寒がりきつねと、暑がりコイル。 ~ええまたイカれやがりましたとも~







今回のメインテーマは「スズキ」ということで、TOPにはかつて同社の
CMにも使われていた曲から、ひとつ。

きつねメは、良く知られた前期の「前略~」より後期のコッチの方が
ハードで好みなんだよね。

彼らが叫ぶ男気満点のキメ台詞、「イチもニも無く LOVEⅢ!」に
感化されたせいか、高校生の頃はよく中古を探したものです。

硬派なCMとは裏腹にアヒルっぽいスタイルのお陰で人気が無くて
運が良ければ廃車ヤードにも転がっておりました。

実は俊足で知られた後のカーナやHiと同系列のハイパワーエンジン
だったので、手に入ればJOGやDJ-1にも負けない加速を楽しめたと
思うんだけど・・・やっぱ二輪ではスズキと縁が薄いのかな、俺。


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さて、日々暮らしの友たるけーたろーさん。先日体調を崩しまして
主治医のメカニック・Nさんのガレージへ入庫しておりました。


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症状としては俗に言う「一発死んでるっぽい」ってヤツなんですが
これは3年前にも一度、7万㌔手前で同じトラブルを起こしています。

この際は「コイル死んでる」→「プラグとセットで全交換」→「しばらく
復調するも再発」→「実はタービン・ブローでオイル吸ってた」という
悪夢の三連コンボを食らっていた経緯がありまして(泣)。

今回はアイドルコントロールバルブを疑って清掃してみるも症状が
変わらず、「また副次的なトラブルを抱えていたらシンドいよな」と
あえてそれ以上いじらないで本職にお預けした次第です。


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先に結論から述べると、原因は今回もダイレクトコイルの昇天。
一個は完全におシャカで、もう一個死にかけていたのがあるそう。

初回のコイルはNL1、今回逝ったのはNL2の型番があるDENSO製。
で、Nさんが手配した日立製(DENSOへの供給元?)もまた頭部が
異なる形をしていたとのこと・・・再対策品なのかしらん。

K6Aはコイルの耐久性に難がある、ってのはよく知られた話だけれど
しかし推定2万㌔台で再交換とは・・・高価なんだよねえ、コレ・・・。


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実を言うと、一か月前に「くまさん新年会」で県北某所に出向いた際
人気のないタイトな積雪路を走り回ったのが原因だったか?という
心当たりは秘かに持っていたりします。

如何に厳冬期とは言え、数十分間過給掛けっぱなしで1~3速をフルに
使うような雪の林道走行。
これが熱に弱いダイレクトコイルには酷だったのか、帰り道で少々
アイドリング時にエンジンがブルつくようになっていましたから。


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とは言え、一旦走り出してしまえば何事もなくスムーズに加速するし
以後マフラーからオイルを吐くことも燃費が落ちることも無かったので
さして気にしていなかったんだけれど・・・。

今にして思えば、あれが「コイル昇天の兆候」だったのか。

「K6Aはコイルやタービンの他、距離が伸びて来ると『バルブの傘が
割れる』症例もあるから、気をつけて様子を見た方がいいですよ。」
とはNさんのアドバイス。


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今月/来月とロードスターやスポーツスターの車検が待っているので
このタイミングでの出費は正直痛かったけれど、でもまあ大きな
トラブルでは無かっただけでもラッキー、と考えるしかないのかな。


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さて、今回数日代車としてお借りしたのは、しばらく前のワゴンR。
当地ではちょっと珍しい、NAのFFで5M/Tという仕様であります。

以前コレと同型のFF・4A/Tに乗っていた友人・Takちゃん曰く
「圧雪の上り坂ではFFとは思えないぐらい前輪の荷重が抜けて
からきし登れない」「ブレーキのABS設定が最低で踏み加減が
コントロール出来ない」とのことだったけれど、レンタル期間中は
幸い積雪に見舞われることも無く過ごせました。


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足掛け3日・トータル100kmほど走らせてみた感想としては、
「普通に乗る分には、いろんな意味で至ってマトモなクルマ」。

非力なノンターボに大きく重いボディの組み合わせなので正直
走りっぷりに関しては全く期待していなかったんですけど・・・
フリクションロスの少ない2WDとそれに応じたギアレシオのお陰か
事前に想像していたよりは全然よく走るんですよ。

シフトフィールは驚異的に短いストロークの割に節度がないのが
ちょっとアレだけど、ギアのステップ比も適切で痛痒を感じる事なく
こっちの操作に応じた加減速が利くんであります。


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ステアリングフィールも、エアバッグ付きの重い純正を捨てたり
ラック一式をクイックなワークス用に交換したりと手を加えた末に
ようやく普通になったウチのけーたろーに比べたら、ツルシでも
まず違和感を感じない仕上がりには進化しておりました。

