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モノトーンの山岳路、ホカホカ経由であちこち迷走? ~毎冬恒例・真冬の西和賀ドライブ記 後編~







今回のTOPには、ドライブ中に片手の見ずテンでデッキへ押し込んだ
古いMD(←まだしつこく使う絶滅危惧種)に入っていた一曲を。

風雪にまみれながらモノトーンの景色を突っ切り疾走する時、この
グルーヴやメロディって意外なぐらいハマるのね。

後で調べてみると発表は1999年。けーたろーと同い年だったのか。
23年も前のナンバーとは思えない鮮度に、ちょっと驚くきつねです。


・・・・・


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さて「日帰りで行く豪雪エリアドライブ」後編。手打ち蕎麦でお腹を
満たし、除雪車たちを眺めた後は・・・温泉、行くでしょ。

スキー場隣接の沢内バーデンは冬の後半にスノーシュー散歩で
立ち寄る機会がありそうだから、今回はパス。

するとこの辺りで残るチョイスは「砂ゆっこ」一択になる感じかな。


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googleさんに尋ねたところ、全国にざっと10ヶ所ぐらいある砂湯。

それぞれ施設の仕組みも流儀も違う様子なので、槻沢温泉での
体験記を書いてみようと思います。

というかきつねメはココしか入った事が無いため、全国どこでも
同じ趣向なんだとばかり思っていましたが・・・。


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以前の記憶では「時間一杯耐えられるかどうか」と言うほど熱かった
印象が強く残っているんですけど。

その後温泉ドライブによってサウナにハマり、温度耐性(?)をUPした
身体ではどう感じるのか。興味深いところです。

かなり久し振りの来訪だったので、差し当たり受付に居たオジサンに
入浴の御作法を教わり、浴衣を受け取りました。


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因みにたっぷりの昼食でお腹を満たしたきつねさん、現在の体重は
61kgジャストであります。

この時はちょうど他にお客さんが居なかったため、快く許可を頂いて
浴場の中の写真を撮る事が出来ました。


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レンズの霞みっぷりからもウェットサウナに近い室温であることが
分かって貰えるかと。

緑の枠で囲った凹みに横たわると、スタンバイしているオジサンが
両脇の熱い砂を掛けまくり、きつねを生き埋めにしてくれます(笑)。

「沢内へ向かう途中で、路肩に大型トラックが落ちていましたよ。」
「いや俺も数日前、盛岡でクルマを田圃の中に落としたんだわ。」


※ 幸い通りがかりのクロカン車がすぐ引き出してくれたそうですが。
  きつねはこの会話でフラグが立った事に未だ気付いていません


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かつてはその熱く重たい珪砂の埋没地獄にマキシマムの15分まで
耐えられず、途中でギブアップを宣言した記憶があるんですが。

前述した通り以降に「独りサウナ耐久GP」を繰り返して来たが故か。
今回はサラッと楽勝で、制限時間をクリア出来てしまいました。

「お世話様でした~!」「お気をつけて~!」と御挨拶をかわしたら、
隣りに設けられた中風呂で浴衣を脱ぎ、シャワーと入浴で砂落とし。


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そして脱衣所のすぐ脇にある「ホントのお風呂」(←?)でゆっくり
温泉に浸かる事が出来る、という豪華三段スライド入浴システム。

これが件の湯めぐり手形を差し出すと半額の600円で楽しめるの
だから、なんだか申し訳ない気持ちになったりして。

何せ(他にお客が居ない時だけだとは思うけれど)砂掛け担当の
オヤジさんとマン・ツー・マン。人件費を考えたら・・・ねぇ。


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きつねさん毎度のシークエンスである「露天風呂のデッキで涼んで
再びサウナで10分踏ん張る」行程が省かれているため、所要時間
トータル一時間弱の入浴アワーと相成った次第ですが。

タニタさんのアナログ体重計によると、ジャスト1㌔の軽量化でした。

内湯/露天/サウナの三種が揃った施設であれば二時間の滞在で
1.5kg絞る体質の自分からすると、「時間で割ったら適正値」ですな
暦の上ではディセンバー@アメ横女学園的な?←誰も知らんて)。


・・・・・・・


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岩手銀行のCMを目にする都度ココロ洗われる能年改めのんちゃん
ファンの薄汚ェ中年ぎつねさん。

但し「砂ゆっこ」で水分もろとも老廃物や角栓を洗い流してもヒネた
根性は直りませんで。県道一号へは戻らず、和賀川の対岸を南下。

目新しい風景を求めるうち、ひたすら除雪に勤しむ湯本温泉街の
アーチをくぐってしまいました。

5ナンバーサイズまでの小さく古いクルマが良く似合う、旧道風情な
鄙びた雰囲気は好きだけど。日帰りの湯ってほぼ銭湯なんだよね。


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先の見えぬコロナ禍な世情に「きっと今も全国に無数にあるだろう
こういう愛すべきマイナーな温泉街は無事なんだろか?」と。

