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台風一過の休日、初めての挑戦。 ~メッキリム・バイクのタイヤ交換戦記~







昨日は「ほぼほぼ24号レプリカの台風25号来襲」というニュースを
鵜呑みにし、「じゃ床屋にでも行くか?」と丸々捨てて掛かっていた
日曜休。

ところがフタを開けてみれば25号、事前予報とは相当ズレた筋で
日本海の沖をとっとと去って行ってしまいました。


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・・・とは言え、車庫のシャッターを鳴らす突風で目覚めた朝に
いつもの床屋へ電話しても、受話器を取ってもらえる気配ナシ。

「昼を回った辺りには空模様も落ち着くでしょう」というFMの
アナウンスを信じて重い腰を上げ、カラス号ことDトラ125の
タイヤ交換を試みます。


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過去にトライしたことのある車種は、今も愛用するセローと
ゴリラ改、過去所有車のフォーゲルとズークぐらいかな。

ゼファー750との付き合いが長かった自分には「カワサキの
リアアクスルと言えばエキセン式」
のイメージが未だ強くて。

Dトラのチェーンを張った時は、この中身が分からなかった。


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いざバラしてみると、なるほどね!スイングアーム・エンドには
中子が一体で組まれてあり(写真撮り損ねた)、バラシ前後でも
チェーンの張りが変わらない仕組みに・・・ふむー、やるなぁ


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きつねンちのマシンの中では最新鋭(7年落ちですが。笑)
だけあって、ハブ・ベアリングの状態も良好です。

ホントはバラしたついでにグリス補填を目論んでいたけれど
手許に予備品のないハブ・シールに阻まれて見送りました。


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今回のテーマは、「最後までリム・プロテクターを使うこと」


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野戦修理も視野に入れているセローやら元々オンボロである
ゴリラとかズークでは、レバーをモロ挿しで使って来ました。

だって厚ぼったくてメンドくさいんだもんアレ(←本音)。

しかし程度の良いカラス号は、鉄リムのメッキもピカピカ。
出来る限りキズを入れたくないなー・・・ってワケです。


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事前にPonさんからは「これ、リムの中央が髙くて深いから
そこにしっかりビード落とせば意外とラクじゃないっか?」

との励ましを頂いていたんですが。

8インチのズークや4輪のキャロル(12インチ)よりマシだけど
やはり14インチの小径ホイールとビードが硬いダンロップの
組み合わせ、ビギナーにはメクるのが相当ツラかったっス。

チューブに穴を開けずに済んで、まず取り敢えずのひと安心。


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今回は9000km時の交換、先代タイヤは2016年末生産品で
「まだ鮮度を保った柔らかさのハズ」と踏んで挑戦しました。

次に履かせるタイヤは20週目/2018年生産なる刻印から、
初夏辺りにインドネシアより渡って来た品じゃないかなぁ・・・。

7年で現状一万キロに届いていないオドメーターを眺めると、
「これで何本目のリアタイヤなのか?」に邪推が働きます。


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♪知らなければ 気になるけど 知り過ぎれば 心が痛い♪

懐かしい小田和正の初期ナンバーが脳裡に響きつつも。

前後リムの一部分にだけ極小さな点錆の痕跡が残る事から
カラス号には「長期放置」の過去があるのでは?と推測。

きっと新車時に履いていたタイヤは摩耗ではなくヒビ割れを
起こして、今回外したものに取り替えられたのでしょう。


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初心者にとってイラッとする案件の一つがチューブの口金と
ホイールの穴、そしてタイヤの軽点を一致させること。

世知辛い日々のシガラミよろしく「彼方を立てれば此方が
立たず」
、ダイヤル式の古い金庫を連想する一幕です。


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因みに日本には脳へ高精度ベアリングを仕込まれた改造人間が
いるらしく、☆こんな気の利いたもの☆(こーいうアイテムにこそ
アファリ貼りたい)
が商品化されていたりします。

きつねメはコレ開発したヒトと握手したい、否マヂで。

・・・ってか知ってんなら事前に買っとけ、俺のバカ・・・。

絶叫すると御近所に妙なレッテルを貼られかねないため、
♪トントントントン 〇野の2㌧♪と呟きつつ振動で引き出し。


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もう両膝もろとも全力中年でタイヤのビードをリム中央の窪みへと
追い込むものの、全て嵌め終えるまでに費やした時間や体力は
セローのフロント(21インチ)比で2倍掛かったんぢゃなかろーか。