ドラポジに関しても、床とシート座面の位置関係はジャストで自然。
強いて言えば、大柄なきつねメの体格にシートのスライドを合わせると
ステアリングがゲンコツ半分ほど遠いので、テレスコ機能が欲しいかな。


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前回お借りしたライフ4WDの「オートマの設定がとにかく眠たい」とか
「やたらシートが低く違和感デカい」という、貸与期間中に用足し以外
どこにも出掛ける気になれなかった印象とは真逆のクルマ。

このワゴンRだったらそこそこ「気晴らしドライブに出掛けてみようか」
という気分になれます・・・但し圧雪凍結路では乗りたくないけどね。


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「圧縮高くて低回転からキビキビなノンターボも捨てがたかったな」と
同じK6Aなのにローコンプ・どっかんターボなけーたろーを引き取った
帰り道、最寄りの温泉に浸かりつつ少々もの思い。

アレは多分、重いボディを加味して低いファイナルを組んであるから
相応に走るんでしょうね。

今どきのクルマはもっと燃費重視で回転を抑える高いファイナルを
設定するから、ギリギリ絞られた燃調と併せて「かったるいクルマ」に
なってしまうんだろう・・・。

俺なら例えリッター3kmオチてもいいからアクセルに対するコール&
レスポンスが楽しい乗り味のクルマの方を選ぶけどねぇ。


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例えばラーメン食うなら、ヘルシーな代わりに薄味スカスカで印象が
後まで残らないようなヤツは、食べログで高評価を得ていたとしても
きつねメはまったくもって「食べてみたい」とは思わない。

せっかく「今日は絶対ラーメン!」と心に決めて店の暖簾をくぐるなら、
ついでにご飯も頼みたくなるぐらいなパンチの効きが欲しいもの。

うん・・・自らオートマのワゴンを選ぶのは、ラーメンの汁を飲み干す
気力がなくなった頃合いでもいいや。


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まだまだ元気の良い、走らせて楽しいマシンを選んでいたいからね。


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◎ 今日の イカしたクルマ ◎


疑り深いきつねメはコイル交換後「本当に機関関係はトラブル無し?」
と、少しまとまった距離を走ってテスト。

終始落ち着いたアイドリングと滑らかな吹け上がりを確認した末に
納得の思いで黄昏迫る郊外温泉へ寄り道(←また温泉かよ)。


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良質の湯とサウナでのぼせて湯気を立て立て駐車場へ向かうと、
片隅に珍しく「陸自のメガクルーザー」がパークしておりました。

駐屯地の傍にある関係で「陸自のパジェロ」こと73式小型トラックが
停めてあるのはしょっちゅう見掛けるのですが、「デカい方」となると
ここでは今回が初対面。


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国産ハマー/ハムビーの異名を取るだけに、間近で見るとホント
巨大ズワイガニみたいなフォルムが異様な迫力を放ちます。

ちなみに現行のナナサンもコレも、意外な事にオートマなんだよね。
確かクーラーかエアコンも標準装備だった記憶があるなぁ。

コクピットには今もJEEP時代の名残みたいなメーター・ランプとか
無骨なロータリー・スイッチが垣間見られて、心を魅かれます。


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そして変態きつねメの最強萌えポイントは、この「リダクション・ハブ!」

元々ウニモグ大好きな俺ってば、もうコレが付いてるのを見ただけで
悶え死にそうなほど喜んでしまう・・・ああ、もちろんインボードディスク
ブレーキも抱き合わせのオヤクソク・・・うーん、気絶しそう(馬鹿)。

しげしげと眺めて回れば、アンヨも四輪ダブルウィッシュボーンだもの。
もうこれだけでお腹いっぱい、なんてカッチョイイんだぞっこんLOVE!

テーマ : 車関係なんでも
ジャンル : 車・バイク

局地戦闘機と、通好みの影武者と。 ロクジュウゴマンエン、という選択肢。







うーん、やっぱり「血が騒ぐ」というか「寝た子を起こされる」というか。
とにかく文句なくカッチョいい。


「バイク以外に連想出来るマシンがあるもんかい!」と叫びたくなる
ドッカンドッカンなツーバスのビートと劇ッ早いギターも最高だけれど、
プレイする彼女たちのイキイキした表情がいい。

一瞬ギターとベースを同時に回す離れ業で沸かせるシーンからも
腕自慢ならではの「ごまかしの利かない一発勝負のステージが
たまらなく好き」というマインドが、こっちにビシバシ伝わって来る。


きつねメが彼女たちのハードナンバーを聴きたくなる時は、ちょっと
刺激的なサムシングを得た時なんでありますが・・・はてさて。


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先月のブログ更新が、なんとたったの二件!で終わっちゃったのは
「月の半ばに風邪を引いてしまったから」です。