誇り高き日陰系旅情派B級旅フリークを自認するダメ大人代表の
自分としては、内心日々気を揉んでいる次第なのでございますが。

身長のピークをとうの昔に越え後は縮むばかりな宿主さんたちが
額に汗してスノーダンブを押しまくる姿に感動と勇気を頂きました。


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怠けず人力でケチって頑張り続ければ、やがて除雪機買うお金で
アウディのクロカンぐらいは買えるのかもしれないよ?
と。

※貰ったパワーをモチベーションへ替える際に何処か不適切な
 変換から物欲へと移行してしまう、ヨコシマなきつね脳。

一面ド積雪な冬の岩手西端エリアでこんな個体を目にしてしまうと
妙にカッコ良く映るのよ。これぞジャーマン車クアトロの真骨頂。

否、どっちかってーとデカいコペンみたいな旧型TTとか3枚ドアの
旧A1の方が好みではあるんですが。ココ棲むならむしろボルボか。


・・・・・・


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そもそも中古の先代ジムニーすらも購入に二の足踏んでいるぐらい
低収入なノボせた馬鹿による戯言は、雪と一緒に脇へ寄せといて。

今年で目出度く23年落ちとなったけーたろー、通算三機目のタービン
鳴かせながら巻き上げる雪煙も勇ましく錦秋湖の畔を東へ走ります。

しっかし誰も居ねーな、R107。「砂ゆっこ」で尋ねた地元常連風味な
姉さんは「北上西インター、今なら開いてるよ」と教えてくれたのに。

って。実はこのひと言が地味にきつねを迷走へ導くスイッチとなって
いたことなど、この時は未だ知る由も無かったんでありますよ。


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国道107号線は土砂崩れで長いこと寸断されていて。その修復に
相当な時間を要する事から、代替えに秋田道を使い一区間だけ
無料運用されている次第。

北上西インター、北上西インター・・・通行止めのR107を
ここから迂回して、北上西インター。


後になって思います。「何故あの言葉を鵜吞みにしたのか」と。
ハイ、このバリケードで気付かない方がおかしかったのです。


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その無料区間。あの姉さんによるひと言で「北上西~北上間」だと
思い込んでしまいましたが。

↑実はソレって、もうひとつ西の「湯田~北上西間」だったのよ。

錦秋湖を渡る長い橋を越え除雪真っ只中の小さな集落も抜けて、
どんどん道が狭まるばかりの薄ら寒い林に入って行っても。

未だ頑なに「錦秋湖のサービスエリア辺りから多分入れるハズ」
突き進むけーたろー。


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罪なことに左手の眼下には秋田道が見えているから、なおさら。
否、温泉でノボせ思考回路がボケていたのは否定出来んけど。

インターチェンジへのアプローチで流石にコレは無いだろ、俺。

実を言うと昨秋に一度、この無料区間も利用しているんですよ。
但しそれは角館~横手と、秋田の内陸にお邪魔した帰り道でした。


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あの時は素直に「北上へ向かう場合高速に乗って下さい」的な国道の
案内表記に従って走ったため、区間の記憶が曖昧だったのねー。

折り返して件の大橋から眺めると、肉眼でも崩落した場所なんか
バッチリ分かるじゃん
・・・。何をトチ狂っていたんだ、俺わ。


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秋までのツーリングで眺めたものとはまるで違う表情を見せる
水墨画のような錦秋湖の雪景色も、一枚。

こうして改めて真冬に見ると、奥羽山脈の険しさを実感します。

確かにこの屏風の向こうとなると、積雪量は更に想像を絶する
ケタになりもするだろうなぁ・・・と。


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実際、湯田インターチェンジに入るため山脈へ向かうように西へ
逆走してみると何㌔も進まずして見る間に雪壁の嵩が増します。

怖いもの見たさで更に奥へ行ってみたくなる誘惑にかられつつ、
今日はもうタイムオーバー。

県境を越えたら、もっと遠回りのルートしか選択が無くなるもの。


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錦秋湖から西へ無駄に走る事30分。たどり着いた湯田インターじゃ
ETCゲートを塞ぎ係員と話し込むバ〇爺一名。何やってくれてんの?

せっかく無料区間なのに止む無くチケット取る方を選んじゃったじゃ
ないのさ。県庁所在地界隈だったら渋滞のタネになるぞ、爺さん。

※ 実はこの時点でも未だ頑なに「タダ乗りは北上西~北上だ」と
  信じている自分がどこかに居たらしい。


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氷点下の元とは言え、アイドリングでも2ストばりにアブラ臭い異様な
白煙を吐いていた、〇カ爺の古いハイゼット。

オイル交換の時期すら忘れているようなドライバーはそもそも高速を
走っちゃいけませんって。


こーいう手合いの御老人は決まって半クラの時間がやたら長かったり
低いギアで無闇に回転引っ張ったりするのな。もう免許返せってば。


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しかし秋田道に乗って尚「北上インターまで無料」と信じ込んだ結果
情報を理解していれば払う必要も無かった千円札を要求される俺。

おバ〇さん度合いはナントカの背比べなんだろか。明日は我が身?