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最終的に「ええい、コイツは俺のバイクだ!責任は俺が取る!」
今回のコンセプトをかなぐり捨てて、禁断のレバー生挿しを強行。

俺、こんな整備シーンに直面する都度、つくづく思うんだよねぇ。
「お客の愛車に傷ひとつ入れずに作業する本職って尊いよな」と。

素人DIYは結局のところ、工賃節約とリスクの抱き合わせだもの。


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隣りの奥様の視線を気に掛けつつ貰いモンのコンプレッサーを
バカバカ鳴かせてパンパン!と威勢よく両ビードを上げまして。

「組み込みでチューブ噛んでいないと良いんだけどなー」って
祈りながら、油カスのこびりついたチェーンをお手入れします。


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それからスイングアーム内側やピボット周り、フェンダー内やら
チェーンガードといった、普段は手の入らないところも磨いたり。

2.0kpaのエアを突っ込んで30分経っても内圧が変わらないなら、
初心者ぎつねのタイヤ交換は無事成功!ってところでしょう。


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サイズも銘柄も全く変わらず同じだけれど、何故かカッコイイ!

タイヤを新品にしただけで不思議と少し佇まいが違って見える。

輪っかの数を問わず「そういうこと」、皆さん経験ありません?


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朝に届いた地元FMパーソナリティの言葉通りに強風が収まった
午後、お昼ご飯を求めるつもりで「ついで」のテスト・ラン。

過ぎて行った台風改・熱帯低気圧の置き土産、南風を孕んだ
田舎道の大気は想像以上に快く、ついつい距離が延びました。


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印象としては、「あれ?かなり乗り心地が硬くなったかな?」
まあコレ、ちょっと考えてみれば分かる理由なんだけれども。

押して分かるぐらいペナペナになるまで擦り減らしたタイヤに
比べたら、コンパウンドの厚みが増した新品はしなりません。

その代わりとても素直にコロコロ抵抗なく転がりスルリと寝て、
長くRの巻いたコーナーも一定角のバンクで安定しますね。


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もともときつねの心の趣く方へ逆らわず、どこまでも従順に
素のバイクライフをもたらす性格の持ち主ではあるけれど。

手を掛けた分だけ調子を上げて応える非力なオートバイって、
ハイパワー機とはまた別の愛おしさを覚えます。


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いやもうコレどうしようか・・・淡々と10月の匂いや日差しを
楽しんでいたら、食堂はおろかコンビニに入る間すら惜しくて
すっかりお昼ご飯のタイミングを逃しちゃったよ・・・(笑)。


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肉厚を増したタイヤのお陰でフラット・ダート程度ならパンクの
心配も皆無となりました。

遠回り承知で他車に急かされる国道を避け、のんびりプラプラ
並走する田舎道を探しての阿弥陀クジみたいなランブリング。

きつねメの気分はすっかり、赤トンボのソレなんでありますよ。


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イワテ×イナカミチ×ジュウガツノクウキ×ジソクゲンツキ。


自然と終始概ね法定速度のクルーズ、そこにはダイナミックさの
欠片も宿らない至ってささやかなコラボレーションなんだけれど。

こんな穏やかな味わい方もまた、オートバイ・ライフのひとつです。


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普段遣いの四輪に、経済的な負担の少ない原付二種をプラス。

普通自動車免許で乗れるようになったら、こーいう愉しみ方も
多くのヒトに親しまれるんじゃないか・・・と思うんだけれど、ね。

テーマ : バイクのある生活
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い Dトラッカー125 メンテナンス タイヤ交換

草原の黄昏は束の間、風を留めて。 ~陰鬱を脱する予兆、10月最初の休日~







「なんでみんな、このタイミングかな」と溜め息つきたくなる。
そーいうことって、無いですか・・・?