実に四年ぶりとなる風邪・・・実感としては、微熱が引かないと足元が
地に着いていないような奇妙な浮遊感が付きまとう、ということ。

それから「鼻が詰まる=嗅覚がふさがれる」というだけで、五感が全て
鈍ってしまうということを再確認させられてしまいました。

まー、あれだ・・・クルマ走らせている時、背後から数秒眺めただけでも
「携帯片手に運転するドライバー」「イヤホンしたままチャリ乗ってる奴」
がすぐ判る、っていう根拠。

自身の行動も周囲に対する感性も、五感のひとつを奪われただけで
全部ドロップするんだよね。

モノゴトの見方が平たくなって心が動かなくなるのは、感受性とか思考が
相当にセーブされている何よりの証拠。

・・・そりゃあブログ書く気も失せますってば・・・ねぇ。


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そんな中でも薬で強制的に熱を抑え込んで出向いた先は、花巻空港の
旧ターミナルで開催された「モーターサイクル・フェスタ」。

各メーカーやショップさんの垣根を越え、限られたスペースにズラリと
並べられた「今年の新作」「今が旬の新車」をボケナスーっと眺めたり
旧知のスタッフさんたち(世間では「昔のワルいオトモダチ」とも言う)に
遅ればせながら新年のご挨拶回りをしたり。

新車買う気もカネもサラサラ無いけど、これらの要件が一箇所で済む
機会はここしかない!ってのがホンネだったりします(←こらこらっ)。


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ただ・・・今回はひとつ、エポックな出来事がありました。

きつねメにある意味「エキサイティングなセイシュンの日々」を添えて
大きな影響を与えてくれた悪友・Kちゃんの勤めるお店が、県内初の
KTM正規代理店となったこと。

ハーレーやドゥカ、BMWといった「乗らない人にも知られるブランド」に
比べると圧倒的にマイナーなメーカーなので、ピンと来ないヒトの方が
まだまだ多いと思うんですが。

「現代版スーパーセヴン」「ナンバー付きのフォーミュラマシン」として
マニアに知られる公道上の狂気・X-BOWを産んだ会社だ、と言えば
少しイメージを掴んでもらえるでしょうか。


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キャッチコピーは「Ready To Race」!・・・オーストリアって、確か
一応理知的なゲルマン民族の国だったと思うんですけど・・・。

正直ほんとガチのレース屋、オトナ毛があんまり生えてないです、
この会社。

二年前、「北の師匠」くまさんから03年モデルのDUKE640をお借りした際
つくづく思い知らされました。「やべェよこりゃ、キ印だよ。」と。

確かにキャブやマフラーを換装することで、更にスープアップしていた
個体ではありましたが・・・「軽くスリムでポジションも楽そうじゃん?」
とか見た目でナメて掛かったら、このマシンに確実に食い殺されます。


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どこの世界に160km/hからまだ加速したがる獰猛なビッグシングルを
公道向けにリリースするバカが・・・つか、まんまレーシングユニット
積んだバケモノじゃねーかよコレ・・・。

もし理性を失えば免許が無くなり、タイヤをケチれば命を取られる。

4スト単気筒としては俄かに信じ難いリッター8km!という極悪燃費と
数千キロ単位でのオーバーホールを求められるエンジンの設計は、
きつねメのインプレが決して大げさではないことを裏付けていました。

確かに数値の上では直四のリッターSSの方がハイパワーだけれど、
640の単気筒の質は「低速から溢れる滑らかなトルク」なんかない。

むしろ「クラッチ繋いだ瞬間からナマの爆発力で地面を蹴り飛ばす」
真逆の荒々しさの持ち主だったんでありますよ。

いやマジでシビれます、アレ・・・数日後、夢でうなされました(実話)。


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「柴犬のつもりがドーベルマンだった」ぐらいギャップに叩きのめされた
きつねメへ、Kちゃんの後輩であるN川くんが告げたところによると
「ええ・・・現行の690DUKEも、多少信頼性が上がったとは言えども
性格は概ね640と一緒。あまりに狂暴過ぎてビギナーに売れません」。


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しかし近年のKTM、やっぱり全然オトナ毛が生えないなりに実は別枠で
「斬新な飛び道具」を提供しております。


・・・だからよー、どこの世界に125のフレームに400積んじゃうおバカな
会社があるんだよー・・・あんまりオッサンを喜ばせてくれるなよ・・・。


「あー、小せェ方はインドだよインド。バジャジ・エンジンだからよ。」と
ヘラヘラ笑ったかと思えば、微熱で着崩れたきつねメの上着直しつつ
耳元で「そろそろウチの客にならんか?好きなんだろ?こーいうのさ。
なんなら次のロットで一台押さえといてやるぜ?」と囁くKちゃん。


