れた後、最後の悪あがきにチャレンジ。
もう一度右スイッチボックス周りをバカンと割って、修理を試みます。

 
それにしてもボックスそのものがスロットル・ワイヤーのホルダーをも
兼ねている構造の、なんとメンドくさいことよ・・・。


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ナゼ電装修理のために関係ないワイヤーの調整ナットまで緩めなきゃ
いかんのか。ここから不条理だけど、こんな例は国産車も「あるある」。

コイツ最大の問題は「ボックスをバラしても更にスイッチ・ホルダーが
ソレ単体でハンドルバーに固定されている」ってことなんだよね。


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言葉で解説しても説得力無いけど、ザックリ略せば「右の付属品を
全バラにしないと気持ち良く着脱出来ない」効率の悪い造作
です。

あれこれ横着してスイッチ単体のみ摘出してみたものの、構造自体
密閉されたAssy品でエア・プローも接点復活剤も全く効果ナシ(涙)。

そしてこれまた何故か、押したら戻すための弦巻バネだけが単体。

コレの端を所定位置に戻す作業だけで一時間掛け、指が攣るほど
頑張り続けるも・・・虚しくなってギブ・アップ。


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努力と格闘の末に得られた収穫は、スイッチ・ボックスの裏側にある
水抜きみたいな穴の存在理由がやっと分かった、ってぐらいなモン。

朝から何も食べておらず尽きてしまった体力も含めて、ここで止めて
正解だったと思います。


だってカタチだけ元に戻しても、ソレは所詮「壊れたスイッチ」だから。


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ウインカーの修理にまつわる話題は未だ未完なので、後日談として
思うところも含め、また改めて記事を書くつもりですが。

100%すっきりキッパリの乗り納め、とは行かずとも。

それでも紅葉と晩秋の澄んだ雰囲気の中で、コイツとのシーズンを
〆られたことは「良かったな」って思うんですよ。


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これからは天気予報とニラメッコしながら、一台また一台と冬眠
作業や冬支度の日々が続きます。

望み得るならばそれぞれに噛み締めながら、穏やかな今期の
終わりを味わいつつ記事にして行きたいものでありますね。


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