折角の9月を丸々「暗澹憂鬱」に持って行かれたきつねメ。
悩みのタネはシゴトの案件だけじゃありませんでして。

いや、リミットがいずれ訪れることは分かってたんだけど。


その相手が「右がお終い・・・じゃ次は左で」とは簡単に
片付かない重さを各々帯びて、故に心のバラストになる。


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それはあの当時、ずーっと先のことだと思っていたのに。
気付けばもうそーいう歳かよ俺、と遠い目しちゃうんだわ。

澄んだ空に輪郭が浮かぶ奥羽の稜線をただ眺めていても
都合良く状況が変わったりしないから、まず悪あがき。

契約系モノは「考える」「問う」「調べる」「考える」
「また問う」
の繰り返しで、根気は要るけれど少しずつ
匍匐前進するしかないんだね。


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事務的な手続きは時間軸、ケツの決まってるヤツから。


それはオフクロを見送った後に学んだことだったっけ。


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で、喫緊の課題が実は「居間の暖房」だったという(笑)。


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ちょうど4月に入ったところで着火しなくなったのだから、
次の一手を打つまでに半年も猶予があったのにねぇ。


コレは本当「間が悪い」と言うより、単に「俺が悪い」だけ。


そうですね、夏休みの宿題は全部最終日に残しちゃう
ダメなタイプのままオトナになったヤツの典型ですね。


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きつねンちのヒーターは、アジトを建てた時に据えた
(今は亡き)SANYO製、なんとフィルター掃除以外に
ほぼノー・メンテで25年!も働いてくれた功労者。

例えば趣味のクルマやバイクを通じ常々感じている事は
電化製品にも通じるものらしく、バブル期前後のヤツは
過剰品質っぽくタフで長持ちする気がしています。


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何せ同時に購入した洗濯機も冷蔵庫も電子レンジも未だ
きつねンちじゃ故障知らずの現役だもんなぁ・・・。

それらより10歳若いエアコンの方が一昨年にダウンしたので
出来る限り自己流リフレッシュを試みた結果、一日掛かりの
苦労が報われ調子を取り戻した経緯があったんだけれど。

きつねの浅知恵絞って立ち向かっても、今回のヒーターは
蘇ることが無かった。


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「ダンナさんサァ(←俺は未だ誰のダンナにもなってないってば!)
これ基盤だわ。万が一交換品が手に入ってもこの年式じゃ
間もなくバーナーの方まで寿命を迎えちまうよ。」



アジトのガレージを一瞥するなり表情を変えた燃料屋さんの
好々爺の言葉なら、それもありふれた常套句ではあるまい。

エアコン劣化は直せても経年で加水分解したウォシュレットの
ポンプが交換出来なかった(←基盤のすぐ隣りにあるために
プライベーターへの部品供給が許されないらしい)
きつねは、
「三割引き」の声に素直に従う他に術が無かったのだ。


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3ヶ月前に手に入れた、カラス号・Dトラ125よりは安いけれど。

FF式以外のガスヒーターは需要が薄いそうで、各社まさかの
受注生産!
故に、いま発注しても設置が11月末になるのだとか。

2か月先の盛岡ともなると、放射冷却に見舞われたら氷点下。

絶好調のエアコンを駆使しても生乾きの洗濯物へ凍える朝は
流石に勘弁して下さい。 ・・・これ正に、TIME IS MONEY・・・。


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「ちきしょう、次世代ヒーターも四半世紀コキ使い倒して絶対
モトをとってやるからなーっ!」



もし昨今の骨身に染みるガソリン高騰から今季の灯油価格に
怯える日々と比べるなら、相場は同等でもガスの値段の方が
まだ安定していると思う・・・とは、師匠・へーさんの言葉。


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大震災以降エコ度が飛躍的に進化した、という昨今の電化
製品事情に、二桁出費の納得を期待する貧乏ぎつね。

「せっかくの好天を台無しにはするまい」と他の案件も午前に
済ませ、午後からカラス号と共に小岩井界隈をランブリング。


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月を跨いだ休日となったこの日は、台風24号と25号の狭間。

降雨パーセンテージ・ゼロと言い切られたぐらいスカン!と
乾いた空気に晴れ渡る青空を、どうしても活かしたかった。


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遠出を望めるほどの時間は残されていなかった都合上から
「スポーツスターの方を出してあげた方が良かったか?」
心の隅で後悔しつつ・・・「軽くて気楽」には敵わなかった。


例えば大きくて重たいオートバイは、四輪枠で同じように
大きく重いメルセデスやベントレーより更に一層の気力と
体力を要するもの、という気がする。


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単車の場合は技量とか経験値の問題ではなく「転ぶ」から。
止まれば自分の足で支える他なく、取り回しにしても同じ事。