いやン、耳たぶに息を吹きかけないで・・・ハンコ捺しちゃうン(アホ)。


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「1000km当たり500はオイル喰っちまうから2ストだと思ってくれ」とか。
「一万走ればタペットとバルタイが怪しくなるからカマ開けてくれ」とか。

375ccで44馬力とか圧縮比が12超えてるとか、ボア×ストロークが
89×60のショートストロークでレッド一万越えとか、スペック見ただけで
ナンバー付きとしては十分に狂気の沙汰だもんね。

空飛ぶ円盤みたいなカッコのスカートがまるっきりないピストンやら
刃物みたいに鋭利でペナッペナなクランクウェイトが目に浮かぶわ。

それを125と共用のフレームに乗せちまってんだから、そりゃアンタ
切れ味も加速も現行国産400なんかテキの内にも入らないだろうさ。

これでよく二年もメーカー保証付ける気になれるよな・・・参った。


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若かりし頃、ヤマハのSR/SRXシリーズで散々ワインディングに通い
腕を磨いた経緯があるきつねメなんでありますが。

しかし・・・その天狗の鼻を下り一発でポッキリ折っちまったマシンが
たった一台だけ、おりました。

それは鮮やかなブルー・メタリックの、スズキ・グース350。

当時ほぼほぼレーサー・レプリカのディメンジョンと謳われたソイツは
左に巻いた下りコーナーへのアプローチで、もう正にNSR250Rと同じ
ラインを描いて瞬時に姿を消してしまいました。


グース


これにはつい先日、当時の常連とバッタリ再会した際に意外な後日談を
聞かされる、というオマケがついて納得した次第なんですが。

さておき・・・きつねメが過去ヤマハ・シングルを乗り継いだ経緯も知る
件のN川くんに「最近の国産モタードとかグースに比べて、どうよ?」と
直球の質問を投げかけてみると、彼はニヤリと親指を立てました。

「インド産でも正価65万円の値はある、と思って下さって結構ですよ。
250の方だけど春には試乗車を出しますから、ぜひ味見してみては?」


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テイカロクジュウゴマンエン、コミコミハチジュウ二マンエン。

今の「扶養家族」を一台たりとも手放せないきつねメにとっては、
いくら金利ゼロパーセント・ローンという餌をブラ下げられても
当然養えるワケがございません。


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「あー、SRX600と同時所有していた主力戦闘機のゼファー750って
新車が65万円だったよね。俺はコミコミ30万の中古買ったけど。」

微熱によるクラクラなアタマで、また要らん勘定をしつつフワフワと
場内を彷徨っていると、またしてもロクジュウゴマンエンの新車と
遭遇してしまうワケですが。


あれ?いや、なんで今までコレという選択肢に気付かなかったんだ?


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たぶん懐かしい名前に先祖返りしてくれたから、目が行ったのだろう。
スズキSV650。

元々わりと小柄なボディを、マットブラックの塗色が余計に地味に
見せてしまっているけれど、そのスペックデータに目からウロコが。

この車格で車重200kgに75馬力・・・構成とコンセプトは異なるけれど
動力性能上は「かつての愛機」ゼファーと相当近い存在なんです。


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ここからは・・・そうだね、「かつて山賊のハシクレとして某街道の
トンビの末席を汚した身の、とあるオジサンから聞いた話」・・・
という前提で、語らせてもらいましょうか。


車重200kgの75馬力ってのは、凡人の腕なら案外絶妙な落としどころ。

よく耳にする「実用的で身の丈に合った使い切りの利く性能」という
インプレッションは、一見刺激に乏しく非常につまらなく響くよね?

実はそれ、ちょっと違う。ここで言う「使い切り」を実践出来る腕前の
乗り手なら「持て余しの100ps」の背後を始終突き回せる、ということ
なんだよなあ。

逆説的な視点で言うなら「100psマシンのポテンシャルを使い切って
走らせられるライダーってのは、実はそう多くないよ」ってことさ。

そのために必要とされるのは、人並み以上の動体視力と反射神経。
身の危険を察知するための第六感をも含めたシャープなセンス。

平々凡々たる普通の青年がしつこく何年も何年も同じ道に通った挙句
悟ったのは、「俺の資質ではナナハンより上の性能は扱えない」という
ひとつの結論だった。

速いマシンも良いサスも嚙むタイヤも、ぶっちゃけカネで買えますわ。
でも乗り手の資質だけは、なんぼカネ積んだって買えないんですよ。

だからオジサンは「経験」を積んでコースと愛車の挙動を覚えたのです。
それだけが、貧乏な凡人でも手に出来る唯一の武器だったのだから。

例えばの話、ギリギリ60km/hで曲がれるコーナーなら毎回きっちり
60km/hで旋回する、ということ。

65km/hで突っ込んだら命が危うくなるけれど、55km/hじゃ無駄に遅い。

そのコーナーがなぜ「60km/hなら曲がれる」と、知っているのか・・・。
それはジワジワと少しずつ少しずつアプローチの角度を変えたりして
毎回ちょっとずつ、進入速度を上げて行ったから。