いやエコだのデンキだのの波が押し寄せて、現状よりジドウシャや
単車の世界がつまんなくなったらとっととライセンス返納するけどね。


・・・・・・・・


かくして豪雪の里・西和賀を脱出し北上市へと到達したきつね氏。
残りはR4をたどるのみ、と思いきや・・・道路がぐさぐさボコボコ!

ずっと氷点下でフラットに均された西側の「噛む雪質」に慣れた後
だったため、すっかり油断していました。


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気温の上がる平地は溶けたり凍ったり積もったりを繰り返す分、
路面状況が刻一刻と変わり読めないカオス。こりゃ酷い。


おかげでナンて事のない車線変更から、唐突にカニ走りを始める
けーたろー・・・なんとそこから5~6発オツリを喰らうタコ踊り!


もう必死の力技でカウンター当てまくってしのぎ、難を逃れましたが。
けーたろーに乗り換えて13年目、ここまで挙動が暴れたのは初めて。


路肩に落ちていた大型トラックや「砂ゆっこ」のオジサンの
転落経験談、コレのために立てられたフラグだったのか・・・。



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いやー、周囲にクルマが居なくて(←後続車が驚いて引いてくれた)
良かった。無事に済んだのは己のウデではなく、単なる「運」です。

昨秋スポーツスターを転ばした時同様「路面をナメるな/過信するな」
というアラート、と受け止めなければ。マジで怖かったです。

陽が落ちて締まった花巻以降の平滑な路面にホッと安堵を覚えました。
なんぼ低μでもこの方が、タイヤの感触や車の動きを読めるもの。


・・・・・・・・・・・


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あちこち寄り道したり迷走したり200km弱の豪雪ワンデイ・ドライブ
経て、けーたろーのオドメーターはこの日13万kmを越えました

どちらも10万km超でF6Aエンジンのヘッドが参ってしまった先々代の
セルボ・モードや先代のキャロルに対し、K6Aはまだまだ絶好調。

下廻りの止まらぬ腐食はもう北国の宿命と諦める他に無いけれど。
機関の調子良さに支えられて未だ走れている事に感謝しなくちゃ。


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・・・それにしてもガソリン、また値上がりに転じましたね・・・。

27Lのタンクを満たすのに4000円フッ飛ぶのは辛いわ。トホホ。
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コメント

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No title

あー良かったー
フラグ立ってたって言うから落ちたのかと(汗

砂湯っこ、一度だけ入ったことありました。って、記事を見て思い出しました。

JADE3さんへ。

>フラグ立ってたって言うから落ちたのかと(汗
元住民のJADE3さんだったら画像で「あの辺りな?」と
お察しだろうポイント。R107からR4へ左折して上下に
うねっている界隈です。

けーたろー自体3ドアという事もあり、重心が前寄りで
テール・ハッピーな性格の持ち主ではあるんですが。
車線中央に残るトラップを警戒しつつのユルい舵角から
お尻を持って行かれたので、何がどう作用したのか一瞬
分かりませんでした。

※おそらく日に照らされた表面はザクザク溶けたものの
アスファルトのすぐ上が凍結したままだったんでしょう。
部分的にブリッジしていて地表から離れていますから。

危うく中央分離帯と歩道の段差の狭間でピンボールに
なるところ。ステアリングがロックまで切れていたら
回って餌食になっていましたね。くわばらくわばら。

>砂湯っこ、記事を見て思い出しました。
「場所が場所なら手間も手間」という感じでしょうか
(埋没時間無制限だったら更にファンが増えそう)。
これだけ特殊でありながら一時のブームで終わらせず
長寿施設として維持している点、凄いと思いません?

きつねの場合は初来訪が「当時の妹分に誘われ」と
いうキッカケだったんですが・・・。
実はその後の相談ネタが強烈にヘヴィだったお陰で
(彼女の被害と後の顛末を「実録・出〇い系〇欺」
として旧ブログに連載。反響は相当なものでした)
二度と忘れられない施設になっておる次第です。

その後もしばらく兄貴役としての付き合いは在ったの
ですが。ナンボ説いても厄災体質が直らないヒトって
居るもので、申し訳ないけれども御縁が切れました。
その一件で判った教訓は「欲目は人を狂わせる」です。

仮に百円を支払ったらソレで得られる百円分の幸せって
どの程度のモンか?大人だったら弁えなきゃいけない。
詐〇を働く側も掛けられる側も、ソコをどこか欲張って
人生ズッコケちまうんだなぁ・・・と


溺れない用心や気構えを大前提としても。慌てる余りに
掴む藁を間違える愚挙だけは避けたいモンでありますよ。