車格とパワーに応じて扱い切るエナジーを問われるからこそ
バイクの世界は奥が深くて、長く興味が尽きないんだけどさ。


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盛岡市内では街を行く姿の人々から浮いてしまうぐらい鬱陶しく
モコついた二枚履きのデニムやジャケットだったけれど。

10月の午後の網張高原は、朝よりも増してしまった雲に時折り
日差しを遮られると思い掛けなく風が冷たく、ジャストの装備。

後はポケットに忍ばせて来たバンダナを首元に撒くだけで、
黄昏の岩手色を心行くまでじっくり楽しめるみたい。


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他所に違わず秘湯感を無粋な県条例で近年薄められちゃった
仙女の湯を今期中に楽しむつもりなら、今月までだよね。

あと一か月すればアスファルトを霜で覆われ、四輪じゃないと
ここも訪ねられなくなるか・・・と、ありね山荘の傍らから
麓へと続くペンション街までの小道を走る。


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一面を濡れ落ち葉や小枝に覆われた、つづら折れの坂道を
「手前と向こうの両方を視野に」って意識しながら駆け下りた。

至近の砂に気を取られても、視界の向こうのガードレールに
目を奪われても、やはり身体が固まってクラッシュを招くのだ。


無用で歪な意識さえ持たなかったら何となく何事も起きずに、
そのコーナーをクリア出来たかもしれないのに・・・ね。


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一筆書きのルートを優先して帰り道に選んだ先は、いつも通り
「ぼんか」の一択に行き着いてしまう。

撮影に関する技術も知識も何も持たないきつねメが撮っても、
いつも・いつでも四季折々岩手らしい景色を作ってくれる農道。

扇のように山麓に広がる牧草地で佇む姿を眺められたのは、
おそらく繁殖期か子育ての時期に当たるトンビじゃなかろうか。


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一応は肉食の猛禽類なのに、時折りピーヒョロロ♪と鳴きながら
風を読んでノンキに優雅に空を舞うトンビは、自由な憧れの鳥。

時を追う毎に便利さや法整備と引き換えにひたすら窮屈になる
ニンゲンなんかにゃ、バケるんじゃなかったなー・・・って。

ボトル缶コーヒーの蓋をキリキリ開いた瞬間、視界の隅っこを
「鳥ではない何か」が動いて掠め去って行く。


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デジカメで撮れたのは10年以上前に一度っきり、というアイツ。
あれは・・・人間になんか化けていない、ナマのホンドギツネ!

「凄い」と思った。光学粋を使い切り、ようやくデジタルズームで
捉えられたほどの距離だけれど。

賢く警戒心が強い彼らの姿を10秒も眺める機会は、滅多にない。

※ 実は林道界隈でのツキノワグマ対面より倍以上のレアケースです。


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黄昏前に狐と出会えて写真に捉えられたあの瞬間のことは、
後から思い出してもかなりの「吉兆」だった。

中年ぎつねを名乗る身の上とリンクするのか。ホンドギツネを
目にした晩からしばらくは、不思議と上昇気流が訪れるのだ。


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今はあえて「自分の選択に流されてみよう」、と思う。

どんな川であっても必ず分水嶺があって中州があって。
その水滴の一つ一つは時々に応じ流れる先を選んで行く。

自分の本音に逆らうような受け入れられないものは多分
黙っていても淘汰され望まぬ未来に至らないだろうから。


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「なんだいなんだい、バッタみたいなバイクに跨った兄やん。
それはアンタの中に棲み着いたきじねこが、ずうっと昔に
教えてくれていたことだったでしょ?もう忘れていたの?」


対面の山向こうに沈む夕陽に目を細めながら農場ねこの
美人さんはひと声、小さく高く「にゃあおん!」と鳴いた。



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まあ確かに神経質で心の器も小さいけど、その分アンタは
誰も傷つけたり道を踏み誤ったりすることは無いのだから。

持ち前の繊細さに悩む事は多くとも、胸を張って生きなさい。


それは、この世の誰よりきつねを理解していてくれた亡母が
遺して行った言葉だったから。

この歳になって恥ずかしながら改めて「自分を信じよう」って
思ったりするんです・・・「自信」って、そういうことだものね。


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さて次の指定休の天気予報を手繰ってみれば、残念ながら
先日の24号の後を追うハリケーンに直面しそうな気配濃厚。