でもね、ここをリッタークラスのハイパワー車で毎回60km/hカッキリとか
それ以上の速度で進入して行ける乗り手は、そうそういなかったんだよ。

もし経験の浅い身でソレをやれるとしたら、むしろ2スト250のNSRやTZR。
アレは軽い上に性能が手の内にあるから、乗っていて怖くないんだろう。


「MOTO GPライダーへの憧れ止まず」とか「一度は世界最速のマシンに
乗ってみたい」とか、そういう純粋な動機は大切だから、否定したくない。

でも、ハイパワーこそ正義、ハイパワーこそバイクの頂上だ、としか
捉えられていないなら・・・そのうち、思いがけなく地味ィで小さなヤツに
その「お金で買ったプライド」をバッサリ斬られる日が来るかもしれない。

意地悪い話だろ?・・・でもね、だからこそバイクは奥深くて面白いのさ。


ネットでは炎上騒ぎが怖くて、もう誰も武勇伝的な話が出来ない時代。
そんなわけでアンタがコレ、代わりに書いてくれないか?

いい加減15年も前の話となれば、もうそろそろ時効だろうし、さ。
ヒトならぬ化けギツネのアンタなら猶のこと、角は立たないだろうから。


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ロクジュウゴマン、ロクジュウゴマン、コミコミハチジュウマンエンナリ。

微熱の引かない身でフワフワと、なるべく車通りの少ない道を選び
30kmの道のりを戻ってくる道すがら、マイレージはオイル交換の
距離を刻んでおりました。


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11月末の交換から三か月足らずで、2500km。結構伸びたねぇ。

震災の前年に26万円で買ったけーたろー、現在足掛け7年乗って
まだまだこの先もコキ使う気満点なんでありますからね。


ロクジュウゴマンエンなんて、出さないよ?出さないんだってば!

テーマ : 新車・ニューモデル
ジャンル : 車・バイク

2月の新年会は、山中秘かに。 ~ニュートラル・マインドの理由~







今日のTOPには、先日jinさんから頂いたコメントにちなんで懐かしい
`80年代YH社のCMソングから。


今でこそ衝突安全基準が煩い中でも変わらず低いボンネットとか
端正なボディライン、縦置きエンジンを頑なに守るBMWに対して
一目置いているけれど、以前はあまり好きなメーカーじゃなかった。

ただ、特異な経緯から生まれたM1と並んで何故か6シリーズだけ
別格的に好きだったのは、このCMの刷り込みのせいかもしれない。


しかし使用曲に関してはきつねメ、実はもう少し後の稲垣潤一版と
寺尾聰版しか覚えていないんだよね・・・何でだろう?


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さておき、日差しが日々強さを増すにつれて少しずつ寒さが緩む
今日この頃ですが。

先週末はお馴染み「北の師匠」クマさんのお誘いを受けまして、
毎年恒例の新年会へと出向いて参りました。

昨年までは隣り町の某キャビンを借り切っての開催でしたが、
今回は諸事情により県北某所の温泉宿へ舞台を移しての宴。


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「きっと盛岡はもうほとんど雪がないと思うけれど、県北地方は
しばらく冷えて荒れたから、移動時間には余裕を持って来てね。」
との連絡を事前に頂いていたものの、山向こうはホントすげー。

この雪の深さは、もしかすると西和賀方面とタメ張れるかも。

但し普段の倍の移動時間を見込んで出発したものの、ちょうど祝日に
当たったこともあってか交通量が少なく、R282の流れは順調そのもの。


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チェックインの時間に対してあまりにも早く到着しちゃったので・・・
界隈の県道や林道に探りを入れて、ちょっと遊んでしまいました。

この辺は春~秋にセローでウロウロするクセが抜けないからなのか。
はたまた腹下の高いけーたろーの走破性に好奇心が疼くからなのか。


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「おほー、エンジン付きのボブスレーみたい♪」とオトナ毛抜けたまま
はしゃいでいたら、久々にオイルが焼ける臭いを嗅いでしまったのは
ナイショということで・・・時期的にも、そろそろ交換しなくちゃだね。


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ちょっと背中に汗をかいたところでお宿のパーキングへ出向くと、
正にジャストタイミングでクマさんの愛機・サンバーS/Cと御対面。

「こっちの朝はここんとこ-10℃台連発だわ、連日春先みたいな
ボタボタ重い雪が降り積もるわ、酷いモンだよォ」と嘆くクマさん。

そうこうしているうちに陸奥湾界隈から遠路はるばるやって来た
いちごさんも到着し、御挨拶もそこそこにイソイソとお宿の中へ。


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暖房の利いた室温が屋根に載った分厚い雪を解かすため、か。
軒先から地面にまで届いている巨大な氷柱(つらら)が圧巻です。