そうなったらなったでイイ加減スリップサインが顔を覗かせた
リアタイヤの交換にでも、チャレンジしてみましょうか。

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tag : もの思い Dトラッカー125 ツーリング 冬支度 盛岡

だけど、だから、そして。  ~ 通り雨の午後、とてもささやかな奇跡 ~








今日はRainbowに因み、何かひとつ・・・と探したナンバーから。

いや、いま聴き直してみても「鬼才の掛け算」だな、って思うよ。


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きみの微笑は青空の欠片、叶わぬ願いにを掛けて欲しい。


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元彼女から届いた結婚式の招待状、回想する青春の日々。

こんなヘヴィなお題だからこそ、POPな方へ振った旋律を。


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ブルースやバラードだったら泣き言になりかねない主題を、
誰の胸にも「そんなこともあるさね」ってサラリと聴かせる。

これが、言葉とメロディでメシ喰える本職の凄さなんだ。


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シビれる詞だよな・・・失意で寝っ転がるロフトベッドの
天窓に、昔の恋人の指笛がを引いて飛ぶ
んだぜ?

明治辺りまで振り返っても、売野さん以外誰も書けないよ?


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きつねはこういうのを拾ってしまうから、ここ十年ぐらい
本を買わなくなってしまっているんだよなぁ・・・。


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レンアイから縁遠くなって多分もう既に二桁の年数を過ぎた
相当に手負いでとうに賞味期限切れなきつねメだけれど。


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見方によっては、「人生初」とか「人生史上記録更新」とか。

良くも悪くも平凡な日々の中に未だ生まれ得るのか
・・・と。


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誰もいないナイショの高原でオニギリを頬張る妖しの中年男が、
降水確率10%だったはずなのに豪雨に見舞われ嘆いた午後。


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「なーに、大丈夫サ。いまはハァ酷ぇザンザン振りだどもヨ。
まんつ絶対ェ天気雨。コーヒー飲んで待てば晴れるってサ。」



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後からよくよく考えると、まるで雨宿りする理由が見つからない。

あの農機器具会社の看板背負った、空荷な軽トラのオッサン。


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カラス号・Dトラ125が改めて教えてくれた「青空の方へ走れ」
という法則に従って見舞われた、あり得ない大雨の後に。


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きつねは見た。目前200mから立ち上がるハーフ・レインボー。
思いがけず立ち会ってしまった。

そう、生まれて初めて、の橋脚が生まれる瞬間に。


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きっと行ける、って思った。欠けた自分の至らなさと未熟さに
「未だこんなにガキなのか俺!」と眠れず過ごしたけれど。


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「純粋さを今まで手放せなかった生真面目なアンタだから」と。

天からの確かなエールを受け取れた・・・そんな気がした。


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維持費と燃費だけが取り柄、後は雨に濡れて風に晒されて。

四輪に比べたら他にナンにも勝るところがない、オートバイ。


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・・・だけど、だから・・・理論と理屈に屈しない生粋の個性が
価値を生む
のかもね。


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それにしても多様な雲たちが演出する、遠近感の鮮烈さよ。

最初から最後まで天気に翻弄され圧倒された一日だったなぁ。

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ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い セロー 通り雨

That`s CRAZY ・・・・ But , Happiness Groovin`・・・!I








冒頭で「超短信にて」と書いておきつつ長文になっちゃった
前回の反省から、今回は「発信の仕向け地」を限定して。


ホントなー・・・楽器演れるヒトに対して、これほど嫉妬を覚える
動画も滅多にない気がするんよなー
・・・。

こんな神憑りのステージに立てるなら、小学校へ入る前から
ギターとかドラムとか習わせてほしかった、って本気で思うよ。


おそらく後にも先にもこの時コッキリだっただろうミスチルと
HOTEIバンド。

フェスならではの2丁掛けが産む、圧倒的なパワーが熱い。


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もともと布袋さんオリジナル版の「POISON」にも、単気筒の
猛々しくて荒々しいビートを感じて、好きな曲だったけれど。

ワン・クランクへSRやSRXのシリンダーとピストンを2set
組んだようなパワフルなマシンが欲しい!」


この動画のコンビネーションに、そんなことを望んだかつての
自分が欲しかったフィールを感じたのだ。

日付けが変わる瞬間に銀の手錠を嵌められてうなされ続けた、
その「夢の一台」が・・・そう、今の愛機・XL1200Sだものね。


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~ 二人の出会いが 遅すぎて 悲劇を招くとしても 
愛し合う他に なにが 出来るだろう?