「やー、こんなの盛岡界隈じゃしばらくお目に掛かったことないわ」
と独りごちつつ、差し当たって温泉へGO・・・露天こそ無いものの
とろみのある泉質で、肌の弱いきつねにも優しい良いお湯でした。


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これまた彼方の県南からやって来た「秘宝館男子」くわさん一行や
お店を閉めてからフォレスターを駆り飛んで来たハンコさんを待ち
夕食の座敷へ。

・・・これねー、ホント写真に撮れば良かった・・・。
とにかく期せずしてメンバー全員から「おおっ!」と声が上がった程
料理が豪華で、すき焼きから刺身から山の幸まで何でもござれ。

「これならおつまみ、ナンも買って来なくて良かったね」(笑)。


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最初は忘年会としてスタートし、既に十回近く開催されている中では
かつて様々なゲストさんがいらっしゃって。
普段「身近な二輪のアニキ」としてお付き合い頂いているクマさんが
実は相当に広い交流と人脈を持つことに驚かされること度々でした。

新年会にスタイルを変えて開催時期が定まったこの頃、お馴染みの
メンバーが概ね決まって来た(仕事の関係で1月~2月が忙しいため
なかなか来られない、という方もいる)感があって。

それぞれ違う指向の二輪乗りながら、まったりと「アレってどうなの?」
「今年出るらしい○○、どんな感じなんだべ?」とかビールを重ねつつ
二輪よもやま話はあっち行ったりこっち行ったりしつつ夜も更けます。


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「税金上げられるわ手一杯だわで、そろそろ所有台数を絞らないと」
なんてクマさんと話しつつ、ホンダ旧車にめっぽう詳しい反面でKTMを
振り回すYさんの「CS90は今が狙い目かも?」なんて声には少しばかり
心が揺れる一幕も・・・いや買わないよ?もう増やせませんってば!

「CL90のシフトドラムを組めばパターンも簡単にリターンになるよ。」

だーかーらー・・・でも好きなんだよねぇ、実用車とスポーツモデルの
ギワギワなダサカッコ良さには、昔から心魅かれるものがあって。
ゴリラよりも少し高速巡行向きで、もうちょっと遠くへ散歩に行ける。

って、あれ?単に手元のXLR80をさっさと組めば済む話では?(笑)


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ウチの場合、昨年の新顔は地味で小さなZOOKだけという面もあって
さしてエキサイティングな話題を場に提供出来なかった訳ですが。

それは裏を返せば「自分の中の定番と方向性が落ち着いた」事とか
ストーブ・リーグの最中で気分的にもニュートラルな事とかが理由に
なっているんだと思います(ブログ更新の落ち方も、それ故かな)。


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皆さんと笑顔をかわし、白銀の八幡平ルートを使って独り戻る道々。

かつてのトキメキと引き換えに長年所有の道に腰が据わった経緯を
なんとなくもの思いしながら、アジトまでクルージング。

時流の中で空冷やキャブといったきつね好みのメカニズムは淘汰され。
販売台数減少に苦しみつつ環境対策に追われて仕方なく作った様な
高価な新型車か、あるいはアジア戦略車の国内販売しか出て来ない。

欧州はユーザーによるカスタマイズを否定する向きの法規が進む様で
こっち方面でもやっぱり息苦しい閉塞感が否めないわけで。


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バブル期を挟んで売れに売れた前後十年の機種の値上がり、残り香を
宿すモデルが生産中止に追い込まれた故の、昨今の最終型高騰祭り。

そして反目するように異様なほど盛り上がる、スーパーカブの人気。

過去を基準にするから愚痴ばかりになってしまうのは自分でも分かって
いるものの、やっぱり今の時流にはシックリ来ない、納得行かない。

裏を返してポジティブに考えれば、既に手持ちのお気に入りだけで十分
この先も楽しんで行ける、ということでもあるから。

それが「ニュートラル・マインド」という落とし込みに至っているのでしょう。
もちろん懐具合の薄ら寒さと感受性の鈍化も、否定はしないけれど。


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「華々しかった過去を振り返って嘆くより、今を楽しまなきゃ、さ。」

くわさんから渡された、セロー用のキャブレターセッティング・パーツ。

そう遠からず訪れるだろう予備エンジン乗せ換えの際に、ありがたく
活用させて頂きます・・・ありがとう、くわさん。

テーマ : ひとりごと
ジャンル : 車・バイク

部屋のリメイクに、思うつれづれ。 ~続・続「断捨離デイズ」~






今日は前回と対照的に、二輪的なグルーヴを持つ和楽器バンドから。


リズム隊の躍動と旋律のフローの調和が絶妙なせいなのかな・・・。
フォアには望めないビート、ツインでは得られない滑らかな伸び。

この曲を聴くときつねメは何故か無性に三気筒の単車に乗ってみたく
なるんだよね。


今年はトラのスピード・トリプルやヤマハのMT-09に試乗してみようか。


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バイクたちを寝かせて二ヶ月、北東北の長い冬もやっと折り返し。


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そろそろちょっと「乗りたい気分」が疼いてますが、空の青みとか
日差しの強さこそ少しずつ増していることを実感出来るものの。

本当のところ最高気温がプラスに届くか否か?という厳冬真っ盛り。

怒涛のアジト断捨離祭りの勢いを駆ってガレージ整備に向かいたい
という願いも、あまりの寒さでドアを開けた瞬間に萎える日々です。


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そこでここ最近は「不用品を捨てる・処分する」段階を脱したことから
部屋やリビングの片付けとレイアウトの再構築に凝っておりまして。

巣穴整備の目標は、「ビジネスホテルの個室プラスアルファ」。

というのも、ツーリングやドライブでビジホとか民宿に泊まる都度
思うんですよ。

「あー、本当はこんなモンで、十分暮らして行けるんだよねぇ」と。

ズボラな独り暮らしで物を溜め込んだ自分にはベッドとテレビ以外
何もない「清潔スッキリ感」は、新鮮で快く感じられるものでした。


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故に旅から帰りアジトの扉を開ける都度、散らかり放題の部屋に
実はいつも自己嫌悪していた次第なんでありますよ。


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そんなわけで今度は「常時使うもの」「使わないけど必要なもの」を
仕分けし、第二コンセプトとして「段ボール箱を極力視界から消す」
方向で片付けて行きます。

ここで先月クローゼットの中をザックリやっつけた効果が発揮されて
捨てられないけど当面使わないものをバンバン仕舞うことに成功。


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今回最大の仕事は、ほぼ300枚程あるCDから手元に残すものと
保存するものの区分・・・そのためだけにたっぷり半日以上を
費やす羽目に陥りました。

そんな成り行き上、洗剤に漬け洗いしたCDの具合を確かめる為に
何年も 寝かせていた四半世紀前のSANSUIを活かしたのですが。

チープな入門仕様なのに、今聴くとすげェ良い音するんだわ。


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最近だとラジカセやマイクロコンポでFMを、動画にある曲はPCで聴く
暮らしが続いていたから、いつの間にか耳が鈍化していたのかな。

まるで軽自動車からシーマやクラウンに乗り換えたような新鮮さに、
今回改めて「容量がデカい機器の底力」を見直しました。

但しリモコンは、かつて酔った挙句にタンバリン代わりに叩きまくった
お陰で 壊れていたため、慌ててヤフオクで落札(←お馬鹿過ぎ)。

既に存在しないメーカーなだけに、こういう時はほんとネット様々。


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そんな顛末は差し当たり横に置いといて、結論としては当然ながら
「ビジホ並みのスパルタンな部屋作りは逆立ちしてもムリっす。」

立って半畳寝て一畳的な修行中のお坊さんや受刑者じゃあるまいし。
年がら年中そこで暮らすためのモノは、どうしても溢れてしまいます。

ただ、そんなドタバタの中でもひとつ、悟ったことがあるんです。
「年齢なり・環境なりの価値観は部屋の作り方にも出るんだな」と。


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例えばネットの検索欄に「クルマ好きの部屋」「バイク好きの部屋」と
入力して画像を探すと、とにかくコッテコテかバブリーの二者択一。

クルマに例えるなら、前者はエアロ盛りまくって大径タイヤを噛ませ
ベタベタなシャコタンにしたドレスアップや、フルラッピングの痛車?

流行りのパーツに大枚はたいて原形をとどめないカスタムを施した
ハーレーとかビッグスクーターにも似ている気がします。

対して後者は、フェラーリやマセラッティをガラッと並べて悦に浸る
成金長者みたいな雰囲気で、それも品格的にどうなのかなー、と。


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いずれにしても貧乏性の中年ぎつね的には、居心地の悪い巣穴に
なりそうで・・・やっぱり「枯れた素の雰囲気」へ振ることにしました。

大体そのうち、置いた物の数や棚の量だけあちこちに埃が積もる。
雑巾掛けにしろ掃除機掛けにしろ、クリーンアップし辛くなるだけ。

趣味的な飾りつけも「差し色としてハイベッド下の一角のみ」と決めて、
まずはシンプルにまとめておくことに。

クルマもバイクもオンナノコも、スッピンで美しいに越したことは無い。
手を掛けた分だけ佇まいが崩れるなら、素のままの方がマシだ、と。

20台前半の頃はやっぱり「改造してあればあるほど凄くてエラい」と
思っていた自分でも、齢を経る毎にソリッドな志向へ傾くようです。


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さて、勤務明けの鈍い身体とアタマを無理やりフル回転させたお陰で
昨日の内にリビングも概ね片付いたので・・・。