抱き締める度に 怖くなる 溢れ出した愛が 
お前 壊しそうで

如何にあざとい ペテン師も 自分に 嘘はつけない
狂おしい 夜のために ヒトは 生きるのだから 
~ 


30年前に産声を上げたNAロードスターと還暦間近な昨年に
出会って、その秘めた魅力に夢中になったへーさんだけど。

さんさんと降り注ぐ9月の陽光を愛機のコクピットで譲受する
我が師匠は、ブレーキングで舵を切りスロットルでコーナーを
抜けて行く快感を終始満面の笑顔で楽しんでいた。


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官能をありふれた理論でネジ伏せることはたやすいが、
しかし官能がもたらす「生の喜び」を語る言葉は何故か
少ない・・・きつねの目から見ると、ソレは歪な構図だ。

「きつねくんはさ、『カムに乗る』感覚を知っているかい?」

それはへーさんと知り合ってまだ、日が浅かった頃の問い掛け。

陽射し差す時間なら二輪で、或いは日の沈んで久しい夜ならば
チューンの手を入れたロードスターで、嫌という程知っていた。


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溢れ出したエナジーが長年の愛機たちをブレークさせないよう
気遣う分別こそ付いたけれど・・・へーさん、望めばいつでも
俺のNA8改は、サソリの尻尾を振ってみせますぜ?
(微笑)


テーマ : ひとりごと
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い ロードスター ツーリング

バイヴス上げて・・・カッ飛ばッせっっ!









今日は超短信にて、思うところをひとつ。


TOPに挙げた動画は、長い酷暑に心身とも参ってしまって
ここ2ヶ月ぐらいアップ・スパイラルに乗れずにいる自分が
日々ちょっと元気をもらっている作品なんですけど。


コレ、とにかく「青春の弾けるグルーヴ感」が鮮やかな秀作。


東北発のバンドなだけに、サビでガツン!と炸裂しちゃう
「You! 揺・らっせ らっせ らっせ らっせ!」の
こっそり込められた「ねぶたビート」も心憎く嬉しい。


視聴回数が4万台に甘んじている事すら、もどかしく思う程。


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ということで・・・田舎の場末零細ブログからひとつ提案を。


「自動二輪工業会さん、コイツに乗らない手は無いぜ?!」



スーパーカブも旅ライダーもロードレースもモトクロスも
エンデューロもトライアルもエクストリームも、全二輪
丸々巻き込んでこの曲でプロモーション動画を作ったら


・・・どうよ・・・?


現在はレシピさえ皆で持ち寄ることが出来れば、卓上で
多彩な編集もこなせる御時勢。

シーンによってはドローンまで飛ばした空撮も入れて、
各ジャンルの迫力と乗り手の笑顔をマッシュアップしたら。


アピール力抜群なイカした「BIKE TUBE」を造れるんじゃない?


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各ジャンルに立ちはだかる「らしさの壁」の高さは、もちろん
小排気量からハーレーまで愛用する自分もよく分かっている
ことなんだけれど・・・。


ここは国内のバイク・クライシスを打破するために一致団結して
「すんげぇ訴求力の動画作り」へ手を結んでみませんか?


こんなに面白くてエキサイティングな乗り物を「ジジイの嗜み」
なんて括られて未来を断つ訳には行かないでしょ・・・?


もしもソレが叶うなら、大排気量車で三陸沿岸を駆けるシーンや
セローで走る岩手の林道走行、或いは小排気量車でのんびり
黄昏の田舎道を散歩する場面なんかも、GO-PROで撮っといて
ささやかながら素材を提供出来るように感じているんだよね。


GR_2018092521435766c.jpg


世界的な二輪ブランドを四つも有する日本なのに縮小する一方な
国内市場の現状に対し、きつねはどうにか風穴を開けて欲しい!と
願っているのです。

テーマ : バイクのある生活
ジャンル : 車・バイク

tag : もの思い 自工会 二輪 動画アピール

プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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