今日はちょいとのんびり、温泉にでも出掛けて来ますか(←老化?)。

テーマ : 地味にコツコツやってます
ジャンル : 車・バイク

DIREZZA、7年越しの世代交代。 ~未だ遠き春を夢見て~







今日のTOPは、月末の用足しや雑用へけーたろーで走り回る午後に
たまたまFMから流れて来て、「お?」と聞き耳立ててしまった一曲を。


最初こそ「サカナクションの新曲?或いは同じプロデューサー?」と
勘ぐったものの、聴き込むとインストである以外にもノリ自体が違う。

クールでエレクトリカル、硬質に思えるほど調律されたグルーヴ。

だけどそれは、例えば川のせせらぎとか森を渡る風の音をどこかに
宿しているようにも感じられ、不思議と作為のエッジが鼻につかない。


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季節と野生を知性と理性が受け入れ、風の中へ解き放たれる感情。
これは四輪の音・・・電子制御インジェクションのスパイダー、かな。

帰宅後に検索してみると、彼らのナンバーにはAccelerationなんて
クルマ好きには少々そそられるタイトルの曲もある様子。

このドライブ感、もしかしたら「それ」を狙ったものなのかもしれない。


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「もし俺がNDロードスターのCMを請けた広告代理店の担当者なら、
この曲に十和田湖~奥入瀬~八甲田と龍泊ライン、佐井~脇ノ沢で
撮った動画を組んで『青森ロケ仕様』をプレゼンするなぁ・・・」なんて。


アバルトスパイダー 2


更に、ヒロシマ・アバルトとなった混血児の兄弟機・フィアット124で
同じシーンを走らせて撮り、ミラノの本社広報に持ち込んだとしたら。
果たして彼らの青い瞳には、どんな風に映るのだろう?・・・などと。

そんなイタズラな夢想に、氷点下の静かな夜は更けて行くのです。


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ひと昔前は、音楽を聴きつつどんなにシーンをイマジネーションしても
それを自分で実現する手段など、皆無に等しかった。

例え本職のクリエーターでも、ヘリとカメラマンをチャーターして撮り
そのフィルムをやはりプロが編集するしか製作の手立ては無かった。


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しかし今は素人でも小型カメラによるオンボードやドローンを使った
空撮を行い、手許のパソコンを使い自前編集で作り出せるような
世の中だから・・・「時代が叶えてくれる夢」は、やはりあるのだろう。


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まあ、冬の夜長へ安酒の缶と貧しい中年の浪漫を傾ける以前に
震災前年に履かせた0分山のディレッツァという現実を見ろ、と。

そんな訳で初冬に外してあったロードスターの夏タイヤの交換を
決断し、月末の用足しついでに某店へと持ち込んで来た次第で。


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サーキットスペックと思しき大改造を施された旧型コペンを愛用する
若いスタッフさんからは、「最新鋭のZⅢにも、185/60-R14の設定が
ありますよ?」とさりげなくプッシュされましたが。

その差額は四本トータル5000円・・・とても微妙な上乗せのプレミア。


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でもワインディングを楽しむレベル以上の走り方は視野に入れない
きつねメのチョイスなら、ミドル・スポーツのDZ-102で十分です。

日本製だった先代DZ-101に対し残念ながら生産国はインドネシアへ
移ってしまったものの、ネットで垣間見る限り評価は悪くない感じ。


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まだまだ4月には2年に一度の「車検」というイベントを待つ身の上の
我がおんぼろロードスターだけれど。

青味増す空に白鳥の北帰行を見送る頃、また甘やかな南風の中で
あの海を目指す日を夢見ながら・・・アジトのタイヤ・ラックに新しい
ディレッツァを仕舞う、一月の黄昏でありました。


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それにしても手頃な価格のロクマル・スポーティータイヤってホント、
選択肢が少なくなってしまいましたね。

70扁平サイズじゃないと似合わない`70年代ツインカムに、泣く泣く
エコタイヤ履かせている旧車乗りの心境・・・今になって身に染みて
味わっているきつねメなのでありますよ。

「ヨコハマのSドライブと比べて迷えるだけ、まだマシなんだよね」と。

テーマ : 車関係なんでも
ジャンル : 車・バイク

プロフィール

狐ヶ丘 紺之介

Author:狐ヶ丘 紺之介
1970年生まれの乗り物好きな中年ホンドギツネ(オス)。
クルマもバイクも好きなのに、精神構造が基本アナログ。
四輪はM/T派、二輪はキャブ派という典型的な昭和男。

ニンゲンに化けたは良いものの21世紀の流れに乗れず、
世間と森の境目辺りでひっそりブログを綴っております。

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